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12月の朝礼ネタ10選!季節の朝礼スピーチで使える実例・例文まとめ!

年の瀬が迫ってきました。
色々とやらなければ年が越せない!と焦ってくる時期でもあります。

と、同時に、朝礼スピーチには何を伝えようか・・・と迷う時期にもなってきました。
12月というのはネタも豊富で何から伝えようか・・・なんていう贅沢な悩みを持っているという人もいます。

そこで今回は、12月朝礼スピーチはこんな感じでいってはいかがでしょう?というのうを提案させていただきたいと思います。
例文などものせていますので、参考にしてみてくださいね。

12月と言えば

12月はとにかく時間に追われてしまう、という人もいますよね。
クリスマスに大晦日・・・楽しいイベントはありますが、仕事になると納期が早まったり、年末は色んな業者が休みになったり・・・と大変なもの。

そんな大変な12月にホッコリできるような。
そんなスピーチができれば最高だと思いませんか?

まずは、12月についてのキーワードを一覧にしてご紹介します。

旧暦や異名 師走(しわす)

  • 極月(ごくげつ・ごくづき)
  • 雪見月・春待月(はるまちつき)
  • 氷月(ひょうげつ)
  • 親子月
二十四節気
  • 大雪(たいせつ)・・・12月7日頃
  • 冬至(とうじ)・・・12月22日頃
祝日・休日 なし
誕生石 ターコイズ・ジルコン・タンザナイト・ラピスラズリ
季語 クリスマス・師走・ボーナス・年忘れ・歳暮。年貢納・札納・御用納・大晦日・除夜の鐘・年越・梟(ふくろう)・みみずく・水鳥・鴨・初雪・初氷・葱(ねぎ)・白菜・千菜・蕪(かぶ)・おでん・湯豆腐・山眠る・狩・猟人・狼・狐・狸・都鳥・千鳥・鯨・河豚(ふぐ)・鮟鱇(あんこう)・鮟鱇鍋・鮪(まぐろ)・鱈(たら)・鰤(ぶり)・焚火・囲炉裏・暖房・火鉢・風邪・マスク・手袋・コート・襟巻・ショール・毛布・霜・雪呂・共同募金・シクラメン・ポイントセチア・スイセン・パンジー・ツバキ・サザンカ・キンセンカ・シンビジウム・シネラリア・プリムラ
時候の挨拶 師走の候・歳末の候・月迫(げっぱく)の候・短日(たんじつ)の候・寒冷の候・厳冬(げんとう)の候・初冬の候・霜寒の候・歳晩の候・初雪の候・寒気の候
恒例行事や歴史
  • デジタル放送の日(12/1)
  • 奴隷制度廃止国際デー(12/2)
  • 国際障害者デー(12/3)
  • 国際ボランティア・デー(12/5)
  • 聖ニコラウスの日(12/6)
  • 針供養(12/8)
  • 国際腐敗防止デー(12/9)
  • 世界人権デー(12/10)
  • ノーベル賞授賞式(12/10)
  • 国際山岳デー(12-11)
  • 国際中立デー(12/12)
  • 正月事始め・煤払い・松迎え(12/13)
  • 四十七士討ち入りの日(12/14)
  • 国際移民デー(12/18)
  • クリスマス・イブ(12/24)
  • クリスマス(12/25)
  • 御用納め・仕事納め(12/28)
  • 取引所大納会(12/30)
  • 大晦日(12/31)
  • 障害者週間(12/3~9)
  • 人権週間(12/4~10)

いかがでしたか?
何か興味のあるものはあったでしょうか?

人権週間なども始まるので、人権について改めて考える期間にしてみるのも良いですね。

12月の朝礼のスピーチで使える文例

では、いくつか12月ならではのネタを更に深く掘り下げていってみましょう。
坊主も走るほどの忙しさである『師走』。

気持ちもセカセカしてしまいがちです。
朝礼の時だけでもホッコリするようなネタを持ってくるというのもリラックスして仕事に取り組めるかもしれませんね。

12月の朝礼のスピーチ①「日本人宇宙飛行記念日」

12月2日は日本人宇宙飛行記念日です。
1990年のこの日に秋山豊寛(あきやま とよひろ)さんを乗せたソユーズが打ち上げられ、見事成功した日でもあります。

日本人初となった宇宙飛行ですが、実は当初の予定では毛利衛(もうり まもる)さんの方が先に打ち上げ予定だったのはご存知ですか?
1989年の時点ではNASAのスペースシャトルに搭乗予定の毛利衛さんが日本人初になるはずでした。

しかし、1986年のチャレンジャー号爆発事故の影響で毛利衛さんが搭乗するスペースシャトルの飛行が遅れたため、秋山さんが日本人初となりました。

秋山さんはTBSの記者でジャーナリストとしても初めて宇宙空間から宇宙を報道した人でもあります。
そんな彼の宇宙からの第一声は

これ、本番ですか?

