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【最新】リゼロの伏線や謎の考察まとめ!アルデバランやシリウスやフリューゲルの正体!エミリアの母親は誰?

初めて、その物語に触れた時には衝撃を覚えたものです。
主人公が何度も何度も死んでしまう物語。

それが「Re:ゼロから始める異世界生活」です。
アニメにもなっていて、すごい人気の高い作品でもありますよね。

設定もキャラクターもそうなんですが、中でもリゼロの一番の魅力は伏線の多さではないでしょうか?

ということで今回は、リゼロの伏線を考察していきたいと思います。

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Re:ゼロから始める異世界生活のあらすじは?

Re:ゼロから始める異世界生活 リゼロ 考察 伏線

まずはリゼロのあらすじをおさらいしましょう。
主人公は「ナツキスバル」。

とっても平凡な男の子です。
そんな彼がある日突然、異世界に召喚されることから始まります。

何の理由で召喚されたのか?
自分は一体何なのか?

全く何も分からない世界。
そこで主人公のスバルはハーフエルフの美少女、エミリアと知りあうことで運命を大きく前進させていきます。

ナツキスバルに与えられた能力は「死に戻り」というもの。
求められる到達点に辿りつくまで何度も何度も死んでは同じ地点からの人生のやり直しを強制されるというものです。

たった少しの行動で新しい未来が切りひらかれていく世界。
主人公ナツキスバルは自分の望む未来に辿りつくことができるのか?

そこには数々の「不条理」を抱えているキャラクターたちが脇を固め物語は進んでいきます。

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主な登場人物の不条理についてまずはまとめてみた

ナツキスバルの周りには、彼を助ける人、彼を貶める人。
様々なキャラクターが存在します。

キャラクター達にはそれぞれ、不条理な過去を背負って生きているのです。
そこでまずは主要キャラクターの紹介と共に、不条理な過去にも焦点を当ててみましょう。

<エミリア>

物語のヒロインでありスバルが一番守りたい人。
ハーフエルフの容姿をしているため、自分とは関係のないことが原因で侮辱と嫌悪にさらされて生きている。
虚飾の魔女パンドラにより育ての母フォルトナを失い、そのショックでエリオール大森林を永久凍土にしてしまう。
この事が今も彼女を苦しめている。

<ラム>

鬼族の神童として生まれる。
しかし、襲撃にあい、その時に角を折られてしまい生きるためにロズワ―ルの治療が必要になる。
そのため、ロズワ―ルの下で働き使えるメイドとして過ごしている。

<レム>

ラムの妹として生まれ常に比較され生きてきていた。
ラムの角が折れたことで贖罪を感じ、ラムの代替品として生きることを決める。
スバルの事を大切に思い「誰よりもカッコいいラムのヒーロー」としている。

<ロズワール>

エミリアを女王にするための推薦人として登場する。

ラムとレムをメイドとして屋敷につかわせている。
その一方、エキドナを恩師としてあがめています。

ロズワールは「たったひとつの大切なものを守るためだけに」という信念のもと、400年間代々の一族を犠牲にし続けています。
何度も転生(?)を繰り返し、スバルが自分の求めていたその人だと確信するに至ります。

<ガーフィール>

大切な人を守り抜くために「最強」を目指す虎人の半獣。
幼いころ、母が聖域を出て崖の崩落事故に巻き込まれる。
しかしこの事は、彼の心に深い傷を残し、今でも母は自分を捨てて聖域を出ていったのだと思っている。

<オットー>

商人として立身出世を目指していたが、魔女教に捕まり生贄にささげられそうになる。
スバルのことを大切な友人だと思っており、いつまでも自分を頼らないスバルにいらだちをぶつけることもありました。
幼少期は自分の能力である「言霊の加護」で困難な人生を送ります。

<ベアトリス>

エキドナの三番目の人工精霊でありナツキスバルの契約精霊。
禁書庫の司書として400年間、「その人」を待ち続けている。
ナツキスバルが「その人」ではないと分かりながらも、スバルと一緒に禁書庫から出ることを決断します。

<アナスタシア>

竜の巫女に選ばれたルグニカ王国の王候補の1人。
ルグニカ王国とユリウスを手に入れたいという思いから立候補した人物。
襟ドナというエキドナが最初に作った人工精霊を襟に宿しています。

