おいしい食材というのは本当に多いものです。
特に、旬を迎えた野菜や果物、お肉に魚。
格別ですよね。
そんなおいしい旬の食材が豊富に登場するのが『秋』ではないでしょうか?
食欲の秋に乗じて、旬の食材を堪能しちゃいますよね。
だけど、食欲の秋っていつから言い始められたものなのか?
なぜ秋になると食欲が増すんだろう?
気になってきたので、しっかり調べてお伝えしたいと思います。
と、同時においしい秋の味覚も一覧にしてご紹介しますね。
秋は色んな顔を持つ
『食欲の秋』に代表されるように『○○な秋』という言葉は結構ありますよね。
例えば
- 読書の秋
- スポーツの秋
- 芸術の秋
- 行楽の秋
などなど。
秋は夏の暑さが落ち着いてきて活動しやすくなる季節です。
なので自分の興味のあることに取り組みやすくなる季節なんでしょうね。
だからこそ『食欲の秋』なわけです。
では、『食欲の秋』はどのような由来で言われるようになった言葉なのでしょうか?
食欲の秋にはいくつか由来がある
『食欲の秋』の由来には諸説あります。
そこで有名なものを5つご紹介しますね。
由来①「とにかく周りにはおいしいもので溢れているから」
そもそも秋になると、農作物が収穫期を迎えるものが多くなります。
日本人の主食でもあるお米に始まり、田んぼでも畑でも収穫期になりますね。
食欲の秋に加えて
- 実りの秋
- 収穫の秋
と呼ばれることもありますよね。
現代では、技術の向上もありスーパーに行けば旬ではないものも並んでいることが多いです。
しかし少し時代を巻き戻すと、そこには旬の野菜ばかりが並んでいることが多かった世界。
そうなると秋になると一気に収穫期を迎えるものが多かったのですから、店先は豪華になったことでしょう。
更に、一年のうちで旬を迎えているものですからおいしさも格別だったに違いありません。
おいしそうな農作物を見ているとそれだけで『食欲増進』となったのも納得できます。
そしてこれがどこからともなく広がっていき人々の間に
「秋になるとおいしいものが多くなる。」→「なんだか食欲がわいてきた」
という感じに浸透していったのではないかと言われています。
保存技術もそこまで進歩していなかった時代であれば、その時に収穫できたものをおいしいうちに頂く、というのは自然の理ですね。
由来②「夏バテが落ち着くから」
最近の夏は本当に暑いですよね。
夏バテと共に減退してしまうのは、食欲です。
汗をかいて疲れて、なんだか口に入れるのは液体系のものばかり・・・。
という人も多いですよね。
夏の暑さで胃腸が疲れてしまって食欲がわかないというのも頷けます。
しかし、秋になると気温も落ち着き夏バテから回復してきます。
すると何が起こるでしょうか。
夏に栄養不足気味だった体が栄養を蓄えようと、力を盛り返してくる時期です。
しかも、先ほど由来①でいったように、『今が旬ですよ~おいしいんですよ~~。』と呼びかけてくる食材は豊富。
これは食欲が一気にV字回復したとしても無理はありません。
この事から『食欲の秋』と言われているというのもあるんだそうです。
由来③「人間も冬眠の準備をしている」
人間が冬眠なんて聞いたことないよ!と思うかもしれません。
確かに動物たちのように冬の季節を、洞穴の中で寝て過ごす・・・なんていう人はいません。
いませんが、同じようなメカニズムが起こると言われているのです。
では、どんなメカニズムなのか。
それはこれからやってくるであろう厳しい冬を迎えるための準備です。
何故、動物たちは大量にえさを食べて、冬眠に備えるのでしょうか?
それは、食べるものがなくなってしまう冬に活動しなくても生きていけるように、脂肪を蓄えているからです。
これは防御機能の1つであり、これが人間にも働きます。
冬は収穫期が終わってしまう時期でもあります。
旬の食材は一気に減り、田んぼや畑は春まで我慢の期間。
今より、保存技術や農作物の生育技術が未発達だった昔は生死に関わる時期ですよね。
なので冬に絶食とはいきませんが、それまでのように食べなくても何とか冬を越せるように。
その前準備として秋にはしっかり食べ、脂肪を蓄えようとしている時期でもあるのです。
このため、いつも以上に自然と食欲が増し、『食欲の秋』となっていくと言われています。
由来④「セロトニンとの深い関係」
あなたが秋を感じるのはどんな瞬間ですか?
