節分の食べ物と言えば、巻き寿司と言う家庭も珍しくなくなりました。
この巻きずし、実は大切な意味があるって知っていましたか?
そこで今回は、
是非とも挑戦したい鬼の巻き寿司についてもいってみましょう!
どうして節分に巻き寿司を食べるの?
巻き寿司を節分に食べると言うのは、実はきちんとした意味があります。
節分の巻き寿司は、具がたくさん入った太巻きを食べるかと思います。
この太巻き、具材は7つが好ましいのです。
何故かというと、「7」という数字は七福神にちなんだ数字で、商売繁盛や無病息災といった福を呼び込むという意味があるからなんです。
他にも、キュウリなどの具材を「青鬼」と見立てて、食べて鬼退治をしてしまう、という意味合いもあるのです。
さらに違う説もあります。
それは太巻きを鬼の持っている金棒に見立てて、鬼退治に向かうということを表している、というところもあります。
どちらにしても、節分に巻き寿司を食べることで、福を呼び込み、邪気(鬼)を祓うという役割があるんですね。
今年の恵方の方角につきましてはこちらの記事でご紹介しております。
あわせて、節分の由来や理由についてもこちらの記事でどうぞ。
節分の巻き寿司の上手な作り方
巻き寿司、とくに太巻きってなかなか普段から作る機会はありません。
なので、おうちで手作りしようと思うと、上手に巻けなかったりもします。
そこで上手に巻けるコツをご紹介しましょう。
まずは、こちらの動画をご覧ください。
プロの巻き方は、やっぱり違いますよね。
でも、これもきちんとコツを押さえているからこその巻き方なんですよ。
ではそのコツというのは3つあります。
それをご紹介しますね。
コツ①すし飯の量と範囲
まず、太巻きのベースともなるすし飯です。
これは海苔の手前側の端を少し残して均一に広げます。
海苔全体にすし飯を乗せてしまうと、巻けなくなるので注意しましょう。
またすし飯は少し固めに準備しておくのも成功のポイントです。
コツ②具材を乗せる位置は真ん中より少し手前
次に、具材をのせていきます。
乗せる順番や並べ方にはあまりルールはありません。
しかし、一番下に来るのは崩れにくい固い物や、四角い形のものがいいですね。
そして乗せる位置ですが、これは真ん中より手前が一番いいです。
もし、さくらでんぶなどを入れる時は最後の方に乗せると上手くいきますよ。
コツ③巻く時は一気に
最後に巻きます。
ここでは躊躇すると崩れてしまいます。
そのため、巻く時はすし飯がのっていない海苔の所をグイ!と具材のところまで持っていきましょう。
この時、具材が崩れないように、指で押さえながら巻くのがポイントです。
具材がのっているところが全て海苔で隠れる感じですね。
そして、まきすで上から形を整えます。
巻き寿司を作る時は必ず「まきす」が必要になりますので、こういった材料も揃えておきたいところですね。
そして最後に残ったところの海苔をクルクルと丸めて形を整えれば完成です。
コツさえつかめばきちんとできます。
諦めずに頑張ってください。
節分の巻き寿司におすすめの具材!
定番の太巻きには何が入っているのかというと
- たまご
- きゅうり
- さくらでんぶ
- 干しシイタケ
- エビ
- かんぴょう
- 人参
などではないでしょうか?
どれも色どりが良く、食べる時にはとても華やかになりますよね。
しかし太巻き、子どもにとってはそこまで魅力的なものではありません。
かんぴょうが苦手・・・という子もたくさんいますし、干しシイタケのあの臭いと独特の感触がダメ・・・というのもよく聞きます。
そこで、節分に家族みんなが笑顔になれる巻き寿司のレシピは何があるのでしょうか?
皆大好き?!サラダ巻きはいかがですか?
まず、子どもに安定的な人気を誇るのはサラダ巻きです。
サラダ巻きの何がいいって、それは色どりが鮮やかで、更に野菜がたくさん食べられるというところです。
しかも、マヨネーズを入れることによってすし飯のすっぱさも緩和され、巻き寿司が苦手な子どもでもパクパクと食べれるんですね。
では具体的に何を入れるかご紹介しましょう。
具材は
- レタス
- カニカマ
- シーチキン
- 卵
- きゅうり
- チーズ
- アボカド
などでいかがでしょうか?
