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インフルエンザ2015年の流行の型とピークの予想!厚生労働省のデータも紹介

2014年の年末ころからインフルエンザが流行っていますよね?
ただ、一口に言ってもインフルエンザにはいくつかの種類というか「」があります。
だからこそ、毎年の流行の状況などが少しずつ違うわけです。

また、一般的な流行のピークの時期や傾向というのもあるようですが、こちらも年ごとに少しずつ異なるようです。
「新型インフルエンザ」と呼ばれるものもあるくらいですからね。

そこで、この記事では気になる2015年のインフルエンザの流行の型やピークについて、厚生労働省のデータも踏まえつつ、ご説明したいと思います!

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2015年インフルエンザの流行の状況は?

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1月13日の厚生労働省より、2015年第1週(2014年12月29日から2015年1月4日まで)のインフルエンザの発生状況が発表されました。

発表によると、2015年第1 週の

  • 全国における定点当たりの報告数は「21.46」
  • 患者報告数は100,117人

となっています。

ここで使われている「定点」とは、インフルエンザの患者数を報告してくれる医療機関のこと。
これは保健所管内の人口に応じた数の定点医療機関を無作為に選定しているものです。

そして「定点当たりの報告数」とは、1週間に1つの定点からどのくらいの報告があったかを表す数値となります。

簡単に言うと、この数値で各地でのインフルエンザの流行の状況が把握できるわけです。

では、この数値がどうなったら、インフルエンザの【流行】ってことになるのか?
これは、国立感染症研究所によると、全国平均で1週間に1つの医療機関に1人以上のインフルエンザ患者が受診すること(定点あたり1.00 )を流行開始の指標としています。

ということは・・・。
発表にあった「21.46」というのは結構大きな数値!
ちなみに、定点あたり

  • 10.0を超えると注意報
  • 30.0を超えると警報

らしいので、注意報レベルはゆうに超えているということになります。

また同発表によりますと、

  • 警報レベル超え:192箇所(1道1都2府36県)
  • 注意報レベル超え:183箇所(1道1都2府41県)

となっており、日本国内ほぼ全域にインフルエンザが蔓延しているようですね。

こうして、すでに【流行】にあるということが数値で示されると、気をつける必要があることがヒシヒシと伝わります・・・。

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2015年に流行するインフルエンザの型は?

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流行しやすい年齢層はウイルスの型によって多少異なりますが、以下のものが流行の可能性があると厚生労働省から発表されています。

  • A(H1N1)型
  • A(H3N2)亜型(香港型)
  • B型

ちなみに、A(H1N1)型とは、あの2009年に流行した新型インフルエンザと同じもの。
いわゆる鳥インフルエンザとヒトインフルエンザが遺伝子交雑を経て生まれたと考えられているものですね。

また、一口にA(H1N1)型と言っても、バリエーションがあるんですよね。
しかも、それらのほぼ全てがタミフル耐性株、つまりタミフルが効きにくいものだと言われているんです。

ただ、今のところは、国立感染症研究所感染症情報センターによる国内のインフルエンザウイルスの検出状況は、

  • 2014年第49週~2015年第1週ではAH3亜型(A香港型)の検出割合が最も多い
  • 次いでB型、AH1pdm09(豚由AH1ウイルス)が多い

とのこと。

AH3型はA(H1N1)型とは違い、タミフル耐性は基本的にありません。
つまり、AH3型にはタミフルが効くということです。

そういう意味では、まだ安心ではありますが、今後、厚生労働省の予想のように、A(H1N1)型が流行した場合には、タミフルでの対処は効果がないわけで、ますます流行する可能性が・・・?

2009年の新型インフルエンザは、1968年の香港インフルエンザ以来にかなり大きく騒ぎになったものでした。
確かに周囲でもインフルエンザにかかった方は多かったのではないでしょうか?
それを考えると、2015年のインフルエンザの今後の流行の状況がなんとも気になってしまいますね・・・(*_*;

例年のインフルエンザの流行のピークの時期は?

毎年冬場になると、「今年もインフルエンザが流行しています」とのニュースが耳に入ってきます。なぜインフルエンザが冬に流行するのかと言うと、それはインフルエンザウイルスの活動環境に関係しています。

例えば、環境におけるインフルエンザウイルスの6時間後の生存率でこんな実験結果があります。

温度21~24度/湿度50%   生存率3~5%
温度7~8度 / 湿度50%   生存率35~42%
温度7~8度 / 湿度22~25% 生存率は63%

このことから、温度と湿度が低い乾燥した冬場におけるインフルエンザウイルスの耐久性がうかがえます。

つまり!
インフルエンザウイルスの活動が活発になるのは低温・低湿度の環境なんです。

北半球における冬場が最もインフルエンザウイルスが好む環境に当たります。
よって日本では12~3月に流行する傾向にあります。(南半球では4~9月)

更に冬場の乾燥は人間の免疫力も低下させます。
そして空気が乾燥していることにより、鼻・のど・気管の繊毛運動が鈍くなり、ウイルスが進入しやすくなります。

これらの状況が重なることが、インフルエンザが冬に流行する理由と言えます。

インフルエンザ2015年のピークについての予想

過去10年間のデータからは毎年1月下旬から2月上旬にかけてが最も患者数の多い時期となります。

しかし、NID国立感染症研究所の流行状況の比較グラフを見ると、今冬(2015年)は第52週(12月22日~12月28日)で過去10年間(新型インフルエンザが世界的に流行した2009年は除く)の同週における定点当たりの報告数を大きく上回っています

さらに、東京都福祉保険局の発表によると都内のインフルエンザ患者報告数は第52週で2010-11年のピーク時の数を既に超えています。

つまり!
2015年は例年よりも流行がだいぶ早まっているようです。

ただ、厚生労働省の発表によると、2015年第1週の定点報告数は

  • 24県で前週の報告数よりも増加
  • 23都道府県では前週の報告数よりも減少

がみられたとのことです。

これだけを見ると、一部の地域ではすでに流行はいったん落ち着いたようにも見えます。
しかし、正月明けの仕事始め、そして学校や幼稚園、保育園の冬休みが終わり、これから集団生活が本格化していきます。
そう考えると、流行のピークはやはりまだこれからなのでは?という気がします。

つまり、今後さらに流行のレベルが高くなる可能性も充分にあり得ますので、皆さんインフルエンザの予防に気を付けて過ごしましょう。

 

以上、「インフルエンザ2015年の流行の型とピークの予想!厚生労働省のデータも紹介」でした。



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