だったんだそうです。
当初は、「宇宙は混沌としています。」という言葉を用意していたんだそうですが、宇宙をみても混沌としていなくて第一声は記者としての確認の言葉になってしまったんだそうですよ。

多くの人が行ったことのない宇宙に行けた喜びと驚きと興奮の中で出てくる言葉というのはいつも思いがけないものだったりもしますよね。

例文①12月の朝礼のスピーチ「日本人宇宙飛行記念日」

いよいよ12月に入りました。
これから忙しくなってくる時期でもあります。

そんな皆さんに今日は宇宙飛行について少しご紹介したいと思います。
12月2日は「日本人宇宙飛行記念日」なんだそうです。

秋山豊寛さんという方が1990年に日本人で初めて宇宙飛行に成功したことを記念して制定されました。
それから今まで12人の日本人宇宙飛行士が宇宙飛行に成功しています。

宇宙からの中継はとても興味深いですね。
そんな宇宙飛行士たちが必ず口にしているであろう宇宙食。

宇宙食として持っていけれるものには厳しい基準があるのをご存知ですか?
それは

  • 容器や包装が燃えにくい素材でできていること
  • 容器や包装がもし燃えても人体に有害なガスなどが発生しないこと
  • 常温で長期保存のできるもの
  • 食中毒などの予防のため衛生性が確保されていること
  • 飛び散らないこと
  • 匂いが強くないこと

何だそうです。
この条件をクリアするために、宇宙食の開発には塩コショウなど粉末調味料は液体になっていたり、食品が飛び散らないようにとろみをつけていたり、パッケージに吸い口がついていたりと様々です。

宇宙飛行士たちはこれらの条件をクリアした宇宙食の中から基本的にはアメリカやロシアの製造会社が作った「標準食」というものを持って行くんだそうです。
と、同時に「ボーナス枠」というものを使って自分の好きな食べ物を持って行きます。

日本の食品メーカーが開発した宇宙日本食は47種類ありボーナス枠として持ち込まれたものには

  • 梅干し
  • ほうじ茶
  • たこ焼き
  • 肉じゃが
  • 鮭の南部焼き
  • 菜の花のピリ辛和え
  • 日の丸弁当
  • 天ぷらうどん
  • お稲荷さん
  • お好み焼き
  • 京風あんかけうどん
  • 草加せんべい
  • わかめの味噌汁
  • スペースねぎま

などがあるそうです。
すごくたくさんの種類のものが持ち込まれているのに驚きました。

宇宙飛行士の野口聡一さんは、宇宙食はどれもおいしいと話されてもいました。
と、同時に、宇宙では血液が普段よりも上半身に回るので、鼻が詰まり気味になってしまうんだそうです。

このため、味覚が鈍り味が分かりにくくなってしまうといのです。
それでもおいしいと感じることのできる宇宙食はきっと更に研究を重ねて宇宙でもおいしいと感じられるように開発されているんでしょうね。

これは一朝一夕にはできません。
これまで何人もの宇宙飛行士さんたちが実際に宇宙食を持っていて食べてみてどうだったのか?というのを報告してくれていたからこそだと思います。

仕事においても「報告」というのは大切な役割を持っています。
「そう言えばあの案件の納期はどうなった?」なんて上司に聞かれたこと1度は皆さんもあるのではないでしょうか?

報告しようとは思っていてもタイミングが合わなくてできなかったなんてこともありますよね。
ですが、報告というのは相手に尋ねられるよりも先に自分のタイミングで報告した方が遥かに建設的で、効率も良いのです。

というのも、上司に報告を促されて行うモノというのはどうしてもしどろもどろになってしまいがちです。
おわなくても良い負い目のようなものを感じてしまう人もいるでしょう。

そうなると「その納期は、できるだけ早い段階でという話になりまして。」なんていう具体性のかけている報告になるんです。
上司は色々と情報を共有したいと思っているんですから、これでは報告になりません。

