埼玉県の盲導犬オスカーがなにものかに傷つけられた事件は、きっと皆さんご存知だと思います。
怪我をさせたと見られる怪しい目撃者の情報も報道されました。
「この事件の犯人や類似する事件の犯人が許せない・・・!」
そんな声がネット上でも多くあがっていますが、僕としてもまったく同感です。
いったい、なぜこんなことをするんでしょうね・・・。
愉快犯的な犯行から盲導犬を守るためにも、ここまでの情報と目撃情報まとめておきたいと思います。
そして、気になっている人も多い募金や寄付の方法についても触れます。
盲導犬オスカーの事件の一連の流れ
この画像にうつるのが、盲導犬オスカー。
埼玉県の全盲の男性(61)のアイメイトであるオスカーは、もうすぐ9歳となるラブラドール・レトリーバーのオスです。
事件の一連の流れを簡単にまとめると、以下のようになります。
2014年7月28日に男性と盲導犬オスカーは午前11時ごろに自宅から外出。
JR浦和駅で電車に乗り、職場へ向かういつものルートを進んでいた。
ところが、職場の店舗に到着したとき、オスカーは出血していたんです。
すかさず店長がかけつけて「血じゃないの!?」と驚きの声を上げたとのこと。
出血は腰のあたりからで、直径5ミリほどの刺し傷が500円玉大の円の中の4か所。
おそらくサバイバルナイフのようなもので強く突き刺されたと考えられています。
しかも、犯人の悪意を示すのが、傷がオスカーの服にはないこと。
つまり、服をめくりあげて刺していたということです・・・。
事件の残忍さとともに、オスカーが声もあげず、痛みに耐えていた(だろう)ことがニュースとなっている一つの理由と言えると思います。
事件が公になったきっかけ
この事件が広く知られるきっかけになったのは、上記の男性と同じ職場で働く方のご家族による新聞社への投稿文です。
親愛なる埼玉の皆さんリツイートお願いしますm(_ _)m? 今朝の朝日新聞の投稿を知りとても残念なので、目撃情報など警察へ寄せていただけませんか?速やかに罪を償えるように。。再犯が防げますように??#saitama #埼玉 pic.twitter.com/kPHxgJskQE
— YUHUK (@YUHUK) 2014, 8月 1
きっとご家族の方もこの傷を見て許せなかったんでしょうね・・・。
痛々しいので、ご覧になりたいかただけクリックしてください・・・。
盲導犬オスカーの画像はこちらとこちら。
犯人の目撃情報
現時点では、
- 7月23日~31日ごろ
- JR東川口駅の隣駅の南越谷駅ホームから隣接する東武新越谷駅
- 別の男性が連れていた盲導犬の後ろに近付き不審な行動をする男性
- 大学生風の若い長髪の男性
という目撃情報が提供されています。
また、8月31日にも同様の目的情報が越谷署管内の交番に一女性から情報提供があったようです。
長期間にわたり、しかも「今も」犯人は同じような犯行を繰り返そうとしている可能性があります。
しかし、目撃情報は決して多くありません。
いい加減な情報はいけませんが、役に立ちそうな情報はぜひお近くの警察署へと届けていただくように心からお願いいたします。
オスカーや盲導犬への寄付の方法はあるのか?
現在、警察宛にオスカーの治療費にということで現金が送られたりもしているようですが、現時点では直接オスカーへの寄付の方法はありません。
ただ、オスカーをはじめ盲導犬を守るためには、日本盲導犬協会への寄付という方法があります。
実際のところ、同協会は寄付や募金で運営されているようです。
関心がある方は、ぜひ日本盲導犬協会の公式HPをご覧いただければと思います。
こちらもやはり寄付を受け付けているようですから、特にオスカーに近いところに寄付・募金をしたい場合は、アイメイト協会宛にするというのも一つの方法かと思います。
そういえば、ALSアイスバケツチャレンジも話題になりましたね。
賛否両論ありましたけど、情報を知って、心が動くからこそ寄付や募金という行動にうつれるもの。
⇒アイスバケツチャレンジとは?氷水をかぶったサッカー選手と有名人の動画まとめ
今回も盲導犬の教育の仕方にいろいろと議論が起こっていますが、これを機会になんらかの行動を起こすのも一つかと思います。
とにかく早い解決と同じ事件が二度と起こらないことを望みます!!
以上、「埼玉の盲導犬オスカー刺傷事件の目撃情報と寄付の方法について【犯人許さん!】」をお送りしました。