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1月の朝礼ネタ10選!季節の朝礼スピーチで使える実例・例文まとめ!

あけましておめでとうございます。
新年を迎えるということはなんだか清々しい気持ちになりますね。

年が明けて仕事始め。
さて、朝礼では何を話そう・・・なんて悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、1月の朝礼のスピーチはこんな感じでいってはいかがでしょう?というのうを提案させていただきたいと思います。
例文などものせていますので、参考にしてみてくださいね。

1月と言えば

1月は1年の一番初めの年です。
今年はこんな風に過ごそう、これができるようになりたい、なんて目標を立てる人も少なくありません。

そこでまずは、1月についてのキーワードを一覧にしてご紹介します。

旧暦や異名 睦月(むつき)・嘉月(かげつ)・太郎月(たろうつき)・初春(はつはる)・正月・端月(はづき)
二十四節気
  • 小寒(しょうかん)・・・1月7日頃
  • 大寒(だいかん)・・・1月20日頃
祝日・休日
  • 元旦・・・1月1日
  • 成人の日・・・1月の第2月曜日
誕生石 ガーネット・ざくろ石
季語 新年・元旦・初日の出・初詣(はつもうで)・初明かり・初富士・白朮参り(おけらまいり)・年賀・お年玉・門松・双六(すごろく)・書初め・雑煮・鏡餅・屠蘇(とそ)・独楽(こま)・羽子板・獅子舞・副引・初売り・初荷・仕事始め・初夢・宝船・初笑い・寒の入り・小寒・寒の内・松の内・成人の日・雪・雪見・竹馬・スキー・かんじき・氷・寒梅・冬桜・シクラメン・梅・ロウバイ・クリスマスローズ・水仙・ポインセチア・パンジー・カランコエ・シンビジウム・プリムラ
時候の挨拶 新春の候・厳寒の候・厳冬の候・大寒の候・酷寒の候・極寒の候・初春の候・寒冷の候
恒例行事や歴史
  • 元旦・・・1/1
  • 太陽暦施行の日・・・1/1
  • 初荷・・・1/2
  • 新年一般参賀・・・1/2
  • 原始祭・・・1/3
  • 御用始め、仕事始め・・・1/4
  • 魚河岸初競り・・・1/5
  • 東京消防出初式・・・1/6
  • 人日の節句・・・1/7
  • 正月事納め・・・1/8
  • 110番の日・・・1/10
  • 十日戎・・・1/10
  • 鏡開き・・・1/11
  • 左義長・・・1/14.15
  • 小正月・・・1/15
  • 防災とボランティアの日・・・1/17
  • 118番の日・・・1/18
  • 二十日正月・・・1/20
  • 教育の国際デー・・・1/24
  • 国旗制定記念日・・・1/27
  • 昭和基地開設記念日・・・1/29
  • 晦日正月、晦日節・・・1/31
  • 全国学校給食週間・・・1/24~1/30

いかがでしたか?
何か興味のあるものはあったでしょうか?

1月は何かと「~始め」なことが多く、話題には困らないかもしれません。
二十四節気である「小寒」と「大寒」があるのもネタになりそうですね。

この他にもユニークな記念日などがありますので、トリビアと共にご紹介していきましょう。

1月の朝礼のスピーチで使える文例

1月と言えば寒さが厳しい時期です。
時候の挨拶でも「寒」という漢字がつくものがいくつもありましたね。

その目安となるのが二十四節気の「小寒」と「大寒」です。
小寒から立春までの期間を「寒(かん)」と呼びます。

では大寒は?というと、寒のちょうど半分の日を指すんです。
武道などで寒稽古が行われるのもこの時期ですね。

また小寒は「寒の入り」とも表現されます。
12月のスピーチはどちらかというと「クリスマス」など洋風なネタが多かったように思いますが、1月は一変して和風なネタが優勢かもしれませんね。

1月の朝礼のスピーチ①「睦月」

日本には各月を表す言葉があります。
正確に言うと旧暦の時の月の呼び方なんですが、私は個人的に結構好きです。

睦月、如月、弥生・・・とまさに「THE日本!」といった感じですよね。
そんな月の呼び方、トップバッターは「睦月」です。

何故、1月が「睦月」なのか知っていますか?
月の読み方には今の数字を表したようなものも多く存在するのに1月は「睦月」。

あまり数字とは関係なさそうです。
この由来は諸説色々あるんだそうですが、一番有力なのは「むすびつき」という言葉から来ているというものだそうです。

むすびつきは漢字で書くと「睦び月」となるんだそうです。
この意味は

  • 仲良くすること
  • 仲睦まじいこと
  • 互いに親しみ合う

といったことなんだそうです。
お正月になると、家族や親族が集まる機会も増えますよね。

そういったことを表していることが由来だと言われています。
ちなみに、他にどんな説があるのかというと

「始まる・元になる」という「元月(もとつき)」が転じて「むつき」になったという説。
稲の実を水に浸す月という意味で「実月(むつき)」が転じて「むつき」になったという説があるんだそうですよ。

日本古来の言葉というのは人々の暮らしに直結しているものが多いですよね。

睦月の異名も千差万別

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睦月には別名や異称もたくさんあります。
その代表的なものが「初春月」です。

睦月というのは旧暦(陰暦)で使われていたものですから、今の太陽暦とは少しズレが生じます。
「旧暦のお正月」なんて言葉を耳にしたことはありませんか?

