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ドラマMOZUseason1のあらすじをネタバレ!映画の前に振り返る

あのドラマが映画になって帰ってきます!
それは「MOZU」です。

しかも、ファンには嬉しいことに、完結編!とのこと。
全ての謎が解けてくれるのは本当に嬉しいですよね。

でも、なぞって何が謎だったのか、覚えてますか?

今回はseason1でのあらすじについて振り返ってみたいと思います。

それでは早速いってみましょー!(^^)/

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ドラマ「MOZU」season1 百舌の叫ぶ夜のあらすじ

主人公はどこか陰のある倉木警部でしたね。

物語は東京・銀座の繁華街で爆発が起こったことから始まります。
その爆発は白昼に起こったため、多くの犠牲者が出ました。

しかし、この爆破事件で死亡したのは奇跡的に2人だけ

その2人というのは、倉木の妻・千尋(石田ゆりこ)、そして、フリーライターの筧俊三(田中要次)
遺体の確認を済ませた公安部所属の倉木は、妻の死んでしまった理由を独自に捜査を始めるのです。

そんな中、ノンキャリアでたたき上げの刑事、大杉も倉木とぶつかり合いながらも捜査を開始する。
2人で協力することになったが、そこに新たな協力者、明星美希が現れるのです。

倉木の悲しく切ない過去

協力していく3人でしたが、それぞれに過去には人に話せない経験をしていました。

倉木は今回、死んでしまった妻との間に1人娘・雫がいました。
お風呂で事故死、となっているのですが、倉木はその少し前から様子のおかしかった妻・千尋が殺してしまったのではないかと疑っています。

というのも、この娘の雫、血液型がB型なんです。
倉木の血液型と千尋の血液型ではB型の子どもは生まれないんです。

その事実を知った日から、倉木と千尋の間にはぬぐいきれない何かがうまれ、急によそよそしくなってしまうんです。

5年前、妻千尋は倉木と同じ公安で働いていました。
その時についた任務が「グラークα作戦」
この作戦を終えてから千尋は公安を辞めるんです。

どこかへの潜入捜査だったようですが、捜査員全員がつかまり、千尋は72時間拘束されたあと、解放されました。
他の捜査員は全員殺されるという大惨事を残して。

そして、その作戦の事は倉木にも一言も話さなかったんです。

しかし、ある日、倉木は妻の化粧台の引き出しを開けます。
そこには娘が描いた絵があるんですが、その紙の裏には「ダルマ」の絵が描かれているのでした。

こうして様々な謎を抱えたまま死んでしまった妻のことを理解しようと、捜査を始めるんです。

謎の臭いがぷんぷんしますね~。

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明星と父親の関係

一方、明星にもまた過去があります。

それは警察官でありながらもある日突然失踪してしまった自分の父親のこと。

失踪するはずがない!と信じている明星は何度となくかかってくる父親からかもしれない無言電話を聞きます。
それでも父からの連絡はなく、少しでも近付くために公安部に所属しているのでした。

そこで津城(小日向文世)とこっそり繋がっており、徐々に真相を手に入れようとしているんです。

大杉と娘の確執

大杉には、離婚寸前の妻・恵子(堀内敬子)と娘・めぐみ(杉咲花)がいます。
すでに別居中でした。

その原因は大杉の仕事にありました。

ある日、銀行マンの娘がなくなる事件が起こりました。
その子は拒食症で、お母さんは面倒を必死に見ていたんですが、中々食べず、餓死させてしまうのです。

しかしどこから漏れたのか、この事件がマスコミに渡り、しかも介護していたお母さんは犯人扱い。
「鬼母」とまで罵られていたんです。

この時、このお母さんの事情聴取をしたのが大杉
そしてこのお母さんは娘・めぐみの同級生のお母さんだったんです。

警察は、お母さんの主張は殆ど信じず、食事を与えていなかったとして取り調べます。
それは何故か・・・

このお母さん、一時期危険な思想を持っているとされる新興宗教にはまっていたから、なんです。

この情報は公安からもたらされたもので、この考えを刷り込まれた大杉は、めぐみが

「あの子のお母さんは人殺しなんてしない!」

という訴えも全て無視したんです。

その結果、取り調べ期間中に、このお母さんは自殺してしまいます。
この時からめぐみは大杉に対して口も心も開かなくなってしまったのでした。

そして、夫婦間でも諍いになり、結果、別居という道を進んでしまっているのです。

爆破事件は誰の仕業?