先天性のゲート異常を患っており、常にマナ不足で平均寿命よりも短命とされています。
魔法を使うことができないので、基本的に頭脳戦をしかけていきます。

<ユリウス>

ルグニカ王国の最優の騎士にしてアナスタシアの一の騎士を務める人物。
六色の精霊と契約しており全てのマナを組み合わせた「虹色のマナ」を用いる必殺技も駆使しています。

ユリウスは幼いころ両親を水害により亡くし、ユークリウス家の養子となります。
義弟のヨシュアは体が弱く、代々近衛騎士を輩出してきた一族はユリウスを嫡男とし騎士教育を受けていきました。

<ミミ>

アナスタシアの私兵団「鉄の牙」の副団長。
ガーフィールドに一目ぼれをし、一途に彼のことを想い続ける乙女です。

3兄弟のお姉ちゃんで無尽蔵のマナを保有していると考えられます。
「三分の加護」を持っていて、体の負担や痛みを兄弟と分担することができます。

<クルシュ>

獅子王復活を目指す竜の巫女であり、戦乙女と尊敬されるカルステン侯爵家の若き当主です。
最愛のフーリエ殿下が呪いに倒れ、最後に語った夢を叶えるため、フーリエ亡き後人間による王国当地の復活を目指して王選に参加します。

白鯨戦後、帰還途中で暴食の大罪司教ライ・バテンカイトスと強欲の大罪司教レグルス・コルニアスに遭遇し、一撃で倒され記憶を失ってしまうことになります。

この事により、王選候補から脱落することとなりました。
その後、「龍の血の呪い」を受け苦しみ続けることとなります。

<フェリス>

ルグニカの「青」の称号を持つ天才的な治癒術師です。
クルシュの一の騎士を務めており、クルシュの複雑な立場を理解し「自分がクルシュの女の子の役を担う」と主張。
クルシュに渡されたリボンを使って女装するようになります。

しかし心は男のままで、複雑な状態になっています。

フェリスはアーガイル家の嫡男でしたが、生まれつき猫耳がついていたので父親は自分の妻の不貞を疑い地下牢にフェリスを監禁します。
ここから救い出してくれたのがクルシュであり、それ以降、クルシュに忠誠を誓うようになりました。

<ヴィルヘルム>

剣鬼として亜人戦争時代に活躍した英雄。
剣聖テレシアと結ばれ、孫にはラインハルトがいます。

しかし自分の息子であるハインケルに変わり、テレシアが白鯨大征伐に出陣することとなり、テレシアはここで命を落とします。
テレシアが亡くなったことで「剣聖の加護」がラインハルトに移ったことを知るとヴィルヘルムは感情的になり、そのまま近衛騎士団団長の座を辞め、テレシアの仇をうつため白鯨を追いかける日々を過ごします。

スバルと共に白鯨討伐に成功しますが、水門都市プリステラで操られたテレシアと再開。
敗北しますが、ラインハルトによってテレシアは致命傷を与えられ、最後を迎えることとなりました。

<フェルト>

貧民街でロム爺によって育てられた少女。

「龍の巫女」の刺客があることをラインハルトによって見出され、ルグニカ王候補の一人となりました。
フェルトは王弟の息女説が濃厚ですが、断定はされていません。

限られたものにしか宿らないとされる「風の加護」を身につけています。

<ロム爺>

フェルトの育ての親であり、亜人戦争では亜人陣営の「大幹部」を務めた大参謀です。
フェルトが王候補の一人となってからは陣営の1人として能力を発揮していきます。

<ラインハルト>

フェルトの一の騎士であり、当代の剣聖。
「人間では耐えられない宿業を複数身に宿す」と言われている。

このため、祖母が白鯨で命を落とした時には、祖父であるヴィルヘルムから「盗人」とののしられたり、水門都市で和解しかけていたヴィルヘルムと再び袂を分かつなど、かなり壮絶な人生を送っている。

<プリシラ>

ヴォラキア皇族出身のルグニカ王候補の1人。
プリスカ・ベネディクトとして誕生するが、王位継承線である「選定の儀」に参加する。

この時、兄であるヴィンセントとの直接対決が避けられないものとなっており、ヴィンセントの提案により従者のアラキアにより仮死状態となる。
この後、プリスカの人生は終え、影武者であったプリシアとしての新しい人生を歩むこととなる。