あれこそまさに古来の日本の暦の名残なんですね。
陰暦に合わせると、1月から3月までの季節が「春」になります。

春の一番初めに来る月が1月、ということで「初春月」となっているんですね。
同じような意味で

  • 新春
  • 孟春

があります。
1月の別名や異称には「初めて」という漢字も良く使われます。

ちなみに「太郎月」も一番最初という意味の言葉なんですよ。
「太郎」という言葉には「物事の最初」という意味があるんだそうです。

自分の長男には「太郎」という名前をつけることが多かったように月の別名にも太郎月とつけたんですね。
一番最初という意味での別名は他にもあって

  • 年初月(としはつき)
  • 年端月(としはつき)
  • 初月
  • 年初
  • 初歳
  • 歳始
  • 歳首(さいしゅ)
  • 正月

などがあります。
本当にたくさんありますね。

その他、由来などがはっきりしませんが、1月には別名や異称があります。

  • 祝月
  • 初見月
  • 三微月(さんびづき)
  • 開春
  • 発歳(はっさい、はっせい)
  • 主月歳(しゅげつさい)
  • 暮新月(くれしづき)
  • 陽春
  • 肇春(じょうしゅん、ちょうしゅん)
  • 端月(たんげつ)
  • 桐月(とうげつ)
  • 初陽(しょよう)
  • 芳春(ほうしゅん)

これだけあるとどれを使おうか迷ってしまいそうです。

例文①1月の朝礼のスピーチ「睦月」

あけましておめでとうございます。
新しい年を迎え、気持ちも新たに頑張っていきたいと思います。

さて、1月は和風月名では「睦月」となっています。
普段何気なく使っているこの言葉ですが、皆さんはその由来をご存知ですか?

諸説ありますが、「睦月」というのは「仲睦まじい」という漢字の意味から来ているんだそうです。
お正月、親戚や家族と集まる機会はいかがだったでしょうか?

何かと気をつけないといけない時期ではありますが、自然と集まる機会も増えたんじゃないかと思います。
普段は言えないようなことも、お正月という雰囲気と人によってはお酒の力も借りて和気あいあいと過ごせるなんてこともあったのではないでしょうか。

まさに「睦月」を体感する機会に恵まれていたと言えるでしょう。
そこで私も、皆さんと今よりももっと仲睦まじくなることを今月の目標としたいと思います。

1年の始まりで忙しいと思いますが、職場内のコミュニケーションをしっかりとって今年1年も仲睦まじく励んでいきましょう。

1月の朝礼のスピーチ②「囲碁の日」

1月5日は「囲碁の日」なんだそうです。
公益財団法人・日本棋院が提唱しました。

囲碁の復旧を促進するために設定されています。
更に関連する記念日としては1月15日が「いい碁の日」なんだそうですよ。

囲碁と言えば、黒と白でできている碁石を使って行う頭脳戦です。
最近では将棋の世界で藤井聡太くんなど若手の登場も目立ちます。

囲碁の世界でも10代の若手の棋士さんの登場は珍しくありません。
なかなか奥深い世界でもありますが、若手からでも難なく活躍できる競技(?)として一目おかれている存在でもあるんですね。

囲碁で使う碁石の大きさは色で違う

碁石と言えば黒と白の2色です。
パっと見てみると大きな違いはないように思います。

しかし、碁石、実は黒の碁石の方が大きく作られているんです。
ではどのくらい大きいのかというと

  • 白・・・直径21.9mm
  • 黒・・・直径22.2mm

とわずか0.3mm!!
それなら揃えても、と思うかもしれません。

しかしここには0.3mm大きくするだけの理由があるんですよ。
それは囲碁というものの特性が関係しているのかもしれません。

白というのは膨張色です。
人の目には少し大きめに見えてしまいます。

食べ過ぎてしまった次の日には膨張色である白の服を着ないで黒を着るのと同じです(^^;
囲碁の世界では碁石は白と黒しかありません。

同じ大きさに作っているとどうしても白の方が大きく見えます。
そうなるとパっと局面を見た時に「あれ?白の方が勝ってる?」なんて混乱を招いてしまうこともあるんだそうです。

そこであえて黒を0.3mm大きく作っているんですね。

碁石が由来になった食べ物もある

碁石はそのまるっとした形状が特徴的ですよね。
棋士が指す碁石の「パチン!」という音はかっこよくもあります。

そんな碁石が元になった食べ物、何だと思いますか?
正解は「きしめん」です。

え?思ってたのと違う?
確かに形状は似ていませ・・・んね。

しかし、きしめんのルーツを探ってみると漢字で書くと「碁手麺」と書くんだそうです。
ルーツや由来は諸説あります。

徳川家が昔食べていたものの中に雉の肉を入れたものがあり、庶民が食べる時には雉肉の変わりに油揚げを入れることでOKですよとされた説であるとか。
紀州の殿様がお土産に持ってきた麺を終わりの殿様は「きしゅうめん」と呼んでそれが「きしめん」に変化した説であるとか。

その中で、きしめんは元々碁石のような形をしていたというものがありました。
昔々のきしめんは碁石のような丸いだんごのような麺にきなこをつけて食べていたんだそうです。

だんごといっても太いものではなく、小麦粉を練って平たく伸ばし、竹筒を使って丸くくりぬいていたと言います。
それが時代が経過していくうちに現在のような平たくて長い形状になったのでは?とされているんですね。

文例②1月の朝礼のスピーチ「囲碁」

極寒の候、体調はいかがでしょうか?
1月5日は囲碁の日なんだそうです。

自分とは縁遠いと思っている囲碁ですが、何気なく使っている言葉の中には囲碁由来のおのが多く含まれているのをご存知ですか?
例えば「駄目」という言葉。

ついつい子どもに「そんなことしちゃ駄目でしょ!」なんて叱ってしまいますよね。
この「駄目」という言葉も元々は囲碁の言葉なんですよ。

囲碁で「駄目」というと

  • 対局者どちらの陣地にもならない無益な地点
  • 相手の碁石を取る時にあと何個、自分の碁石をおけば良いのか表現する時に使われる

という意味を持ってきます。
「駄目」という言葉には「役に立たない」という意味が本来の意味としてあるんですね。

「あいつはダメなやつだねえ~。」なんて落語なんかで聴いたことはありませんか?
そこから価値がない→無意味なこと→してはいけないという禁止の意味を持つようにもなったんですね。

