アーティスト氷室京介が2014年7月13日、ライブ途中のＭＣにて「氷室京介を卒業する」と引退宣言と取れる発言をしたとのこと。
なんと衝撃的なニュースなんでしょう。
でお送りします。
氷室京介の卒業？引退宣言の真相
氷室京介はＭＣで具体的にどんな発言をしたのか？
記事によると、
「思うようなパフォーマンスができなくなったら引退しようと思っていた。今回のツアーでイメージ通りにできないことがあり、スポーツ選手が引退するように、氷室京介を引退しようと思う
という趣旨の発言をしたとのこと。
実際に、ライブに言っていた客もtwitterで
氷室京介さん周南ライブで引退宣言!!!!!耳を疑いましたが、紛れもない真実です 「次の横浜2DAYSを最後に氷室京介を卒業する。その後さよなら公演はするかも、25年頑張ってアスリートの気分」あまりのショックに会場騒然&呆然でした。
と書いています。
ロックのカリスマ・ヒムロックとしてのおもうようなパフォーマンスが出来なくなったってことですかね・・・。
確かに、ここ最近のライブでは一曲ごとにステージを暗転して休憩する姿が見られたり、震災後のライブをテレビでとりあげられた時にも「老けた」なんて噂もありましたが・・・。
公式サイトで発表
その後、公式サイトで正式な発表がありました。
本日7月13日、周南市文化会館公演にて、氷室京介本人がステージ上で自身の音楽活動への引退の意向を表明いたしました。
急な発表となり、ファンの皆様を驚かせてしまったことをお詫び申し上げます。正式には7月19日、20日に予定している横浜スタジアム公演、及び来年企画しているファイナル・コンサートを以て
氷室京介としてのコンサート活動を休止させて頂く意向です。その他の音楽活動に関しての今後の詳細に関しては、改めて皆様にご報告させていただきます。
BeatNix Corporation of America
つまり、「引退」で決定ということです・・・。
氷室京介の引退宣言への音楽業界の反応
まず、氷室京介の所属するワーナーミュージック。
「スタッフは引退するなどの話は聞いていない。ライブ終了後に担当者が本人から真意を確認する」
まさに寝耳に水状態だったんですね。
その後、話し合いがなされ、先ほどの発表に至ったんでしょう。
公式HPでの発表前には、音楽業界からはこんな反応が。
「えっ？？？ヒムロック引退？本当に？？？」
「俺もＴｗｉｔｔｅｒの情報しかありません。慌てずにちゃんとした情報を待ちましょう」
ＢＯＯＷＹ元ドラマー・高橋まこと
「マジか～～～！」
「氷室さん、卒業と言ったらしい。引退とは言ってないっぽい。ソロを卒業って事なのだろうか？？？」
「横浜スタジアムで、真相は明らかになるんだろうけど・・・。まだまだ氷室さんの背中は見続けたいな？」
ＧＬＡＹ・ＴＥＲＵ
「氷室さん引退、嘘だろ・・」
「ザラついた心どうすればいい」
ＧＬＡＹ・ＨＩＳＡＳＨＩ
「氷室京介を卒業？？
氷室京介さん引退するの？？？
今日、『ROXY』聴いてたのに。。。」
ビビる大木
一部、音楽業界ではない人も入っていますが、皆が動揺し、信じられないという様子ですね。
氷室京介が「引退」をほのめかしたインタビュー
実は氷室京介は。2010年50歳の時、『NEWS ZERO』出演してこんな風に語っている。
「今、何と闘ってますか？」という質問に対する答えです。
「自分と闘ってます。
『才能がない。やっていけない。もう俺は引退するぞ』って毎晩かみさんに言ってますよ。もう15年前から言ってることなので、『もう一歩も歩けない』って言いながら一歩一歩15年間歩いていて、なんとなく生き残れているってことは、自分からそこでリタイア......それこそSuicide（自殺）しちゃいけない。
権利を与えられてるうちは、自分から見えない一歩でも進まなきゃならないのが『"Rock'n'Roll Suicide"Mission』なわけで。それが答えですかね」
ここで「権利」と言ってるのはファンからの応援のこと。
氷室京介が自身の戦いながら、本当にギリギリのところで活動してきたというのがよくわかる発言です。
まさかの「才能がない」発言ですからね・・・。
しかし、考えてみれば、氷室はBOOWY結成の際も、いったんは引退するつもりだったんですね。
ただ、布袋寅泰にラブコールを送ることでやりなおせたという過去がある。
布袋寅泰が音楽的に世界的な成功をおさめてることは間違いない事実で、その姿と自分を比べたときに、ひょっとしたら「才能がない」なんて思ったのかもしれません。
いやいや・・・。
「ヒムロック」というボーカリストがその後に与えた影響の大きさたるや凄まじいものなんですけどね・・・。
氷室京介はずーっと昔に「氷室狂介」という名で活動をしたこともある。
そんな風に別のアイコンとして活動するのもいいし、バンドを組むのもいい。
あるいはひと時、趣味のカメラをいかして、異なるアーティストの道を歩むのもいいかもしれない。
ただ、氷室京介という一人の人間が戦い、活動する姿は、まだまだ多くの人に影響を与えるもの。
引退宣言が新たな活動開始の前触れだという風に個人的には信じたいです。