夏バテしてませんか?
吐き気や下痢って体力はもちろんのこと、気力も削ってしまいますよね。
そこで、少しでも症状を和らげるため、まずは食事から対策をとってみてはいかがでしょうか?
今回は、 します。
夏バテってどうしてなるの?
夏バテは、自律神経のバランスが崩れることで起こります。
自律神経というのは、体の生命活動を担っており、暑さを感じると汗を出して体温調節を行うということも行っています。
しかし、最近では夏はエアコンの良く効いた部屋で一日中を過ごし、汗をかくということをしないで過ごす人もいますよね。
快適な夏の生活を送りすぎて、少し外出しただけで夏バテをしてしまう、という人が増えてきているのです。
もちろん子どもでもそれは例外ではありません。
汗腺は3~4歳に一番発達しますので、この時期にしっかり汗をかかないと、一生夏バテしやすい身体になってしまうんです。
もし、夏バテを感じたら薬で対策、という方法もあります。
それにつきましては、こちらの記事で詳しくご紹介しております。
漢方などもありますので、是非試してみてくださいね。
吐き気や下痢・腹痛がある時にはどんな対策を取ればいいの?
夏バテが原因の吐き気や下痢・腹痛というのは、明らかに胃腸がダメージを受けている証拠です。
冷たいものを食べ過ぎたり、あっさりしたものを食べているので消化不良を起こしているんですね。
なので、夏バテによる吐き気や下痢・腹痛を治したいのなら食事から対策を取ってみましょう。
夏バテで吐き気や下痢・腹痛の時におすすめの食事は?
まず、吐き気や下痢に襲われていると体内の水分量が急激に減っているということを自覚して下さい。
普段よりも、積極的に水分やミネラルをとりいれる必要があります。
もちろん、純粋な水ではなく、経口保水液などを飲む方が効果的です。
大体1時間に1回程度、いつもより多めに飲むのがおすすめです。
夏バテで吐き気や下痢・腹痛の時におすすめは?
続いて、刺激物ですがこれも避けるようにしましょう。
何故かというと、胃腸が弱っているからです。
苦しいよ!と訴えている胃腸に、更に刺激物を投げ入れることはむしろ自殺行為です。
とにかく労わり、刺激物を取らないようにしましょう。
例えば
- 珈琲
- お酒
- 炭酸飲料
- 柑橘類
- トウガラシ
- 冷たい牛乳
などです。
牛乳は少し暖かくすれば胃腸への負担も少なくなりますが、飲まない方が無難ですね。
他にも、もちろん冷たいアイスや飲み物は控え、常温のお茶を飲むようにしましょう。
そして、下痢や吐き気の症状が強いのなら、無理に食事を取るのを控えましょう。
一日食事を抜くと体力が下がるように思いますが、それよりもまずは胃腸を回復させる方が下痢や吐き気を長引かせず体力が削られません。
また食事を抜くことで免疫力も高まります。
夏バテによる吐き気や下痢を早く治したいのなら
「何も食べたくない」と思うかもしれませんが、食事の中に摂り入れると症状が緩和されるものがいくつかあります。
一日程度なら食事を抜くのも効果的ですが、ずっとというわけにはいきませんよね。
そこで、食事はこういったものを摂り入れるようにしましょう。
クエン酸を摂り入れて腸内環境を整える!
クエン酸と言えば、「梅干し」です。
レモンにも含まれていますが、レモンは柑橘類なので刺激が強く下痢や吐き気の症状を重くしてしまいます。
お酢にもクエン酸が含まれているので、梅干しや酢の物を食べて炭水化物をエネルギーに変えるというのを促進しましょう。
消化のいい食材をたくさん!
腸内環境を整えるためには、胃腸に負担のかかりにくい消化の良いものを食べるようにします。
すりおろしたリンゴやゼリー、おかゆや野菜スープなどが効果的です。
一般的に下痢をしている場合は、その便と同じぐらいのやわらかさのものを食べれば症状が回復すると言われています。
なので、固形物はなるべく避け、舌で潰して食べれるぐらいクタクタに煮たものを食べるようにしてみましょう。
また下痢の症状が回復してきたら、
- 鳥胸肉
- ササミ
- 白身魚
- じゃがいも
- ほうれん草
などの脂肪分の少ないものを食べるようにすると効果的です。
ウーロン茶や紅茶で更に回復!
お茶と言えば麦茶を飲む人も多いでしょう。
確かに、夏はミネラルが豊富な麦茶を飲むのが必要です。
しかし、下痢が酷い時は麦茶よりもウーロン茶や紅茶に含まれる「タンニン」が必要になります。
タンニンは、収れん作用という腸内の粘膜を修復してくれる作用を持っています。
下痢の回復には、タンニンが重要な役割を果たしてくれるのです。
ビタミンB1で血流の流れを良くしよう!
下痢がほとんど回復してきたら、今度はビタミンB1を積極的に摂ります。
ビタミンB1には硝化アルカリが含まれていて、これは血流の流れを良くし疲労回復を助けてくれます。
ビタミンB1を多く含むのは
- クルミ
- えのき
- まいたけ
- 干しシイタケ
- 胡麻
- 納豆
- レバー
などに多く含まれています。
他にも、硝化アルカリを多く含むものにはネギ類もあり
- 玉ねぎ
- ニンニク
- らっきょう
- ニラ
がおすすめです。
しかし、これらの食べ物は消化があまり良くありませんので、必ず下痢が回復してから摂るようにして下さいね。
下痢や吐き気の時ヨーグルトは要注意?
ヨーグルトには乳酸菌が多く含まれていて、整腸作用があります。
確かにそうなんですが、乳酸菌にはたくさんの型があるのを御存知ですか?
一口に乳酸菌と言っても、日本人が分解できる乳酸菌もあれば、まったく歯が立たないものもあります。
ヨーグルトには色んな乳酸菌が含まれているので、胃腸が健康な状態で食べると大丈夫ですが下痢の時に食べると余計に症状を悪化させてしまうこともあります。
なので、下痢の時はヨーグルトを食べるのは控えて他の食品で症状を回復していきましょう。
(P.N.オレンジ)
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以上「夏バテで吐き気や下痢・腹痛がある時におすすめの食事とは?」をお送りしました。
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