事件を調べていくと、明星が事件現場にいたという事実が浮かび上がってきます。
そのことを問いただすと、明星はあっさりと認めました。

ここには公安の極秘任務が絡んでおり、その人物を尾行中に爆破事件が起きたとのことでした。

ではこの明星が尾行していた重要人物とは誰か?

それはプロの殺し屋である新谷和彦(池松壮亮)だったんです。

この新谷和彦が更にマークしていた人物が、爆破事件の首謀犯である筧だったんですね。
何故、プロの殺し屋が筧を狙っていたのか理由は分からず、更に爆破事件後、新谷和彦は行方不明になっているのでした。

そして筧は爆破事件を起こす前、女と喫茶店で会っていたという情報も入ります。
どうやら何か重要な取引をしていたようでした。

というのも筧は表向きはフリーライターでしたが、裏では世界的なサイバーテログループ「パラサイトネット」の日本支部の幹部だったのです。
「パラサイトネット」はサイバーテロは行いますが、爆弾テロなどはしたことがなく、犯行声明も発表されていませんでした。

また新谷和彦は「アテナセキュリティ」というところに雇われた殺し屋だったんです。
そこの一部の幹部が非合法な活動を行っているのだといいます。

新谷和彦はどこへ??

爆破事件から行方不明になっていた新谷和彦は、アテナセキュリティの中神甚(吉田鋼太郎)の部下、赤井(田口浩正)によって崖から突き落とされていました。
一命は取り留めたものの、記憶喪失になっており病院で自分の名前も分からない状態で保護されていました。

そこで病院の広報を務めているフリーライターの中島葵美(有村架純)が、誰か知り合いの人を探すことに協力します。

運悪く、この記事はアテナセキュリティの目にとまり、もう一度赤井が新谷和彦の元へやってくるのです。

病院から連れ出すことに成功した赤井たちは山の中で新谷和彦を殺そうとしますが、逆にやられてしまいます。
そこで新谷和彦は赤井から自分の素姓を聞きだし、妹がいること、銀座での爆発事件の実行犯が自分であること、ICチップを持っているということを聞きだすのです。

鍵を握るのはICチップ

日本で起きた未解決事件の闇には必ず「ダルマ」という人物が関係しているといわれています。
それは「都市伝説」のようなものとしてとらえている人もいますが、その「ダルマ」の姿を見た人が多数いることからそうではないという人も。

夢の中に現れる「ダルマ」はどうやらICチップを使って人々の夢を操作しているんじゃないか、ともいわれるんです。

その闇に迫っていくと必ず不幸になるという逸話もついています。

今回のこの爆破事件もICチップが大きく関わっていることから「ダルマ」と、「グラークα作戦」と、新谷和彦が大きく結び付いていくのです。

爆破現場に現れた「お化け」

爆破現場で明星が助けた少女ミユキ。
その少女が事件の後、こんな発言をします。

「爆破現場でお化けを見た。」

といって一心不乱に絵を描いています。

少女に話を聞くと、

「人をバラバラにしてたお化け」

とも。

このお化けが重要人物だと思い、監視カメラを確認してみますがそこには重要な映像はどれも残っていませんでした。

こんなにたくさんの監視カメラの、しかもある特定の場所だけ映像がないのは人為的な匂いがする、と捜査を続けます。

そこで疑わしいとなったのはアテナセキュリティと公安。
倉木はアテナセキュリティの東(長谷川博巳)に揺さぶりをかけますが、すべて空振りに終わります。

そんな3人は次に新谷和彦がなんかの事情を知っているとして新谷和彦の行方を調べるのでした。

殺し屋、新谷和彦の真実

アテナセキュリティに雇われていた新谷和彦ですが、そこには大きな秘密があったんです。
それは新谷和彦の妹の存在。

アテナセキュリティは新谷和彦1人が殺しを請け負ってしていると思っていましたが、実行犯は実は妹のヒロミの方だったんです。
爆破事件当日、明星がつけていたのも新谷和彦ではなく、妹のヒロミの方なのでした。

