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FIFAゼップブラッター会長が汚職で逮捕?辞任の理由と新会長についても

え?何のための選挙だったの・・・?w

絶対にそんな風に思った人が少なくないはず。
先日、国際サッカー連盟(FIFA)総会の選挙で再選を果たしていたゼップ・ブラッター会長。

ここに来て、いきなりの辞任です。

となると気になるのは、

  • ゼップ・ブラッター会長も贈収賄事で逮捕?辞任の理由は?年収は?
  • ゼップ・ブラッター会長に代わる後継者は?

をお送りしたいと思います。

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ゼップ・ブラッター会長も贈収賄事で逮捕?年収は?

なにせ選挙が5月29日でしたからね。
絶対に冒頭に書いた気持ちになった人は、全世界中にたくさんいると思います(^_^;)

まあ、そもそも今回の選挙の前からいろんな黒い雰囲気が漂っていたわけです。

それがFIFA副会長のジェフリー・ウェブ氏など組織幹部の複数名が逮捕。
理由は

  • 収賄
  • 脅迫
  • マネーロンダリング

などの容疑によるものでした。

これについて、ジョセフ・ブラッター会長(もとい元会長)は、FIFA公式HPで声明を発表しています。

その中には

我々はアメリカとスイス当局の捜査を歓迎します。
FIFAがすでに推進している不正根絶の対策を強固にする助けとなりますし、明確にする必要があります

という風に、FIFAとして、そして会長として全面的に捜査に協力する姿勢を見せていたんですね。

ただ、それに対して米当局に起訴されたジャック・ワーナーFIFA元副会長は、

なぜ、ブラッターは逮捕されないんだ?

とむしろ不満を訴えていたりします。

あるいは、サッカー界の重鎮であるマラドーナも、「次はブラッターの番だ!」という発言をしているんですよね。

つまり、そこそこサッカー界の内部にいた方々からすると、疑うべきはブラッター氏というような意見がもともと強かったんですね。
ちなみに、ブラッター元会長の年収は約200万ポンド(約3億8千万円)

さらには、ワールドカップで数十億ドルの資金が動くこととなる大きな利権を握っていたと言われています。

だからこそ、

  • 今回の辞任はいよいよ逮捕が間近だからでは?
  • なにか決定的な証拠が出来てきたからか?

などと言われているわけです。

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辞任の理由は?むしろ選挙に出た理由は?

ということで、気になるのは辞任の理由ですが、これは大きく分けると2つの流れが考えられます。

1.会長職を継続する意志があったが、なんらかの理由で辞任すべき理由が生まれた
2.そもそも辞任することが前提で、選挙に勝つことだけが目的だった

の2つです。

このうち1のほうから、「ここにきてとうとう決定的な証拠が見つかったんだ!逮捕か?」という意見があるんですね。
普通に考えると、たしかにそれも正しそうな気がします。

しかし一方、もう一つ考えられるのが2の路線。
つまり、自分が会長になることによって、何か阻止したかったものがあるという可能性です。

では、その阻止したかったものとはなにか?

これについては、やはり先日の選挙で会長の座を争った相手のことが出てくることになるでしょう。
FIFA副会長ヨルダンのアリ・ビン・アル・フセイン王子です。

つまり、一度は自分が会長になる。
そして、辞任すれば、再選挙になる。

実際、ブラッター会長は

なるべく早く新しい会長を選出する選挙が行われるべきだ

と発言しています。

そして、その間に自分に代わる別の候補者を立てようという意図があるのでは?というわけです。
簡単にいうと、時間稼ぎのための選挙だったというイメージです。

では、なぜそんなことが必要になるのか?
それが先ほども触れたワールドカップにともなう利権が・・・?という話です。

FIFAの幹部らには1991年から24年間で、賄賂などとして1億5000万ドル(約185億円)以上が渡った。
見返りに国際大会でのスポンサー権などを与えたとされる。過去のW杯開催国選定やFIFA会長選挙に絡む疑いもある

というのがそれ。
この利権を引き継げる近い人物を・・・という推測。
これが一つです。

あるいは、実際の所はわかりませんが、ワールドカップ開催国との関係、あるいはそこからの影響が背景にあったのでは?という推測もあります。
確かに開催国には大きな経済効果が見込まれるわけで、そこからブラッター氏への圧力が・・・。

そういう大人の事情が背景にあった可能性もないとは言えないです。

また、他にも欧州サッカー連盟(UEFA)の発言の影響が大きかったということも理由として考えられます。

ダイク会長は28日に国際サッカー連盟(FIFA)ゼップ・ブラッター会長に対して「辞任すべき」と語っていた。
加えて本日同氏は「欧州サッカー連盟(UEFA)は撤退することができると語った。

つまり、ブラッターが会長を続けるなら、うちはボイコットしますよ!という発言です。
欧州サッカー連盟(UEFA)所属国がワールドカップにでないとなると、もはやワールドカップではなくなってしまいますからね・・・。

会長として再選はしたものの、組織として見動きが取れない状態ならば辞任するしか・・・という話だった可能性だったもちろんあります。

しかし、仮にそうだったとしても、やはり背景にある疑惑は変わりません。
この点を明らかにするメスがこれから入っていくのか・・・。

ここからが本番だ!

的な書き込みがネット上にもありますが、確かにそうかもしれません。

ただ、ワールドカップに関して言うと、僕らとしてはただ純粋にいいサッカーの試合が見たいだけ。
そういう意味では、早くこのごちゃごちゃが落ち着いてほしいもの。
また、どうせいろんなウミがでるのなら出しきって、毎回のワールドカップで不正疑惑がかけられるジャッジなどについてもクリーンにして欲しいですね。

以上、FIFAゼップブラッター会長が汚職で逮捕?辞任の理由と後継についてでした。



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