哲学って聞くとなんだか、難しそう・・・と思ってしまう私です。
本当に勝手なイメージですが、いつもいつも考え事をしていて、物事の真理とかを探っているイメージ。
ですが、その残した言葉を見てみると日常の悩みの延長線上にあるようなこともたくさんあるんですよね。
そこで今回は、哲学者たちが残した恋愛に関する名言をご紹介したいと思います。
厳選の30個を是非ご堪能下さい。
哲学者だって悩んでる
なんせ哲学者ですからね。
物事の心理の全てが分かっている人が哲学者になっているわけではありません。
むしろ逆です。
色々な事を知っていたり経験したりしているからこそ「なんでこうなっただろう?」という疑問を持つことができるんです。
そこからその事象について考え始め、真理をひも解いて行こうというのですから凄いことですよ。
そんな哲学者たちも聞くに及ばず恋愛に悩んでいます。
あなたの恋愛の道しるべにできる名言があるかもしれませんよ?
哲学者の名言集!厳選38!恋愛編
『愛することによって失うものは何もない。
しかし、愛することを怖がっていたら、何も得られない。:バーバラ・デ・アンジェリス』
愛するということをしなければ得るものが少ないということなんですね。
時に、人を愛することが怖くなってしまうこともありますよね。
そんな時に一歩を踏み出させてくれる言葉です。
『完全な男を求めるのは、身の程知らず。
自分に欠点があるように、相手にも欠点がある。
傷つくことを恐れず、当たって砕けろ。:美輪明宏』
どんな人にも欠点はあります。
でもどうしても、恋愛対象は「完璧」なものとして考えちゃうときもあるんですよね(^^;
『戸惑えば戸惑うほど、それは愛しているということなの。:アリス・ウォーカー』
恋愛というのは自分の制御できないところで始まってしまうものなのかもしれません。
『愛はお互いを見つめあうことではなく、ともに同じ方向を見つめることである。:サン=テグジュペリ』
一緒の未来を共有できる相手こそ、真に愛する相手なのかもしれませんね。
『ほどほどに愛しなさい。長続きする恋はそういう恋だよ。:シェイクス・ピア』
激烈に愛しすぎると冷めてしまうのも速いということなのかもしれません。
『男の幸せは「われ欲す」、女の幸せは「彼欲す」ということである。:ニーチェ』
なかなか難しいですね。
こういったバランスで幸せが成り立っている場合もありますね。
『男女の間では、憎しみは愛の裏返しです。
嫉妬もまた愛のパロメーターです。:瀬戸内寂聴』
波乱万丈な人生を歩んでこられた瀬戸内寂聴さんだからこそ言える言葉なのかもしれません。
でも、本当に好きな人じゃないと嫉妬もしませんもんね。
『女はなぜとか、何のためにとかいった理由なしに愛されることを望むものだ。
つまり、美しいからとか、善良であるとか、聡明であるとかいった理由によってではなく、彼女が彼女自身であるという理由によって愛されることを望むものだ。:アミエル』
全てを受けいれて欲しいと思うのは一番の望みであり叶えば幸せなことですね。
『未熟な愛は言う、「愛してるよ、君が必要だから」と。
成熟した愛は言う、「君が必要だよ、愛してるから」と。:エーリッヒ・フロム』
言葉が入れ替わっただけでこんなにも印象が違うものなのですね。
『短い不在は恋を活気づけるが、長い不在は恋を滅ぼす。:ミラボー』
距離というのは時に無情なものですね。
毎日会えないと不安が募ることもあります。
『全ての偉大な恋愛のうちには母性愛がある。
真の女らしい女たちが男の力を愛するのは、男の弱さを知っているからである。:アンドレ・モロワ』
こう考えるとなんだか男性がかわいらしくも思えてきますね。
『真面目に恋をする男は、恋人の前では困惑したり拙劣であり、愛嬌もろくにないものである。:カント』
なかなか、困難な恋愛をしていますね。
『多くの女性を愛した人間よりも、たった一人の女性だけを愛した人間の方が、はるかに深く女というものを知っている。:トルストイ』
1人の人間と向き合うというのはそれなりに時間がかかるものですもんね。
愛する人となると更に時間がかかるものです。
『初恋は、男の一生を左右する。:アンドレ・モロワ』
初恋というのは特別なものです。
だからこそ心に深く印象を与えていくことなのかもしれません。
『恋愛の10分の9は恋するがわにあって、その10分の1が恋されている対象のがわにある。:サンタヤーナ』
恋愛とは自分本位なものです。
『人は恋愛を語ることによって恋愛するようになる。:パスカル』
恋愛のことを知り始めないと語ることもないですもんね。
そうして語れるようになって本当の恋愛が始まるんですね。
『愛せなければ通過せよ。:ニーチェ』
周りからどんなに良い人だから、と言われても興味が持てなければそこに幸せはないのかもしれません。