「百舌」という名前の殺し屋は本当は、依頼を受ける兄和彦と、実行役の妹ヒロミの2人からできてたんですね。
妹、ヒロミの方も爆破事件から行方不明だという。

明星が新谷ヒロミをつけていたのは、アテナセキュリティのバックに公安警察がついているからだと分かります。

そこで津城警視正(小日向文世)と明星のことが明るみにでます。
津城警視正の秘密の命令を受けて明星はスパイをしていること。
津城は警察、特に公安の不正を暴くために秘密裏に動いていること。

そしてこれからは一緒に倉木たちと協力していくと約束します。

拷問された結果

ICチップを隠し持っていると思われている新谷和彦は、ついにアテナセキュリティの中神につかまります。
そこで拷問を受けるのですが、それでも新谷和彦の記憶は戻ってきません。

そんな中、中神は一緒に拘束して拷問していたフリーライター、中島葵美のカバンの中から「百舌」が出てくる絵本を見つけ出します。
その表紙を見たことで新谷和彦は自分の記憶を取り戻していくのです。

新谷和彦と妹、ヒロミは実は一卵性双生児
ヒロミは妹と思われていたが、実は男で日常的に女装しているだけだった。

ヒロミが女装し始めたのは、自分たちの父親がヒロミを死んだ妹の代わりとして女の子として育ててしまったから。
そしてその結果、ヒロミの心は歪んでしまい、人を殺すという衝動を持つようになってしまった。

更にヒロミはある日、耐えかねて自分の父親の首をアイスピックで串刺しにして殺してしまうんです。

この第一発見者は新谷和彦。
2人で父親は殺したんじゃなく、帰ってきたら死んでいたことにしようとして秘密を共有します。

父親を殺してしまったことで衝動が完全に抑えられなくなったヒロミは、大人になり、見境なく人を殺そうとしますが、それを新谷和彦が阻止します。

「お前の殺す相手は俺が決めてやる」

といい、ここから殺し屋百舌が誕生するのです。

新谷和彦は実行犯である妹の存在は一切秘密にしていました。
全てが完璧に進みます。
あの爆破事件までは。

爆破事件の真相

新谷ヒロミはあの爆破事件の日、筧をマークしていました。
次のターゲットだったからです。

しかし、喫茶店に入り筧が女と会っていることを知ります。
その女というのは、倉木の妻・千尋。

筧がトイレに立った隙に千尋は筧のカバンに何かを入れて立ち去るんです。

その姿に何かを感じたヒロミは女を尾行します。
千尋は雑居ビルに入り、10分経っても出てきません。
ビルに入るとそこには千尋が変装を解いた痕跡があるんです。

そこでヒロミは先ほどの喫茶店に筧が残っていることを祈りながら帰ります。
すると、ちょうど筧がいら立った様子で喫茶店から出てきているのでした。

筧が向かったのは、銀座の繁華街。
そこで千尋を見つけると迷わず近づいていきます。

その瞬間、筧の持っていたカバンが爆発したのでした。

爆発に巻き込まれたヒロミは朦朧としながらも筧の服の中からICチップを回収します。
つまり、明星が助けた少女、ミユキが見たお化けというのは筧のバラバラになった死体を探っているヒロミの姿だったのです。

ICチップを回収して隠したヒロミは報告するために新谷和彦のところに行きます。
しかしそこで和彦は、赤井たちに連れられてどこかに出かけていくところでした。

妙な胸騒ぎを覚えて、ヒロミは赤井たちの後をつけます。
そこで見たのは和彦が赤井たちによって崖から突き落とされているところでした。

すぐに和彦を助けようと崖を覗くと、そこには木の枝に引っかかっている和彦がいます。
手を伸ばした途端、和彦の体は崖の下へと落ちていくのでした。
ヒロミもまた、バランスを崩し一緒に崖の下に落ちてしまいます。

こうして意識不明の重体として引き上げられたのは新谷ヒロミであり、新谷和彦ではなかったのです。

ヒロミは自分の兄を殺した東たちを一人残らず殺す!と誓ったのでした。

「ダルマ」と「グラークα作戦の関係」

1980年代後半、警察は携帯電話やメールなどの通信を全て傍受するという国民管理システムを試作していた。
国家はもちろん、公にはその存在は認めていませんでした。

しかしそのシステムがある日何者かに乗っ取られたんです。

その首謀者が分かり、システム奪還に向かいます。
しかしこの作戦は捜査員にどんな危険が及んでも助け出すことはできない極秘中の極秘作戦でした。

この時、指揮を執ったのが公安で倉木の上司である室井(生瀬勝久)でした。

そんな室井には1人娘がいます。
交通事故にあってしまい、今はもう植物人間になってしまっている娘が。

そんな室井、千尋とは元上司という関係でもあり、元恋人という関係でもあったんです。
倉木の娘、雫は、何と室井との間にできた子どもだったんです。

倉木の事を愛しながらも、室井との子どもを産んでしまったことを千尋は思い悩み、病んでいく原因となったのでした。

サルドニア国大統領暗殺計画が!