「7種」がいいとのことで、7つ用意してみました。
もちろんこれにこだわる必要はありません。
あなたの子どもが好きな具材を巻いて、洋風なサラダ巻きにすることもできますよね。
基本の太巻きと同じようにして具材を並べ、最後にマヨネーズをかけるとでき上がりです。
男子喜ぶ!肉巻きレシピ!!
巻き寿司が不人気な理由、それは具材が男子が好きなものがないからかもしれません。
そこで肉を入れた巻き寿司を入れてみてはいかがでしょうか?
ご飯とお肉が合わないはずがありません。
きっと跳ぶように売れてしまうことでしょう。
具材は
- 牛ロース薄切り肉
- 卵
- レタス
- キュウリ
- 人参
- クレソン
- ゴマ
こちらでどうでしょう?!
肉入り巻き寿司は、ちょっと下準備が必要です。
それはお肉をいためるということです。
この炒める味付けを変えることで、いくつかパターンができますよね。
まずは、甘辛い味付けにしたい時は、お肉を
- 砂糖・・・小さじ1
- みりん・・・大さじ1
- しょうゆ・・・大さじ1
で炒め合わせます。
もっと簡単にしたいのなら、お肉を焼き肉のタレで炒め合わせればOKです。
焼き肉味にするのなら、ホウレンソウを入れてもおいしいですね。
どうしてもすし飯が苦手ならパンはいかが?
赤ちゃんや、どうしてもすし飯が苦手な子どもには、無理に巻き寿司を食べさそうとせず、パンで代用してみるのはどうでしょうか?
サンドイッチ用のパンを使えば、簡単にロール巻きができます。
離乳食などでもロール巻きというのは重宝しますよね。
中の具材がもれないように注意しなくてはいけませんが、赤ちゃんでも自分で持って食べることができるので、離乳食を食べている赤ちゃんにはお勧めです。
中に入れるものは赤ちゃんが好きなものでいいと思います。
例えば
- ジャム
- チーズ
- ハム
など。
サンドイッチの材料になり、かつ、赤ちゃんが食べても大丈夫なものを入れればいいでしょう。
パンにすると7つも具材はどうやっても入りません。
ここは目をつぶって、来年から7種食べられるようにしてみてはいかがでしょうか?
アレルギーのないお子さんでしたら薄焼き卵を巻いても喜びますし、見た目も華やかになりますよ。
一度は挑戦したい飾り巻き!節分には鬼を作ろう!
巻き寿司を食べるのは「鬼退治」のためです。
そこで、巻き寿司の具材を使って鬼を作っちゃってみましょう!
文字通り、作った鬼を食べてしまうことで、鬼退治になりますね。
まずはこちら。
飾り巻きもありますが、鬼のおにぎりもあります。
巻き寿司が食べられない小さな赤ちゃんには鬼のおにぎりもいいですね(^^)
更にもう一つ。
一番外に卵を持ってくることで、中身が明るくなり、鬼の顔もはっきりします。
そして最後にこちら。
子どもが一番食べやすい具材を使って可愛い鬼の飾り巻きです。
巻き方も簡単です。
詳しくは、こちらのレシピでどうぞ。
あ~お腹すいてきた
いかがでしたか?
どれもこれもおいしそうな巻き寿司でしたね。
恵方巻きを買ってきて食べるのももちろんおいしくていいのですが、手作りの巻き寿司にするとその分、思い出も深まります。
子どもと一緒に楽しみながら作ったり、鬼の飾り巻きずしを作って子どもを驚かせてみてはいかがでしょうか?
他にも、節分に関する折り紙の簡単な作り方はこちらの記事でご紹介しております。
巻き寿司に折り紙を添えて節分の気分を高めたいですね。
そして巻き寿司を食べた後は豆まきです。
鬼のお面の用意はできていますか?
鬼のお面などを無料で提供してくれるサイトさんもあります。
それにつきましてはこちらの記事からどうぞ。
(P.N.オレンジ)
以上「節分の巻き寿司のおすすめの具材や巻き方!やってみたくなる鬼の巻き寿司レシピも」をお送りしました。
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