お墓参りをしていないと、先祖に祟られる・・・。
という話を聞いたことはありませんか?
先祖の魂を供養するためのお墓。
そこをないがしろにしていると良くないことが起こる、というやつです。
確かにお墓はないがしろにして良いものではありません。
ですが、お墓の手入れを怠ったからと言って良くないことが起こるというのは迷信です。
毎回、お盆やお彼岸にお墓の手入れにいってはいるものの、今回のお彼岸はお墓参りにいけないかもしれない。
なんだか気持ちがすっきりしなくて気になる。
そんな人におすすめなのが、代行というサービスです。
今回は、お墓参りにどうしても行けない時の対処法をご紹介します。
お彼岸にお墓参りに行けない!そんな時の対処法
近年では、お墓のあるところから遠方に住居をかまえるという人も多くなりました。
それは仕事の関係であったり、生活様式の変化であったりします。
これはどうしても仕方のないことです。
お墓とは遠い場所に住んでいる場合、なかなか一年に何度も何度もお墓参りにいけないですよね。
しかもそこに、自分の親や親せきが住んでいない場所、となると更に難しくなります。
そんな時の対処法を今回は2つご紹介します。
対処法①代行サービスを利用する
核家族化がすすんでいくと、お墓参りの代行サービスを利用する、という人も珍しくありません。
全くの他人にお墓掃除などを頼むわけですから、ちょっとどうかな、と思うかもしれません。
しかし、行きたいけど行けない、そんな時が何年も続いているとどうなるでしょうか?
お墓はやはり手入れが行き届かないので荒れてしまいます。
そんなお墓の事を思って、あなたは更にストレスを抱え込むことに・・・。
そしてまた次のお彼岸やお盆がやってくるといった負のスパイラルに巻きこまれてしまうのです。
これは本当に良くありません。
あなたにとっても、家族にとっても頭の痛い話になってしまうでしょう。
しかしこれが代行サービスを使うことで、良い方向に向かうのです。
代行サービスは需要の高まりもあり、たくさんのところで行われています。
大体、お墓掃除とお参りのセットで2万円。
お参りだけ、となると1万円が相場です。
少し高いと思う人もいるかもしれませんが、交通費などなど考えてみるとそこまで高すぎる、ということもないのではないでしょうか?
対処法②手元供養をする
それでもやはり、身内がきちんとお参りをしたい、という人のために「手元供養」という方法があります。
日本には古来から仏壇というものがありましたよね。
これと同じ供養の方法です。
自宅のスペースに遺影などを飾り、毎日お参りをする方法です。
昔ながらの仏壇をおくスペースがない、などという人のために、現代風のものもたくさん最近ではあるんですよ。
これならお墓参りをする必要もありませんし、毎日、手を合わせることもできます。
ミニ骨壷などもあるので、それと一緒にしておくこともできますよ。
形のとらわれることばかりが供養とは限りません
お墓や、供養などというのは本当に個人の意識の問題であり、何が正解かというのはないと思います。
お墓の近くに住んでいて、お墓参りが何の障害もなく、できるというのはとても恵まれていることです。
ですが、生活様式の違いや、お仕事の関係などで、お墓の近くに住んでいない場合、お墓の手入れやお参りというのは難しい場合もありますよね。
しかも自分が高齢になってくれば、更に遠方のお墓にはなかなか行くことができません。
今回は
- 代行
- 手元供養
といった二つの対処法をご紹介しました。
参考にしていただいて、無理のない範囲で故人をしのぶ機会にして下さいね。
以上「お彼岸にお墓参りに行けない時の対処法!代行でも大丈夫?」をお送りしました。