そしてこのサルドニア国大統領暗殺計画が絡んでくるんですよ。

爆破事件も結局はこの暗殺計画への1つにすぎません。
テロリストである筧に、サルドニア国大統領の暗殺をさせようと企てたのは室井と、公安警察と、そしてアテナセキュリティでした。

筧に自分を狙わせるように仕向けておいて、サルドニア国大統領が来日したときの警備配置の図を渡せと脅迫させたんです。
ICチップを事前に送りつけてそれが交渉の材料になると思わせたのも室井でした。

ICチップの中には何の情報も入っておらず、ただの数字の羅列。
しかしこのICチップを国家機密だと勘違いしたアテナセキュリティは殺し屋「百舌」を持ってこのICチップを横取りしようとしたのでした。

千尋に警備配置図を渡しに行かせたのは室井の指示です。
そこまで室井は千尋を利用したんですね。

そして更にこのテロを起こすことでもっと得する人物も出てくるんです。

それが本当の黒幕なんです。

本当の本当に悪いのはコイツ!

テロを起こして得する人物、それは森原官房長官(瑳川哲郎)でした。

森原は現在の警察組織を変え、公安省という治安組織を結成したいと企んでいるのでした。
この組織ができれば、森原に近い室井がそのトップになることは決まっています。

そこでこの2人が手を結び、一連の爆破事件を起こしたのです。

大統領の暗殺計画が成功すれば、全ては森原の思い描いた通りになり、盗聴、盗撮、ありとあらゆる国家の権限を森原が握ることとなります。
そうなれば倉木たちが何を訴えても闇に葬り去られることとなるのです。

そこで、倉木たちはサルドニア国大統領の暗殺を阻止するため、奔走します。

最終決戦は、壮絶!

いよいよ来日の日になりました。
大統領が来る空港には森原、室井、倉木、大杉、明星、そして新谷ヒロミが集結していました。

兄の復讐を誓ったヒロミはまず、室井を抹殺しようとします。
しかし行く手を阻まれ、瀕死の重傷を負ってしまうのです。

そんな時、空港で爆発が!!
騒然となる空港でしたが、この騒ぎに乗じて室井は姿を消します。
更に新谷ヒロミも瀕死の状態にも関わらず、姿を消していたのでした。

そのことに気付いた倉木は室井を地下道に追い詰めていました。

そこで千尋の事を話します。
筧が持っていた爆弾の起爆スウィッチは千尋が持っていたということ。
そしてそれを起爆させたのは千尋自身であるということ。

そこで何故千尋が起爆させたのか室井にも分からないと言います。しかし命令では絶対になかった、と。

そんな時、室井に近づく影が!

それは執念でやってきた新谷ヒロミでした。
残りの力で室井の首の後ろをアイスピックで刺し、ヒロミも息を引き取るのでした。

こうして室井が死んだことによりまた一つ未解決事件が増えるのでした。

season1で残された謎はどうなる???

全くもってこれを全部見ても「ダルマ」「グラークα」の謎は全く解かれていませんよね。
千尋が拘束されていた72時間の間に、何があったのかなんて全く解決してません。

全部ドラマみて「なんじゃそりゃー!!」って叫んだ人もいるんじゃないですか?
もちろん私もその一人ですが(^^;

つまりはseason2に全部引き継がれる、ということなんですよね。

ということで、season2も振り返ってみましょー!
そちらについての記事はこちらからどうぞ。


とにかく、アクションと、サスペンスが入り混じっていてとってもカッコイイドラマでしたよね。
そんな「MOZU」の劇場版、早くみたいですね~!!

(P.N.オレンジ)

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以上「ドラマMOZUseason1のあらすじをネタバレ!映画の前に振り返る」をお送りしました。

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