地域

スーパーシティ法案とは何かをわかりやすく!構想の候補地や世間の反応まとめ

2020年5月27日。
また1つの大きな法案が可決されました。

それはスーパーシティ法案です。
なんだかどこかで聞いたことあるような言葉だけど一体全体何がどうなっているのか良く分からない。

そういった人のために今回はスーパーシティ法案とは何ぞや?ということを解説していきたいと思います。
また、気になる候補地や世間の反応なども一緒にまとめています。
ぜひ、あなたの疑問を解決しちゃって下さい。

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スーパーシティって何?

直訳すると「すっごい街!」といった感じですよね(笑)
と、ふざけるのはさておき・・・首相官邸のサイトに行ってみるとこんな感じですよ、というのが書かれています。

地域の「困った」を最先端のJ-Techが、世界に先駆けて解決する。
「スーパーシティ」構想はこうした「まるごと未来都市」の実現を、地域と事業者と国が一体となって目指す取組みです。

引用元:https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc/supercity/openlabo/supercitycontents.html

街自体に最新AIを投入し、未来都市のモデル的なものを作ろうとしているんですね。
つまりどういうこと?ということで、各分野に分けてそれぞれ詳しく解説していきたいと思います。

スーパーシティでの移動方法

未来都市、というとどことなく未来の乗り物が走ってて・・・という姿を想像しませんか?
子供の頃見た「ドラえもん」などのアニメでは車が空を飛んでいたりもしますよね。

そこまで一足飛びに技術革新はできませんが、こんな風な移動方法になりそうです。

  • 自動運転
  • 交通量の管理(データ活用)
  • 駐車場の管理

自動運転の車は各メーカーで技術開発が行われ、販売されていますよね。
しかし、このスーパーシティ法案での自動運転は完全なる自動運転を目指しているようです。

(おそらく)目的地などのデータ入力をすればそこまで連れて行ってくれるという仕組みですね。
こうなると交通事故も減るでしょうし、安全面でのメリットが大きいです。

その一方で機械の誤作動による事故といった不安も発生してしまうのが残念な所かもしれません。

スーパーシティでの物流システム

続いては物流です。
スーパーなどに食品を届けたり、通販で注文した品物を届けたり、と私たちの生活には欠かせないものです。

これは、自動配送システムドローンによる配達を提案しています。
ドローンによる配送はAmazonが導入すると話題になったので、なんとなく想像がつくかと思います。

でも、自動配送システムってどんな風になっているのか?というと新型コロナウィルスの影響でこんな宅配システムが登場しているのをご存知ですか?

この宅配ロボット、最大で50キロまで運ぶことが可能だそうですよ。

スーパーシティでの支払方法

こうなってくると、購入した場合の支払い方法です。
これは大体お分かりかと思いますが、100%キャッシュレスを目指して行くことになるでしょう。

キャッシュレスなら5%還元というキャンペーンもあって、一気にキャッシュレス決済が普及した感じもあります。
こちらは実現自体は必ずしも難しくはなさそうです。
システム的には。

スーパーシティでの行政

ではでは、役所などの行政はどうなるのかというと「ワンスオンリー」になるようです。
またまた聞き慣れない言葉ですよね。

ワンスオンリーとは、簡単に言うとオンラインで各手続きが申請できるようになるということです。
例えば

  • 社会保険
  • 労働保険
  • 自動車登録
  • 情報公開
  • 育児支援サービス申し込み
  • 検診サービス申し込み
  • 住民票の交付

などです。
これらのことがオンラインで申請できるようになるんですから、役所の窓口に行って「その申請にはこの書類がいるからそれを持ってきてからもう一度申請して下さい。」なんていう二度手間を省けます。
ですが、今回の新型コロナウィルスの特別給付金でオンライン申請がパンクしたように、まだまだ完璧なオンライン申請には高い壁があるのかもしれませんね。

スーパーシティでの医療・介護

病気の時はやっぱり対面で診察というのが必要になりますよね。
これは

  • リモート診察
  • AIホスピタル

などを実現していくようです。
リモート診察というのは、いわゆるwebカメラなどで患者さんとお医者さんが繋がる診察方法ですね。

一方AIホスピタルというのは、患者さんが「ウエアラブル端末」を装着することから始まります。
この端末は分かりやすく例えるならスマートウォッチのようなタイプかと思います。

この端末をつけていれば「バイタルサイン」などを把握することができます。
これに加えて環境センサーなどを患者さんの病室や家庭などに設置することで

  • 室温
  • 明るさ
  • 空気洗浄度
  • 食事
  • 睡眠

などのデータも把握できます。
この情報をビッグデータサーバーに送ることでお医者さんが毎日患者さんのところに行かなくても患者さんの状態を把握できるという仕組みになっています。

こうしておくことで、お医者さんの負担を軽減できるというメリットがあるんですね。

スーパーシティでの教育

続いては教育現場です。
ここでは

  • AIの活用
  • リモート授業

などが提案されています。
リモート授業はおそらく双方向のリモートになるので、生徒の様子を先生も確認できますし、生徒も先生にリアルタイムで質問できるようになるのではないでしょうか。

スーパーシティでのエネルギーなど

人が住む街ですから全ての物事を動かすためにはエネルギーが必要になります。
ここでのエネルギー源は「スマートシステム」によるものとしています。

例えば「太陽光発電」などですね。
他にもゴミ収集などもスマートシステムを使うようで、分別などもデータ管理のもとで行われるようです。

スーパーシティでの防犯・安全

無法地帯では安心できませんよね。
そこで防犯対策は

  • ロボット監視
  • 防犯カメラの活用

などを挙げています。
セキュリティ面でもAIが大きく活躍することになります。

スーパーシティでの防災

素晴らしい都市であっても天災から逃れるすべはありません。
天災などにもしあってしまった場合、スーパーシティでは「自立エネルギーの供給」ができるようになっています。

また防災システムなどもオンラインを活用してどこに何が必要なのかというのも、防犯対策と連動して行われていくことになりそうです。

 

これらの項目で5領域以上を政府は2030年を目標に実現可能になるよう研究を進めているわけです。

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スーパーシティ法案って一体何?