『あの人が私を愛してから、自分が自分にとってどれほど価値あるものになったことだろう。:ゲーテ』
自分を受け入れて愛してくれる相手がいるということは揺るぎない自信に繋がります。
『期待なしに恋する者だけが恋の味を知る。:シラー』
その味は甘いだけではないのかもしれません。
『当人が偉大になればいい。そうすれば恋の方が必ずあとについてくる。:エマーソン』
自分磨きを続けると言うことは他の人にとって魅力的な人物になっていくと言うことです。
するといつの間にか恋愛の真っただ中にいるのかもしれませんね。
『自己侮蔑という男子の病気には、賢い女に愛されるのがもっとも確実な療法である。:ニーチェ』
満たしてくれる愛情こそ本物なのかもしれません。
『愛というものは、愛されることによりも、むしろ愛することに存する。:アリストテレス』
自分のことより相手のことを思うということが『愛』なんですね。
『愛されたいという要求は、自惚れの最たるものである。:ニーチェ』
誰かに愛して貰うには、自分の価値を高めなくてはいけませんね。
『愛に触れると誰でも詩人になる。:プラトン』
良く、恋愛をすると世界の色が変わるとも言いますね。
同じものを見ても違ったものに見えるのは恋愛のなせるわざかもしれません。
『恋愛に年齢はない。
そえはいつでも生まれる。:パスカル』
心が動く恋愛は何歳になってもできるものです。
『恋されて恋するのは恋愛ではなく友愛である。:プラトン』
ついつい自分のことを好きと言ってくれる人を選んでしまいがちです。
『愛とは感性に属する事柄であって、意欲に属する事柄ではない。
だから、欲したからと言って愛せるわけではないし、ましてや愛さねばと思ったから愛せるわけでもない。:カント』
感情がなければどんなに努力しても恋愛にはならないということなんですね。
『情念は過度でなければ美しくありえない。
ひとは愛しすぎないことには十分に愛していないのだ。:パスカル』
行き過ぎと思われるぐらい相手のことを大切に思えば、真の愛に近づけるのでしょうか?
『恋という狂気こそは、まさにこよなき幸いのために神々から授けられる。:プラトン』
時に人を狂わせてしまうほどの強い思いを発するものです。
しかしその先にあるのは「幸い」というのが良いですね。
『女の愛というものは、見たり、触ったりすることによって燃やし続けていなければ、それほども続かないのである。:ダンテ』
思っているだけでは心は通じないものです。
『人は、実際の恋愛対象よりも、自分で心に描き出した相手の像の方を一層愛する。
人がその愛する者を正確にあるがままに見るならば、もはや地上に恋は無くなるだろう。:ルソー』
確かに、大好きな人って自分の想像の中で必要以上にデフォルメされていたりしますよね。
そこから話してみてあれ?と違和感を感じてしまうこともあります。
『しばらく2人で黙っているといい。
その沈黙に耐えられる関係かどうか。:キルケゴール』
話すことがなくてもそばにいて心地よい関係。
それこそが最良の関係なのかもしれません。
『恋愛で第一に大事なことは何かと聞かれたら、私は、好機をとらえることと答えるだろう。
第二も同じ、第三もやはりそれだ。:モンテーニュ』
チャンスを逃してしまうと発展しないですもんね。
『愛とは、二つの肉体に宿るひとつの魂で形作られる。:アリストテレス』
よく魂の片方という表現をする人もいると思います。
確かにそういった人とめぐり逢えた時こそ、運命の人と思えるのかもしれませんね。
『指輪や宝石は贈り物ではない。
唯一の贈り物は、汝自身の一部を贈ることだ。:エマーソン』
汝自身の一部を贈るというのが一番難しいプレゼントでもあります。
『美しい女にはやがて飽きがくるが、善良な女には決して飽きはこない。:モンテーニュ』
内面を輝かせるように頑張りたいと思います。
『その女を手に入れることができない期間だけ、男はその女に熱狂させられる。:キルケゴール』
釣った魚にえさはやらないという言葉もありますもんね。
『いないときに相手を慕い、その人が自分のそばにいることを欲してやまぬ場合にのみ恋愛しているのである。:アリストテレス』
これこそ恋愛の醍醐味かもしれませんね。
色んな恋愛してきたんだろうなあ・・・・
いかがでしたか?
哲学者の人たちの恋愛に関する名言を集めてご紹介してみました。
中には私からすれば「え~?そんな意地悪な見方しなくても。」と思う名言もありましたが。
きっとその人からすればそういった経験をしたからこそ出た言葉だったのでしょう。
あなたの心に少しでも潤いを与えられる名言があれば嬉しいです。
以上「哲学者の名言集!短い真理の言葉から恋愛についてまで厳選38<恋愛編>」をお送りしました。