年賀状じまいに憧れるわ~というあなた。
お任せ下さい!
今回は40代の人が送る年賀状じまいの方法について詳しくご紹介します。
とは言え、送る相手が
- 友人
- ビジネス関係
と千差万別な場合は、一律の年賀状じまいの文章では失礼にあたりますよね。
そこで今回は、送る相手に合わせた年賀状じまいの方法についてポイントを押さえながらご紹介したいと思います。
40代の年賀状じまい、本当に大丈夫?
40代にもなると仕事上の付き合いも増え、年賀状の数が莫大になってしまうという人もいます。
そういった人たちが、年賀状じまいをするのが増えてきています。
私も昨年、年賀状じまいをしました。
実際、それを出すまでは「どうかな~?大丈夫かな~?」と悩みもしたものです。
しかし結論から言うと、年賀状じまいして良かった!!と胸を張って言えます。
確かにデメリットもありますが、私にとってはそのデメリットよりもメリットの方が明らかに大きかったというのもあります。
まずは、年賀状じまいのメリットデメリットについて見ていきましょう。
年賀状じまいのメリット
あくまでも私の個人的主観ですが
- コストカット
- 年賀状作成の時間がなくなる
- 年賀状でしかやりとりしない人を整理することができる
といったメリットを感じました。
年賀状のハガキって100、200と増えていくと結構な出費です。
そうでなくても12月からお正月にかけては
- クリスマスプレゼント
- お年玉
- おせち料理
と出費の増える場面が多いのです。
私は年賀状が面倒だなあと思っていたので、
「何でわざわざ面倒なことをお金を使ってしなくちゃいけないんだろう。」
とモヤモヤしながら毎年作っていたのです(^^;
ですから、この一連の年賀状を作るという時間、コストがカットされ、本当に心が軽くなったんですよね。
年賀状じまいのデメリット
メリットがある半面、もちろんデメリットもあります。
それは
- お正月には当然年賀状は来ない
- 友人の近況などを知る機会が減る
- 精神的に面倒臭い場面もある
といったことです。
辞めます!と宣言をしたのですから、当然相手からも年賀状が来ることはありません。
子どもの頃に体験した、お正月になると郵便受けがパンパンになってる!ということがなくなります。
「へー、あの子、もうこんなに大きくなったんだ!!」なんていうこともなくなるわけです。
これは寂しくないと言えばうそになります。
更に、辞めます!と宣言してしまうと必ずしも全員に受け入れられることばかりではないということです。
親戚、特に年配の人に多いように思いますが、
「年賀状辞めるってどうなの?」
と感じる人もいます。
親戚なので絶縁するわけにもいかないでしょう。
こういった人への配慮を考えると精神的に面倒だなあと感じることも少なくありません。
年賀状じまいはやっぱり諦めるべき?
デメリットを読んだところで、年賀状じまい、やっぱり辞めようかなと感じる人もいます。
もちろんそういった選択をするのも1つの決断です。
しかし、考えてください。
年賀状は一年に一回だけのことなんです。
新年の歓びをハガキで伝えるのが年賀状。
楽しみにしている人もいますよね。
ですがそれも最初のうちだけです。
年賀状出さないから、あのおうちとは絶縁よ!!とはなりません。
相手との関係性にもよると思いますが、年賀状じまいを送って「何よ。」と思われて困る人が相手なのであれば年賀状じまいは辞める。
そうでなければ年賀状じまいをすすめる、という方法で良いと思いますよ。
例えば、あなたのパートナーのご両親が年賀状じまいに否定的なのであれば無理に年賀状じまいを進める必要はありません。
付き合いが浅いか深いか。
そして年賀状じまいをしたときに受けるメリットとデメリットを天秤にかけてみてください。
この時にメリットが上回れば年賀状じまいをすることをおすすめします(^^)
40代の年賀状じまいはどんな風に書く?
年賀状じまいをするとなると、相手によって変えないといけません。
友人相手のものとビジネス関係の相手を同じにしてしまっては両方に対して失礼です。
ではまず気をつけるポイントをご紹介しましょう。
年賀状じまいのポイント①「伝えるのはいつ?」
年賀状を辞めます!というのは、どのタイミングで送るのかというと、年賀状シーズンから遠からずなタイミングがベストです。
もう今すぐ辞めたい!というのであれば、相手が年賀状を用意する前までにしましょう。
しかし、あえて新しく年賀状やめますハガキを書くのもどうかなあという人は年賀状に書き添えて送るという人が多いですね。
とても親しい友人であればLINEなどで伝えるという手段もあるでしょう。
年賀状と一緒に送ると気を悪くさせないかなあと心配な場合は寒中見舞いで送るという人もいます。
この方法なら喪中の人にも一斉に送ることができる、というメリットもあります。
寒中見舞いは松の内が明けた1月7日から節分の2月3日までに出すようにしましょう。
年賀状じまいのポイント②「年賀状だけ辞めます宣言」
まず一番伝えなくてはいけないのは年賀状はやめるけど、これからも交流は伝えていきたいんです!
