実写では不可能と言われていた漫画原作を映画化した「寄生獣」。
その主人公の泉新一を演じているのが染谷将太です。
なにせ自分の右手が謎の寄生生物に寄生されているという役。
しかし、見事な演技力で山崎貴監督(「ALWAYS三丁目の夕日」「永遠の0」)も大絶賛しています。
そして、それはどうやら子役時代から培われた演技力のたまもののようです。
そこで、この記事では、
をお送りします。
染谷将太の子役時代とは?
さて。
そもそも染谷将太が子役として活動をしていたことを知らない人も多いかもですね。
実は、7歳から子役として活動を始めています。
きっかけはなんでも友達に誘われて・・・とのこと。
そして、9歳で映画「STACY」に初出演します。
ちなみに、この「STACY」という作品は大槻ケンヂ原作のゾンビ小説を映画化したもの。
まあ、単なるゾンビ映画ではなく、その設定の中で「愛」とかを描くなかなか見事な作品なんですけどね。
で、当時の染谷将太の写真がこちらです。
当時については、染谷将太はこんな振り返っています。
もともと父親の影響もあって映画が好きだったので、この世界に興味がありました。
子供の頃は演じるということがよく分からなかったのですが、現場を見ているのは楽しかったですね
あと、映画「ピンポン」に出演した時の画像がこちらです。
あー!この子いたいた。
面影がありますね。
目がパッチリで可愛い♪
染谷将太の演技力!演技にかける意識がスゴイ
染谷将太は2009年に映画「パンドラの匣」で長編映画での初主演をつとめています。
その後、とにかく圧倒的に多くの作品に出演してるんですよね。
代表作は、
- 『ヒミズ』
- 『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』
- 『ALWAYS 三丁目の夕日'64』
- 『悪の教典』
など。
また、それぞれの作品で演じている役どころが、かなり個性的です。
基本的には、彼の外見どおり「繊細な印象の少年。ただし、内に何かを秘めている・・・」という役どころが多い気がします。
例えば、染谷将太への注目度が一気あがった主演映画「ヒミズ」でも、静かな少年ながら自分の父親をなきものにしてしまいます。
他にも、「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」では、監禁事件の元被害者という役どころなど。
こういう役どころで、結局、言葉ではなく佇まいで表現する部分が大きくなると思うんですよね。
そして、染谷将太は、その
- 眼の力
- 個性的な佇まい
ゆえに、そういう役どころを演じるのにピッタリな気はします。
実際、染谷将太自身も
佇(たたず)まいが大事だと思っていて、セリフがなくても立っているだけで成立しているようにしたい。
引用元:zakzak
という風にインタビューで語っているんですよね。
こういう意識が多くの監督から評価されている点でもあるでしょうね。
染谷将太の子役時代に出演したドラマとは?
このように多くの映画に出演してきた染谷将太。
子役時代に、結構有名なTVドラマにも出演しています。
例えば、
- 「かまいたちの夜」(2002年)
- 「相棒」(2002年)
- NHK大河ドラマ「武蔵」(2003年)
- 「仮面ライダー555」(2003年)
など。
仮面ライダー555 第37話 に染谷将太が出てるということで観ましたけど他の子役たちより圧倒的に可愛くてびっくりした そんで555シリアスすぎるな…昔ちょいちょい観てたけどほぼ記憶ないからまた全部観よう pic.twitter.com/9PO6wTABKr
— なをちん (@nw_y) 2014, 10月 24
たしかにこの時もひときわ目立つ存在感ですね。
ドラマ「相棒」での染谷将太の演技がホントにすごい
そして、ドラマ「相棒」。
Season1の第5話に出演しています。
しかも、その役どころがかなり重要でした。
ネタバレになるので、知りたくない人は、目をつぶって画面を下スクロールしてもらいたいと思いますw
実は、染谷将太が「相棒」で演じたのは10歳の少年。
そして、なんと・・・事件の犯人だったんです。
おそらく「相棒」史上最年少の犯人。
そして、演技力がそうとう凄いんですよ!
とにかく知的で、かつひねくれた目線をもつ冷めた少年。
ただ、最後にこの少年がある死刑囚に「お前は将来ここに来る」と言われて、涙を流すシーンがあります。
ここが圧倒的!
それまでの少年の姿との違い。
はじめて少年らしさというか抑えていたものが流れ出す瞬間とでも言いますか。
とにかく画面から目が離せない演技力です。
もっと詳しく書こうかと思ったんですが、このブログがとてもわかりやすく感想つきで紹介してくれています。
どれだけすごい演技だったのか、よく伝わると思いますよ。
染谷将太のラップもこなす?
そして、最後に一風変わった染谷将太の演技もご紹介しておきましょう。
映画「TOKYO TRIBE」に出演したときのことです。
この映画自体は、「ラップ×映画」というユニークなコンセプトなんですが、その1シーンで染谷将太もラップを披露しています。
まあ、ラップってほどもでないんですけど、サマになってますねw
ここでも周囲のマッチョだったり強面のメンツとはちょっと違う、精細な役どころ。
やはり染谷将太ならではという演技です。
実はV6の岡田准一も染谷将太の演技を高く認めているほか、「とにかくかわいい」とお気に入りらなんですよね。
そのほかにも、多くの映画監督からの信頼も厚い染谷将太。
>> え!染谷将太って映画監督もしてるの!?
すでに2015年の映画出演もいくつか決定していますが、今後ますます目にする機会が増えてくるに違いないと思います。
以上、染谷将太が子役で出演したドラマは?相棒での演技やラップもすごい!でした。