私は陽が短くなったなあと感じた時です。
夏に比べて秋になると日照時間は随分と短くなります。
どれだけ同じ生活をしていても日照時間自体が短くなるので、自然と太陽の光を浴びる時間も短くなってしまいます。
こうなるとなんで『食欲の秋』に繋がるのか?
実は、太陽の光を浴びると「幸せホルモン」である『セロトニン』が分泌されます。
夏にしっかり分泌されていた『セロトニン』は秋になると減ってしまうんですね。
こうなるとまた体内で『セロトニン』をどうにか補わないと!!となっていくんですね。
この『セロトニン』を増やすために必要なものは
- 糖質
- 肉類
- 乳製品
を摂取するということ。
更に、良質な睡眠をとろう!と体が要求してくるのです。
となると、食べてもらわないといけないわけです。
食欲を増進させることで精神のバランスを保とうとしているから無性に食欲が増えていくんですね。
これもまた『食欲の秋』の一説なんですね。
由来⑤「秋風吹かば・・・」
秋になると風も変わりますよね。
それまで熱風だったものが、少し乾燥して肌寒い風が吹くこともあります。
季節が冬に向かって進んでいくと、当然ですが体温が下がり気味になります。
こうなると、体内では、体温を維持しようとして基礎代謝が上がります。
実は、夏よりも冬の方がダイエットチャンスの季節なんですね。
これが秋にも徐々に起こります。
脂肪を燃焼して体温を維持しようとしています。
基礎代謝が上がるので、夏よりもエネルギーを多く消費します。
これまでそんなにいらなかったエネルギーが必要になる。
エネルギーを摂取しなければ!となり、食欲が上がるのです。
食欲の秋って一体いつからいつまで?
『食欲の秋』という言葉は良く使いますが、それって一体いつからいつまでのことを指すのでしょうか?
二十四節気のように明確な日付はありません。
しかし、一般的には
『涼しくなってきた頃から紅葉が散る頃まで』
という認識になっているんだそうです。
その年で季節の移り変わりも違ってくるでしょう。
なので正確な期間というのはないのも当然ですね。
まあ、個人的な感覚としては10~11月頃が『食欲の秋』期間なのかなあ?という感じです。
『食欲の秋』にはどんな食べ物がおいしいのか?
たくさんの食材が旬を迎える秋。
ではどんな食べ物が一体いつ旬を迎えているのか?
どうせなら一番おいしい時期に食べたい!
ということで、一覧にしてみましょう。
食欲の秋に旬を迎える食材一覧
食材 | 旬の時期 | 多く含まれている栄養素 | |
お米 | 9~10月頃 | たんぱく質・カリウム・脂質・ビタミンB1 | |
さつまいも | 9~11月頃 | 脂質・ビタミンB6・ビタミンC・ビタミンE | |
さといも | 8~10月頃 | 食物繊維・カリウム | |
じゃがいも | 11~12月頃(秋作) | ビタミンC・モリブデン | |
ごぼう | 10~12月頃 | 食物繊維・カリウム・マグネシウム | |
かぼちゃ | 9~12月頃 | β-カロテン・ビタミンB.C.E | |
れんこん | 11~2月頃 | ビタミンC・食物繊維・カリウム・カルシウム | |
かぶ | 11~1月頃 | ビタミンC・食物繊維・カリウム・アミラーゼ | |
大根 | 12~2月頃 | ビタミンC・カリウム・消化酵素 | |
なす | 9~10月頃 | ナスニン・アントシアニン | |
まいたけ | 9~12月頃 | ビタミンB2 | |
しいたけ | 9~11月頃 | ビタミンB1・D・食物繊維 | |
しめじ | 9~11月頃 | ビタミンB2・D・ナイアシン | |
松茸 | 9~10月頃 | ナイアシン・ビタミンD | |
りんご | 8~10月頃 | ビタミンC・カリウム・ポリフェノール | |
ぶどう | 7~9月頃 | ポリフェノール・ブドウ糖・カリウム | |
なし | 8~9月頃 | ソルビトール・アスパラギン酸・カリウム・クエン酸 | |
柿 | 9~12月頃 | ビタミンA・C | |
みかん | 10~2月頃 | ビタミンC・ペクチン | |
栗 | 9~10月頃 | ビタミンB1・C・タンニン・食物繊維・カリウム | |
くるみ | 9~10月頃 | オメガ3脂肪酸 | |