という気持ちです。
日本は本音と建前を使い分ける社会です。
ほとんど付き合いはない人だけど、「これで何もかもさよならです。」なんて馬鹿正直に書く人はいません。
そこで使える魔法の言葉が登場します。
それは
「今後とも、今までと変わらないお付き合いを宜しくお願い致します。」
です。
親しい人とはこれまで以上に。
そんなに連絡を取り合わない人はそれなりに・・・。ということなんですね。
この一言があるとないとでは大きく違うことでしょう。
年賀状じまいのポイント③「あなただけじゃないのよ!
」
年賀状じまいは一斉にすることで送った相手に不快感を抱かせません。
もちろん
「あの人から年賀状来た?」
なんて学生時代の時のようなことはほとんど起こりません。
が!!例外もあります。
それは親戚です。
自分とは付き合いの浅い親戚でも、違うところで繋がっていたり顔をあわせていたりします。
この時に
「あ、そう言えば、〇〇のところ年賀状もう辞めるって書いてたわ。」
「え?そんなこと私には書かれてなかったけど。」
なんてことになったら大変です。
辞める!と決めたらすべからく全員に同じ対応を取るようにしましょう。
年賀状じまいのポイント④「できれば手書きで」
えーーーー!!面倒臭っ!!
と、思われたかもしれませんが、人生で最後になる年賀状。
年賀状じまいのお知らせ部分だけでも手書きでお伝えすると、より誠意が伝わります。
年賀の挨拶などはテンプレートを使って印刷でも十分でしょう。
全部の文章を手書きなんてヒマがないよ!!という人は一言だけ手書きで書き添えると言う方が受け取った人の心証は良いです。
これで年賀状納め!!と思いを込めて書いてみてはいかがでしょうか?
40代の年賀状じまいの例文3選!
では、実際に年賀状じまいで使える例文を送る相手ごとにご紹介していきたいと思います。
40代の年賀状じまいの文例①「親しい相手には」
まずは、友人あての年賀状じまいの文例です。
誠に勝手ではありますが、本年を持ちまして皆様への年始のご挨拶を遠慮させていただきたいと存じます。
今後はLINEやメールなどで、連絡を取り合っていきましょう。
今度とも変わらないお付き合いをしていただけると幸いです。
本年も皆様のご多幸をお祈り申し上げます。』
本当に親しい相手、週に何度も連絡を取る相手ならLINEなどで年賀状辞めるよ、と伝えても良いですね。
ここで紹介した文例が使えるのはそこまで連絡取り合わないけど、友人関係を崩したくない相手、ですね。
気心のしれた友人であれば、年賀状じまいを出すより、LINEなどで伝えた方がかえって失礼にはなりません。
その時は「ごめんね。」など自分の勝手を謝ると共にフランクに伝えるのが良いですね。
例えば
今まで年賀状ありがとうね。』
などです。
もちろん、大切な相手だからこそ誤解されないように「みんなにしてるんだよ!」とアピールすることも忘れずに。
40代の年賀状じまいの例文②「親戚相手には」
続いて親戚です。
身内なので、付き合いを完全に辞めることはできない相手です。
でも、年賀状だけっていう付き合いの割合が一番多い相手でもありますね。
私事とはなりますが、時代の移り変わりもあり、皆様への毎年の年賀状を今年限りで失礼させていただきたいと思います。
誠に勝手ではございますが、今後とも変わらぬお付き合いを宜しくお願い致します。
これからは電話やメールで連絡を取り合わせていただければ幸いです。
皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈りいたします。』
もし電話番号などを伝えていない相手であればここに書き添えておいても良いですね。
目上の人に送ることも多いと思いますので、神経を使うかもしれません。
ですが、きちんと理由を書いて、そして違う連絡方法を伝えることで納めていけるようにしましょう。
40代の年賀状じまいの例文③「ビジネス相手には」
最後にお仕事での付き合いのある人です。
まさにしがらみ!!
自分が送っているのと同じぐらい、相手も送っているかもしれません(^^;
そこで
恐縮ではございますが、時代の移り変わりもあり、どなた様にも年賀状は今年限りとさせていただくことにしました。
非礼を深くお詫び申し上げます。
これからも変わらぬお付き合いをしていただけると幸いです。
皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈りいたします。』
などです。
仕事相手なので、自分のプライベートの連絡先を伝える必要はありません。
仕事用のメールなどは既に伝えている人も多いでしょう。
今後はそっちで・・・という方向に持っていければ大丈夫だと思います。
失礼のない年賀状じまいで皆ハッピーに
年賀状じまい、ときくと、なんだかすごく不義理を働いているのではないか、とドキドキしてしまうものです。
確かに、多くの人が行っているものを自分だけ辞めるというのに抵抗を感じる人も少なくありません。
ですが、年賀状作らなくちゃ!というプレッシャーに耐えながら作る年賀状って一体どれだけの価値があるのでしょうか?
SNSがこれだけ普及しているのですから、年賀状にこだわらなくても良いんじゃないの?というのが私の考えです。
親戚や友人、折り合いをつけるのが難しい人もいますが、是非、失礼のない年賀状じまいをして楽しい新年をお迎えください。
以上「40代の年賀状じまいの例文3選!相手が友人の場合とビジネス年賀状をやめる際のポイント」をお送りしました。