生活・育児の豆知識

子供の日焼けケアや熱・湿疹への対処法まとめ!痛いときは病院に行く必要あり?

子どもの日焼けは元気な証拠!と言いますが、程度が酷いとそうも言っていられません。

たかが日焼けと侮らず、子どもの調子がおかしい、体中に湿疹が出ているといった場合は医療機関を受診した方がいいんです。
でも、一体どれくらいのものを目安にすればいいのでしょうか?

今回は、重度の日焼けの見分け方をご紹介します。

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重度の日焼けは命も危険も…

子ども、というのは当たり前のことですが大人のように体力がありません。
まだまだ成長途中でありますし、自分の体調の変化を適切に伝える能力も弱いでしょう。

こんな時、どうしてあげたらいいのか、というと、それは周りにいる大人が注意深く子どもを見るしかないのです。

いつも子どもを見ているのなら、子どもの「不調」というものを感じ取ってあげて下さい。
また日焼けをしてしまった時のアフターケアにつきましては、こちらの記事でご紹介しておりますのであわせてご覧ください。

医療機関に行った方がいい場合の症状

では、具体的に、どんな場合に医療機関を受診した方がいいのでしょうか?

それは

  • 脱水症状を起こしている
  • 発熱している
  • 頭痛
  • 嘔吐した
  • 水疱ができている
  • かゆみがある

といった場合です。

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日焼けで脱水症状!その見極め方!!

子どもが自分で「脱水症状だ」と言ってくれれば苦労はありません。
しかし大人でも、脱水症状を自覚するのは難しいですよね。

これは周りの判断に大きく委ねられるものです。

脱水症状の大きな特徴を知っておけば、早期発見することができ早めに医療機関を受診することもできます。

そこで子どもの脱水症状の主な例は

  • のどの異様な渇き
  • 食欲低下
  • 倦怠感
  • 頭痛
  • 嘔吐
  • 吐き気
  • けいれん

です。

これは体内の水分が奪われることで、血流が悪くなり起こる症状です。

フラフラしながら、嘔吐するまたは吐き気を訴えるのであれば、十中八九、脱水症状でしょう。
肌が紫外線でダメージを受けている上に脱水症状にもなっていますので、水分はどんどん失われています。

すぐに「経口保水液」を飲ませ医療機関に行きましょう。

日焼けで痒みは医療機関に行かなくてはいけないの?

日焼けした部分が痒いと訴えてくる子どももいます。
痒いぐらいでお医者さんにかかってもいいんだろうか・・・と思うかもしれません。

しかし、この日やけの後の痒みというのは、とても怖いものかもしれないんですよ。

光線過敏症

日焼けした後、酷く痒みを感じるというのは光線過敏症である可能性が高いです。
光線過敏症は様々な種類の光線を浴びることで湿疹が出るものです。

中でも、子どものうちに発症しやすいのは

  • 日光蕁麻疹
  • 多形日光疹

の2つです。

どちらも日光を浴びた後、ブツブツとした湿疹がでて痒みを伴うのです。

それぞれ少し症状が違いますので、もう少し詳しく見ていきましょう。

日光蕁麻疹

日光蕁麻疹とはその名の通り、日光を浴びたことにより蕁麻疹が出てしまうものです。
春から夏の日差しが強くなる季節に発症する事が多く、一度この症状が出ると、冬や室内の照明でも反応して蕁麻疹が出てしまう事もあります。

ちょっと厄介ですよね。

日光に当たるとみみずばれの様なものができ、影に移動したら数時間以内に治ったという場合には日光蕁麻疹の可能性があります。

多形日光疹

こちらは10~20代の女性がかかりやすい病気です。
日光蕁麻疹と症状が似ていますが、日光を浴びて数時間後に発疹ができ、その発疹が数日間続くと言うのが大きな特徴です。

なので、日焼けした後湿疹がでて、一日以上経っても湿疹が消えないという場合は多形日光疹の可能性があります。
冬になると症状は軽くなりますし、室内の照明などで症状がでることはないようです。

もし光線過敏症の時はどうしたらいいの?

日やけをした後、強い痒みと共に湿疹ができるというのは、おそらく光線過敏症でしょう。
しかし、ここで自己判断をするのはとても危険です。

光線過敏症と言ってもたくさんの種類があります。
ここで治療法を間違えると、余計に悪化させてしまいます。

とにかく日焼け後に湿疹が出たら医療機関を受診しましょう。

子どもの日焼けのケア!痛い場合はどうするの?

何度も言いますが、日焼けはやけどと同じ状態です
そのため、肌は真っ赤になりますし、必要以上に体力も奪われます。

中でも、ヒリヒリと痛い時や水ぶくれができている場合のことを日光皮膚炎といいます。
これは日焼けにより、皮膚が炎症を起こしている状態で、とても酷い場合には入院することもあるんです。

日光皮膚炎が酷くなると

  • 皮膚のむくみ
  • みずぶくれ
  • 頭痛
  • 寒気
  • 発熱
  • 吐き気、嘔吐

などを引き起こします。

こういった時は、医療機関、特に「皮膚科」を受診しましょう。

日本皮膚炎の治療方法は?

日本皮膚炎は程度にもよりますが、重度の場合はステロイド剤を用います。
全身症状が見られる場合には、内服薬が処方されることもあります。

病院で出されたステロイド剤は塗るだけで傷みを伴う場合もあるので、スプレータイプになったりもします。
放っておくと本当に命の危険になる場合もあるので、早めに受診しましょう。

こういった日焼けの症状を出さないためにも

子どもの肌は大人の厚みの半分程度しかなく、どうしても紫外線によって細胞が傷つけられてしまいます。
紫外線は将来的に皮膚がんなどを発症するリスクも高めますから、できるだけ浴びせたくないですよね。

しかし、適度な紫外線は子どもの健やかな成長に必要になるんです。
このため、外遊びをするのなら日差しが強くなる時期には日焼け止めなどをして対策を取りましょう。

子どもの日焼け対策につきましては、こちらの記事でどうぞ。


(P.N.オレンジ)

以上「子供の日焼けケアや熱・湿疹への対処法まとめ!痛いときは病院に行く必要あり?」をお送りしました。

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