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お正月の花を飾る日はいつからいつまで?飾り方や生け方のルールはある?

一年の始まりである元旦
おせちにお年玉に、おとそに・・・と用意する物はたくさんあります。

そこで、お花の用意は忘れていませんか?
新年をお祝いするお花。

ちょっと華やかで和やかになりますよね。
でもこのお花って一体いつからいつまで飾れば良いのでしょうか?

飾り方や生け方のルールはあるの?など、気になることはたくさん。

ということで!
今回は、お正月のお花について詳しくご紹介していきましょう。

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お正月のお花っていつからいつまで飾るもの?

お飾りや鏡餅と違ってお花はナマモノです。
きちんと水あげをしていないとすぐにクタクタになってしまいます。

ですが、お花屋さんで買った花なら水あげはもちろんしっかりしているでしょうし、お正月には綺麗な花を咲かせてくれていることでしょう。
それなら、と枯れるまで飾るというのも良いでしょう。

しかし、お正月のお花というのはちょっとだけ特別なもの。
そもそもお正月は新しい年神さまを迎えるための行事です。

なので、それぞれのおうちで年神さまを迎えるために支度をするのです。
その全てがお正月飾りなのです。

お正月のお花もその一環なので同じタイミングで飾るのが良いのですね(^^)

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お正月のお飾りを飾ってはいけない日がある?

お正月のお飾りは、大掃除をした後にかけるという人も多いでしょう。
おうちの掃除をして綺麗になって最後の最後でお飾り、というのはとても理にかなっているようにも感じますね。

しかし、このお飾りは31日に飾るのはいけないとされているのを知っていますか?
12月31日にお飾りを飾ると、「一夜飾り」(1日だけお飾りを飾る)となり、神さまに失礼だとなります。

これは結構有名ですよね。
じゃあ30日に・・・と思うかもしれませんが晦日にあたる30日も旧暦では大晦日になるのでこの日も飾ってはいけない日になるのです。

ではでは!29日ならどうでしょうか。
29日も「二重苦」という意味になるので、この日も避ける方が無難です。

じゃあ一体全体どのタイミングで飾れば良いのか?というと、28日ぐらいから飾るのが一番良いですね。
というのも25日にはクリスマスがあります。

多くの家庭でクリスマスの飾りつけを楽しんでいるでしょうから、クリスマスが終わって一段落したらお飾り・・・という流れが良いかなと思います。

お正月の花を片づける日は?

では、いつまで飾れば良いのでしょうか?
先ほどもいったように花はナマモノであることが多いですね。

もちろん、アレンジでも切り花でも同じです。
更に、最近では造花の飾りも多くありますね。

ということでお正月のお花を飾る期間は、大体、お飾りと同じ、と考えておけば大丈夫です。
生花となると、その時の気象条件や地域によって花のモチ具合が違います。

まだ飾れる期間内であっても早めにお花がダメになってしまった場合は、その時に片づけるのが一番よいですね。
一番ダメなのはまだお飾りなどをしまう日じゃないから、と言って枯れてしまった花をいつまでも飾り続けることです。

もし枯れてしまったのであればその時点で片づけるようにしましょう。
では、それ以外の場合。

1月はそこまで気温も高くならず、お花も結構楽しめます。
この時には一体いつ片づけるのか。

それは地域によって少し違います。
一般的にはお正月飾りは1月7日には外すというところが多いでしょう。

しかし、関西地域では松の内が15日までとなっているところもあります。
どちらにしても、お正月飾りを外すのと同じタイミングでお花も片づけるようにすると良いですね。

お花はどうやって処分するの?

お正月のお花は年神さまを迎えるためのものです。
なのでそのまま処分するよりは、近所でどんと焼きをしてくれるところがあるのであればそこに持って行って一緒に燃やして貰いましょう。

もし近くにどんど焼きをしてくてるところがないのであれば、お花に塩を振って新聞紙で包んで捨てるようにするとスマートですね。

お正月の花の飾り方や生け方は?

お正月のお花は年神さまを迎えるためのものです。
飾り方や生け方にも実はちょっとしたルールがあるのです。

●お正月の花は縁起の良いものを選ぶ

数多くのお花がある中でお正月のお花はできるだけ縁起物を選ぶようにしましょう。

基本的には
松・竹・梅
です。

この3つは縁起物とされていて冬の寒さにも負けず、葉が枯れないのです。

松には「永遠」「反映」。
竹には「成長」「誠実な心」。
梅には「開運」「出世」といった意味があります。

お正月の花は松や梅を入れることが多いですね。
竹はアレンジなどにはあまり使われません。

というのも、竹には門松という大きな役割があるからです。
そして竹はアレンジの中に取り入れるのは少し難しいんですよね。

なので、門松以外ではあまり見かけないかもしれません。

基本に添えるお正月の花

「松竹梅」を基本に考えて、ここに他のお花を添えていきます。
最近では、和洋折衷のアレンジも多く見られますね。

ですが、基本的に使うお花は縁起物となっています。

例えば

  • 南天・・・難を転じる
  • 葉ボタン・・・紅白でおめでたいもの
  • 菊・・・長生き
  • バラ・・・長生き

などですね。

これらの花を主軸に考えていれば大きな失敗はないでしょう。

しかし1つだけ気をつけなくてはいけないことがあります。
それは菊の種類です。

菊はご存知の通り、お葬式にもよく使われる花です。

お正月には

  • リン菊
  • 小菊

は避けましょう。

この2つはお葬式に使うタイプの菊です。

「スプレーマム」や「ピンポンマム」などを使うと華やかさがアップしますよ(^^)

実際にこんな生け方はいかがですか?

自分でお正月のお花を用意しよう!と思った時、どんな風に生ければ良いのか迷ってしまうということもありますよね。
ですが難しく考えることは実はありません。

一輪ざしに南天を飾るだけでも十分、華やかになるんですよ。
例えばこんな風に。

シンプルでおしゃれですよね。

変に着飾った感じがないのも素敵です。
他にも、たくさん素敵なアレンジがありましたのでご紹介します。

紅白の水引の中にお花が入っていて綺麗ですね。

こちらも水引を一緒に生けているアレンジです。
横に大きく広がっているので、とってもボリュームがあります。

小さな升の中にたくさんのお花を生けています。
おそらくオアシスを使っているので、初心者さんでも簡単にアレンジを楽しめます。

オアシスは最近では100均でも売っているので簡単に手に入れることもできますね。

来客の予定がある場合は、玄関の近くの床などにこうやって花を生けておくのも良いですね。

竹を花器にして生けるのもお正月ならではですね。

先ほどご紹介したポンポンマム・ピンポンマムを使ったアレンジです。
かわいらしいですね。

新しい年を素敵なお花と共に

お正月になると何故か心が晴れやかになりませんか?
それって新しい一年が始まるというのを体中で感じているからです。

そんな一年のスタートを大好きなお花と共に迎えられたら更に素敵な気持ちになることでしょう。
是非、素敵な一年のスタートにお花を添えてみませんか?

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以上「お正月の花を飾る日はいつからいつまで?飾り方や生け方のルールはある?」をお送りしました。



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