この前、新年がスタートしたと思ったのに、気が付いたらもう3月です。
春は、旅立ちと出会いの季節。
4月を迎える前に、忘れていることはありませんか?
そうです、入学祝いです。
一体いくら包めば恥ずかしくないのか・・・
今回は、 しましょう。
入学祝いってどこからどこまで渡すもの?
一概に、相場、といっても相手との関係性でその金額は大きく上下します。
例えば
- 孫
- 自分やパートナーの兄弟の子ども
- 友人の子ども
と言ったところでしょうか?
基本的に、入学祝いというのは、身内でお祝いをするものなので、友人や同僚に入学祝いまで贈るのは「too much」です。
しかし、もちろん例外もあります。
それは自分の時に貰っているかどうか、です。
少し例をあげると
- 「割と近い時期に上司から自分の子どもの出産祝いを貰っている。」
- 「部下から自分の子どもの入学祝いを貰っている。」
- 「親しい友人から自分の子どもに入学祝いを貰った。」
などです。
こうなると『貰ったものはお返しをする』というのが日本文化の基本ですから、無視することはできません。
身内以外への入学祝いにはちょっとしたマナーがある
身内同士になると現金のやり取りをすることが多いかと思います。
しかし、同僚や上司、友人といった付き合いになりますと現金を贈るのはマナー違反です。
そこで、貰った額と半分から同額程度の
- 図書カード
- 文房具
などを贈るようにしましょう。
文房具などの学用品は消耗品であることもあります。
金額がそこまで高くないのなら文房具を贈るのも喜ばれます。
一方、金額が高くなると文房具を贈るにも限度がありますよね。
自分の子どものお祝いに一万円貰っているとします。
半額でも5千円以上のものになりますので、無理矢理文房具にしなくても、参考書などを買える図書カードを5000~10000円分贈る、といったことになります。
また、身内以外の人へ贈るのは基本的にしなくていいこと、です。
あまり親しくもないのに付き合いで贈るというのは逆に気を遣わせてしまいます。
貰ってないのなら頭を悩ませる必要もありません。
知っているのに贈らないのは良いの?
身内以外に入学祝いを贈るのは、近い時期に何らかの御祝を貰ったという場合です。
それ以外なら知り合いの子どもの入学祝いは絶対にあげなくてはいけない!というものではないのです。
でも、入学ということを知っていてあげないのは貰った手前、なんだかモヤモヤする・・・。
という人もいるでしょう。
しかし大丈夫です。
もしあなたが
- 出産祝い
- 新築祝い
などを貰っているのだとしたら、その時のお返しはどうしましたか?
きっと慣例にならって何かしらのお返しを贈っていると思います。
それで良いのです。
わざわざ、入学祝いを他人であるあなたから贈る必要はありませんよ。
入学祝いの金額の相場は一体どのくらい?
では、早速入学祝いの金額の相場を見ていきましょう。
あわせて入学祝いの「のし」の書き方についてはこちらの記事でご紹介しております。
小学校の入学祝いは一体いくら?
では、まず、小学校の入学祝いから見ていきましょう。
小学校の入学祝いの相場は
- 孫・・・2~7万円
- 姪や甥・・・5000円~1万円
- 友人・知人や同僚の子ども・・・3000円~5000円
となっています。
孫への金額が大きいのは、きっとおじいちゃんおばあちゃんがランドセルを買うことになるからです。
入学祝いにランドセルを買うというのは珍しくない話ですよね。
他にも、学習机を買ったり、制服を買ったりする人もいると思います。
ここで大切なのは、ランドセルや学習机は2つもいらない、ということです。
あなた以外にも、もう1組おじいちゃんおばあちゃんが孫にはいます。
被ってしまうとなんとも迷惑にしかならない入学祝いなので、ご自分の子どもに聞くか、もう1組のおじいちゃんおばあちゃんに聞くかして相談しましょう。
例えば、あっちはランドセルでこっちは学習机などですね。
そうするとで、孫の門出を一緒に祝うことができます。
また遠方に住んでいてランドセルを一緒に買えないという人は、お金だけを包んで渡すようにしましょう。
ランドセルの値段はピンキリです。
ランドセルの種類にもよりますが、5万円もあれば結構上等なランドセルが買えると思います。
中学校の入学祝いは一体いくら?