さんま | 9~10月頃 | ビタミンB12・DHA・EPA | |
さば | 7~2月頃 | DHA・EPA・ビタミンB2・B6・B12・D | |
いわし | 10~2月頃 | カルシウム・マグネシウム・リン | |
カレイ | 6~10月頃 | ビタミンD・E・B2 | |
秋鮭 | 9~11月頃 | DHA・EPA・アスタキサンチン | |
かつお | 8~9月頃 | DHA・EPA・鉄分・ビタミンB12 | |
うなぎ | 10~12月頃 | ビタミンA・B1・B2・D・E・亜鉛・カルシウム | |
カニ | 11~3月頃 | たんぱく質豊富・ビタミンB1・B2・B12 | |
牡蠣 | 12~2月頃 | グリコ―ゲン・タウリン・亜鉛・鉄分 |
こんなにもたくさんあるんですね。
もちろんこれ以外にも旬を迎える食材はまだまだあります。
では、続いて食材別にちょっと聞いておいて欲しい豆知識をご紹介します。
豆知識①「栗は必ず食べるべし!」
秋の味覚の代表格として君臨している栗。
モンブランに栗ごはんに栗きんとき・・・。
本当に多彩ですよね。
それ以上に栗には
- ビタミンC
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- 食物繊維
- 葉酸
などなど、本当に多くの栄養素を含んでいる食べ物なんです。
効能としては
- 美肌効果・・・ビタミンB1・B2
- 冷え性改善
- 便秘改善・・・食物繊維
などが期待されます。
栗は体を温めると共に胃腸や腎臓などを強くする滋養強壮の食べ物なんだそうです。
おいしい栗の見分け方知ってますか?
そんな栗もおいしいかどうか、買う時には当然分かりませんよね。
しかし、おいしい栗を引き当てるためにはじっくり栗を観察することが必要なのです。
そうすればおいしい栗に巡り合える確率が高くなるのです。
それは
- 皮につやとハリのあるもの
- しっかりと重みを感じるもの
- できるだけ硬いもの
という3点です。
栗は中身がしっかり詰まっているものの方が格段においしいです。
しっかりとした重みがあり、表面を押した時に硬いものであれば、中身がしっかりと詰まっていて、傷みも少ないものになります。
表面のツヤやハリは新鮮さの目安です。
収穫してから時間が経つにつれてツヤやハリがなくなっていくんだそうですよ。
一度には食べきれないから・・・
栗には豊富な栄養素がたくさん含まれています。
それなら!!と過度に食べすぎるのは当然よくありません。
一般的に、1日に10粒程度をとるのが健康に良いとされています。
そうはいっても一度にたくさんもらえるというタイミングもあります。
どうにかおいしく保存したい。
保存する期間にもよりますが、生の状態のままで保存するのが一番栗のおいしさを損なわないでしょう。
しかし、生の栗は乾燥しやすいのでポリ袋などに入れて冷蔵庫に保管するのが良いでしょう。
常温保存してしまうと、栗の鬼皮と渋皮の間に産みつけられた虫がかえってしまうこともありますので、5℃以下での保存が基本ですね。
ちなみに、冷蔵保存の場合は1カ月ほどが目安です。
冷凍保存ももちろんできます。
しかし、栗のおいしさを損なわないためには冷凍保存する前に栗を皮のまま(←ココポイント!)茹でて保存するようにして下さいね。
こうすることで約3カ月ほど保存できますよ。
実はもったいない!!
栗を食べる時ってどうしても皮を綺麗にむいて食べますよね。
しかし、この皮、すごく重要な栄養素がたくさん含まれている部分でもあるのです。
特に渋皮。
一番外側にある鬼皮をむくと出てくる薄い茶色のフサフサとした皮ですね。
この 部分にはタンニンが多く含まれています。
タンニンには抗酸化作用が期待されていて
- 老化防止
- がん予防
にも効果があるとされています。
渋皮を使うのはなかなか難しいですが、できれば一緒に使いたいですね。
豆知識②「キノコは魅力がいっぱい!」
秋に旬を迎えるキノコ。
炊き込みご飯にしたり、ホイル焼きにしたり、お鍋に入れたりと大活躍です。
そんなキノコですが、日本以外の国ではあまり歓迎されないんだそうです。
というのも、あの独特の匂いが
- しばらくお風呂に入っていない人の匂い
- 靴をはき続けた時の匂いに似てる
という理由だからだそうです。
何とも驚きですね!!