他にも「定石」という言葉も囲碁から来ている言葉です。
この言葉は序盤に見られる最良の碁石の運び方を指します。

先人の知恵を借りて序盤の対局を無難に乗り越えていくんですね。
仕事などで使う時は「マニュアル」なんて意味合いを込めて使うこともあります。

そして最後にご紹介したいのが「布石」です。
囲碁では中盤や終盤に向けて、序盤で効果的に碁石を配置していくことです。

「布石を打つ」と言いますよね。
これこそまさに囲碁から来ているからと言えるでしょう。

このように囲碁から来ている言葉は本当にたくさんあります。
何気なく使っている言葉にも由来や意味があるんだと思うと、使う言葉の選び方も面白くなってきます。

私もこれをきっかけに使う言葉をしっかり考えていきたいと思いました。

1月の朝礼のスピーチ③「まくらの日」

健康志向の高まりと共に、睡眠の重要性についても良く話されるようになりました。
一定の睡眠時間をとるだけではなく、睡眠の質というものも必要なんだそうです。

そんな睡眠の質を向上させるために必要不可欠なもの、それが「まくら」です。
合わないまくらって寝られないですよね。

1月6日は「まくらの日」なんだそうですよ。
まくら株式会社という千葉県にある会社が制定しました。

まくらは英語で「ピロー」と言います。
そこから1を「ピ」6を「ロー」と呼んでゴロ合わせでこの日に制定したんだそうです。

日本最古のまくらは弥生時代であると言われています。
福井県清水町にある甑谷在田遺跡でまくらっぽい木片が発見されています。

しかしこのまくら、棺の中で見つかったんですね。
なので普段の生活の中でまくらをしようしていたのか?というのはわかっていません。

ですがここで「まくら」という漢字の成り立ちがうかがえます。
まくらは「枕」と書きますよね。

古来の日本人は枕に「木」を使用していたことからこの漢字になったということでしょう。

戦国時代はまくらもシェア

戦国時代にももちろんまくらはあります。
しかし、時は戦国時代。

毎日、安心して寝られる日ばかりではなかったでしょう。
いざ戦!となるとなかなか寝られないこともありましたよね。

しかし寝なければ体力は回復せず、戦には負けてしまいます。
そこで戦にかりだされた人たちは細長い丸太を枕にして何人もの武士たちが一緒に寝ていたとされています。

これは万が一の敵襲に備えてのことだったんですね。
敵がやってくる⇒一番最初に気付いた人がまくらを蹴るなどして皆を一斉に叩き起こす。

この戦法であったと考えられています。
なかなか乱暴な起こし方ですが、とっても有効だったんでしょう。

ちなみに、この頃の言葉で「まくらで寝る」という言葉があります。
これはまくらと一緒に布団を使って寝るという意味を表しています。

戦時ではなく平時に安心して寝られるということを意味しているんですね。

中国のまくらは歴史も種類も豊富

中国にもまくらはたくさんあったとされています。
清王朝時代の西太后はまくらをたくさん持っていたと言われています。

例えば「お茶の葉を入れたまくら」や「漢方薬のまくら」など美容に特に気をつかっていた西太后には必需品であったとされています。

更に、唐の時代には世界で初めての抱き枕が中国で使われていたとされています。
ここでは

  • 竹婦人(ちくふじん)
  • 抱籠(だきかご)
  • 添寝籠(そいねかご)

などと言われるものが抱き枕の始まりだとされています。
この時は眠る時に清涼感をということを考えられていて、竹や籐で編んだ筒状の細長いものであったんだそうです。

文例③1月の朝礼のスピーチ「まくらの日」

小寒を迎え寒さの厳しい時期になってきました。
なかなか布団から抜け出すことができないという朝も増えてきました。

そんな1月6日は「まくらの日」なんだそうです。
まくらというのは睡眠を支えるための重要なアイテムでないがしろにしては睡眠の質を向上することはできないと言われています。

それぞれにまくらは材質や手ざわりなどで自分にぴったりのまくらをみつけるのは難しいとも言われていますね。
しかしその手間を惜しまない人にこそ最高の眠りが待っていると思うんです。

ちなみにまくらを使うのは何も人間だけだはありません。
動物たちも眠る時にはまくらをつかっているのをご存知ですか?

例えばライオン。
サバンナを駆け回るライオンはいつも群れで行動します。

それは眠りにつく時も同じです。
ではどんなまくらを使っているのかというと、ちょっと特殊なまくらです。

それは仲間同士のお腹などです。
ライオンと言えども襲われないという保証はありません。

なので拠点では仲間同士が重なり合うようにしてお互いの体をまくらにして寝ているんだそうです。
温かくて寝心地がよさそうです。

他にもキリンもまくらを使うと言われています。
あの長い首をどうやってまくらに収納するのか。

キリンは眠る時は首を立てて座った状態で眠りに入ります。
しかし次第に熟睡していくと長い首を自分のおしりのほうに曲げていくんだそうです。

キリンがしっかり寝ているかどうかは頭の位置を確認するとよさそうです。
最後に象です。

一見温厚なイメージの強い象ですが、実は怒らせてしまうと誰よりも強いのではないかと言われています。
そんな象は周りにある草木を集め簡易まくらを作りそこで眠ります。

とっても本格的なまくらですね。
動物たちも自分の生活環境や生命の危険にあわせてまくらを使っているようです。

皆さんも自分の今使っているまくらが本当にあっているのか?
もう一度確認する機会にしてみてはいかがでしょうか?

1月の朝礼のスピーチ④「とんちの日・クイズの日」

1月9日はとんち・クイズの日です。
とんちの第一人者でもある一休さんにちなんで1月9日が制定されました。

誰がどのような状況で制定したのか?というのは定かではない記念日なんですね。
そもそも、とんちの日としてなっていたのが、時代が流れるにつれ「クイズもいれよう!」となって一緒に記念日になったのだとか・・・。

とんちとクイズでは少し意味合いに違いもあるような気もします。
とんちというのは、「その場に応じて即座にでる知恵」という意味です。

「とんちのある人」とか「とんちを働かせる」なんていう使い方をするかと思います。
一方、クイズというのは英語で「quiz」となり、「質問すること」や「知識のテストをすること」という意味があります。

日本語では「知識を問う問題」という意味で使われることが多いですね。
TVなどでもクイズ番組もあるように、結構人気の高いものです。

そんなとんちやクイズですが、朝礼のスピーチでは取り入れる企業も多いんだそうですよ。
スピーチというとどちらかというと話しているのを聞くだけという印象ですよね。

しかしそこにクイズを盛り込むことで、一気に聞き手が参加者に変わってしまうのです。
こうなると聞き手は一気に話に引き込まれてしまうという結果になります。

話し手としては大成功ですね。
なのでせっかく1月にはとんち・クイズの日がありますので、スピーチを参加型スピーチにしてみてはいかがでしょうか?

