日本に大型台風の台風18号がまさに近づいている今。
実は、すでに台風19号のたまごとなる熱帯低気圧が発生しており、4日には台風19号となっています。
この記事では、
をご紹介しておきます。
特に、火山灰への影響については、台風18号のケースから予測しておきたいと思います。
米軍による2014年の台風19号の最新進路予想
台風19号のたまごは、フィリピンの東のマーシャル諸島にて発生。
そして、すでに台風19号となっています。
まず、こちらが米軍による最新進路予想。
この予想図を見てもらうと明らかなように、
- 全体的には北西へ
- 沖縄方面へと進みつつある
という進路が読み取れます。
実は、これは台風18号の進路とよく似ている進路なんですね。
つまり、日本に大きく影響を与える台風となる可能性が大きいわけです。
気象庁による2014年の台風19号の最新進路予想
そして、気象庁が発表している台風19号進路予想図がこちらです。
ほぼ、米軍の進路予想と同じと言っていいでしょう。
具体的な気象庁の予想としては、8日3時の時点で、非常に強い台風が沖ノ鳥島近海に近づいているだろうとのこと。
台風18号と19号の進路をあわせて見るとこうなります。
具体的に風速などの数値を見てみると、
- 中心気圧 945hPa
- 中心付近の最大風速 45m/s(85kt)
- 最大瞬間風速 60m/s(120kt)
で、これは5日8時時点の台風18号(場所は奄美大島の東あたり)の数値とまったく一致します。
ここから台風19号が日本に与える影響を、台風18号の場合から予測することができそうです。
噴火した御嶽山周辺地域や火山灰への影響は?
個人的に心配なのは、先日噴火があった御嶽山周辺地域への影響。
捜索などのスケジュールにも影響があることが予想されます。
そして、火山灰に台風はどんな影響を与えるのでしょうか。
台風18号による火山灰への影響から考えてみます。
まず、予想では、台風18号は6日昼前後に長野県に最も接近するとのこと。
台風による強風で火山灰が西方面へとに運ばれ、長野県の県内にも降灰が予想されるとのことです。
となると、同規模の台風19号の場合も、やはり同じような状況かもしれません。
また、
- 雨が火山灰と混ざることで泥流化し、斜面を流れる危険性
- 雨と混ざりコンクリートのように固くなった火山灰の上を、雨が急流となり流れ落ちる
という危険性も指摘されているらしいです。
火山灰以上に、この土石流への懸念が地元では強いようです。
例えば、御嶽山のふもとに位置する長野県王滝村と木曽町。
ここでは集落が孤立することも心配されています。
2日には、周辺の川にはウェブカメラを設置し、土石流への注意が行われているようですが、火山灰の影響はまったく予測できないようです・・・。
すでに各所で御嶽山噴火で被害を受けた地域への募金も始まっているようですが、被害が拡大したいことを願うばかりです。
⇒噴火した御嶽山の場所と地図!火山灰の影響は飛行機や農作物にも?
以上、台風19号の進路予想!米軍と気象庁の予測と御嶽山の火山灰への影響【2014】でした。