WBSCプレミア12の日程と参加国！WBCとの違いやWBSC誕生の裏側とは？

「WBSCプレミア12」が近づいてきました。
記念すべき第１回となる大会ですが、詳細を知らない人も多いんじゃないでしょうか。

そこで、この記事ではWBSCプレミア12の日程と参加国、WBCとの違いやWBSC誕生の裏側などについてお伝えします。

ＷＢＳＣプレミア12とは？ＷＢＣとの違いやＷＢＳＣ誕生の裏側についても

２０１５年１１月に第１回が開催される「ＷＢＳＣプレミア12」

まだ、あまり話題に挙がっていないので、知らない人も多いんじゃないでしょうか。
ＷＢＣと似た名前なので、同じような大会と思っている人もいるでしょう。
しかし、実態は全然違います。

そもそも、ＷＢＣは「ワールド・ベースボール・クラシック」で、数年に一度開催される野球の大会のことです。

一方、ＷＢＳＣというのは、「ワールド・ベースボール・ソフトボール・コンフェデレーション」で、日本語で言えば「世界野球ソフトボール連盟」です。
決して、「ワールド・ベースボール・スーパー・クラシック」ではありません。

ＷＢＳＣプレミア12はＷＢＳＣの上位１２ヶ国で競われる、国全体の野球力（野球国力）のナンバー１を競う大会です。

ＷＢＳＣプレミア12の参加国はＷＢＳＣが主催する大会や、ＷＢＳＣが認定した国際試合の結果をポイント化し、その上位１２ヶ国も出場権に与えられます。

ポイントが与えられる試合は12U、15U、18U、21U、トップと全世代に渡りますから、ＷＢＣと違い、トップチームだけが強くても出場できない大会なんです。

この点が、ＷＢＣと最も違うところで、野球国力のナンバー１を決める大会を謳っている一番の特徴になります。
こうして選ばれた１２ヶ国のトップチームが世界一を競うのがＷＢＳＣプレミア12ということになります。

ＷＢＣがあるのに、なぜこのような世界大会が行われることになったのでしょうか？

その一番の理由は、ＷＢＳＣの資金集めと言われています。

野球はオリンピック種目から外されたため、ＩＯＣ（国際オリンピック委員会）から資金援助が受けられなくなっており、財政難が続いています。
その財政難を解消するために、プレミア１２が開催されるというのです。

あと、野球国力を競うという形にすることで、オリンピック復帰へのアピールとしても考えているのではないでしょうか？

WBSCプレミア12の日程と参加国

ＷＢＳＣプレミア12は１１月８日～１１月２１日に、日本・台湾で共催されます。

１次ラウンドは２グループに分かれた６チームの総当たりリーグ戦です。
そして、各グループの上位４チームがトーナメント方式で優勝を争います。

日本では、札幌ドームで開幕戦が、東京ドームで準決勝・決勝戦が行われることが決まっています。

プレミア１２に参加する１２ヶ国をを２０１５年１月現在の順位と共にお伝えします。

そうなんです、日本はＷＢＳＣランキング１位でプレミア１２に乗り込むんです！
これは負けられないですよね～

グループＡは

グループＢは

となっています。

なぜ、１位と２位が同じ組になっているのか気になる所ですが、全体的には均一に分かれているので、ＷＢＣほどの不公平感はありません。

細かい日程は、以下のようになっています。

まずは、Ａグループ

続いて、Ｂグループ

準々決勝以降はこちら。

準々決勝

準決勝は11/19と11/20に開催、決勝戦・３位決定戦は11/21に開催されます！

以上「WBSCプレミア12の日程と参加国！WBCとの違いやWBSC誕生の裏側とは？」をお送りしました。

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