こうなることを防ぐためにも、上司への報告は自分のタイミングで3つのポイントを押さえて行うととても良いのです。
その3つとは

  • 要点を絞り結論をまとめておく
  • 伝える順番を整理しておく
  • 具体的に話す材料を用意しておく

ということです。
報告に必要なのは「結論=相手が知りたがっていること」です。

なので納期を聞かれれば具体的な納期を。
注文数ならその数量を必ず最初に答えるようにしておきましょう。

そうすることで相手の記憶に残りやすくなるんですね。
何を話すかというのは事前に用意しておいて、伝える順番はまず結論からとしておくと相手への伝わりやすさが格段にアップします。

そして伝えきったところで「じゃあ○○の納品数は最初にどのくらいになる?」と加えて聞かれることもあるでしょう。
この時にもしどろもどろにならないために手元には詳しい数字などをメモしたものを用意しておくとうろたえることが少なくなります。

ここでは「できるだけたくさん」なんていう曖昧な表現ではなくしっかりとした数字で示すというのも必要になってきます。
これさえ押さえておけば上司の前で変な汗をかきながら報告するということは少なくなるでしょう。

どれもこれも相手に聞かれてその時にすぐできる対処ではありません。
是非、事前にしっかり準備をして「報告」を完了できるようにしておいてくださいね。

12月の朝礼のスピーチ②「カレンダーの日」

1年が終わるということは新しい1年が始まるということです。
新年を迎えるにあたって新しいカレンダーを用意する人も多いですよね。

そんなカレンダー、雑学も一緒に学べるものがあるってご存知でしたか?

雑学王!365 2023年カレンダー 23CL-0611

日めくり方式になっていて、知れば誰かに話したくなってしまうものばかりなんだそうですよ。
これは眺めているだけでも楽しそう・・・。

文例②12月の朝礼のスピーチ「カレンダーの日」

12月に入り、一層寒さを感じられるようになってきました。
皆さん、体調の変化はありませんか?

この時期は一番忙しい時期でもありますので、体調管理を上手に行って乗り切っていきましょう。
さて、今日はカレンダーについて少しご紹介したいと思います。

12月3日はカレンダーの日なんだそうですよ。
1872年に太陽暦が日本でも採用されることが決まりました。

これによって旧暦の12月3日が1月1日になったことから12月3日をカレンダーの日としたんだそうです。
そんなカレンダーですが、少し眺めてみましょう。

皆さん、平日は黒字で印刷されているものが多いですよね。
と、同時に祝日や日曜日は赤色です。

ではなぜ、土曜日は青色なのかご存知ですか?
これは印刷の原色によるものです。

印刷は4原色で構成されているものが多いのです。
黒、赤、青、黄の4色ですね。

黒と赤は使ってしまっている。
黄色は白地に印刷すると分かりにくい、ということで土曜日は青色で印刷されるようになったんですよ。

太陽暦が採用されるようになって1903年ごろからカレンダーは生産されるようになりました。
当時の印刷技術では4原色を混ぜて印刷すると色ずれなどが起こりやすかったんだそうです。

なので青色が土曜日ということになったんですね。
さて、もう少しカレンダーを眺めてみましょう。

実は毎月22日は「ショートケーキの日」なんですよ。
「今日は何の日?」などではゴロ合わせなどで記念日が制定されていることが多いですよね。

しかし22でショートケーキ・・・一体何故?!
その理由はカレンダーにあるのです。

皆さん22日の一週間前を見てください。
そう、15日です。

15日は毎月、22日の上にあります。
15日は「いちごの日」なんですよね。

そしてショートケーキにもまたいちごがつきもの、ということで、22日を「ショートケーキの日」としたんだそうです。

12月はクリスマスという大きなイベントがありますが、混雑する24日や25日ではなく、22日に大好きなお店のショートケーキを買って自分や家族へのご褒美としてみてはいかがですか?

12の朝礼スピーチ③「プロポーズで愛あふれる未来を創る日」

こんな記念日があるなんてしりませんでした。
しかしプロポーズって本当にタイミングがシビアで難しいものですよね。

ですが、こんな記念日を制定してくれているのなら、きっかけ作りがしやすいというもの。
最近では、ディズニーランドのシンデレラ城でプロポーズができるプランというのも存在するんだそうですよ。

女性にしてみればロマンチックこの上ない演出でうっとりしちゃうかもしれませんね。

文例③12月の朝礼のスピーチ「プロポーズで愛あふれる未来を創る日」

12月4日は「プロポーズで愛あふれる未来を創る日」なんだそうです。
12月と言えば、クリスマスに大晦日と恋人同士でのイベントが増える季節でもあります。

そんな恋人たちもいつかは一緒に生活を・・・と望んでいる人もいることでしょう。
しかし、相手が必ずしも同じことを望んでいるとは限らない。

しかもそのタイミングがいつか見極めるのがとても難しい・・・。
これは遥か昔から続く難題です。

相手の心が透けて見えれば良いのに!!というのもこれまた遥か昔から皆が想ってきたことです。
そこでプロポーズに関する調査結果を見てみました。

すると女性の約70%以上の人がプロポーズはシンプルなものが良いと思っているようです。
ウェディング雑誌などを見てみるとシチュエーションにこだわったものを紹介してくれているものもあります。

