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巨人増田大輝の出身高校や大学!嫁・子供との感動エピソードや大学中退でとび職の理由も

福岡ソフトバンクホークスの3年連続日本一で終了した2019年のプロ野球シーズン。
惜しくも日本一にはなれなかった読売ジャイアンツ

3度めの監督就任となる原辰徳氏は、

  • 広島東洋カープから丸佳浩選手
  • 埼玉西武ライオンズから炭谷 銀仁朗選手

を獲得するなど、大幅な選手の入退団もありました。
また、この年を最後に約19年間ジャイアンツの正捕手やキャプテンとして活躍してきた阿部慎之助選手が現役選手を引退。

まさに世代交代という現状です。

そんな中、若手の成長がチームの順位を押し上げ、投手では中川 皓太選手、野手では若林 晃弘選手が活躍。
6月中旬以降からはセントラルリーグ(セ・リーグ)の首位を明け渡す事無く5年ぶりにリーグ優勝を果たしました。

そのリーグ優勝を陰で支えた功労者は野手の増田大輝ますだだいき)選手ではないでしょうか。

今回は

  • 増田選手のここまでの選手キャリアや学歴
  • また彼にまつわる奥さんやお子さんとのエピソード
  • 一度は野球選手を諦めていて他の職業に就いていたお話

まで取り上げてみます。

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増田大輝(ますだだいき)選手のプロフィール

1993年7月29日(26歳)
徳島県徳島市出身
身長172㎝/体重68㎏、右投げ右打ち、主なポジション=内野手
選手経歴
徳島県立小松島高等学校卒業
近畿大学中退
徳島インディゴソックス(四国アイランドリーグ、2014年‐2015年)
読売ジャイアンツ(2016年‐、2015年育成ドラフト会議1位指名)

増田選手は今年で26歳の選手。
高校から大学中退を経て、独立リーグの「四国アイランドリーグ」のチーム、徳島インディゴソックスで2年間プレーします。

2015年のプロ野球ドラフト会議では「育成選手」と呼ばれる給料が少ない「練習生」に近い立場でジャイアンツに指名され、入団しました。
入団2年目の2017年に「支配下登録」と呼ばれるプロ選手としての契約を結び今現在となっています。

増田選手の高校時代と大学時代…。「中退」という苦渋の選択から…

増田選手の高校時代プレーしていた学校は「徳島県立小松島高等学校」です。
2003年には夏の全国高校野球選手権に徳島県代表として出場した経験のある学校。

増田選手は3年次にはチームの主将を務めましたが、残念ながら甲子園への出場は果たせませんでした。
当時は投手を務めて3試合を連続で完投した力のある選手でした。
(参照:https://vk.sportsbull.jp/koshien/93/tokushima/news/OSK201107260023.html)

3年生の8月niha高校生の「四国選抜」に選ばれ、ハワイまで遠征
後に中日ドラゴンズに入団する同い年の投手、木下 雄介選手と出会い、徳島インディゴソックス時代はチームメイトとしてもプレーしていました。

しかし、大学ではその勢いは続きませんでした。
近畿大学に進学し野球部に入部しますが、2年生で大学を中退してしまいます。

中退した後、地元の徳島に戻り、生活のためになんと「鳶(とび)」として建築関連の仕事に就き、

  • 平日は仕事
  • 休日は草野球

という生活を過ごしました。

しかし、草野球では満足出来なかった増田選手は「プロ野球選手になる」という夢を再度立て、四国アイランドリーグの入団テストを受けて徳島に入団しました。
徳島で2年間プレーし、ジャイアンツのスカウトの目に留まってドラフト指名を受け入団。

大学中退から鳶職勤務など、上がったり下がったりの人生でしたが、右往左往して掴んだプロ野球選手の夢。
今、ここで花が咲いたのです!

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増田選手の妻の素顔…献身的な支えがあったから今がある

増田選手は既婚で、地元の徳島県に妻の優香さんと一子の男の子を置いて一人単身赴任中です。

2018年シーズンに実はTBSテレビのドキュメント番組で「プロ野球選手の妻に密着」という特集が組まれたのですが、増田選手と優香さんは取材を受けておりました。
今の活躍より前のお話です。

いつ、「戦力外通告」でプロ野球界を去る事になるか判らないため、優香さんは地元に残り正社員として会社勤務をしています。
夫が仕事を失ったときのお金の問題が理由です。

優香さんの休日は、自ら買い物に出て食材を購入し手料理を作って冷凍。
冷凍した料理を増田選手に送って食べさせてあげているとのこと。
愛情沢山ですね。

鳶職時代の増田選手と出会い、野球を通じて親しくなり、独立リーグ時代にはプロポーズ。
両親の反対を押し切ってラストチャンスと決めたシーズンの前に結婚

ラストチャンスを活かしてプロ野球の道を切り開いた二人の幸せは、きっとここから長く続いていく…!
そう感じられるエピソードです。


私は、今シーズンの活躍まで増田選手を全く存じませんでした…。
1つのチームにプロの選手が70人も居る世界で、活躍できる選手はほんの一握りです。
ましてや、増田選手のように「育成選手」としてプロで活躍するために厳しい条件の中、一年一年勝負している選手は山ほど居ます。

増田選手のエピソードを知り、確かにホームランや剛速球といった派手な武器が無くても、堅実な守りや足の速さを活かして戦う選手が活躍する事で、先程挙げた育成選手達にも大きな励みになりますし、勇気を示してくれているのではないかと感じました。

これからが増田選手にとっての「夢の本番」!
応援していきたいと思います☆



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