文例④1月の朝礼のスピーチ「とんち・クイズの日」

おはようございます。
1月9日は「とんち・クイズの日」なんだそうです。

「この橋渡るべからず」で有名な一休さんの名前にちなんで記念日制定されたんだそうですよ。
折角の機会ですので、みなさんにクイズを出題したいと思います。

答えの分かった方はその場で挙手して下さい。

第1問。
椅子の上に酢を置いてしまう人ってどこの国の人でしょう?

最初の問題なので簡単なものにしました。(手が上がっていればその人に答えてもらう。なければ少し時間が経ったら答えを言う。)
そうです、答えは「スイス」ですね。

では第2問。
犬・馬・ブタ・カバ・トラがいます。

この中の2匹は心に傷があるんだそうです。
さてどの動物とどの動物でしょう?

答えは「トラ」と「馬」です。
怖い体験などをしてしまうと「トラウマ」を抱えてしまうと言いますよね。

第3問。
最終問題は○×クイズです。

自分が思う方に手をあげてください。
ブタの体脂肪は30%である。まるかばつか。

さあ、どちらでしょうか。
○だと思う方。

はい、ではバツだと思う方。
両方とも同じぐらいの人数ですかね。

では、正解です。
正解はバツです。

ぶたの体脂肪は15%ぐらいが平均だと言われています。
「ブタ」という動物は人間が勝手につけているイメージとは大きくかけ離れている動物の代表格かもしれませんね。

朝から少しではありましたが、頭の体操になったのではないでしょうか?
各部署、色々と対応が大変なこともあるかと思いますが、とんちや機転を利かせて今日も乗り切っていきましょう。

朝礼のスピーチで使えそうなクイズをいくつか・・・

文例の中では3問ほどご紹介しましたが、他にも朝礼で使えそうなクイズがありましたのでいくつかご紹介しておきます。

第1問
SDGsなどの高まりにより、有機農業を行う人が増えてきました。
では「有機農業」を行っている農地の面積は日本の面積約437万へクタールのうち、10%より多いでしょうか?少ないでしょうか?

正解:少ない。
2020年の有機農業組合面積は2万5200へクタールで0.6%程度と言われています。

第2問
赤ちゃんの服や肌着などに表示されている「オーガニックコットン」。
これが使われている商品は普通のコットンより肌触りや品質が上回っている。○か×か?

正解:×
コットンの肌触りを決めるのは「綿花の品種」なんだそうです。

第3問
公務で海外を訪問されることの多い天皇陛下ですが、出入国の際、天皇陛下のパスポーとはどうなっていると思いますか?
A.一般的なパスポートを使っている
B.公務の時だけ発行される特別なパスポートを持っている
C.顔パスで出入国できる

正解:C
国際的慣例で「国家元首」はフリーパスとなっています。

第4問
様々なスポーツを漢字で書いて表すこともありますよね。
では「バレーボール」は漢字で書くとどうなるでしょうか?
A. 排球
B. 送球
C. 打球

正解:A
マンガやアニメにもなっている「ハイキュー」と言えばピンとくる人も多いかもしれませんね。

第5問
童謡「チューリップ」の始まりをスムーズに歌えない都道府県はどこでしょう?

正解:埼玉
チューリップの出だしは「さいた~」なので。

第6問
挨拶をしようとすると「先に名を名乗れ!」と言われてしまう都道府県はどこ?

答え:長崎県
名が先なので。

第7問
動物園で動物を順番に数えました。
すると17番目の動物はひっくり返ってそのまま起き上がれません。
一体何の動物だったでしょう?

答え:ライオン
ライオンを英語にすると「LION」。
ひっくり返すと「NO17」になります。

第8問
2匹のツバメがケンカをしました。
その後を見ると何かが残されていました。一体なんでしょう?

答え:ツメ
ケンカをいいかえると「バトル」となります。
ツバメなのでバを取り「ツメ」が残されます。

第9問
海外旅行に行きました。ホテルは1階から3階まではショッピングモールになっています。
6階以上に行こうとしたら「6階以上は満室です。」と言われました。
このホテルはどこにあるでしょう?

答え:シカゴ
6階までで出てきてないのは4階か5階。
つまり4か5ということです。

第10問
4匹犬がいます。
黒い犬・白い犬・茶色い犬・黄色い犬。
一番おとなしい犬はどれでしょう?

答え:黒い犬
漢字を組み合わせると「黙」となるので。

いかがでしたか?
ぜひスピーチに取り入れてみてくださいね。

1月の朝礼のスピーチ⑤「鏡開き」

1月は年中行事の多い月です。
鏡開きもそんな年中行事の1つですね。

年末のもちつきをする家庭というのは少なくなりましたが、売っている鏡餅を買ってきて鏡開きをするという家庭はまだまだ多いのではないでしょうか?
しかし鏡開きってそもそもなんで鏡開きっていうのか?

なんでお餅をぜんざいにして食べるのか?
きちんとした由来を知っていますか?

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鏡開きの由来

鏡開きは一般的に神棚などにお供えしていた鏡餅を家族みんなで分けて食べるという風習です。
お正月には年神さまがやってきて人や物に新しい命を授けると言われていました。
神様にお供えしている鏡餅にも年神様のパワーが宿っているとされ、無病息災を願ってお雑煮やお汁粉などにして食べていたんですね。

そもそもお正月になると何故お餅なのか?
不思議に思ったことはありませんか?

諸説ありますが、ルーツの1つとして中国の長寿祈願が関係しているというのです。
古来の中国ではお正月に硬い飴を食べて歯を丈夫にし長寿につなげるという考えがありました。

日本に伝わった時には飴が硬い餅に変わり「歯固め(はがため)」という儀式になっていったとされています。
それが鏡開きのルーツだと言われているんですね。

鏡開きっていう言葉はどこから来た?

年神様のパワーを授かるために食べるお餅。
しかし、なんで「鏡開き」っていうのでしょうか?