それは「全てではない」ということです。
もちろんシンプルなプロポーズを望んでいる人も全てではありません。

しかし、7割となるとちょっと無視できない数値ではありますよね。
そこで今度はあなたの相手のことをよく観察してみましょう。

あなたのパートナーはロマンチックな人ですか?それとも恥ずかしがり屋さんですか?
付き合ってきたパートナーですから、性格は把握していると思います。

もし劇的にロマンチックな演出を望むようなパートナーであれば綿密な計画が必要になります。
最近では、ディズニーランドのシンデレラ城で膝まづいてプロポーズをするという人も多いんだそうですよ。

と、同時に日常の会話の流れでサラリ・・・とプロポーズをして欲しいという人も増えてきているんだとか。
どちらにしてもパートナーの性格を見誤らないことが重要です。

そして忘れていませんか?
プロポーズは言葉だけではダメだということを。

プレゼントを贈るかどうかは個人の自由ですが、プロポーズするんですから指輪の1つぐらい用意しておいてもよいでしょう。
良く言われる花束がありますが、その日は花束で後日サイズをあわせにパートナーと一緒に婚約指輪をというパターンなら大丈夫でしょう。

しかし花束だけ・・・というのはパートナーによっては嫌がられるかもしれませんね。
1年が終わっていく12月というタイミング。

新しい1年を迎えるということから、パートナーとの新しい関係を踏み出すきっかけにしてみてはいかがでしょうか?
そう言えば・・・と自分の時を思い出してみます。

私は指輪を受け取る側だったんですが、当日は朝からパートナーがソワソワしていたのを覚えています。
「ああ、この人今日、プロポーズするつもりなのかな?」なんて察してしまったという過去を持ちます。

でも全く嫌な思い出になっていないのは、嬉しかったからでしょうね。
皆さんも、一生思い出に残る日になります。

これからなる人も、もう経験している人も、そしてプロポーズなんてしていないなんて人も、この記念日をきっかけにパートナーにもう一度プロポーズしてみてはいかがですか?

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12月の朝礼のスピーチ④「3億円事件の日」

昭和の一大事件として有名な「3億円事件」。
それが発生したのが1968年12月10日です。

白バイに乗った警察官の格好をした犯人が、3億円の現金を運んでいた車に近寄り「ダイナマイトが仕掛けられている!!」と発煙筒を焚き、3億円を盗んだという大胆不敵な事件です。

現在も、犯人は逮捕されておらずその事件の真相は闇の中ということなんですよね。
数々のドラマや映画にもなっているこの3億円事件。

実は今では当たり前のものを普及させた大きな要因の1つとされているんですよ。

文例④12月の朝礼のスピーチ「3億円事件の日」

1968年12月10日に「3億円事件」が起こりました。
今でも犯人は捕まっていなくて、色々な特集が組まれたり、映画などになっていますね。

ミステリアスなこの劇場型事件ですが、この事件をきっかけに今の日本では当たり前になっているものを加速させるきっかけとなったのを知っていますか?
まずは、モンタージュ写真です。

色々な顔のパーツを組み合わせることで作り上げるモンタージュ写真ですが、3億円事件ではモンタージュ写真を使って捜査をしていました。
現金輸送車に乗っていた目撃者の証言から作られたものですが、犯人が逮捕できないのはこのモンタージュ写真に原因があるんじゃないかと言われたからです。

写真というのは先入観を植え付けてしまいます。
このことから、写真に似ていない人物は勝手に頭の中で除外してしまう。

だから犯人逮捕に結びつかないのでは?と言われるようになったんですね。
このため、目撃者からの情報はモンタージュ写真ではなく似顔絵を使った捜査が主流になっていったんだそうです。

思いこみというのは混乱を起こすこともあるんですね。
これ以外にも、私たちの生活に直結しているところでも変化がありました。

まず、この3億円というのはお給料であったということです。
当時はお給料は銀行から現金を引き出して、封筒に入れて個人に配るということがされていました。

なので大きな会社になればそれだけで額は増えるわけです。
そこを狙われた犯行なのですね。

3億円事件をきっかけに現在では当たり前になっているお給料の「銀行振り込み」というシステムも加速していったんです。
しかもこれは、銀行にお金が増えるということに繋がり、企業への貸出の額も増えました。

