子どもがかかりやすい夏の病気の代表格に「プール熱」があります。
確かに子どもの病気ですが、大人だって感染するんですよ。
子どもがかかってしまうと、出席停止になってしまう感染力の強い病気。
仕事は休んだ方がいいんでしょうか?
プール熱って大人どうしでも感染するの?
プール熱は、アデノウィルスが引き起こす感染症です。
プールで水を介して集団感染しやすいことからこの名前がついたとされています。
しかし、プール熱の感染経路はこれだけではありません。
飛沫感染、接触感染でも感染します。
このため、大人から大人への感染も「絶対にない!」とは言い切れないんです。
大人が大人から感染するのは、「免疫力が低下している時」が一番危険です。
例えば、夏バテなどで体力がなくなってきている時は、プール熱にも感染しやすいんですね。
まあ、夏バテで体力が落ちていると他の病気にもかかりやすいので注意が必要です。
夏バテについてはこちらで詳しくご紹介しております。
あわせてどうぞ。
では、プール熱になってしまった場合、職場にはどういった対応をすればいいのでしょうか?
大人がプール熱になった時仕事はどうしたらいいの?
プール熱は、とても感染力の強い病気です。
いわば、インフルエンザにも匹敵するような感染力です。
しかし、出勤停止などが設けられているかというとそうではありません。
子どもの場合は出席停止になってしまいますが、大人になるとそういったものはほとんどありませんよね。
プール熱の場合には、お医者様から「出勤はしばらく控えるように」と言われることがほとんどだからです。
この時は診断書がきちんとおりますので、これを会社に提出すれば何の問題もないでしょう。
とにかく、二次感染を防ぐためにも、職場などへはお医者さんの許可を得てから行くことになります。
ちなみに、プール熱は特効薬はありません。
このため対症療法になります。
なので、大人が感染すると長引いてしまったりすることもありますので、注意しておきましょう。
大人がプール熱になったらいつまで休めばいいの?
これは、出勤する前にもう一度お医者さまに診てもらいましょう。
そこで、プール熱の症状が完全になくなっていれば許可がおりますし、そうでない場合はもう一度治療します。
大体、お薬がなくなるころにもう一度見せてください、と言われると思いますので、その指示に従いましょう。
無理をして職場に行くと、返って感染者を増やしてしまうことになり、余計に迷惑をかけることになります。
今は体力を回復させて、しっかり治すようにしましょう。
大体、プール熱の症状は1週間すると治まってきます。
最初に職場に連絡する時に「プール熱になってしまって1週間は出勤できないかもしれません。」と伝えておくと職場の混乱も少ないですね。
大人がプール熱になったあとの出勤はどうするの?
では、お医者さまの許可が出て、出勤と言う時に、どんな注意をすればいいのでしょうか?
まずは、マスクは着用していくようにしましょう。
これは、唾液などを通して感染するのを防ぐためです。
もちろんお医者さまの許可がでているので、そこまで感染力は高くないですが、万が一ということもあります。
マスクをしておけば、他にプール熱の患者さんがでることを防ぐこともできますね。
他にも、職場で共有のタオルなどを使っているのでしたら、その使用は暫くは避けるようにしましょう。
プール熱の感染力は潜伏期間が一番強いのですが、それでも症状が治まってから2週間程度は感染する可能性があります。
なので、2週間程度は用心して過ごすようにして下さい。
プール熱は冬でもうつる?
いかがでしたか?
プール熱と言っても、プールだけが感染源ではないのです。
このため、冬でもプール熱になる可能性は十分にあります。
プール熱にかかったかも?と思ったら経過観察をするのではなく、すぐに医療機関を受診して最適な方法を取るようにして下さいね。
(P.N.オレンジ)
以上「プール熱は大人同士でも感染する?職場や仕事時の注意点やいつまで休むべきか?」をお送りしました。
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