鏡餅というのは三種の神器である「八咫の鏡(やたのかがみ)」を模しているとされています。
戦国時代から江戸時代にかけて武家社会の考えが強く反映されるようになると鏡餅を刃物で切って食べるというのは「切腹」を連想させて縁起が良くないと言われるようになりました。

そこで木槌で割るということになったんですね。
しかし、三種の神器の1つでもある「八咫の鏡」を割るというのも縁起が悪いと言われてきました。

そこで「末広がりに開く」という意味を込めて「鏡開き」という表現になったと言われています。
戦国時代や江戸時代では鏡餅は武士の魂とも言われていた甲冑の前に供えられていたんです。

ここに年神様のパワーが宿るんですから、粗末にできないという感情が働くのも無理はないですね。

文例⑤1月の朝礼のスピーチ「鏡開き」

松の内を過ぎ、お正月ムードも薄れてきました。
1月11日は鏡開きでもあります。

鏡餅を下げてお汁粉などにして食べるという人も多いのではないでしょうか?
何故鏡餅を食べるのかというと、お正月の間に年神様が鏡餅にパワーを送りこんでくれるからなんですね。

年神様のパワーの入った鏡餅を家族みんなで分けて食べる。
そして家内安全、無病息災を願う、というのが習わしです。

戦国時代の武士の家では切腹を連想するからということで鏡餅は木槌で割って分けて食べられていました。

今も鏡餅に包丁を入れるのはタブーとされているのはここから来ているのかもしれませんね。
そもそも、お正月にお餅を食べるのは奈良時代までさかのぼります。

現代日本ではお餅を食べるのはお正月ぐらいという人も多いと思います。
しかし少し前までは「豊作ならお餅」「お祭りにもお餅」「めでたい時はお餅」とすぐにお餅をついて食べていたんですね。

なので、今でも節句の時にはそれぞれその季節にあったお餅が登場します。
菱餅や柏餅なんかもそうですね。

さて、鏡開きの日、あなたはどうやってお餅を食べますか?
お雑煮ですか?お汁粉ですか?それともぜんざいですか?

あれ?そう言えば、お汁粉とぜんざいって一体何がどう違うのでしょうか?
これは関西地方と関東地方でも差があるんですよ。

主にお汁粉は汁気があるものを指します。
一方、ぜんざいは汁気がないものを言います。

更に関西地方ではお汁粉は「こしあん」を使っているものを指し、ぜんざいは「つぶあん」を使っているというのが多いんだそうです。
個人的に、ぜんざいのほうが好きですがどちらもおいしいですよね。

鏡開きをまだしてないという人は年神様の力が宿っていると言われている鏡餅を頂いて今年一年無病息災で頑張っていきましょう。

1月の朝礼のスピーチ⑥「タロとジロの日(愛と希望と勇気の日)」

1月14日は「タロとジロの日」です。
この名前でピンと来るかどうかはジェネレーションギャップを感じるところでもありますが。

そう、「南極物語」に登場する犬の「タロとジロ」ですね。
南極物語というのは、南極の昭和基地に観測隊に同行した犬たちの物語です。

昭和33年、南極昭和基地での越冬を予定していた観測隊ですが、例年にない悪天候のため中止となります。
しかし、ヘリコプターなどの関係から観測隊に同行した15匹のカラフト犬たちはそこに置き去りにすると決定されるのです。

ですが、翌年、昭和基地を訪れるとそこにはタロとジロの2匹だけが生還していたという物語ですね。
高倉健さんも良かった。

そんな奇跡とも言える物語をいつまでも覚えておこうということで制定された記念日なんですね。

タロとジロの他に「タケシ」も生き残っていた

南極物語ではタロとジロの2匹が生きていたと言われています。
しかしタロとジロ以外にも「タケシ」という存在がいるのをご存知ですか?

3匹目のカラフト犬かと思いきや、タケシは犬ではなく猫なのです。
南極にはカラフト犬15匹とオスの三毛猫、そしてカナリアが同行していました。

オスの三毛猫は染色体の関係から非常にレアな存在。
生まれる確率は3万分の1とも言われています。

縁起が良いということで観測隊の人たちに贈られたんですね。
タケシという名前は観測隊の隊長である「永田武」さんにちなんでつけられたんだそうです。

南極基地で見事生き延びたタケシは帰国します。
隊員の一人に飼われることとなりますが、程なくして逃げ出してしまい行方知れずとなってしまうのです。

猫には帰巣本能があると言われています。
もしかしたら南極の昭和基地に向かったのかもしれませんね。

南極には何故シロクマがいないのか?

シロクマと言えば北極です。
しかし北極と良く似た環境でもある南極に何故シロクマは生息していないのでしょうか?

これはシロクマの祖先が大きく関係してきます。
シロクマの祖先はヒグマに似た種類だとされています。

北極圏周辺の地域で寒冷地に適応して進化していったのがシロクマと言われています。
北極と南極の間には赤道という熱帯を通過しなければいけません。

一旦、寒冷地に適応した動物というのは自力で熱帯地域を超えるということは不可能です。
もし、南極が温暖な気候だった頃にヒグマのような動物が進出していれば、南極の寒冷化に適応した種類のクマが登場していたことでしょう。

しかし、南極周辺のクマが進化したのはそれよりもずっとあとの時代であったんです。
このため、南極にはシロクマが生息しないということになったんですね。

文例⑥1月の朝礼のスピーチ「タロとジロの日」

酷寒の候という言葉がぴったりとなる季節になりました。
毎日寒い日が続きますね。

そんな寒い日に寒い話もどうかと思いますが、1月14日は南極物語の主人公でもある「タロとジロの日」なんだそうです。
感動の実話を後世に残そうと記念日として制定されたんだそうです。

1年間の間、南極と言う極限の地で生き延びたタロとジロのサバイバル力はすごいものがありますね。
そこで今回は皆さんにもいざという時に役に立つかもしれないサバイバル術をご紹介しておきたいと思います。

いつ災害が起こるか分からないですからね、いざという時に役立てるよう心に留めておいて下さい。
まず、過酷な状況に陥ってしまった場合、知識より先に大切なことがあります。

それは「STOP」ということです。
これは「SがSTOP(たちどまり)、TはThink(考える)、OはObserve(観察する)、PはPlan(計画する)」という4つの行動を表しています。

