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ドラマ民王のあらすじや最終回をネタバレ!原作小説との違いや結末も紹介!

2015年の夏ドラマで何が一番印象に残っていますか?
視聴率や話題性で行けば「デスノート」をあげる人も多いと思います。

しかしそれとは逆に、ひそやかなブームを起こしつつあるドラマがあります。
それが、今回ご紹介する「民王」です。

まるで通販番組のような謳い文句になってしまいましたがこのドラマ、本当に面白いんですよ。

ドラマを見ているともう先が気になって気になって!なんて人もいますよね。
今までのあらすじを振り返ると共に、最終回の予想についても調べてみました。

原作もあるドラマ「民王」ですので今回は原作の方のラストも併せて比較してみましょう!
ひっそりと、でも確実に話題となっているドラマ「民王」について今回はトコトン!いって見ましょう!

では早速いってみましょー!(^^)/

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ドラマ「民王」ってどんな話?

まず、ドラマは金曜の11時15分からテレビ朝日系列で放送されてます。

ドラマをご覧になってる方はもうお分かりかと思いますが、ドラマ「民王」について少しだけ振り返ってみましょう。

ドラマ「民王」のあらすじ

まず、主人公ですが、武藤泰山(たいざん)とその息子武藤翔の2人です。
この武藤泰山と言う人、満を持してようやく総理大臣になれた政治家なんです。

しかし、総理大臣になって早速、大臣の不適切発言が起こります。
その後処理をしている時に、何と息子と人格が入れ替わってしまうんですね。

これだけでも大変なんだけど、この息子。
泰山の周りの人からはどうしてそんなに「バカ」なんだ?と言われるほどの馬鹿なんですね(^^;

そして草食系中の草食系といってもいいぐらいの男子です。
お父さんとは真反対なんですね。

そんな2人が入れ替わっちゃってるんだから事件が起きないはずがない!ってことなんですよ。

2人の周りには南真衣という翔くんのあこがれの女性が出てきたり、泰山の政治的ライバルである蔵本志郎がいたりと、大変なんです!

エピソードは、そんな2人がなんとか協力しあって政治的困難を解決していく話しなんですね。
しかし翔君は漢字もろくに読めないので、

国会答弁ではメモを読むだけにも関わらず「未曾有」を「みぞーゆー」と呼んでしまったり
外国の来賓に「How are you?」と聞くところを「Who are you?」と聞いて不快に思われちゃったり

そんなわけで、支持率は低下しちゃうんですよ(笑)

更に、翔君は就職活動中なので、入れ替わった泰山が就職試験を受けるんですが、面接官に対し上から目線なのでことごとく落とされていきます。

そんな感じのドラマなんですよ(^^)

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ドラマ「民王」の登場人物って?

ではではそんなドタバタ劇を演じる登場人物ってどんな人たちで彩られてるんでしょう?
キャストも併せてご紹介しますね♪

武藤泰山(遠藤憲一)

強面で、影のあだ名は「ワニ顔」。
前任の総理大臣が投げだす形で退任したため、ようやく総理大臣になれた男です。
しかし周りからは次の解散までのつなぎ役としてしか見られていません。

その中には熱い闘士や理想があるんですが、現実では中々発揮できずにいます。
家族(特に妻)からの信頼は薄く、総理大臣になったことで、夫婦仲を良く見せるため妻に頼みこんでよき夫婦を演じて貰っています。

大の女好きで浮気も何度もしており、妻からは「1億円くれないと今までの浮気をマスコミにばらす」とまで。
息子と入れ替わり、就職活動をすることになっても結局どこも受からないという日々です。

武藤翔(菅田将暉)

泰山の息子。
「超」がつくほどの馬鹿な大学生。
モフモフというオリジナルゆるキャラを愛しているが、父親からは女々しいと言われ嫌がられている。

父親と入れ替わってしまうが、政治のことには全く興味がないため、失言や度重なるピンチでバッシングを受けてしまう。
「ヤミクモ」という喫茶店に間借りしており、そこの夫婦の姪にあたる南真衣に好意を寄せている。
が、そこ気持ちがばれていないのは本人の南真衣だけで周りにはバレッバレである(笑)