ですがそんなキノコの匂い問題に『待った!!』をかけた存在があります。
それがエノキです。
エノキは袋の中に入った状態で売られていることが多いですよね。
帰って開封した時に、「あれ?この匂い・・・。」と思ったことはありませんか?
実はエノキを開封した時に匂う香り、「イチゴジャム」の匂いに似ていると言われているのです。
えのきからイチゴジャム!!
そんな馬鹿な!!と思ったかもしれません。
しかし、これにはれっきとした証拠(?)があるのです。
えのきは袋詰めにされることで酸欠状態になってしまいます。
すると発生するのは
- エタノール
- 酢酸エチル
という2つの成分。
この2つの成分はイチゴジャムの匂いの主成分と共通なんだそうです。
さあ!是非、エノキを開封してイチゴジャムの匂いかどうか試してみてください!
松茸は偉ぶってない
秋の高級食材の1つ、松茸。
立派なものになれば、「あれ?松茸一本で1週間分の食費ぐらいしない?」なんていうこともザラです。
そんな松茸なんですが、実は花言葉があります。
それは『控えめ』。
ええーーーー?!?!?!?!?
全然「控えめ」じゃないじゃーん!!
きっと誰もがツッコンだことでしょう。
ですが、花言葉は「控えめ」なんだそうですよ。
雷が落ちるとキノコが大量発生する
雷が落ちた場所ではキノコがたくさん生える。
なんていう言葉を聞いたことはありますか?
そんな都市伝説的な・・・と思うかもしれませんが、これは世界中で言われていることなんだそうです。
そこでこの言い伝えが本当なのか実際に実験した人がいたんだそうです。
雷を落とすわけにはいきませんから、キノコの原木に20万ボルトの電気ショックを与えたんだそうですよ。
すると!!
キノコの発生量は2倍!
しかも、生育も大きくなったんだとか。
更に詳しく調べてみると電気ショックを加えた原木の中の菌糸があちこちにひび割れを起こし、その切れ目から新しい菌糸が生えてきていたんだそうです。
キノコは電気ショックを受けたことで、菌糸が切られ生存の危機を感じ取ったんだそうです。
これは電気ショックだけではなく、台風などの自然環境で「危機的状況」が発生すれば同じ事が起こるんだそうですよ。
となると、『控えめ』な松茸も量産される時代が来るのかも・・・しれないですね。
おいしいきのこの見分け方
最後に、スーパーなどで売られているきのこのおいしい見分け方をご紹介します。
種類 | 見分け方 |
えのき | ・傘や茎が白い
・根元が硬くしまっている ・傘に水を多く含んで透明になっていないもの |
なめこ(水洗いしているもの) | ・袋を垂直にしてもなめこがくずれてこないもの
・真空状態が保たれているもの |
なめこ(無洗のもの) | ・傘の色が鮮やか
・ぬめりが透明のもの ・茎の切り口が黒くないもの |
まいたけ | ・傘がパリパリして張りがあるもの
・茎の切り口が白いもの |
ひらたけ | ・傘にハリがあるもの
・石突き付近が黒ずんでいないもの |
エリンギ | ・ヒダや茎が白いもの |
しいたけ | ・傘が黒ずんでいないもの
・ヒダが白いもの |
ぶなしめじ | ・傘の大理石模様が明瞭なもの
・茎基部に白く毛羽立った菌糸が少ないもの |
豆知識③「カボチャには誤解がいっぱい」
緑黄色野菜の主役とも言える「カボチャ」。
カロリーが高く、ビタミンやミネラルも豊富です。
しかも、「若返りビタミン」とも言われるビタミンEが含まれていたり、皮膚や粘膜などを保護するビタミンAも豊富なんですよ。
食物繊維も多く、血圧の急激な上昇を防ぐ効果も期待できます。
そんなカボチャ、色々と面白いんですよ。
カボチャの名前はカンボジアから
え?どんな繋がり?
