ベランダというのはマンションの中でも、完全に個人的な場所ではありません。
どちらかというと、外からでも見える場所なので少し気を遣う場面も多いかもしれません。

もう少しプライベートな空間にしたいな、と考えた時にベランダをサンルームにしよう！と思う人も少なくはないでしょう。
でもリフォームをしようにもマンションだったらどうでしょうか？

大々的なリフォームはできなくても、できる範囲内でのサンルームになりますよね。

そこで今回はマンションでもベランダをサンルームにする方法についてご紹介したいと思います。
簡易な後付けリフォーム方法もあるので、一緒にご紹介しますね。

ベランダをサンルームにするってどういうこと？

バルコニー　ベランダ　サンルーフ　プチリフォーム　マンション

サンルームというのはこういう感じですよね。

お日様の光が届いてポカポカと気持ち良いです。
そこでまずはベランダをサンルームにするメリットとデメリットを見て行きましょう。

サンルームのメリット

サンルームのメリットは

といったところですね。

洗濯物を干すことが多いベランダですが、その部分をサンルームにするので物干し場として使う人も多いです。

天候を気にすることなく洗濯物が干せて、乾きにくい季節でも干しっぱなしで邪魔にならないのが良いところですね。

サンルームのデメリットは

など。

通気性を良くするためには窓を開けなくてはいけません。
しかし、サンルームはとても温かくなるので、窓を開けたぐらいでは夏は室温を下げることができません。

居住スペースとして使うつもりならエアコンなどが必要になります。
そうなると光熱費がたくさんかかってしまう、というデメリットもあります。

マンションの管理規約にもよると思いますが、ベランダというのはマンションの共用部分になることが多いです。
これは分譲型マンションでも同じです。

何故ベランダが共用部分なのかというと、避難をする時の場合を考えているからです。
火災などがあって非難する時はベランダを使うことも少なくありません。

なので、マンションではベランダを共用部分にしているのです。
このため、マンションのベランダをサンルームにリフォームするのは難しいと言えるでしょう。

でもサンルームを手に入れたい！と思うのなら簡易アレンジをおすすめします。

ベランダは共用部分なのでサンルームのリフォームや増設は不可能です。
ですが、ベランダを上手にアレンジしてサンルーム風にしている人もたくさんいます。

今回はそういった事例をご紹介していきましょう！

まずはベランダとリビングの一体感を出すということが必要です。
そこでこちら。

床部分にウッドデッキのパネルを敷き詰めています。
マンションの契約内容によってはパネルもＮＧの場合がありますので、ご注意ください。

サンルームのように囲われていませんが、それでもまるでサンルームのように変身しています。
ここで朝食を食べたりすると気分転換にもなって良いですね。

続いてはこちらです。

ベランダに家具を置いてしまいます。
設置基準にもよると思います。

設置する時はしっかりとマンションの賃貸契約の確認をお願いします。
この人のようにベランダにテーブルとハンモックを置くことで新たなスペースになりますね。

緑をたくさん取り入れるというのも良いですね。

心が癒されますし、植物もベランダでしっかりとお日様の光を浴びることができます。
このように少し工夫をすればマンションのベランダもサンルーム風にアレンジすることができるんです。

最後に、あまりにもアレンジしすぎて近隣住民とトラブルにならないように注意点をご紹介します。

それは

といったところです。

基本的に、大量の砂などの持ち込みは禁止されていることが多いですし、すぐに動かすことができない椅子やテーブルなども禁止されています。

またベランダでバーベキューなどを行う場合も、禁止されているかもしれませんので、確認しておきましょう。
是非、楽しいベランダ生活を送るためにもルールを守って楽しんで下さいね。

以上「マンションでもベランダをサンルーム化！簡易な後付けリフォーム方法と事例を紹介」をお送りしました。