災害などにあうとパニックになってしまいますよね。
しかしそこで一度冷静になってどうすれば状況を打開できるのかを分析しなくてはいけないのです。

そして身の安全を確保してから行動するようにしましょう。
覚えておいて欲しいのは「3」という数字です。

これは過酷な状況下で人間が生き延びる時間を表しています。
3分は呼吸ができない状況で人間が耐えられる時間。

3日というのは水が飲めなくても生存できる日数。
3週間というのは食料がなくても生存できる日数となっています。

備蓄食糧などもう一度確認しておくのもよさそうです。
備えあれば憂いなしとは言いますが、いつもいつもサバイバルグッズを持ち歩いている人ってそういません。

しかしサバイバルを行うためには道具は強い味方になります。
そこでまずは、あたりを見回して「空き缶」「ペットボトル」「ロープ」「紐」「棒」などは何かと役に立つということを覚えておきましょう。

特に新聞紙は変幻自在で保温力にも優れているという万能アイテムです。
一度クシャクシャにして上からはおれば寒さがしのげます。

何故クシャクシャにするのかというと空気の層を作ることで保温性が高くなるのです。
新聞紙以外では段ボールも同じような効果をもたらせてくれます。

体が温かくなれば冷静な判断もしやすくなります。
何事においても冷静な判断というのは大切ですよね。

今日も一日寒そうです。
皆さん、防寒対策はしっかりして判断ミスのないように頑張っていきましょう。

1月の朝礼のスピーチ⑦「今月今夜の月の日」

1月17日は「今月今夜の月の日」なんだそうです。
一体どこからの記念日なのか?というと、尾崎紅葉の書いた「金色夜叉」の有名なセリフなんですね。

主人公の間貫一が熱海の海岸で、貫一を裏切った恋人のお宮に

可(い)いか、宮さん、一月の十七日だ。来年の今月今夜になつたならば、僕の涙で必ず月は曇らせて見せるから

と言ったんだそうです。

この日付からこの日を記念日としているんですね。
貫一、お宮と言えば熱海に銅像もあります。

ちなみに、この日に月が隠れて曇りになることを「貫一曇り」と呼ぶそうです。

尾崎紅葉は無類の紅茶好き

尾崎紅葉は紅茶好きの文豪としても有名です。
彼の日記には紅葉流ミルクティの作り方も綴られていたと言いますから、よほどだったのでしょう。

しかし尾崎紅葉が活躍していた時代というのは紅茶は贅沢品でした。
なので紅葉流ミルクティは大量の牛乳の中に少量の紅茶を入れるというものでした。

飲み物というイメージの強い紅茶ですが、実は活用方法は結構あります。
料理などに使うのはもちろんのこと、お茶を飲んだ後の葉っぱにも殺菌効果や消臭効果があるんですよね。

風邪をひいたかな?というときには出がらしを使ってうがいをすると良いとされています。
また、出がらしを乾燥させればシューズボックスなどに入れて消臭効果を発揮することも。

飲んでおしまいとするにはなかなかもったいないアイテムなんですね。

文例⑦1月の朝礼のスピーチ「今月今夜の月の日」

1月17日は「金色物語」の主人公貫一が言ったセリフにちなんで「今月今夜の月の日」なんだそうです。
貫一とお宮と言えば、熱海の浜に銅像も建てられていますよね。

それほど当時の日本では大ヒットを巻き起こした恋愛物なんです。
何故こんなにも恋愛物が受け入れられたのか。

それは当時の日本の時代背景も大きく関係しています。
「金色夜叉」が発行されたのは明治時代。

文明開化の進む日本で西洋文化が次々と入って時た時代でもあります。
と、同時に浸透してきたのは「ロマンチックな恋愛」というもの。

それまでロマンチックという世界からは少し離れていた日本文化はこの「ロマンチックな恋愛」という禁断の果実に手を出すことになるのです。
現実ではなかなか体験できないロマンチックな恋愛を「金色夜叉」の中で疑似体験する。

これほどエンターテイメントに優れているものはありません。
「金色夜叉」に登場するお宮になって、はたまたお静になって、当時の人たちは心をドキドキとときめかせていたんでしょう。

まさに尾崎紅葉には時代の流れを読み、それを自分の作品に活かすという力を持っていた人物であると言えます。
この能力、現代社会でも非常に重要なものになってきますね。

時代の流れを読むということは「次に何が流行るのか」「社会のニーズはどこにあるのか?」ということを察知するということです。
この力があれば会社経営や店舗営業などは成功することでしょう。

しかし、皆がみんな、この力を授かって生きているわけではありません。
ではどうすれば良いのか?

それは経験を積んでいくことだと思います。
「餅は餅屋に」という言葉があるように経験を積んで、最高の状態がどこであるのか見極められるようになるとも言えます。

皆さん、今日も一日、時代の流れを読むための経験を重ねていきましょう。

1月の朝礼のスピーチ⑧「空気清浄機の日」

1月19日は空気清浄機の日です。
日付は「1(い)1(い)9(く)うき」というゴロ合わせからなんだそうです。

花粉対策やハウスダスト対策。
そして感染症対策と空気清浄機の活躍する機会も大きく増えました。

車に標準装備されていたり、持ち運びできるタイプのものもあったりと本当に千差万別です。
そんな空気清浄機の起源は19世紀初めのイギリスにあるとされています。

産業革命真っ只中のイギリスで石炭を燃やしてでる煙の除去をするために作られたのがルーツです。
日本では1962年にパナソニックから日本初の空気清浄機が発売されました。

当時の日本は高度経済成長期で四日市ぜんそくなど大気汚染による公害が社会問題となっていました。
この対応策として空気清浄機が登場したんですね。

空気と人体の関係を数字で見てみると

人が生きていく上で欠かせないもの、それが「空気」です。
これがないとどんな人も生きていくことはできません。

地球が奇跡の星と呼ばれるのも太陽系の中で唯一空気が存在している惑星だからですよね。
そんな空気、人が1回で吸う空気の量は約500mlと言われています。

別に深呼吸したわけではありません。
普通の呼吸1回でペットボトル1本分の空気を取り込んでいるんですね。

では、運動している時はどうでしょうか?
この時は平均で1000mlにもなるとされています。

それならば、1日に1人の人は何回呼吸をしているのでしょうか?
1分間に12~20回の呼吸をしているとされています。

ということは、1日なら最大約2万9千回ということになります。
もちろん体を動かせば呼吸数は増えます。

逆に寝ている時は1分間に8回程度ということも言われています。
となると、1日に吸う空気の量はどうでしょうか?