美貌と優秀さを備えたプリシラですが、次々に夫を亡くし「血染めの花嫁」という二つ名がつくようになります。

<アルデバラン>

プリシラの一の騎士。
スバルを「兄弟」と呼ぶ異世界人です。
嫉妬の魔女と何億回も対戦したことがある。

<シュルト>

プリシラを助ける存在であり、プリシラの「杖」と自負している人物。
農村孤児で飢餓寸前のところをプリシラに拾われ、それ以降「女神」とあがめている。

<ハインケル>

ヴィルヘイムとテレシアの間に生まれた息子。
誰よりも剣に真面目に取り組むが、剣の神さまには微笑まれなかった男。
妻ルアンナの眠りを覚ますため、龍の血を求めてプリシラ陣営に参画している。

<メィリィ>

魔獣の女王と呼ばれた少女。
エルザと共に、カペラのことをママと呼び絶対服従をしていた人物。
誕生と共に能力によって迫害を受け、両親から森に捨てたれた過去を持つ。

<エルザ>

「呪い人形」の祝福を与えられた人物。
グステコ聖王国で奴隷として過ごしていましたが、フェザーランに買われ姉妹の末娘となります。
姉妹同士の争いを通じて、「呪い人形」として覚醒、完成体に近い強さを手に入れます。
色欲の大罪司教カペラが現れ、エルザはカペラの娘となりメィリィと共に暗殺姉妹として暗躍していきます。

<エキドナ>

400年間君臨している強欲の魔女。
世界を救うために、協力者を探して何度も繰り返している。

Re:ゼロの伏線まとめ

それぞれのキャラクターが魅力的で、しかも1つの目標に向かってあがいて行くキャラクター達。
その人たちに深く共感したり、憤りを感じたり。

それがリゼロの魅力です。
そして各物語に散りばめられた伏線もその魅力を大きく引き上げている要因の1つ。

では、早速伏線をまとめていきたいと思います。
とはいっても膨大な伏線があるので、最大の4つについての伏線を今回は取り上げてみたいと思います。

考察①「アルデバランの正体は?」

リゼロの中でも最大の謎かもしれないアルデバラン。
何もかもを知っているかのような態度と、スバルのことを「もう1人の俺」なんて呼んじゃうあたり。

壮大な何かを背負っていると考えられます。
というのも、公式のリゼロ辞典の中にヒントがありました。

『彼の真の恐ろしさはスバルの「死に戻り」に近い能力を持つ点にある。その力は「死に戻り」のように自動的なものではなく、アルの意志でスイッチがはいるらしいが、まだ謎が多い。』
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スバルは自分が死ぬことで、同じポイントからやり直しができるという能力です。
しかしアルデバランは自分の意思で戻ることができるというんですね。

この能力の伏線については至る所で登場していました。
まずは第3章。

ここではラムとレムを勘違いするアルデバランが登場します。
しかも、この後、レムが生きていると知ったアルデバランは「ふざけんなよ」と一気に機嫌が悪くなります。

第5章の水門都市プリステラでは水門を開けたのが誰だったのか?
その正体ははっきりしていません。

しかしおそらく、開けたのはアルデバランであり、ここで大罪司教の能力を知っていたのも、アルデバランの能力を発揮したためではないのでしょうか?
アルデバランは自分で「スプラッター耐性はねぇ」といっているように、戦いの中で精神疲弊を感じて1人不機嫌になっていたと考えられます。

そしてこの伏線があってリゼロの短編集ではアルデバランの能力について書かれているのです。

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それによると

  • 自分の意思で能力発動可能
  • 発動には条件を満たす必要あり
  • 記憶のループ
  • 自分のループしたい場面を選ぶことができる
  • 記憶のループ対象者はランダム
  • 能力解除は自分の意志ではできない

という特徴があるようです。

これに加えてアルデバランはスバルに

「オレが召喚されたのは、もう18年も前だ。(中略)そりゃ腕をなくした原因か?それとも召喚か?
腕の方なら、まだ右も左もわからねぇ頃だからな。普通にヘマした。
召喚の方ならそれは、今もわからねぇ。」

といっています。

アルデバランもスバルと同じように、ある日突然、この世界に召喚され、同じような能力を受けているんですね。

この事からアルデバランとスバルは同じ人物によってこの世界に召喚され、何らかの目的でループを繰り返しているのだと考えられます。
そして更にアルデバランの謎を深めているのは鉄仮面。

どんなに濡れても鉄仮面を外そうとしないアルデバラン。
仮面の下は壮絶な傷が刻まれていると言われていますが、果たして本当でしょうか?