このすぐ後に高度経済成長が始まりますが、それを支えることができたのもこの銀行振り込みというものが起こしたメリットだと言われています。
お給料が振り込みになったということで、銀行窓口には引き下ろしのお客さんが殺到するようになりました。

そこで登場したのがATMだと言われています。
当初は1万円単位でしか引き出せなかったようですが、技術が進化し、今では硬貨にも対応してくれています。

更に3億円事件が波及させたものはここでとどまりません。
ATMの普及に伴い、今度は防犯カメラの設置も増えたと言われています。

このように、たった1つの事件から様々なものへと発展していく。
知らず知らずのうちに繋がっているんですね。

さあ、皆さん、今日ももしかしたら実を結ぶかもしれないという思いを持って仕事を頑張って年末を乗り切りましょう!

12月の朝礼のスピーチ⑤「胃腸の日」

忘年会やクリスマスなど、何かと飲み会の席が増えるのも12月です。
しかもお正月になれば今度は新年会が開かれるところもありますよね。

そんな年末年始に酷使してしまう胃腸。
12月11日は「胃腸の日」なんだそうですよ。

そこで胃腸についてスピーチしてみるのはいかがでしょうか?

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文例⑤12月の朝礼のスピーチ「胃腸の日」

年末年始になると、飲み会の席も増えます。
そしてクリスマスという年中行事もあり、家庭でもパーティを開く人も多いのではないでしょうか?

暴飲暴食が良くないというのは、当たり前ですがおいしものがあるとついつい食べ過ぎてしまうものです。
食べ過ぎは胃腸に負担をかけてしまうんですよね。

そんな年末年始に頑張ってくれている胃腸。
12月11日は「胃腸の日」なんだそうです。

もし、あなたが胃の調子が良くないなあなんて思った時、何を食べますか?
「お粥」という人が多いのかもしれません。

何故、胃の調子が良くない時にお粥を食べるのか知っていますか?
それは胃の働きを助けるためなんです。

というのも、胃は口から入ってきた食材をそこですりつぶし、お粥状に加工していきます。
何故お粥状にするのか。

それは腸での超過吸収を良くするためなんですね。
お粥に加工するために必要なものは食物繊維などの硬いものを柔らかくする胃酸。

たんぱく質を分解するペプシンという酵素。
そして胃酸やペプシンを混ぜ合わせるゼンドウ運動です。

元気な状態であれば食後4時間ほどかけてお粥作りをします。
しかし胃が弱っている時はこの作業が上手くいかないんですね。

なので人は昔から胃に負担をかけないように最初からお粥を食べて胃を休めるということをしてきたのです。
もしかしたら胃腸というのは内臓の中でも一番の働きものかもしれませんね。

そんな胃腸だからこそ少しのストレスや暴飲暴食でそのバランスを崩してしまうことにもなるのです。
もしあなたが肌荒れに気付いたらどうやってケアしますか?

クリームを塗ったりして肌の表面を整えると思います。
同じように、胃腸にもケアが必要なんです。

胃は、食べ物をお粥状にするために胃酸を分泌して食べ物を分解しています。
胃酸というのは刺激の強いもので、胃酸過多になると胃そのものに悪影響を与えてしまうものです。

なので胃は胃酸から自分を守るために胃粘膜の表面を胃粘液の層を作って守っているのです。
しかしこれはストレスや加齢と共に減少してしまうと言われています。

胃の調子が悪いな・・・と感じたらクリームの役割を果たしてくれる胃粘液の成分を活発にしてくれる胃薬を試してみるというのも良いですね。
体は一生ものです。

中からの声にも耳を傾けて健康に過ごしていきたいものです。

12月の朝礼のスピーチ⑥「明太子の日」

12月12日は「明太子の日」です。
お歳暮に明太子を贈るという人もいるでしょう。

あの独特の味と食感がたまらないんですよね。
生のまま食べるのもおいしいですし、焼いてもバッチリ。

パスタやペースト、そしてパン、と変幻自在の魅力です。
そんな明太子、1949年に福岡名産「からし明太子」をふくやが創業以来研究を重ねて誕生させたとされています。

明太子はスケトウダラの卵の塩辛で元々は朝鮮半島に伝わる家庭の惣菜料理が由来とされています。
それを日本人の好みに合うように研究して作り上げられているんですね。

ふくやが「明太子の日」として制定しているのは1月10日ですが、12月12日は山口県にある前田海産によって制定された日です。
何故この日なのかというと日本で初めて「明太子」という言葉が新聞紙で使われたからなんだそうです。

それが1914年の12月12日だったんですね。
からし明太子が誕生したのは1949年ですが、明太子自体は1914年という100年以上前から存在していたというのも面白いですね。

文例⑥12月の朝礼のスピーチ「明太子の日」

年の瀬がいよいよ押し迫ってきました。
今年のお歳暮は何を贈りましたか?

