3月3日は桃の節句でひな祭りです。
保育園や幼稚園では「ひな祭り会」を開くところも多いでしょう。
そこで今回は子どもがより一層ひな祭りに親しみを持つように
- 絵本
- ペープサート
- クイズ
などをご紹介したいと思います。
ひな祭りの意味や由来もこれできっと子どもに伝わると思いますよ(^^)
かわいいイラストなどの素材を提供してくれている素晴らしいサイトもありますので一緒にご紹介しますね。
ひな祭りってなに?
タイトルのように子どもに聞かれたらどう答えますか?
子ども向けに説明するのならどんな風に伝えようか?となると、なかなか難しいですよね。
女の子のお祝いで、お雛さまを飾って・・・というのがひな祭りの一般的なイメージかと思います。
しかしそのお祝いには色々なルーツと大人たちの願いが込められているんですよね。
ですがこれらのことを言葉だけで子どもたち(幼ければ幼いほど)に伝えるのは、なかなか難しい。
ちょっと困った難しい説明をする時におすすめなのが、絵本やペープサート!
ということで、ひな祭りにおすすめの絵本やペープサートからご紹介していきましょう。
ひな祭りに読みたい絵本BEST5
ひな祭りに読みたい絵本です。
ひなまつりにおひなさまをかざるわけ
対象年齢:4歳~
とっても丁寧にお雛様の由来を描いてくれている絵本です。
なので理解するには少し時間がかかったり、対象年齢が狭かったりします。
だけど丁寧に由来を説明してくれている絵本なので、子どもの中にすんなり入っていくおひなさまの絵本だと思います。
のはらのひなまつり―桃の節句―
対象年齢:3歳~
折り紙で折ったお雛様が風に乗って森に行き、動物たちと一緒にひな祭りを楽しむ話です。
たんぽぽの花で作るたんぽぽ雛の作り方や、折り紙の折り方なども一緒に載っていて創造するヒントにもなります。
と同時におひな様のルーツも説明してくれているので、ひな祭りの絵本としておすすめです。
みんなでおひなさま!
対象年齢:1歳~
くまのくーとまーが力を合わせて大きなおひなさまを作ります。
由来などの説明は入っていませんが、仕掛け絵本になっているので、楽しみながら読むことのできる本です。
乳児クラスでも読むことのできる絵本ですね。
たまごからうまれた女の子
対象年齢:小学生~
題名からはひな祭りに繋がっているとは分からない絵本。
でもきちんとひな祭りの由来などについても描かれている絵本です。
たまごから女の子が生まれてくるという斬新なアイデアで小学生の子どもたちも興味津津!
長崎に伝わるひな祭りの由来が題材だそうなので、地域に伝わるひな祭りの由来を伝えることもできて面白いですね。
わたしのおひなさま
対象年齢:3歳~
流しびなの意味を説明してくれている絵本です。
そこからおひな祭りの由来を一緒に教えてくれます。
ですが、この本はそれだけではなく、河童の世界に引き込まれていくのです。
ちょっとリアルで迫力ある河童ですが、こういった少し怖い世界に子どもたちは喰いつくことでしょう。
行事を伝えるのに是非とも読みたい絵本です。
ひな祭りに伝えたいペープサート
ペープサートは画用紙に絵を描いて割りばしなどを間に挟み行う人形劇のようなものです。
パネルシアターやエプロンシアターなどもありますね。
大勢の前でやるにはとっても良いものだと思います。
なんせ絵本を読むのと違って、子どもの反応を見ながら行うことができますし、アドリブ(?)も入れ放題だからです。
やり過ぎには注意ですが(^^;
面白い動画があったのでご紹介します。
Picoroと言えば、保育雑誌ですね。
簡単に準備ができるのも魅力的です。
台本通りやらなくても良いので、組み立てを考えながら披露するのがおすすめですよ(^^)
パネルシアターも1つご紹介しておきますね。
ひな祭り会では何やろう?
ひな祭り会の出し物はどうしよう?と頭を悩ましている人も多いでしょう。
行事のイベントというのはその由来や意味を伝えるというのが大きな目的でもあります。
大きな出し物はペープサートやパネルシアターにお任せするとして、間の時間ですね。
すき間時間や少しの時間、ここでは子どもたちを退屈させないためにも、参加型の出し物をすると良いでしょう。
その中でも一番簡単なのはクイズです。
由来を伝えることもできますし、絵本やペープサートの導入にもやり方を考えればできます。
そこでクイズの問題を少しご紹介しましょう。
ひな祭りに関するクイズって何がある?