そこで更に私はこんな考察をしてみました。
リゼロには星の名前を模した名前が多いですよね。

ペテルギウスとかカペラとか大罪司教の名前になっていることも多いです。
ここでアルデバランに注目してみましょう。

アルデバランもまた星の名前です。
どこの星座かというとおうし座のα星の名前です。

そして、スバル。
歌にもなっているこの星の名前。

実は和名でのおうし座のα星なんですね。
同じ名前で同じような能力を持っている2人。

偶然にしては、見過ごせないですね。
しかもアルデバランは自分の事を「アルと呼んで欲しい」と周囲の人に言っているあたり・・・。

スバルと同一人物。
もしくはスバルが召喚される時に何らかの方法で二つの人格に分かれてしまった・・・なんていうこともあるのではないでしょうか?

考察②「大賢者フリューゲルはスバル?」

フリューゲルは原作でも、アニメでも登場したことはなく、どんな姿をしているのかとか。
どんな能力があるのかなど、ほとんど判明していません。

しかし、弟子であるシャウラは登場しており、400年間プレアデス監視塔を守り続けているという強者です。
そんな弟子シャウラも師匠と戦うと殺されてしまう、と言っていることから、相当な強さだと推察されます。

そしてシャウラはスバルに対して重要な事を言っています。
それは初めに出会った時にスバルに「お師匠様」と言っているのです。

シャウラは人の顔を記憶することができず、匂いで誰なのか?というのを認識しています。
スバルからはフリューゲルと同じ匂いがしたということでしょう。

そしてその直後

「3つ。」

と呟いてもいます。
これはスバルが魔女因子を3つ吸収している状態であることから3つと言ったんでしょう。

これだけでは同一人物という話にはなりませんが、更にこんな画像を見てください。

これはフリューゲルが植えたというフリューゲルの大樹に書き記されている文字です。
ちょっと思い出して下さい。

スバルが異世界に召喚され、ラムやレムからこの世界の読み書きを教えてもらっている時に、日本語で書いたのを覚えていますか?
この文字を見て、ラムやレムは「落書き」という認識しかありませんでした。

ですが、フリューゲルの大樹には日本語が書かれていて、しかもスバルと同じような感覚で選ばれた言葉があるんです。
これは・・・あまりにもでき過ぎていませんか?

そしてこんな意見も見つけました。

占星術の1つですが、フリューゲルは「翼」となるのですね。
これは・・・なんだか同一人物説が深まったようにも感じます。

しかし、もう一つ考察しておきたいのはフリューゲルはもしかしたらスバルの父親かもしれない、ということ。
その理由は聖域編の時に、エキドナに与えられた試練の中にあります。

試練の中で登場したスバルの父親はスバルに似た話し方、考え方をしていました。
引きこもり気味な自分の息子に飄々とした態度をとっている感じでもありましたね。

そしてここで彼は「時間を止める能力がある」とも発言しています。
一見、軽口のように思えるこの発言。

もしかしたら本当に異世界召喚されて時間を止める能力を授かっているのかもしれません。

考察③「シリウスとあの人は婚姻関係?!」

リゼロ5章で登場したシリウス。
全身を包帯で巻きつけて、水門都市プリステラの塔の上から少年をつき落とすという衝撃的な登場を果たしました。

そんなシリウスは、名前を「シリウス・ロマネコンティ」と言います。
え?!と思った人も多いですよね。

ロマネコンティと言えば「怠惰のペテルギウス・ロマネコンティ DEATH!!」ですよ。
何故一緒の名字?!

ですよね。
シリウスは自分の事をペテルギウスのお嫁さんと自称しています(^^;

しかしこれは壮大な勘違いで、一方的にシリウスがペテルギウスのことを好きなんですね。

ですが、この恋心にも不可解なことがいくつもあるのです。
それは2人は別に恋に落ちるようなエピソードが存在しないことです。

ここには、ペテルギウスの過去にも理由が存在しているのではないかと言われています。
ペテルギウスは「ジュース」という人物で、エリオール大森林ではフォルトナと一緒に戦っていました。

そして愛していたフォルトナを自分の手で殺し、この事がきっかけで狂人になったという哀しい過去があります。
ここで登場するフォルトナ。

これがシリウスの本当の姿なんじゃないかと考察します。
そのポイントですが、まずは、シリウスの髪や耳の形です。

エミリアが迫害を受けているようにエルフの姿かたちは髪の色と耳の形です。
そして100年以上生きているということからエルフである可能性が高いでしょう。

更に、何らかの事情で記憶がなくなっているのかもしれませんが、顔見知り程度の人物であるペテルギウスに妻になりたいと思うほどの強い想いを抱いているということ。
そして使用するマナは火属性。