毎年、明太子を贈るという人も多いでしょう。
また毎年、明太子を頂くという人もいますよね。

そんな貰うとちょっと嬉しい明太子について今日は少しお話をさせていただきます。
明太子というのはご存知の通り、福岡の名産品として名高いですよね。

しかしそのルーツは実は朝鮮半島にあるんですよ。
もともと、朝鮮半島で古くから惣菜料理として家庭で親しまれてきたものであります。

それを日本人の好みにあわせて研究したのが、皆さんが食べたことのあるからし明太子というものになるんですね。
じゃあ「明太子」という名前もそのルーツはどこにあるのでしょうか?

明太子の語源はもちろん朝鮮半島にあります。
それは韓国がまだ李朝と呼ばれていた頃の話なんです。

ある日、「明川」という川で漁師の「太」さんが釣りをしていました。
アタリがきて釣竿を引くとそこには見たことのない珍しい魚がいたんです。

この魚の種類が全く分からなかったので、住んでいた群の主に何の魚なのか相談しに行くことにしました。
しかし、主に聞いても魚を見て首をかしげるばかり。

そこで「明川」で「太」さんが釣り上げたことからこの魚は「明太魚」と名付けられたんです。
皆さん、お察しのことと思いますが、この明太魚はスケトオダラです。

そう、まさにその明太魚の子どもを塩辛にしたものであるから、明太子という名前になったんですね。
そんな語源のある明太子ですが、日本では地域によって呼び方が違うんです。

一般的に明太子はたらことも呼ばれます。
これは「たらの卵巣」を食材にして調理されていることから「鱈の子=タラコ」となっているんですよね。

それ以外にも甲信越地方では「紅葉子(もみじこ)」と呼んでいます。
まるで紅葉のように赤く色づいているからつけられたんでしょうかね。

そんな明太子とたらこ、からし明太子もよし、明太子もよしです。
寒さ厳しい季節。

温かいお酒やご飯と一緒に今夜は食べてみてはいかがですか?

12月の朝礼のスピーチ⑦「東京駅完成記念日」

12月18日は東京駅完成記念日です。
1914年の12月18日に東京駅が完成したことを記念して制定されました。

実は東京駅は1889年に新橋駅と上野駅を高架鉄道で結び、その中央に中央停車場を建設する計画が決定されていました。
なので東京駅はもっと早くに完成するはずだったんです。

しかし、日露戦争が始まったり賃金不足であったりなどして中断されていたんですね。
1908年に工事が再開され、6年半の歳月をかけてようやく完成したという歴史を持っています。

東京駅の位置にもこだわりがあり、当時、繁華街であった京橋側ではなく野原の広がる丸の内側に建設されました。
ここは皇居の正面にあたり、丸ノ内口の中央に皇室専用の貴賓出入り口も設けられました。

赤レンガ造りの駅舎は建築家・辰野金吾(たつの きんご)が設計したもので国の重要文化財にも指定されています。

文例⑦12月の朝礼のスピーチ「東京駅完成記念日」

おはようございます。
今日もキリリと寒い一日ですね。

さて皆さん、通勤手段は何を使っていますか?
自転車や徒歩という人も増えてきましたね。

一方で、電車を使うという人もたくさんいると思います。
東京の電車での玄関口とも言えるのが東京駅ではないでしょうか?