1日に1人が吸いこむ空気は500mlのペットボトル3万本分、約18キロと言われています。
一斗缶に水を満タンまで入れた時と同じ重さなんだそうですよ。

この量というのは人間が1日で摂取しているものの中で一番多い割合を占めています。
食べ物は7%、飲み物は8%程度で、空気は83%ということなんですね。

そうなるとやっぱり良い空気を体に送りこみたいなあと思ってしまいますね。

文例⑧1月の朝礼のスピーチ「空気清浄機の日」

おはようございます。
1月19日は「いい空気」ということで「空気清浄機の日」です。

空気清浄機の普及率は2022年3月末で45.7%とまだまだ各家庭に浸透しているとは言えません。
しかし、感染症対策や花粉症対策などで購入する人も増えているのも事実です。

ですが、空気清浄機を買って、毎日運転している。
それだけで対策はバッチリ!と思いこんでいませんか?

空気清浄機はそのお手入れの仕方で大きく効果がわかれてしまうものなのです。
まずは空気清浄機につけられているフィルターです。

ここではハウスダストや花粉など空気中にまっているものを濾過してくれる装置になります。
ここのフィルターが目詰まりをしていては空気清浄機の機能も宝の持ち腐れ。

蓋を一枚あければすぐに取り出せる位置についているタイプのものが多いと思いますので、お手入れも簡単です。
フィルターを外して掃除機などでほこりを吸い取れば良いのです。

注意すべきは力を入れ過ぎないということのみ。
フィルターはデリケートですので力の入れ過ぎで変形したりしないようにして下さいね。

また空気清浄機はカビが発生しやすいとも言えます。
特に加湿機能が一緒についている空気清浄機は水分が中にありますのでコマメにお手入れしておいた方が良いですね。

カビやほこりを空気清浄機を通して部屋中にまき散らすことにもなりますのでご注意を。
とはいってもメンテナンスというのはなかなか億劫なものでもあります。

そんな時はこんな言葉を言われたのを思い出します。
「何事も“できるかできないか”ではない。“やるかやらないか”なんだ!」

そうです。
メンテナンスもできるけどしたくないことなんですよね。

是非、空気清浄機という素晴らしいツールを手に入れているのですから、メンテナンスも積極的に行って「やれる自分」になって下さい。

1月の朝礼のスピーチ⑨「玉の輿の日」

女性なら1度は夢に見る「玉の輿」。
大財閥御曹司に見染められて、セレブ生活・・・。

憧れですね。
はたらけどはたらけど猶わが生活らくにならざり。じっと手を見る・・・・。

少し悲しい気持ちになってしまいました。
そんな(どんな?)玉の輿。

1月20日は「玉の輿の日」という記念日なんだそうです。
これは1904年にモルガン財閥の御曹司と祇園の芸妓であるお雪さんが結婚したためです。

当時、「4万円(当時の価値で8億円程度)で身請け」というとんでもない額で身請けされたお雪さんは「日本のシンデレラ」と呼ばれました。
結婚のために8億ってすごい財力です。

玉の輿のパイオニアは?

玉の輿という言葉は古くから日本で使われてきた言葉です。
貧しい人が裕福な人と結婚し、金銭面では困らない生活を送ることを言います。

その玉の輿の起源ともなった女性がいます。
それは桂昌院です。

桂昌院と言えば徳川三代将軍家光の側室であり、のちの五代将軍綱吉の母です。
ドラマや映画で「大奥」をするとなると必ず登場するキーパーソン。

そんな桂昌院はもともと、京都で八百屋を営む家庭の次女として生まれています。
この辺りははっきりとした記述はありませんが、庶民であったというのは間違いないようです。

桂昌院のお父さんは、幼い頃に亡くなっています。
そこで美人で有名だった桂昌院の母は自分の娘たちを連れて公卿侍の本庄宗利(ほんじょうむねとし)に奉公にあがります。

これがきっかけで後妻になった母。
桂昌院は本庄宗利の養女となるわけですね。

しばらくして、公卿の六条家の娘が大奥に入るということが決まります。
のちのお万の方ですね。

この時、桂昌院は側仕えとして一緒に大奥に行くことになりました。
お万の方の部屋子として仕えた桂昌院は大奥を仕切っていた春日局の目に留まることとなります。

とにかく、家光に世継ぎをと考えていた春日局は桂昌院を側室の1人として家光の側におくようにします。
こうして、後の将軍となる綱吉を出産するのですから、すごいエピソードですね。

何故「玉の輿」?

ルーツは桂昌院にあります。
ではこの名前はどこから来ているのでしょうか?

桂昌院は最初から桂昌院という名前ではありません。
出家して桂昌院という名前を名乗るようになるので、この名前で登場するのは将軍綱吉が誕生した後ということになりますね。

ではそれまではというと「お玉」という名前でした。
つまり、「玉」が豪華な「輿」にのって江戸に嫁いだということです。

それを転じて低い身分から裕福な男性に見そめられることを「玉の輿に乗る」というんですね。
まあ、実際のところ、お万の方の部屋子として仕えていたわけですから、輿にのって江戸までいったかどうかは分かりませんが。

文例⑨1月の朝礼のスピーチ「玉の輿の日」

おはようございます。
1月20日は「玉の輿」の日です。

財力のある男性に嫁いで裕福な暮らしを手に入れるというのは、現実には難しいものです。
しかし、昔から玉の輿の恩恵にあずかっている女性は確実にいるわけで、最近ではIT関連の男性に見そめられるというのが代表的かもしれません。

玉の輿という言葉の語源には、江戸時代の桂昌院という女性が深く関わっています。
彼女は庶民の出身ではありましたが、三代将軍家光の側室となり、後の五代将軍である綱吉の母となる人物です。

