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国際観光旅客税(出国税)とは?対象者にならず免税となるケースや徴収方法も解説!

海外旅行に行こう!と思っても、税金を払わなければならない時代になりました。
なんだか、国外旅行がまた手軽じゃなくなったな、と感じている人も多いのではないでしょうか?

しかし、国際観光旅客税の対象にならない人もいます。
知っておかないと払わなくても良いのに払っていたというケースもありますよ!

今回は、国際観光旅客税(出国税)の免税のケースや徴収方法についてもご紹介します。

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国際観光旅客税の対象にならないケースは?

国際観光旅客税 出国税 免税 金額 対象

2019年1月7日から導入された出国税ですが、対象は国外に出国する人全てです。

しかしその中でも、対象にならない人がいます。

それは

  • 2歳未満の乳幼児
  • 入国後24時間以内に出国する(トランジットの場合)
  • 天候などやむを得ない事情で立ち寄った、引き返した場合
  • 政府専用機で出国する場合
  • 強制退去者
  • 日本に公用で派遣された外交官、領事館職員など

となっています。

2019年1月7日から導入のため、この日にちより以前に旅行券や航空券を買っていた場合は出国税は基本的に徴収されないとのことです。
しかし、各サービスによって違うところもありますので、確認をしておいた方がよさそうですね。

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トランジットって何?

トランジットの場合も免除されるのですが、これは何かというと、日本を乗り継ぎ地点にする場合のことです。
例えば、シンガポールから日本にやってきて、その後24時間以内にアメリカに向けて出発する、という場合などです。

中継地ということなので、出国税はかかりません
しかし、ここで気をつけないといけないのは、日本の滞在時間が24時間以内ということです。

これは諸事情で遅れて、飛行機の出発時間が24時間を越えたという場合は免除になります。
フライトの予定時刻での24時間以内となります。

また、乗り継ぎで有るということを証明できるように通し航空券であれば問題はありません。
もちろん航空会社が2社になっていたとしても大丈夫です。

2歳未満はいつの時点?

2歳未満の子どもには出国税はかかりません。
これはどの時点での年齢かというと、日本を出国する日の年齢です。

チケットを予約した時は1歳だったけど、出国する時には誕生日がきていて2歳になったという場合は対象者です。

もし、誕生日の近くで海外への旅行を考えているのなら日程調整が必要になりそうですね。

国際観光旅客税の徴収方法は?

出国税の徴収額ですが、国籍を問わず、1人1000円となっています。
例えば、日本に観光に来た外国人からも、出国する時には1人1000円ずつ徴収しますよ、ということです。

これは飛行機の場合も、船舶の場合も全てが対象です。
徴収方法は大体が航空機や船舶のチケット代金に上乗せする形で徴収されます。

これまでに航空機のチケットなどでは

  • チケット代
  • 燃油サーチャージ代
  • 施設諸税

を併せて払っていました。

これに加えて出国税が上乗せされるということになります。

空港などの窓口で1人1000円ずつ払うということはまずありません。
詳しくは国税庁のサイトで公開されているので確認してみてください。

実はこの出国税、日本が初めて導入したものではなく他の国ではすでに導入されていて、1000~2000円前後が徴収されています。

プライベートジェットなどで出国する時は?

中には自分専用のプライベートジェットで出国するという人もいますよね。
こういった場合は登場するまでに税関に納付するというのが基本になっています。

なかなか面倒くさいですが、納付が遅れると延滞金などもかかってきますので、忘れないようにしなくてはいけません。

国際観光旅客税は何に使われるの?

1人1000円という出国税ですが、使い道は何になるのかというと、空港や港などの整備に充てられるようです。

例えば

  • フリーWi-Fi
  • 観光客が空港などで過ごせる宿泊施設の整備

などが挙げられています。

政府では

  • ストレスフリーで快適に旅行できる環境の整備
  • 我が国の多様な魅力に関する情報の入手の容易化
  • 地域固有の文化、自然等を利用した観光資源の整備等による地域での体験滞在の満足度向上

の3分野に使うとしています。

空港などの整備もそうですが、観光地の整備にも出国税が使われるというので、日本の観光促進には良いですね。

国際観光旅客税の見積もりは?

国土交通省によると2017年度の日本からの出国者数は約4658万人となっています。
この事から400~500億の税収を期待しています。

年間、これだけの税収入が見込めるのですから、大きな財源になりそうです。

ちょっと注意!!2015年に導入された出国税とは違うものです

今回2019年1月7日から導入された出国税。
実は2015年にも『出国税』というものが導入されたのを知っていますか?

この出国税は、『国外転出時課税制度』というものです。
これは海外に移住(1年以上)する富裕層向けの税金のことです。

具体的には自分の資産(有価証券なども含む)が1億円以上の人を対象に所得税が課税されるというものです。

出国税と聞いてこちらを連想する人もいると思いますが、この税金とは全く違います。

国外旅行をもっと手軽に楽しみたいのなら

海外旅行に毎年行っているという人にとっては、1人1000円というのは負担が増えますよね。
回数が多かったり人数が多くなると、それだけ負担も大きくなります。

そこで、少しでも安く海外航空券を!と思う人もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな時に役に立つのは『オインラン予約』です。

旅行会社の窓口などで予約すると、予約手数料というものがかかってしまいます。
ここには様々な経費が組み込まれていることでしょう。

そういった手数料がオンライン予約ならかかることはないので、同じ旅行でも店舗より安く手に入れることができます。
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中でもおすすめなのは『HIS』のサプライズというオンライン予約サービスです。
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是非、お得に海外旅行を楽しんでくださいね。

以上「国際観光旅客税(出国税)とは?対象者にならず免税となるケースや徴収方法も解説!」をお送りしました。



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