南真衣(本仮屋ユイカ)

喫茶「ヤミクモ」を経営している夫婦の姪。
翔の先輩で、翔のあこがれのマドンナです。

更に、秘書志望であることから、総理大臣の仕事を積極的にこなさない翔に業を煮やした泰山たちの策略で、通訳兼秘書ということで総理大臣(入れ替わった翔)の仕事を手伝うことになる。

村野エリカ(知英(ジヨン))

南真衣の後輩で翔の同級生。
お互いに面識はなかったが、尊敬する南真衣と付き合っていることで翔とも出会うことになる。

実は泰山の政敵である蔵本の娘。
この2人もなんと入れ替わっちゃうんですね。

入れ替わる前は翔のことを一方的に嫌い、挑発的な態度を取ってたんですけど、入れ替わり翔の心に触れることで見直し好意を寄せるようになります。

蔵本志郎(草刈正雄)

泰山の政敵。
元警察官僚の家に産まれ、イケメンでエリート。

初出馬の時には泰山と同じ選挙区でトップ当選を果たした人気者議員。
かつては泰山と同じ政党にいたんですけど、新派閥のたち上げのもつれから離党を余儀なくされ、新しい政党を立ち上げることになりました。

喋る時に「ん~」と甲高い声でつけるのが癖。

城山和彦(西田敏行)

泰山のBOSS。
しかし、明らかな金権腐敗政治の申し子で実力者。
泰山からは陰で「タヌキおやじ」とたたかれている。

狩谷孝司(金田明夫)

泰山の盟友でいつもサポートしてくれる人物。
内閣官房長官として、この入れ替わり事件をなんとかギリギリのところで救っている人物。

しかし、ホステスに赤ちゃんプレイを強要させたことを暴露され「おしゃぶり官房長官」のあだ名をつけられバッシングされてしまう。

貝原茂平(高橋一生)

泰山の手腕に惚れこんでいる公設第一秘書。
クールで無愛想。
泰山についてもサラリ、と辛らつな言葉を浴びせる毒舌家。

しかし女性の扱いにはあまりたけておらず、泰山からは「童貞」呼ばわりされている。

息子の翔を心底馬鹿にしており、入れ替わって最初の国会答弁で漢字が読めなかったということから、発言メモには赤字でルビを打つということまでしている。

新田理(山内圭哉)

初対面の人にはヤクザだと思われる風貌をしている。
しかし、公安第一課の警視。

とてもキレ者で、泰山と翔の入れ替わり事件の真相を調査している。

小中寿太郎(六角精児)

翔の大学の教授でもあり、政治評論家。
ベレー帽とパイプが特徴的で、関西弁を使う。
まるで誰かを彷彿とさせる人物設定ですよね。

武藤内閣を「無能内閣」とこけおろす。

とまあ、こんな感じですね。
こんなにも個性的なキャラとキャスティングで望んでるんですから面白くないわけがないんですよ!!

ドラマ「民王」のエンディングが面白い?

実は、内容も相当ぶっ飛んでるんですが、このエンディングもぶっ飛んでると評判らしいんです。

エンディングを歌うのはmiwaさんで「ストレスフリー」という曲です。

この曲に合わせて、キャストの皆が赤いスカーフを回しながら踊るというのが話題のようです。
その動画はこちらから
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=RKlZXw3GdF4

この曲は元々、ドラマのために書き下ろされたものではないようで、miwaさん本人のライヴでもファンが赤いスカーフを回しながら一緒に踊り、盛り上がっていくというものだそうです。

そこでエンディングでもこの様子を再現して、総勢22人で踊ってるってことなんですよ!!
すごいですよね。

この撮影を終えた遠藤憲一さんは

miwaさんがミュージックステーションに出ることになった時に、僕たちにも声がかかったらどうしようかと、実は今からヒヤヒヤしています。

とコメントしています。
確かに、見たい………^m^

ドラマ「民王」の原作ってどんなの?