1.女の子が幸せになれるように
2.女の子が生まれるように
3.死んでしまった女の子が生き返るように
正解は1番!
女の子が幸せになれるように。
元気で大きくなって欲しい!ってお願いをする日だよ。
1.小さくてかわいい
2.ちいさくてすばしっこい
3.小さくて弱々しい
正解は1番!
にわとりの赤ちゃんも「ひな」って言うよね。
これも小さくてかわいいねっていう同じ意味なんだよ。
1.あやとり
2.けまり
3.人形遊び
正解は3番!
昔の女の子がおひなさまで遊んでいたのが始まりなんだって。
1.「もも」というお姫様がいたから
2.ちょうど桃の花が咲くころだから
3.女の子のほっぺたがももいろだから
正解は2番!
桃の花がとっても綺麗に咲いている頃のお祭りだから「桃の節句」っていうよ。
5月にある「子どもの日」の頃には「菖蒲」っていうお花が咲くから「菖蒲の節句」っていうのもあるよ。
1.燃やした
2.神社に預けた
3.川に流した
正解は3番!
おひなさまを紙で作って、女の子が元気で大きくなれますようにって願いを込めて川や海に流していたんだよ。
とこういった感じでどうでしょうか?
年齢が低いクラスならマルバツクイズにしても良いですね。
マルとバツで分けて時間がきたら紐などを使って分ける、というのも子どもは楽しめます。
ちなみに、このクイズを導入に使おうと思うのなら、私ならこうします。
まずはペープサートや紙芝居を他の保育士さんに用意してもらいます。
そして何問かクイズを出します。
そして最後に、絵本やペープサート、パネルシアターに関するクイズを出します。
正解はここでは言わず
「正解はこの後のお話の中で出てくるよ!何が正解かな?」
といってクイズコーナーを終わります。
そして紙芝居などが終わったら
「正解は1番だったね~、皆当たってた?」
と声かけをしてみてはどうでしょうか?
子どもたちの集中力をできるだけ途切れさせないように頑張りましょうね♪
最後にひな祭りのイラストを
ひな祭り会の準備は色々とありますよね。
保育室の飾り付けや壁面装飾など・・・本当にたくさんです。
そんな装飾を助けてくれるのがイラストです。
小さなものならクラスだよりやひな祭り会のプログラムなどにも使えます。
そこでおすすめのサイトをご紹介しましょう。
ひな祭りにおすすめのイラストサイト①「素材GOOD」
会員登録も何も必要なく、素材をダウンロードして使えるサイトです。
カラーのものもあればモノクロのものもあるので、使いやすいですね。
他にも行事のイラストが多数ありますので、ひな祭り以外にも使いたいサイトです(^^)
ひな祭りにおすすめのイラストサイト②「イラストAC」
たくさんのイラストレーターさんが作品を提供してくれているサイトです。
会員登録が必要になりますが、メールアドレスとパスワードを打ち込むだけで基本使えますので時間もかかりません。
少し制限はありますが、無料で使えます。
色んな素材があり、イラストのほかにも写真などもあるので、使う場面の多いサイトです。
ひな祭りにおすすめのイラストサイト③「monoポット」
https://www.monopot-illust.com
モノクロのイラストばかりのサイトです。
カラーだとどうしてもモノクロ印刷した時に絵がつぶれてしまったりしますよね。
そういった心配のないイラストサイトです。
基本的にかわいい系のイラストが多いので、クラスだよりにたくさん使えそうです(^^)
季節のイベントを楽しんで
子どもにとって季節のイベントを楽しむことは心の成長に大きく繋がっていきます。
なんでその行事が生まれたのか。
どんな意味があるのか?
というのを伝えるのは保育士や幼稚園教諭、そして親の役割です。
楽しくそしてきちんと伝えていきたいですね。
以上「3月3日ひな祭りの意味や由来を子ども向けに説明!おすすめの絵本やイラストやペープサートやクイズなども」をお送りしました。