カボチャは1541年にポルトガルから伝わりました。
というのも、この時に日本に漂着したポルトガル船の中にカボチャが入っていたからなんですね。
だからって何で「カンボジア」。
関係ないじゃん?ですよね。
しかしこの時、日本人は色々と勘違いをしてしまいます。
船には「カンボジア産」と書かれていたんだそうです。
当時は通訳の人も少ないでしょうし、なかなか意思疎通は難しかったと推測できます。
「カンボジア産」と書かれた箱の中に入っている野菜。
きっとこれが名前に違いない!と思ったことでしょう。
「Camboja」・・・・なんて読むんだろうか・・・?か、かんぼーじゃ?
かんぼじゃ・・・カボチャ!
となったというのが有力な説です。
え?じゃあカボチャの原産地ってカンボジアなんだ・・・と思ってしまうかもしれません。
実はこれも違っていて、原産地は「中南米」というのが通説です。
カボチャ=パンプキンは間違いかもしれない
カボチャを英語では?と聞かれると「パンプキン!」と答える人が多いですよね。
これは正確に言えば間違いではありません。
しかし、日本で売られている一般的なカボチャを指してパンプキンとは言わないのです。
英語でパンプキンというのは皮がオレンジ色のものを指すんだそうです。
ハロウィンの時によく見るあのカボチャなんですね。
じゃあ他の品種はなんというのか。
それは「squash(スクウォッシュ)」というんだそうです。
カボチャの相棒を選べば最強に
カボチャを食べる時ってカボチャだけで食べるよりも何か他の食材と組み合わせた方が効果が高まるんです。
特におすすめの相棒が3人います。
ナッツ類 | ナッツに含まれる脂質がカボチャのβ-カロテンやビタミンEの吸収を助ける。 |
乳製品 | 乳製品に含まれるたんぱく質とカボチャのβ-カロテンで免疫力がアップ。 |
豆類 | 豆類のたんぱく質とカボチャのβ-カロテン、ビタミンCで疲労回復や免疫力アップ。 |
カボチャと一緒にすることで、食感のアクセントにもなりますので、是非一緒に調理したいですね。
カボチャは皮ごと食べるべし!!
カボチャに含まれるβ-カロテン。
実は、皮に一番多く含まれています。
なので、カボチャを調理する時は皮ごと調理するのが一番良いのです。
残留農薬などが気になる場合もありますよね。
そういった時は、調理前にしっかりと洗って使うようにしましょう!
カボチャを保存する時は、丸ごとであれば
『涼しくて風通しの良いところにおく』
ということを守れば2~3カ月は持ちます。
カットしているものを保存する場合は、種やワタがついている部分から傷み始めますので、取り除いてラップをして冷蔵庫で保存しましょう。
おいしいカボチャの見分け方
スーパーで売られているカボチャのおいしい見分け方は
<丸ごとの場合>
- 色が濃い
- 重量感がある
- 硬い
- ヘタが乾燥していて周りがくぼんでいるもの
<カットしているもの>
- 果肉の色が濃い
- 切り口が鮮やかでワタが乾いていないもの
なんだそうですよ。
食欲の秋を楽しんでください
秋は本当においしい食べ物がたくさんあります。
しかも、調理方法は無限大。
まずお米が新米の季節だから、無条件でおいしい。
そこに炊き込みご飯になんかしちゃったらそれだけで毎日違う炊き込みご飯作って秋が終わっちゃう勢い・・・・。
焼き魚をつけても脂がのってておいしいし、野菜の煮物もいつもより味が濃くておいしい気がする。
そしてそこに、体内の環境が整い自然と食欲がわいてくる季節・・・。
き、危険だ。
秋は太るリスクが多すぎる!!
食欲のままに食べてしまえば当然太ります。
そこで最後に食欲の秋を上手に乗り切る方法をご紹介します。
それは食べる順番です。
2.たんぱく質(肉・魚・卵料理など)を食べる
3.炭水化物(ご飯・パン・麺類など)を食べる
これだけです。
この順番を守ればきっと食べ過ぎを防いでくれる・・・はず。
あとは旬を迎えた食材を調理する方法にも気をつけて、食欲の秋を楽しんでくださいね。
以上「なぜ食欲の秋というのか?その由来や豆知識!時期はいつからいつまで?秋の味覚一覧も」をお送りしました。