やっと!!というか、ついに伊坂幸太郎さんの「グラスホッパー」が実写映画化されることとなりましたよ!!
伊坂幸太郎さんと言えば、その何とも独特な作風で読者を魅了し続ける作家さんの一人です。
伊坂幸太郎さん作品の魅力というのは、その世界に入ってこそ味わえる独特なもの。
ただ、難しいことを考えなくても、誰でも引き込まれてしまうというのも、伊坂幸太郎さんの最大の魅力です。
さらに活字が苦手な方でも、今回みたいに映画化されるとなると途端に敷居が低くなりますよね。
ということで、一緒に伊坂幸太郎さんの世界に飛び込んでみませんか??w
ではでは、
それでは早速いってみましょー!(^^)/
映画「グラスホッパー」ってどんな内容?
2015年11月7日に公開される映画「グラスホッパー」。
一体どんな映画なんでしょうか?
公式サイトに行ってみますと、
「伊坂幸太郎”最強小説”待望の映画化!」
と書かれていました。
そうです、最強小説なんです。
そして待望なんです!!
実際、伊坂幸太郎さん、自身もこの「グラスホッパー」について
「今まで書いてきた中で一番達成感を感じた作品」
と言われてます。
そんな作品、是非とも見てみたいですよね!
では、この注目されている映画のあらすじから早速ご紹介しますね。
登場人物も結構、濃いキャラばかりで結構な人数がいますので、キャスト紹介はこちらの記事で、ということで。
キャラを頭に少し入れてもらってから、キャストを見ていただけたら、と思います(^^)
映画「グラスホッパー」のあらすじって?(前半)
映画と原作のあらすじが変わるというのは、映像化される時の定石となっているかもしれません。
今回の映画「グラスホッパー」も、原作とは違ったテイストで書かれるのかもしれませんね。
そこで!
原作ではどんなあらすじだったのか?ということでご紹介したいと思います。
映画を楽しみにされている方には、ネタバレになってしまうところがちょこっとありますので(ガッツリ最後まではネタバレしてないので大丈夫ですが)、嫌な方は飛ばしてくださいね♪
まず、物語は
- 鈴木
- 鯨
- 蝉
という三人がそれぞれ語り手を交代しながら進んでいきます。
これこそ、伊坂幸太郎さんだなあ、と思うストーリー展開ですよ!
最初に核となる人物は「鈴木」です。
彼はある日、妻をひき逃げされてしまいます。
犯人(寺原)は父親が裏社会で会社を経営しているため、無罪放免。
妻を轢いた犯人に復讐するために、今まで勤めていた会社を辞めて、この犯人の父親の経営する「フロイライン」に就職します。
「フロイライン」という会社は非合法な薬を売りつけたり、庶民相手に違法な器具を売りつけたりする会社でした。
この仕事内容に鈴木の心は葛藤します。
しかし!妻の復讐しようとこの仕事も甘んじて受け入れる日々を送っていたのです。
そんな鈴木の元に教育係として「比与子」が現れます。
比与子は、鈴木の素性を調べ上げ、入社した本当の目的を調べようとしていたのでした。
そこで、カモにしたある男女二人を拉致し、眠らせます。
そして、この二人を鈴木に「殺せ」と命令するのです。
戸惑う鈴木はなかなか手を下せません。
その時、事件が起こります。
犯人である寺原が現れ、鈴木の目の前で車に轢かれてしまうんですね。
すると、この裏社会には「押し屋」という殺し屋がいると比与子から聞きます。
寺原Jr.は今、この「押し屋」に殺されたに違いない!と。
社長の息子を殺されたことから、鈴木はこの「押し屋」を追いかけろと比与子に命令されます。
そして鈴木は言われるがまま追いかけ、なんとか「押し屋」のところまでたどり着きます。
しかし、鈴木がそこで見たのは「押し屋」のイメージからは程遠い、彼が息子と妻に囲まれた温かな家庭でした。
その事実に戸惑う鈴木は、比与子に「押し屋」の居場所をどうしても伝えられず、逆に拷問されかけます。
が、ここで新たな殺し屋「蝉」が登場し、助けてくれるのです。
「蝉」という殺し屋は、「鯨」という殺し屋の殺害依頼を受けた殺し屋です。
誰から受けたかというと、衆議院議員の梶という男。
梶は自分の罪をかぶせるために、秘書を自殺に見せかけて殺して欲しいと鯨に依頼した人物でした。
鯨は「自殺専門」の殺し屋です。
任務を遂行しますが、小心者の梶のせいで何故か逆に蝉から命を狙われます。
きっと今度は自分がやられちゃうんじゃないかと不安になっちゃったんでしょうね。
そこで、梶は鯨をおびき寄せ、そこに蝉が来てという段取りだったんですが、蝉が時間に遅れてしまうんです。
何してんの?!