これらのことからフォルトナなんじゃないかと思えるのです。
しかも、エミリアの育ての母であったフォルトナはエリオール大森林で、パンドラと戦い、起こったエミリアによって氷像にしてしまっていると考えられています。

フォルトナはこの前に命を落としており、遺体も氷像となっているはずです。
ですが、「OVAメモリアルスノー」ではエミリアがエルフの氷像を拭いているのですが、この時にフォルトナはいません。

自分の育ての親でもあるフォルトナがいるのであれば、その描写が描かれていても不思議ではありませんよね。
そしてそこにはパンドラがいます。

パンドラは虚飾の魔女であり、「自分の思い通りに事象を書きかえることができる」能力を持っています。
この事により、エミリアに対する最後の切り札としてフォルトナをシリウスに書き換えているということも考えられるのです。

ちなみに、ペテルギウスとシリウスは冬の大三角を作っている星です。
フォルトナは古代ローマの運命の女神と言われています。

考察④「エミリアの母親は結局誰?」

エミリアが王選に出た理由、それは

「王になればエリオール大森林を元に戻し、エルフを助けることができる」

とロズワ―ルに言われたためです。

しかし、この時点でのエミリアは100年前の記憶はパックによって封印されているはず。

だとすると、墓所の試練でエミリアがスバルに打ち明けようとしていた「王選に出る自分勝手な理由」はこれではないようにも思えます。
更に、嫉妬の魔女ですが、これはサテラとは別人格であるとされています。

サテラから分裂したものとされています。
というのも、4章で姿を現したサテラにミネルヴァが「あなたは嫉妬の魔女?サテラ?どっち?」と尋ねるシーンがあるからです。

これは嫉妬の魔女サテラは「魔女因子」を胎内に取り込んだものの、消化しきれず分裂したということが分かります。
そしてこの嫉妬の魔女はスバルのことを「愛していて」、見た目はエミリアにそっくりなのです。

この事からサテラがエミリアの母親なのではないか?とされているのです。
しかもエキドナはエミリアのことを「魔女の娘」と言っていることから更にサテラ、もしくは嫉妬の魔女がエミリアの母親である可能性は高まりました。

ですが、フォルトナはエミリアの両親について

  • 父親はエルフ
  • 自分は父親の妹

ということをいっています。

しかし、エミリアもサテラもハーフエルフなのです。
もし、サテラがエミリアの母親なのだとしたら、エミリアはクォーターとなってしまうのです。

更にエミリアは「優しい顔立ちと髪色が父親似」という情報もあります。
ということを考えると、エミリアの母親が嫉妬の魔女サテラはエミリアの母親ではないのではないでしょうか?

それよりも、エミリアが嫉妬の魔女サテラ本人、という方がしっくりくるような気もします。
ここで更にフォルトナの話です。

フォルトナは自分は兄さんに似ていて目つきが悪い、と言っています。
これは遺伝ということを示しています。

と、同時に、スバルの母も自分は目つきが悪くそれはスバルにも遺伝しているとも言っています。
こうなるとスバルのお母さんはエルフなのかもしれません。

こうなってくると魔女の中にエミリアの母親はいるけど、それは誰なのか分からなくなります。
ですが、ここで浮上してくるのがミネルヴァなのです。

憤怒の魔女であるミネルヴァはエミリアに

  • 母親について知っている
  • でもその事は話せない約束になっている
  • ミネルヴァはエミリアに合わせる顔がないと言っている

と語っています。

しかも、ミネルヴァは憤怒の魔女ですが、この憤怒の根源は世界の人々が傷ついているのを見るのが嫌だから、というもの。

彼女の目的は世界中の人を癒してあげるということなのです。
これは、エミリアの慈悲深さにも通じているのではないでしょうか?

ということで、今現在、エミリアの母親として一番可能性が高いのはミネルヴァなのではないでしょうか?

色んな要素をまとめてみたけど

リゼロ、本当に奥の深い物語です。
星の名前や神話の関係など、色々な因子が絡まっていてそこに伏線が張られているのは、もうアッパレ!としか言いようのないものです。

個人的に、私はスバルのように「死に戻り」の能力が授けられたら何もできなくなってしまうだろうなあと思いました。
是非、あなたも一緒にスバルの苦悩や葛藤を体験してみませんか?

以上「【最新】リゼロの伏線と考察まとめ!」をお送りしました。



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