台風11号による中止から2日遅れで、2014夏の高校野球が無事に開幕しました。
気になるのは、今大会の優勝候補はどこか?ということ。
混戦が予想される2014年の甲子園ですが、
を、まとめてお送りしたいと思います。
⇒【2014夏の高校野球】2回戦までの試合結果と3回戦の組み合わせについて
2014夏の甲子園の優勝候補
実は今大会は各校の実力が伯仲していると言われています。
それともいうのも、地方予選で有力校がどんどんとやぶれていったからなんですが、そのせいで今大会は「本命不在」とも。
その証拠に・・・。
実は、この記事を書いている今、すでに第1日は終了しているのですが、優勝候補の1つとも言われていた龍谷大平安が1回戦敗退しています!
しかし、その中でも注目選手を擁する高校、過去の実績から活躍が期待される高校として、いくつかの高校をあげることができそうです。
ここでは、3つの本命校をピックアップします。
優勝候補(その1):大阪桐蔭高校
大阪桐蔭高校は、阪神タイガースの藤浪晋太郎投手がいた2012年に優勝を経験しています。
だからこその大阪桐蔭の強みは、香月一也、峯本匠、森晋之介といった昨夏の経験者がチーム内にいることです。
また、その魅力は、バッティングの強さ。
大阪予選でも「大阪桐蔭 9 ‐ 1 PL学園」となった決勝戦をはじめ、全試合で5点以上の点数をあげています。
監督も甲子園経験の多い西谷浩一監督。
強力打線が普段の実力を発揮すれば、上位に食い込むのは間違いないのではないでしょうか。
優勝候補(その2):東海大相模
ものしり芸人(?)のアンジャッシュ渡部が優勝候補に挙げているのが東海大相模。
しかし、その予想も確かに納得です。
東海大相模というと言わずと知れた強豪校ですが、今年の強みはその投手力にあります。
なんと球速140kmを超えるピッチャーを4人も擁しています。
・神奈川県予選大会にて、驚異の20奪三振を達成した吉田凌選手(2年生)。
・フォークが魅力的な佐藤雄偉知投手(3年生)
・期待のサウスポー小笠原慎之介投手(2年生)
3年生の2投手は、ドラフトの目玉でもあります。
また、投手力だけでなく、ここにきて打撃力が爆発しています。
地元神奈川大会では、決勝の「東海大相模 13 - 0 向上」をはじめ、4試合で2ケタ得点です。
勢いという点では、今大会一番の注目校かもしれません。
優勝候補(その3)盛岡大付属
あの花巻東を制しての甲子園出場の盛岡大付属。
ここが優勝候補にあがる理由は、やはり今大会の要注目選手の一人、松本裕樹投手の存在でしょう。
すでに、各プロ野球チームスカウトがその実力に太鼓判を押しており、「特Aクラス」という評価をされています。
確かにテレビ放送で、元阪神タイガースの桧山新次郎選手も、松本裕樹投手の名前を注目選手としてあげてましたね。
そして、その注目の理由は、松本裕樹選手が強打者であるからです。
その二刀流ぶりは、大谷翔平二世と言われるくらいですから、注目の度合いがわかると思います。
他にも沖縄商学などの名前もあがっていますが・・・、本命は上記の3校。
個人的には、やはり東海大相模の基礎的なチーム力と勢いが、今大会を制するのではないか?と予想しています。
2014夏の甲子園の優勝候補の大穴
しかし!
実力だけで結果が決まるわけではないのが、高校野球。
なんせ1度試合に負ければ、そこで終わりです。
だからこそ、大穴の優勝候補もあり得るわけです。
もちろん、全校が甲子園に出場する実力のある強豪なのは間違いありませんから、「大穴」なんて言い方は失礼かもしれませんが・・・。
それでも、2014年夏の甲子園の優勝候補の大穴はどこか!?
2校ご紹介しましょう。
優勝候補(大穴その1)智弁学園
智弁学園が優勝候補にあげられるのは、ある注目選手がその理由です。
それは、岡本和真選手。その打撃力の高さがプロのスカウト陣を唸らせている打者です。
そのホームラン数がYahooのトップニュースでも取り上げられました。
しかし、岡本和真選手がすごいのはそれだけではありません。
詳しくは別の記事に書いていますので、そちらをお読みいただければと思います。
⇒智弁学園岡本和真はホームラン数がプロ選手超え!ドラフトは阪神?巨人?
とにかく、岡本和真選手があの”甲子園の怪物”のような爆発力を発揮したならば、優勝もじゅうぶんにあり得るでしょう。
関西人としては期待してみたいところです。
優勝候補(大穴その2)九州国際大付属
実は、九州国際大付属は3年ぶりの甲子園。
その背景には、今年夏で引退されるという若生監督の「基本重視」への方針転換があります。
具体的には、筋トレや走り込みなどの基礎トレーニングを重視。
その結果があり、打撃力が伸びたのがこのチームなんです。
また、投手陣も継投や力に頼らない打たせて取るピッチング。
打つほうも投げるほうも、つなぎを重視し、チーム力で戦う好チームです。
一人のスター選手よりチーム力がものを言うことがあるのも高校野球です。
九州国際大付属の優勝する可能性も、じゅうぶんにあると思います。
高校野球の面白さ。
その一つが「一発勝負」のトーナメントであるということは間違いありません。
だからこそ、一つのプレーで勝負が左右される。
一つのエラーが命取りになる。
そして、「甲子園の魔物」としかいいようがないものが関わることもあります。
その中で、やはり本命校が勝ち進んでいくのか?
それとも、ここに名前の挙がっていない超大穴が本命校を打ち倒すのか?
2014年夏の甲子園、どんな熱戦が繰り広げられるか楽しみです!
各高校の試合日程については、こちらの記事に日程を加えたトーナメント表がありますので、参考にしてください。
⇒【2014夏の高校野球】組み合わせトーナメント表と試合日程について
また、2回戦までの試合結果と3回戦の組み合わせについては、こちらの記事をどうぞ♪
⇒【2014夏の高校野球】2回戦までの試合結果と3回戦の組み合わせについて
以上、「【2014夏の高校野球】甲子園の優勝候補の本命と大穴の予想まとめ」をお送りしました。