「クソアイドル」として認知され、その後も着実にファンを増やしてきたBiSH。
その人気の一端を担っているのがメインボーカル、アイナ・ジ・エンドではないでしょうか?
他にももちろん、ペンライトを持ったままで踊れるような振り付け。
刺激的な楽曲。
驚かされるようなイベント。
などなど魅力はあると思います。
ですが、それもメインボーカルがいなくては始まらない話ですよ。
そこで今回は、アイナ・ジ・エンドちゃんについて詳しくご紹介していきたいと思います。
好ききらいが別れてしまうのは歌声のせい?
声質の変化は声帯手術が影響しているから?など、どこよりも詳しく分析していきましょう。
アイナ・ジ・エンドはハスキーボイス
アイナ・ジ・エンドちゃんの声は最初からハスキーボイスです。
歌声も地声もどっちもハスキーボイスなんですね。
しかもこのハスキーボイスには特徴があり、倍音(サラサラ系)が鳴るという感じですね。
これはハスキー系ボイスの特徴であり、とっても魅力的で良く通る声質です。
アイナ・ジ・エンドの歌声は?
歌声もまたハスキーボイスです。
しかも「クールでカッコイイハスキー」に加えて「かわいいガーリーボイス」もミックスされています。
更に、3種類の声区を使い分けています。
それは
- 地声(チェスト)・・・低音域
- ミックスボイス(ミドル)・・・中高音域
- ファルセット(ヘッド)・・・高音域
といったものですね。
基本的には息の上に音を載せていくといったスタイルです。
ノイズのように聞こえる倍音が多いのはこのためだと思います。
元々がハスキーボイスなので、ここに音を乗せるとカラッとしたエッジボイスがでて非常に効果的に聞こえます。
例えばこちらです。
SUGIZOさんとコラボした「光の涯」という曲です。
低音部分で良くこの地声を使っているのが分かるかと思います。
次にミックスボイスです。
ハスキーボイスを更に強めに鳴らして発生しているので、独特な鳴り方で所々に地声部分が残っていることもあります。
中音域に移行していく所で良く聞くことができます。
こちらの曲で良く特徴的に出てきていますね。
最後にファルセットです。
とっても綺麗な高音域で、自然です。
これら3つの特徴を考えてみるとアイナ・ジ・エンドちゃんの歌声は「息多用の地声、強く鳴らすことのできるミックスボイス・力強いファルセット」といった感じですね。
アイナ・ジ・エンドの声質は声帯手術の影響?
アイナ・ジ・エンドちゃんは2016年に「声帯手術に行ってきます!」と自分のツイッターで発信して活動休止しました。
ここでは声帯手術、特に声帯結節ということです。
こちらによりますと、『声帯中央辺縁に生じた白色の腫れもの。』だそうです。
アイナ・ジ・エンドちゃんもずいぶんと前から違和感を感じながらも最初は炎症だと勘違いしていたようですね。
アイナ・ジ・エンドの声質は声帯結節が影響?
もともと、ハスキーボイスだったんですがこの声を使って無理に声帯を使ってしまうと、声帯結節ができてしまいます。
しかし、声帯の炎症で違和感を感じていたので、ステロイドの投薬などによって急場をしのいでしまっていたのだとか。
ステロイドを使えば痛みや違和感がなくなるので、分かりにくいですよね。
それを繰り返した結果、手術になったんですね。
この病気の症状としては「声がかすれる」ということがあります。
しかし元々ハスキーボイスなので、気付きにくかったというのもあるんですね。
何が言いたいかというと、アイナ・ジ・エンドちゃんは声帯の手術を受けました。
しかしそれが原因でハスキーボイスになったわけではなく、最初っからハスキーボイスだった!ということですね。
アイナ・ジ・エンドの好き嫌いが分かれる理由は?
アイナ・ジ・エンドちゃんの歌い方は独特で、年々つやっぽくなっていることにもう気付いていますか?
これはやはり経験と、これまで彼女が通って来た道のお陰だと思います。
それでいてアイナ・ジ・エンドちゃんの歌い方や声質は正統派アイドルからすれば遠い存在。
そして遥かな素晴らしい歌唱力。
女の子らしいかわいい歌声が好きだ!という人にはあまり好かれないかもしれませんね。
しかしこれこそが彼女たちの魅力であり、アイナ・ジ・エンドちゃんにしか出せない魅力だと思います。
是非是非、これからも彼女の独特の感性や歌声で多くの人を魅了して欲しいですね。
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以上「アイナジエンドの声質は声帯手術の影響?好き嫌いが分かれる理由や歌声の分析についても」をお送りしました。