北大生の男性がシリアに行き「イスラム国」なる組織に参加しようとしていたところ、任意の事情聴取を受けたという報道はご存知ですよね?
その関連で2013年にシリアで反政府活動に参加したことがある鵜沢佳史(うざわよしふみ)なる人物が注目されています。
この記事では、
についてお送りします。
鵜沢佳史氏のプロフィールや経歴
鵜沢佳史氏は今回話題になった「イスラム国」に参加したわけではありません。
別の過激派組織の活動に参加したとインタビューでも答えていますね。
2013年4月にシリアに渡り、そこでイスラム教に改宗、知人のすすめもあり過激派の活動に参加。
しかし、足や目に怪我をおって帰国したとのことです。
鵜沢佳史氏の出身大学や学歴
実は、鵜沢佳史氏の出身大学は明らかになっています。
東京農業大学です。
そして、学生時代は「SOLA(日本農業に一生賭ける!学生委員会)」なる団体の代表でもあったようです。
こちらのHPにも当時についての記事と写真があります。
なんか初々しいですね。
また、ベジタブル王子と呼ばれた過去もあるみたいですね。
これもやはり同大学の3年生時のもの。
人手の足りない小さい農家の販売活動を買って出たものらしいです。
「野菜の良さを伝える」という目的で。
こうしてみると、活動的であり、リーダーシップも発揮していた様子がうかがいしれます。
鵜沢佳史氏の学歴
また、学歴に関しては、陸上自衛隊少年工科学校を卒業、という情報もあります。
ただし、情報の真偽は不明です。
真実であれば、こちらを卒業した後、自衛隊には進まず、東京農業大学へと進学したということでしょうか?
鵜沢佳史氏の現在がわかるFacebookページ
実は、ご本人のFacebookページもあるんですね。
※一応、リンクは避けておきます。
更新頻度は高くありませんが、なかなかインテリジェンスと独自のバックグラウンドに基づいた発言をなさっています。
例えば、
「相手はテロリストだ」と敵を作って需要を生み出し、
「今やらなければやられる」と人の恐怖心を煽りたてて衝動に駆らせ、
「国のために戦う君はヒーローだ」と自尊心をくすぐるようなブランディングをする。
そして、今まで売れなかった高価な武器がドンドン売れるようになる。ビジネスと戦争って類似点ばかりだけれども、冷静に見れば「戦争」って、人の心理を見事に活かしたマーケティングそのものだよなぁってふと思った。
日本にずっといる身からすると、リアリティを共有はしにくい部分もありますが、言ってることは然りという部分もあります。
また、こちらの写真を見る限りでは、顔や目に大けがは見られず、シリアでの戦闘活動で負った傷は治っているのかな?と思われます。
良かったですね。
帰国後の活動について
シリアからの帰国後なのか前なのかわかりませんが、「ガクつな 墨田発復興支援プロジェクト」なるものに参加されていたようです。
これは、
関東大震災の慰霊堂がある墨田。
そんな墨田の方々と都内の学生が中心となり、被災地への定期バスを運行します。
現地のニーズを随時把握し、現地で炊き出し・人材派遣・食料支援を行っていきます。
まだまだ動き出しの段階ですが、皆さんのご支援ご協力をお待ちしています!
という団体とのこと。
学生時代の経験を生かして、NPO団体で活躍をされていたのかと思います。
そして、現在は・・・。
「遊牧民」と名乗っておられます。
鵜沢佳史氏がシリアで反政府活動に参加した理由
ところで、この鵜沢佳史氏がシリアでの戦闘活動に参加した理由。
こんな風に語っています。
小学校の時に、いじめに遭いまして。
生と死の極限状況に身を置けば、自分が生きる意味が違った視点から見られるかなと。イスラムのことをしっかりやっているグループの方がいいだろうということで、自由シリア軍と仲良くやっている過激派グループを紹介してもらった
やや論理に飛躍がある気もしますが、「自分の生きる意味」を求めてということだったんですね。
その発言内容に決して同感するわけではないですが、鵜沢佳史氏の活動はいろんな角度から「生きる」ということに焦点を当てているような気はします。
それは意味があることだし、その意味を求めている人は、特に若者で多いのではないかと思います。
とはいえ、そのために誰もが過酷な環境に身を置く選択をする必要はないです。
僕個人としては、平凡な日常のなかでその意味を探し、かみしめたいですけどね。
「イスラム国」へ参加しようと試みた北大生。
彼もまた過酷な環境でその意味を探そうとしたんですかね・・・。
以上、鵜沢佳史氏の経歴や出身大学!シリアから帰国後の現在は?Facebookから見えるもの、でした。