先日、twitterのツイートランキングで上位だったのがこの「ツノゴキブリ」。
新種のゴキブリが関東で増殖中とのことで、twitterでも「こえええええ!!」などの声が多数・・・。
ツノゴキブリがこれからますます生息地域を拡大させていくとすれば、これはしっかりと対策をしなくてはなりません。
また、気になる子どもヘの影響についても知っておきたいところです。
本記事では、
についてお送りしたいと思います。
新種・ツノゴキブリの正体
こちらが2014年6月14日のとあるツイート。
実物と新聞記事の画像がのっている。
俺が捕まえて、はしゃいでた クワガタさん。 実はツノゴキブリでした… 手足の本数が4本しかないです… よく見ると異常にテカってます… 関東で繁殖してるはずやのに もう関西まで来てるやん。。 このまま全国で大量発生しそうやな… pic.twitter.com/OsXd8rdJIA
— ミャ (@Mya_Dao) 2014, 6月 14
うーむ。パッと見、どうみてもクワガタだが・・・。
脚の数が違う?
投稿者によると「テカり」が異常だとのことで、やはりゴキブリなのか?
どうにも正体がわからない・・・。
手がかりとなる新聞記事
こうなれば、情報は新聞から得るしかない。
これがどこの新聞なのか?
すると・・・意外な事実がわかってしまうのだ!
実はこの新聞はれっきとした新聞。東京新聞。
ただ、いつ発行のものかに注目したい。
画像上では映っていないが、こちらの新聞の発行日は・・・2005年4月1日。
おわかりですね?
2005年4月1日。
そうです。エイプリルフール♪
実は昔は、各新聞社がエイプリルフールにこのようなデマのニュースを掲載するというのが恒例になっていた。
これはその一つというワケ。
したがって、ツノゴキブリなんていません!!
ちなみに、東京新聞の過去のエイプリルフールの偽記事は、
- 東京タワーが傾く原因が足元のオナラと判明!
- 競馬にシマウマ登場まで秒読み!
- 和歌山で白黒逆パンダ発見!
- モグラのようなのにマグロの味のする新種の動物「モグロ」発見!
など。
本当かどうかの判断の難しさと一瞬にして読み手に与える恐怖感という点で、この「ツノゴキブリ」ネタが頭一つ二つぬきんでてる感がします。
記事もよく見てみると、
- 外国産ゴキブリとの自然交配の可能性
- 輸入業者が遺伝子操作した可能性
- 「ツノッキー」という愛称も決めていた
などとまことしやかな文が並ぶ。
いや、ツノッキーはちょっと変か?w
2005年以降、ツノゴキブリが話題にあるのは、2014年がはじめてではない。
にもかかわらず、やっぱり「勘弁してくれ」などの反応が出る。
このことがツノゴキブリが優れたデマニュースだということを証明してますね。
ツノゴキブリへの対策
ま、そんな訳ですから、
- 慌てない
- 騒がない
- はしゃがない
ってとこですよね(笑)
はしゃぐなら4月1日にしましょう。
ツノゴキブリが与える子どもへの影響
「人を見たら突進するツノゴキブリなんていないよ」とちゃんと教えてあげるので、どうでしょう?(笑)
あ。あと、真似して「脚を4本にしてやれ!」とクワガタの脚を抜いたりしないようにはしてほしいですね。
もとから4本になってるのは仕方ないですけど。
あと、子どもの恐怖心につけこんで、
- 「ちゃんと片づけしなかったら、ツノゴキブリが来るで!!」
- 「早く寝ないと、ツノゴキブリが来ますよ!」
- 「食べてすぐ横になったら、ツノゴキブリになるわ」
- 「悪い子はいねぇか~byツノゴキブリ」
などのあくどい利用をするのはやめておきましょうね。