「倍返しだ!!」というフレーズを効果的に使って社会現象を起こしたドラマを覚えていますか?
そうです。「半沢直樹」です。

ではそれを書いた作者をご存知ですか?
「半沢直樹」が放映されたころ、よく、インタビューなんかも受けてましたからみなさん、ご存知ですよね。
そうです、池井戸潤さんです。

池井戸潤さんと言えば銀行を題材にした小説が多いなんていうイメージを持たれてませんか?
実はそんなこともないんですよ。

今回のこの「民王」というのも池井戸潤さんの原作です。
イメージと随分違いますけど、でもやっぱりエピソードの中に政治が絡んでいたりとか。

実際の大臣の失言や、銀行の貸し渋りを題材にするなんてところが池井戸潤ワールドかなあとも思いますね。

原作とドラマ「民王」の違いはどこ?

登場人物が違う!

まず、違うところをあげると、実は登場人物からけっこう違ってきます。

貝原さんはあまり出てこないんですね。
そして、政治家さんがたくさん原作では出てくる印象です。

また、原作ではドラマに加えてもうひと組の親子が入れ替わります。
それは「鶴田」という経済産業大臣です。

この鶴田の息子も、翔と同じ大学に通い、翔と同じように馬鹿扱いを受けています。
というか遊び歩いている大学生ですね。

ドラマ「民王」だとこの人たちがバッサリカットということになってますね。

キャラ設定が違う!

次に違うところと言えば、そのキャラ設定も違うんじゃないでしょうか?

翔君は、さっき書いたように女子力の高い男子です。
しかし、原作では鶴田の息子同様、日夜遊び歩いているグータラ息子なんですね。

大きく言うとこれらの違いがあるんですが、こういうところがドラマのオリジナリティにつながっている気がします。

原作でのラストは??ネタバレ注意です!!

原作は「政治」という重いテーマを扱っているにも関わらず、ポップな感じで描かれていて、ところどころにブラックユーモアもあり、読んでて本当に楽しい小説です。
そんな原作のラストではどうなるんでしょうか?

まずは、入れ替わり事件の収束させるために調査が始まります。
そこでどうやら、CIAの最新機器を誰かが使っているということが判明するのです!

その黒幕は、「新薬緩和」というマニフェストを掲げる共和党の党首冬島なんです。
この人がアメリカの製薬会社と手を組み、この騒動を起しているんですね。

しかも!!

その冬島の手先として動いていたのは南真衣!!(@@)

えーーーーー!!!ですよね。

でも、この南真衣のお母さんは治療の難しい難病に侵されていて、

「新薬緩和の法案が通ればお母さんが救えるかもしれない」

ということで協力することになったんです。

これを全部知った武藤親子は、ようやく元通りになれるんです。

物語の最後の最後では、翔は内定が決まります。
その内定は有機野菜の企業でした。

最終面接で、有機野菜への熱意が認められた結果です。

更に泰山も、新薬緩和の法案を出し、これを通します。
そしてその法案が通った直後に解散、という素晴らしい粋な部分を見せてくれるのでした。

ってところで原作は終わってるんですね~。
じゃあ!ドラマ「民王」ではどうなるんでしょうか?!

ドラマ「民王」の最終回はどうなる?!

ここまで原作に忠実に作っていることになると、やはりドラマも原作に沿ったものになるかと思いますね。

しかし原作の最後、読者の間ではあまり評判が良くないんですよ。

「何だか綺麗ごとばかり言ってて、深みがない」
「理想はいいんだけど、そればっかりな感じ」

など、読み応えという面に関する批判が強いようですね。

しかし、池井戸潤さんはそれを踏まえたうえでこのラストを持ってきたんじゃないかと思うんですよね。

それは翔の就職試験の面接官のセリフに表れているような気がします。

「君みたいにさ、理想論ばかりを言っている若者はたちが悪いのさ」
「だが、理想すらも語らない若者はもっとたちが悪い」

つまりは、
「若者は現実ばかり見ずに理想を追いかけてもいいんじゃないの?!」
ってことなんじゃないでしょうか?

この「民王」、おそらく若者向けに書いたものだと思いますしね。
最後まで、このポップな雰囲気を残しつつ、核心をついたメッセ-ジを発信してくれることを期待しておきましょう(^^)

(P.N.オレンジ)

以上「ドラマ民王のあらすじや最終回の結末をネタバレ!原作小説との違いや結末も紹介!」をお送りしました。

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