高校野球奈良大会で智弁学園の主砲・岡本和真内野手(3年)が高校通算72号本塁打を放ったとニュースになっています。
この数字がどれくらいすごいのか?歴代高校野球記録を比べて見えてくるものは?
また、甲子園での活躍へのある不安要素とは?
ドラフトの目玉として、阪神・中日・巨人など複数の球団スカウトが注目していますが、岡本和真選手の希望の球団はどこなのか?
それらをまとめてお送りしたいと思います。
”智弁の怪物”岡本和馬選手のホームラン数のすごさ
岡本和馬選手は、2014年夏の高校野球で野手の中で一番の注目の的です。
それは、やはりそのホームラン数のすごさ。
すでに2年生の段階で、年間通算48本の本塁打という数字を残しています。
そして、今回ニュースになったのが、通算72本目の本塁打。
これがどんなにすごいのか。
歴代高校野球記録と比較してみました。
1位 山本大貴:神港学園 107本
2位 伊藤諒介:神港学園 94本
3位 中田翔 :大阪桐蔭→日本ハム 87本
4位 大島裕行 :埼玉栄→西武 86本
5位 横川駿:神港学園 85本
6位 鈴木健 :浦和学院→西武→ヤクルト 83本
6位 中村剛也 :大阪桐蔭→西武 83本
8位 田原伸吾:此花学院 78本
9位 谷田成吾:慶応 77本
10位 今井康剛:松山商 75本
10位 森章剛:藤蔭 75本
12位 長谷沢勝:埼玉 74本
12位 伊奈龍哉:近江 74本
14位 橋本昭:盾津 73本
14位 竹内友宏:東温 73本
16位 山本竜也:久居農林 72本
16位 井村展章:兵庫育英 72本
(参考)
城島健司 :別府大付→ダイエー(ソフトバンク)→マリナーズ→阪神 70本
平田良介 : 大阪桐蔭→中日 70本
つまり、現時点でこの上位リストに入る記録。
しかも、まだ伸びる可能性が十分にあります。
また、この顔触れ。
ご存知のプロ野球選手の名前がありますよね。
ちなみに、気になる人も多いだろう甲子園の怪物・清原和博の記録は?というと64本。
また、松井秀喜は60本。
すでに、岡本和馬選手はこの記録を越えているんですね。
これらの数字から岡本和馬選手が名だたるプロと並ぶ実力の持ち主だというのがよくわかるかと思います。
岡本和真選手の打率と驚異の三振数
また、ホームラン数ばかりが話題になっていますが、実はその他の成績もすごいんですね。
2年生秋の公式戦(30打席)では、
- 三振なし
- 打率:6割3分2厘
という数字を残しています。
実際、コースによってバットの出し方を変えることができる選手です。
春大会での岡本和真選手の動画でその様子がわかると思いますよ。
すごいですね・・・。
僕がピッチャーなら、どこに投げても打たれるような怖さを感じますね。絶対。←野球経験ありませんw
岡本和馬選手。甲子園での活躍は?
先ほど名前があがった清原選手。
そのすごいところは、甲子園でのホームラン数がなんと13本なんです!
常勝で甲子園出場が揺らがなかった当時のPL学園で、早くからのレギュラーだったからこその数字ですが、なんともすごい!
岡本和馬選手も同じように甲子園でホームランを連発する姿を見せてくれるのでしょうか。
ただ、そこには不安な情報があります。
実は、岡本和馬選手は疲労性の腰痛を抱えているんです。
身長183cm、体重97kgという立派な体型ながら、まだ高校生です。
無理がたたったのかもしれません。
特に原因は、長打を狙う際にバッティングフォームが崩れることと言われています。
こちらの動画の7分44秒から見れるのが、岡本和馬選手。
豪快なスイングでぐんぐんボールが飛んでいるのが、爽快ですが・・・このバッティングフォームが腰に負担を与えたんでしょうか。
この状況に智弁学園の監督は、ホームランを意識しないですむように、岡本和馬選手を3番で起用。
また、岡本和馬選手自身も「大きいのは狙わず、強い打球で間を抜く。今は全く本塁打は考えていません」と発言しています。
なんともクレバーな発言ですね。
プロで活躍するには、身体的な能力だけでなく、頭脳的であることも求められると思いますが、岡本和馬選手はそいう点でもプロ級だと感じさせます。
岡本和馬選手の意中の球団は?
ドラフトに向けて、当然、多くの球団が岡本和馬選手に注目しています。
すでにスカウトが視察しているのが、中日、阪神、東京ヤクルト、巨人など。
間違いなく、ドラフト一巡目か二巡目に入ることでしょう。
では、岡本和馬選手の意中の球団はどこなのか?
おそらくその点を発言したことはないと思います。
そこで、勝手に意中の球団を推測してみました。
あくまで推測ですよ(笑)
岡本和馬選手はなぜ智弁学園を選んだのか?
岡本和馬選手は、中学でも3年時にシニアリーグ日本代表で4番だったなど注目の選手でした。
しかも、中学時代はピッチャーだったんです。(その後、右ひじ剥離骨折のため野手に転向)
当然、多くの高校野球部からスカウトがあったわけです。
そんな中、岡本和馬選手が選んだのは、地元奈良の智弁学園。
また、その理由は「智弁学園のユニフォームがかっこよかった」という発言もありますw
ここから見えてくるのは、岡本和馬選手の
- 地元
- カッコいいユニフォームw
を好む傾向です!
また、憧れの選手としては、
- 西武・中村剛也
- 清原和博
- オリックス・糸井嘉男
の名前をあげています。
特に、今は走攻守揃った糸井選手が目標らしいですね。
以上を総合すると、どうでしょう。
- 地元関西に本拠地
- 智弁学園を同じく比較的シンプルなユニフォーム
- 目標の糸井選手がいる
強引な感じもしますが、オリックス・バファローズという予想はいかがでしょうか?w
僕としては、プロになって、大阪ドームでホームランをかっとばす岡本和真選手見てみたいです♪
野手の注目は岡本和真選手でしたが、投手の注目はこの3人では?
⇒ドラフト2014の注目選手!高校生投手で1巡目で消えるのはこの3人だ!
⇒【2014年夏の甲子園】盛岡大付の松本裕樹選手の出身中学と実力とは
以上、この夏目が離せない、智弁学園・岡本和真選手についての記事をお送りしました!