12月18日は東京駅完成記念日ということなんだそうですよ。
1914年に東京駅が完成したことを記念して制定されています。

毎日、使うという人も多い東京駅。
色んな場所に色んなお宝が設置されています。

例えば「新幹線記念碑」。
日本で初めて開通した東海新幹線の開業3周年を記念して設置された碑には「この鉄道は日本国民の英知と努力によって完成された」と刻まれています。

これ以外にも、5,6番線ホームの有楽町側に開業当時からの支柱が14本残っています。
工事が着工した明治41年(1908年)という文字もまだ見えるんだそうですよ。

そして新幹線や東海道線、中央線などの起点を示すゼロキロポストもあります。
ゼロキロポストの形状も様々でお花のような形をしたデザイン性の高いものもあるのが面白いですね。

そして最近、話題になっているのは1階の丸の内中央改札と南改札の間、赤レンガ造りの駅舎の壁の前に丸の内駅舎の模型が飾られています。
ここに東京駅のゆるキャラ「ドームくん」が5人隠れているんだそうですよ。

子ども向けの催しではありますが、あなどるなかれです。
4人目までは結構簡単に見つけられるんだそうですが、5人目はとても難しいんだそうです。

こういったところにも、玄関口として楽しんでもらおうという東京駅の雰囲気が伝わってきますね。
更に東京駅と言えば、風景印というものを押してくれる場所があります。

風景印とはご当地の名所などが図柄となった消印のことです。
風景印がある郵便局でお願いすれば押してもらうことができます。

と、同時に東京駅構内の丸の内中央口近くのポストに入れれば風景印を押してもらえます。
そのポストは赤レンガ造りの東京駅丸の内駅舎を模しているので分かりやすくもなっていますよ。

たかが消印ではありますが、遠方に住んでいる家族にハガキを送る時などちょっと東京駅まで行って風景印を押してもらうというのもなかなか面白いかもしれませんね。

12月の朝礼のスピーチ⑧「デパート開業の日」

12月20日はデパート開業の日です。
1904年に三井呉服店が三越呉服店と改名し、日本で初めてデパート形式での営業を始めたことを記念して制定されました。

この時のことを「デパートメントストア宣言」とも呼ばれています。
それはこれまでの呉服店の営業方法を廃止し、何でも揃うアメリカンスタイルの百貨店を目指すことを宣言したものだったんですね。

最近では、百貨店の閉店も相次いでいますが、始まりの日を確認してデパートの良さをもう一度確認したいものです。

文例⑧12月の朝礼のスピーチ「デパート開業の日」

皆さんは百貨店やデパートにはどのくらいの頻度で行きますか?
多くのお店がある中でなかなかデパートに行く機会も少なくなりましたよね。

そんな百貨店ですが、1904年の12月20日に日本で初めて開業しました。
なので12月20日はデパート開業の日なんだそうですよ。

そもそも、百貨店というのは「百」で数が多いということを示し、「貨」で商品を示しているんだそうです。
なので、多くの商品を取り扱うお店という意味でつけられた言葉なんですね。

百貨店はデパートということもありますが、この言葉は和製英語になります。
英語では「デパートメントストア」といい、英語圏にいっても伝わりませんのでご注意を。

魅力たくさんのデパートですが、その仕組みには面白いものがたくさんあるんですよ。
例えば、店員さんへの合図です。

デパートの中にいる時、外の天気の変化には気づきにくいものです。
にも関わらず、店員さんは「雨が降っていますので。」と雨除けのシートをつけてくれることも多いですよね。

窓の少ないデパートなのになぜ分かるのでしょうか?
お客さんが傘を持っているから?

確かに雨が降りだしたら傘を使うものです。
しかし、雨が降り出しそうな場合も持っていたりもします。

デパートに来る途中で雨が降り出して傘を持っていないという場合も考えられます。
なので、お客さんの持ち物からは雨が降っているかどうかは判断しにくくなります。

そこでデパートでは店員さんに雨が降り始めましたよ、というのが分かるように雨が降り始めた時専用のBGMが存在するんだそうです。

このBGM作戦は天候だけではありません。
何かトラブルが起こった時用などお店によって細かく設定されているところもあるんだそうですよ。

これから年末年始に向けてデパートで買い物をする機会も増えると思います。
どんな曲がどのタイミングで流れているのか、ちょっと注目しておくのも楽しいかもしれませんね。

12月の朝礼のスピーチ⑨「クリスマス」

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12月と言えばクリスマス。
クリスマスと言えば12月です。

街中がワクワクするこの期間。
朝礼のスピーチもクリスマスに関する物を持ってくるのも良いでしょう。

クリスマスには面白いトリビアがたくさんあります。
そう言えばなんでクリスマスにプレゼントが必要になったのか知っていますか?

