2019年、世界最高峰のバスケットボールリーグ「NBA」で注目されたある日本人選手。
それは、ドラフト1巡目指名(全体では9人目)を「ワシントン・ウィザーズ」より受けた八村塁選手です。
バスケットボール日本代表にも選出されている期待のホープでもあります。
また、NBAでもダンクを決めるなどますますのレベルアップしており、地元メディア「米NBCスポーツ・ワシントン」でもこんなふうに評されていjます。
「ルイ・ハチムラ、すでにウィザーズにとって欠かせない存在。
彼が将来のチームの中心的存在になることは十分明白」
応援している者としては、すごく嬉しい言葉です。
そして、この記事では、
- 八村塁選手のここまでのキャリア&プロフィール
- 出身中学校での恩師との出会い!中学時代のプレー動画も
- 高校時代の戦績がすごい!当時のプレー動画がすごい!
- 今までの戦績
まで応援の気持ちを込めて紹介していきたいと思います(^^)
八村塁選手のプロフィール
富山県出身
富山市立奥田中学校卒業→明成高等学校卒業→ゴンザガ大学卒業
ワシントン・ウィザーズ(NBAイースタンカンファレンス・サウスイーストディビジョン)所属
ポジション:スモールフォワード(SF)&パワーフォワード(PF)
身長:203㎝
体重:104㎏
八村選手は富山県出身。
- 母が日本国籍
- 父がベナン(西アフリカの共和制国家)国籍
の家庭の長男として生まれました。
両親の国籍が異なるスポーツ選手がここ最近日本のスポーツ界でも珍しくなくなってますね。
そんな八村塁少年は幼少期は、陸上と野球をプレーし経験を積んでいました。
八村塁の何が凄いかって、子供の時は野球やってたのに、バスケット環境が良くない日本で中学生から始めてここまで来た事なのよな。もう国籍とか人種とか、そーゆー問題ではないと思うぬ。https://t.co/xaP1s1Fj3l
— 非実在社長 (@enemy_konishi) October 26, 2019
いや、全くこのツイートに書いてあるとおりです。
最初からバスケットボールをやっていた訳ではないという点で驚きです!
しかも、野球ではポジションが投手と捕手を兼任していたとのこと。
さらにさらに!
こんなエピソードがあります。
NBAドラフト一巡目指名で話題の八村塁
幼少期は野球でピッチャーをやっていたのだが、球が速すぎて受けられる子がおらずキャッチャーに転向させられたらしい
何て強烈なエピソードだw
怪物級のキャッチャーが同級生にいたら歴史は変わっていたのかな?
今歩んでる道が既に前人未踏なんだけどね— 割谷洋行 (@hiroyukiwariya) June 23, 2019
投手として投げる球が速過ぎて受けることの出来る捕手がいなかった!