都市計画ということは分かってもらえたと思います。
それではスーパーシティ法案って一体何なのか?というのを次は詳しくご紹介したいと思います。

正式名称は「国家戦略特別区域法の一部を改正する法律案

スーパーシティというのは国家戦略特別区域なんですね。
何も日本が世界で一番最初に導入したわけではありません。

諸外国ではモデルシティが存在し、その運営をしています。
この内容を本当にざっくり伝えると、個人情報、例えば

  • 納税履歴
  • 犯罪歴
  • 病歴
  • 教育歴
  • 職務歴
  • クレジットカード番号
  • 住所
  • 電話番号

などなど、ありとあらゆる個人情報がビッグデータとして一括で管理されますよという法案です。
今現在、日本ではこれらの個人情報はそれぞれ管轄があり、その部署が個人情報の管理をしていますよね。

マイナンバーカードもありますが、それより遥かに多い情報量になるわけです。
こういった個人情報の開示を、悪く言えば簡単に行うことができるようになるんですね。

スーパーシティ法案は他にも

個人情報の面では皆さん不安に感じることも多いと思います。
しかし、その他にももちろんスーパーシティ法案の中には盛り込まれています。

例えば、ドローン配達などをする場合、日本では航空法があり自由にドローンが飛べません。
ですが、このスーパーシティ特区の中では特別に許可しても良いですよね、という内容が含まれています。

他にも、遠隔診療の後、薬を処方したいけど・・・という場合も「薬剤師法」で遠隔投薬はダメですが、ここではOKといった感じですね。
カナダのトロントではGoogle系列の会社が行政と連携してスマートシティを構築しています。

ここでは、場所、ヒト、モノをセンサーで把握しビッグデータの活用を行っています。
これも日本の法律ではなかなか難しいところもありますが、この特区だけでは特別に許可します、という内容です。

この規制緩和を受けたいと思った自治体は政府に申請し、許可が下りればスーパーシティとして運営が進められていくということになるのです。
だから、あなたのお住まいの自治体が手を挙げればスーパーシティ=「まるごと未来都市」になるかもしれないんですよ。
良し悪しはともかくも・・・。

スーパーシティの候補地は?

規制緩和を受けながら事業を展開できる、というのは事業者には大きなメリットがあると言えます。
データが一元化され、自分たちの企業がターゲットにするべき人たちがどんな傾向であるのかというのをリアルタイムで把握できるからです。

政府の発表によると、54の団体からスーパーシティに関するアイデアを受けていると言っています。
ですが、スーパーシティにすぐに手を挙げる自治体というのは少ないのではないでしょうか?

なぜなら、今までの都市機能から大きく転換することになります。
なんせインフラの整備を急速に行わなければいけませんよね。

他にも、ドローンで宅配となると電線がたくさんあるようなところではドローンの事故が増えるでしょう。
更に空飛ぶ車も研究しているとのことですから、電線や電柱は邪魔になります。

こう考えた時に、やはり候補地として挙がるのは

    • 東京オリンピックの選手村(晴海)
    • 万博開催予定地・大阪の夢州(ゆめしま)
    • 沖縄の普天間基地の移設場所(西普天間)
    • トヨタ自動車の本拠地が近い名古屋~豊田市

となっています。
ただし、それぞれにここに住む人たちの3分の2以上の賛成が必要になります。

コスト面などを考えると全国ではこの4つのいずれか・・・という感じになっているのではないでしょうか?

スーパーシティ法案についてどう思う?

では、実際に可決されたスーパーシティ法案について世間ではどう思っているのかまとめてみました。

スーパーシティ法案を不安に思っている人

当然の反応だと思います。
私も個人情報が一括で管理され監視(言葉悪いですが)されているように感じました。

他にも同じように思っている人はたくさんいるようですね。

「#スーパーシティ法案に反対します」はトレンド入りするぐらいでしたね。

スーパーシティ法案にまだまだ期待(?)している人

法案は通っただけ!という人もいました。

一番大切なのは関心を持ち続けるということかもしれませんね。

スーパーシティ法案に賛成している人

個人情報の制度などで不安はあれど、技術革新という点ではスーパーシティは素晴らしい都市計画だと思います、という意見ですね。

「対岸の火事」では済まされないですよ

スーパーシティ法案というと「あ~自分には関係ないかな?」と思ってしまうかもしれません。
しかし、このスーパーシティ法案は特区のモデルをとりあえず構築し、運営していくということです。

そこだけの話では終わらないんですよ。
この特区が素晴らしい業績を上げたり、国民からのニーズが高まってくるとゆくゆくは全国にこういった場所が増えて行くことになります。

そしてあなたの住んでいる街でも段階的に適応されていくかもしれません。
なので、無関心でいることが一番怖いですね。

これからもスーパーシティ法案について詳しく学んでいきたいと思います。
いや、学んでいくべき、と言うほうがいいでしょうか。

以上、「スーパーシティ法案とは何かをわかりやすく!構想の候補地や世間の反応まとめ」をお送りしました。



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