そんな桂昌院の碑文が京都の今宮神社にあるんだそうです。
そこには桂昌院の生涯を記したものと、「玉の輿守り」というものがあるんだとか。

今、考えてみれば庶民出身の女性が時の将軍の母になるのですから相当な玉の輿ですよね。
しかもその生涯を全うしているというのも凄いところです。

そんな「玉の輿」の恩恵にあずかれるかもしれない「玉の輿守り」女性に人気なんだそうですよ。
良縁を求めたい人は京都にお出かけの際は買ってみるのも良いかもしれませんね。

1月,朝礼,スピーチ,雑学,文例,トリビア

1月の朝礼のスピーチ⑩「全国学校給食週間」

1月24日~30日までは全国学校給食週間になっています。
元々、記念日としては12月24日だったんです。

しかし、12月24日というのは大抵の学校で冬休みにあたります。
このため、1カ月ずらした1月24日~30日までを全国学校給食週間としたんだそうです。

この期間中は学校給食の意義や役割について理解と関心を深めるための週間としています。
地場産物をいかした献立や郷土料理などを用いた特別献立など、多くの学校で工夫を凝らした取り組みがなされているんですね。

学校給食の始まりは?

第2次世界大戦後、日本は深刻な食糧難に見舞われました。
戦時中も食糧難であったため、子どもたちの栄養状態は最悪だったと言えるでしょう。

そこで占領軍やアメリカのアジア救済公認団体「LARA」からの援助という形で学校給食が1946年にスタートしました。
実は学校給食というのは戦前にもあった仕組みなんですね。

時代は明治時代までさかのぼります。
明治22年(18889年)に山形県の私立小学校が貧困児童を対象に学校給食の提供を始めます。

メニューは「おにぎり・塩サケ・漬物」というものでした。
しかし当時の児童からするとこんなにもおいしいものを食べられるなんて・・・という感覚であったと思われます。

そして大正12年(1923年)になると文部省が児童の栄養改善のために学校給食を全国に推奨するようになります。
しかし、学校給食を提供するということは貧乏学校(貧乏な子どもが通う学校)だという噂も流れ、日陰的な存在だったんだそうです。

なかなか普及までには大きな壁があったんですね。
その後、戦争が始まり学校給食どころではなくなります。

こうして先ほど書いた1946年がやってくるわけです。
そして学校給食は全国的に広まり、1951年には完全給食へと移行していったんですね。

学校給食の献立は誰が考えている?

好きなメニューを好きなように!なんて言う話ではありません。
学校給食といのは「学校給食法」というものがあり、献立を立てるには栄養士もしくは管理栄養士の資格を持っているということが条件になります。

しかも予算を考えたり、文部科学省が要請する「栄養所要量」の基準を満たさなければなりません。
そこには

  • エネルギー
  • たんぱく質
  • 脂質
  • ナトリウム
  • カルシウム
  • ビタミン
  • 食物繊維

など、満たすべき栄養基準が事こまかに決められているんです。
1か月分の献立を考えるとなるとなかなか頭が痛くなりそうです。

そして、調理時間がかからないもの。
アレルギー食への対応など。

本当に給食に携わっている人には頭が下がります。

アメリカの給食はダイナミック

アメリカにも給食はあるんですが、そこでのメニューはパンやポテトがほとんどなんだそうです。
アメリカには肥満という社会問題もあります。

そこで注目したのは日本の給食なんだそうですよ。
日本の給食を取材したワシントンポストの記者さんは「日本の給食は奇跡!」とまで表現したということもあり、アメリカでは給食革命に本気の様子。

そこで導入したのはサラダバー
え?と思いましたが、アメリカの給食というのは日本のように「指導」というものがありません。

自分が食べたいものを選んで食べるということがメリットです。
だからこそジャンクフード中心の給食になってしまうというデメリットもあるんですけどね。

日本のように献立が決まっていて皆同じものを食べるという文化がないのですから仕方のないことです。

だからこそのサラダバー。
1人3種類まで取ることができるんだそうですよ。

アメリカならではの打開策の1つかもしれませんね。

文例⑩1月の朝礼のスピーチ「学校給食週間」

おはようございます。
学校に通っていた時は当然だった給食。

いざ、離れてみると何ともありがたいものだったんだなと感じます。
私も子育てをしていて、給食が提供されるありがたさを痛いほど感じています。

日本の給食は世界に誇ることのできる献立であると思います。
栄養バランス、その量、食材。

どれをとっても管理栄養士さんや栄養士さんが完璧に計算して提供してくれます。
しかも海外の給食では当たり前になっている冷凍食品もあまり使わないという徹底ぶりです。

そこに食育というものもプラスしてくれているんですから、一生給食が続けば良いのに・・・と思ってしまうほどです。
そんな給食、陰で支えている人物がもう1人いるのをご存知ですか?

それは校長先生です。
校長先生は給食の時間より早く給食を食べます。

これは何故か。
万が一の事態に備えて毒見をしているんですね。

どんなに気を配っていても食中毒が起こってしまうこともあります。
最近では異物混入のニュースもありました。

そんな事態を少しでもなくすために校長先生がまずは食べて自分の体で検食しているんですね。
子どもの安全を守るためにこうして考えられていると思うと本当に感謝しかありません。

そんな学校給食、最近では残食が問題になっているんだそうです。
その廃棄量は多く、1日に何トンにもなるんだとか。

子どもの偏食はどうしても起こってしまいます。
できるだけつけたものは食べるようにと言っていますが、なかなか味覚と言うのは難しいですね。

しかしそこで自分を振り返ってみましょう。
外食をした時、または家でご飯を食べた時。

自分のお皿の上にまだ残っているのに「ごちそうさま」と言ったことはありませんか?
子どもたちに言う前にまずは自分の食品ロスを減らすことを考えてみませんか?

こうして新たなSDGsに繋がれば良いなと思いました。

朝礼のスピーチって案外何でもネタになる

いかがでしたか?
1月に合わせた朝礼のスピーチネタを10個例文付きでご紹介しました。

なかなかスピーチは難しくもありますが、プレゼン次第では自分の力となって培われていくものでもあります。
どうぞ、頑張ってくださいね。



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