ってことですがこの時、蝉は「フロイライン」の社員が「押し屋」を血眼になって探しているという情報を聞きだしている所だったんです。
そのため、待ち合わせに遅れてしまい、鯨によって殺された梶を見つけターゲットを見失います。
そこで、蝉は今度は「フロイライン」よりも先に「押し屋」を探し出そうとするのです。
そのためにも、「押し屋」の情報を知っている鈴木を探しだそうとし、見事拷問にかけられそうになっていた鈴木を救出するのでした。
一方、梶と鯨の間に入っていた仲介役の「岩西」のところにいった鯨は、自分を殺そうとしているのが蝉という殺し屋であるということを知ります。
鯨は以前からこの裏稼業の年月が長くなってきているから、今まで仕事した亡霊が自分に付きまとっていて悩まされていました。
そこで引退も考えていたのですが、以前、自分のターゲットを一度だけ「押し屋」に先を越されたことを思い出したのです。
そこで、鯨も引退の前に「押し屋」を探して心残りなくしたいと考え、「押し屋」を探していたのでした。
こうして3人それぞれの思いが交錯した瞬間、いよいよ3人は巡り合うことになるんです!
ってことで、ここから3人の関係はますます加速していきます。
どこからどこまでお伝えしようか迷ってしまうほど、どこもかしこも伏線で、オチに繋がっているんですよ(^^;
さて、どうします?
続きは映画で・・・という方は、ここでキャストの記事へどうぞ(笑)。
そして、覚悟の出来ている方は続きを読んでくださいね☆
映画「グラスホッパー」のあらすじって?(後半)
鈴木が蝉に救出され、外にでるとそこに待っていたのは鯨でした。
もちろん、蝉を殺すためにそこにいたんです。
蝉は自分のターゲットが自分の目の前にいるんですからもちろん仕事をします。
2人は戦います。
その戦いは激しく、どっちも引かない状況。
しかし、最後は鯨が蝉を殺しちゃうんです。
鯨の方が一枚上手だったんですね。
そこで鯨が鈴木の元に行くと、今度はそこに鈴木はいません。
ここで鈴木を逃がしてくれたのは誰でしょうか?
それは「アサガオ」という人物。
アサガオは、今まで皆が追っていた「押し屋」なんです。
車の中で、アサガオは少しずつ鈴木に今までのこと全てを話します。
アサガオは自分が「劇団」という裏稼業に属していることを言います。
「劇団」というのは寺原の父親の会社「フロイライン」と敵対しているグループです。
そのため、寺原の息子を押した、とのことでした。
更に、鈴木が以前見た自分の妻と息子も本当の家族ではなく、「劇団」に属している人物だ、と。
家族を演じて、鈴木の殺そうという気持ちをそいだのだと話します。
鈴木が冒頭で騙した男女2人も「劇団」の人間で、その2人は「スズメバチ」という名前で、寺原を先ほど毒殺した、と語るのです。
鈴木の教育係でもある比与子も「押し屋」によって電車に轢かれたと。
残るは鯨1人なんですが、鯨が鈴木を追いかけ始めると、また彼の前に亡霊が現れます。
そして、その亡霊に導かれるように、鯨はライトバンに轢かれてしまうのでした。
こうして裏社会から足抜けすることにした鈴木は、広島で塾の講師として再出発することとなるのです。
そんなある日、踏切の向こうにアサガオの息子役をしていた「劇団」の子供を見かけます。
そして、子供に手を振ろうとしますがちょうど電車がやってきて・・・。
・・・踏切があがるころには子供の姿は消えているのでした。
さあ、この最後までストーリーをご紹介してしまいましたが、面白さは伝わったでしょうか?
でも、絶対に面白いことは約束します!!
映画「グラスホッパー」を見るには注意が必要です
さてさて、こんなにも魅力的な「グラスホッパー」ですが、映画を見るには少し注意が必要です。
というのも扱っているテーマがテーマなので、「R-12」という年齢制限がかかっているんですよ。
なのでお子さんと一緒に映画に行くには注意が要りますね。
そんな映画「グラスホッパー」の予告編を最後にご紹介しますね!
まだまだ謎に包まれてますけど、これを見て少しでも世界観をのぞき見ちゃってください!
https://youtu.be/khkO6bbL8Ik
(P.N.オレンジ)
以上「映画グラスホッパーのあらすじを完全ネタバレ!原作小説の結末を暴露!」をお送りしました。
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