続いては中学校です。
中学校の入学祝の相場は
- 孫・・1~10万円
- 姪や甥・・・5000円~1万円
- 友人や知人、同僚の子ども・・・3000円~5000円
となっています。
またもや、やはりおじいちゃんおばあちゃんに負担がかかりますね。
中学校に入学すると自転車通学をする子どももいるでしょう。
そこでおじいちゃん、おばあちゃんが通学用の自転車やヘルメットを買うためです。
買ってあげるモノに、相場がとても影響を受けます。
本人に手渡しで上げる場合は1万円が多かったです。
孫が多くてとても出せない!というおじいちゃんおばあちゃんは手渡しをする、というのも、1つの手ですね。
また友人や知人にあげる時は、プレゼントの品物よりも、金券が喜ばれます。
図書カードではなく、商品券などでもいいでしょう。
中学校と言えば思春期に入っていきます。
きっと自分の好きなものを買いたいと思うことでしょう。
高校の入学祝いは一体いくら?
更に成長した高校生です。
高校の入学祝いの相場は
- 孫・・・1~10万円
- 姪や甥・・・1~2万円
- 知人や友人、同僚の子ども・・・3000円~5000円
となっているようです。
高校というのは、受験を経験して合格して入るところです。
受験が初めてという人もいるでしょう。
そこで「頑張ったね、おめでとう。」という気持ちを込めて贈るので金額もUPします。
おじいちゃんおばあちゃんから贈る場合は、高校生活に必要なアイテムを買うため金額に開きがあります。
また直接渡すにしても、1~3万円となっていて、全体的に金額が上がりますね。
知人や友人の子どもに渡す時は相変わらず金額は変動しません。
更に、高校生になると参考書などを買う機会も増えるでしょうから「図書カード」も保護者からは喜ばれます。
大学の入学祝いは一体いくら?
そして最後の入学祝いとなるのが、大学です。
大学の入学祝いの相場は
- 孫・・・3~30万円
- 姪や甥・・・1~3万円
- 友人、知人、同僚の子ども・・・5000円~1万円
となっています。
大学受験となると高校の時よりも勉強が大変にもなります。
そのため、金額があがるようです。
おじいちゃんおばあちゃんからは大学生になると入学金や、1人暮らしなどお金も必要になりますので、金額もさらに上がります。
孫の入学金を払うというのも珍しくないので、30万円と大きな金額になっています。
しかし、直接手渡すにしても、3万円は包むという人が多いのですね。
そしてさすがに大学にもなると、全体的に金額が上がります。
友人・知人・同僚の子どもに対しても5000円は包むようにしておく方がいいですね。
ここでも現金は嫌がられます。
図書カードや金券などを贈るようにしましょう。
入学祝いって一体いつ渡すの?
入学祝いの相場は分かったにしても、一体いつ渡せばいいのでしょうか?
入学式というのは大体4月にあります。
お祝いはそれまでには必ず渡しておきたいものです。
あまりに近くになりすぎてもいけません。
小学校や中学校の場合は義務教育であることが多いので、早めに準備しておいて大丈夫です。
中には中学校受験をする人もいますので、もし受験すると聞いているのなら、その合否が分かってからにしましょう。
不合格だったとしても、学校には通いますから同じなのですが、受験の結果が分かる前に貰うとプレッシャーにもなってしまいます。
これと同じ理由で、高校と大学も受験の結果が分かってから贈るのがマナーです。
どの学校でも3月中には合否の結果が分かりますので、4月になる前に贈りたいですね。
もし、贈るタイミングに恵まれなかった、としてももう渡せないというわけではありません。
入学祝いは入学してから初めてあったタイミングで渡せばそれで何の問題もないのです。
是非、喜ばしい「入学」を皆で祝福して、楽しいスタートを切れるようにしてあげてくださいね。
(P.N.オレンジ)
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以上「入学祝いの金額の相場は?小学校・中学・高校・大学それぞれの予算調べ」をお送りしました。
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