そういったクリスマスのトリビアについてはこちらの記事でご紹介しております。
あわせてご覧ください。

文例⑨12月の朝礼のスピーチ「クリスマス」

歳末に向けて慌ただしい日が続いています。
そんな忙しい歳末ですが、24日25日はクリスマスがやってきます。

恋人や家族など大切な人と過ごすという人も多いのではないでしょうか?
クリスマスは大切なイベントですからね、押さえておきたいです。

そんなクリスマスですが、日本で最初のサンタクロースは驚くべき恰好をしていたのをご存知ですか?
1876年、明治時代に東京の築地の学校で開催されたクリスマスパーティでは日本初のサンタクロースが登場しました。

その格好は、裃と刀を身につけさらにチョンマゲのカツラという殿様のようだったんだそうです。
しかし、周りにいる人たちもサンタクロースについて詳しく知る人はおらず、誰からもつっこまれることなくパーティも盛り上がったんだそうです。

知らないということは時に驚くべきことを巻き起こしますね。
皆さんが知る赤い服を着たサンタクロースが日本に登場するのは大正時代になってからです。

それまでは殿様のサンタクロースがクリスマスに登場していたというんですから、面白いことです。
きっと最初にサンタクロースの格好を伝えた人はかなりの勇気が必要になったことでしょう。

もしサンタクロース役が自分の上司だったとしたら・・・。
考えただけで冷や汗ものですね。

ですが、このサンタクロースの格好というのも世界的に統一されたのは19世紀になってからのことです。
アメリカの聖書学者クレメント・クラーク・ムーアが詩の中で初めて今のような姿を描写しました。

それをトーマス・ナイトという画家が絵にしたことから一気にイメージが固まったとされています。
それ以降、サンタクロースはずっと赤と白の服を着て白いフサフサのひげとまゆを蓄えています。

赤と白というのはキリスト教において司祭が身につけるローブの色とも言われています。
サンタクロースのモデルは聖ニコラウスですよね。

そこから今のサンタクロースのイメージが守られているとも言われています。
どちらにしてもクリスマスになると世界中の子どもたちにプレゼントを配るあのおじいさんは今年も忙しい2日間を過ごすことでしょう。

皆さんも大切な人と一緒に、温かな部屋で楽しいクリスマスを過ごして下さいね。

文例⑩12月の朝礼のスピーチ「クリスマス」

12月24日は「クリスマス・イブ」です。
このクリスマス・イブの「イブ」ってどんな意味があるのかというと、イブニングという言葉の略語なんですね。

なので正式には「クリスマス・イブニング」となるわけです。
ではそこには何の意味があるのかというと、「夜」という意味があります。

これは、クリスマスが始まった当初、日付が変わるのは午前0時ではなく日が沈んだ時だったからなのです。
つまりクリスマスの日は24日の日没から25日の日没までとされていました。

この間、夜は24日です。
なので、クリスマス・イブ=クリスマスの夜は24日の夜となっていたんですね。

だから、サンタクロースのおじさんも24日の夜にプレゼントを持ってくるわけです。
そんなクリスマスにはクリスマスにちなんだ食べ物がたくさんありますね。

チキンやシュトーレンなど最近では取り扱うお店も多く、今年はどこで予約しようかしら・・・なんて迷ってしまうモトでもあります。
そんな食べ物にも1つずつ意味がありますので、少し紹介します。

まずはジンジャークッキーです。
星やハート、人型などをしているジンジャークッキー。

これは家族の無病息災を願い、風邪の流行る時期に予防のためショウガを食べたという説があります。
と、同時にジンジャーが入っているので強い香りがすることから魔よけの意味を持っているとも言われているのです。

日本で言う人型のようなものですね。
続いてクリスマス・プディング。

日本ではあまりなじみがないかもしれません。
キリスト教では25日の4週間前の日曜日からの期間をアドヴェント(降臨節)といい、クリスマスの準備をします。

この時、最初に作るのがクリスマス・プディングで中にはたくさんのフルーツの他に綺麗に磨いたコインを1枚入れます。
切り分けて皆で食べた時にコインが入っている所に当たった人は次の年に幸運が舞い込むとされています。

まるでおみくじのようですよね。
やり方などに違いはありますが、1年の締めくくりに無病息災を祈ったり、来年に幸福がくることを望んだり。

世界の人たちの望みは同じなんだなあと感じることができます。
皆さんも、歳末の忙しさと寒さで体調を崩しやすい時期です。

楽しいクリスマスにお正月を迎えるためにも、免疫力をあげて過ごしていきましょう。

朝礼のスピーチって案外何でもネタになる

いかがでしたか?
12月に合わせた朝礼のスピーチネタを10個例文付きでご紹介しました。

12月というのは冬休みもある時期で、実はネタの宝庫でもあります。
今回紹介したもの以外にも、長期休暇中にあなたが体験したこと、思ったことなどをメモしておくと、来月、再来月あたりのスピーチのネタになるかもしれませんよ。



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