野球は続けなかった理由が、まさかのそんな理由だったんです(笑)
八村塁選手は中学時代が大きな転機に!過去のプレー動画も
そんな八村選手に転機が訪れたのは中学校入学です。
地元の公立中学校「富山市立奥田中学校」に入学します。
実は、この中学校。
過去には校内暴力が止まず刑事事件も起こる程の学校だったそうです。
八村塁選手は、私と同じ富山奥田中学校出身。自分の通った中学校からこんなすごい人が現れるとは夢にも思わなかった。私がその学校に通っていた頃は、校内暴力が吹き荒れ、私の友だちも少年刑務所に入った。今は昔ではあるが。 pic.twitter.com/4UH0hZiWie
— ウーハ店長 (@cafeuha) October 24, 2019
入学当初は部活動に所属していなかった八村選手ですが、同級生の勧めもあり、バスケットボール部に入部します。
中学生から始めた事で相当遅いスタートとなりました。
その彼を最初に見出したのは、当時のコーチである坂本譲治さんです。
八村、馬場の秘話語る 奥田中バスケ部の坂本コーチ
富山市奥田中バスケットボール部の坂本穣治コーチ(59)の講演会は23日、同市豊田町2丁目の文苑堂書店... https://t.co/427AhwlQsP— カレントニュース (@CurrentNewsLIOS) September 23, 2019
坂本譲治さんも学生の頃はバスケットボールをプレーしていました。
社会人になり上京していましたが、結婚を機に地元の富山へ帰郷。
この帰郷がなければ、八村塁選手とも出会ってないわけですよね。
「縁」ですね。
坂本譲治さんの指導哲学として、「子どもには潜在能力があり、環境を整えてあげることが育成への鍵」と語っています。
バスケットボールの八村塁、馬場雄大両選手を指導した坂本穣治さん(富山市奥田中バスケットボール部コーチ)に「子どもの力どう引き出す」をテーマに聞きました。#八村塁 #馬場雄大 #奥田中バスケ #坂本穣治 https://t.co/dnoguhvghc
— conocoto(コノコト) (@conocoto_toyama) September 4, 2019
実際、最初はボールの扱いすらままならなかった八村塁選手。
ですが、坂本コーチは「褒め称えて気持ちを高めさせる」ことで八村塁少年をバスケットボールに向き合わせました。
その結果、中学3年次には全国中学校バスケットボール大会準優勝を達成!
さらに、八村塁選手は大会のベスト5(ベストメンバー)にも選出されました。
そういったことを踏まえると、この八村選手の言葉も実に重みがありますね!
記者「コーチと自分、二人の夢が叶った今、言いたいことは」
八村「坂本コーチやりました。NBA行きました」
日本出身選手で初めてNBAドラフトで上位指名された八村塁選手。記者会見で中学校のバスケ部の恩師、坂本穣治コーチへメッセージを送りました。 pic.twitter.com/DlGoE9vYTe
— ハフポスト日本版 (@HuffPostJapan) June 21, 2019
坂本コーチも心から喜んでおられたことと思います。
そんな中学校時代のプレー動画はこちら。
まだまだ才能は未開花な状態ですが、やはり目立ちますね。
高校は宮城県の名門へ!高校総体のプレーの様子も
中学校卒業後、八村塁選手は高校は「私立明成高等学校」へ進学。
2005年に創部した男子バスケットボール部は
- 全国選抜大会4回優勝
- 選手権大会優勝1回
- 高校総体優勝経験あり
というバスケットボールの強豪校です。
高校総体2017 男子バスケ決勝 明成(宮城) vs 福岡大大濠(福岡)
大濠良かったけど、八村、あいはらのフィジカル見えててよかったな明成も、 https://t.co/186zmJX90H
— きんたろう (@amuni1218) August 3, 2017
しかし、ここでも八村塁選手の活躍は目覚ましいものでした。
1年生で出場した第44回全国選抜大会では決勝戦で一人30得点以上を挙げ優勝に貢献。
2年生時の45回大会でも優勝し連覇。
3年生時も決勝戦で34得点と19リバウンドを成し遂げ逆転勝利、大会3連覇に貢献。
また、高校総体で68回大会でチームを初優勝に導き、タイトルを一通り経験しています。
チーム全体の強さもあるでしょうが、やはり八村塁選手の個人能力の高さがかなり大きな影響を与えた結果に違いないですよね。
その能力が分かる動画はこちらです。
リアルに『SLAM DUNK』やん…!(笑)
高校卒業後、アメリカのゴンザガ大学に進学し4年経験を積んだ後、NBAの舞台へ進んだ八村選手。
しかし、既に幼少期から野球で剛速球を投げて誰も捕手として受けられない等のエピソードは微笑ましいですよね(^^)
体格に恵まれ、日本人はどうしても苦戦しがちになってしまう部分でもハンデなく、NBAでも活躍し来年の東京五輪も含めて日本代表としても活躍してくれるであろうと信じています!
以上、「八村塁の出身中学や高校は?中学・高校時代の成績や高校総体などのプレー動画も大公開!」でした。