カナダの若き天才監督、グザヴィエ・ドランによる新作映画「Mommy/マミー」が日本でも公開となり話題を集めています。
「Mommy/マミー」は、どのような内容の映画なのでしょう?
そこで、この記事では、
、調査してみました。グザヴィエ・ドラン監督が天才と言われるのは、どのような理由からなのでしょう?
過去の作品と受賞作についても触れながらみていきたいと思います。
映画「Mommy(マミー)」が話題の理由!
映画「Mommy(マミー)」には注目されるべき理由が、いくつかあります。
その中で、最も大きいものは、やはり、カンヌ国際映画祭でしょう。
「Mommy(マミー)」は、2014年、第64回カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞しているんです。
しかも、あのジャン・リュック・ゴダール監督の作品「さらば、愛の言葉よ」と並んでの受賞です。
ゴダールと肩を並べているとあっちゃ、そりゃ、注目されますよね。
さらに、監督のグザヴィエ・ドランは、「映画の未来を変える」とまで言われる天才で、なんと、まだ26歳。
監督デビュー作は19歳の時に作った「マイ・マザー」で、この作品は第62回カンヌ国際映画祭の監督週間の時に上映されています。
「胸騒ぎの恋人」「わたしはロランス」も、それぞれ、第63回と第65回の時に、カンヌ国際映画祭のある視点部門で上映されています。
そして、「わたしはロランス」はクィア・パルムを受賞しています。
また、「トム・アット・ザ・ファーム」は第70回ヴェネツィア国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞しています。
作品を発表する度に、高い評価を受け続けている稀有な映画監督、それがグザヴィエ・ドラン監督なんです。
グザヴィエ・ドラン監督の特徴はその若さと才能から生み出される圧倒的な映像センスと言えるでしょう。
「Mommy(マミー)」では、画面のアスペクト比を1:1にしたことでも話題を集めました。
この比率については、映画内で、効果的な演出をもたらしています。
「トム・アット・ザ・ファーム」でも使われた、あの効果です。
映画「Mommy(マミー)」のあらすじ!ストーリーを紹介
「Mommy(マミー)」は名前からも分かるように、母と息子の物語です。
とある架空の世界のカナダでの話。
この国には、発達障害児の親が
という法律があります。
おしゃべりで、喜怒哀楽が激しいダイアン・デュプレ。
彼女はシングルマザーで、15歳の息子、スティーヴがいます。
普段は知的で純朴なスティーヴですが、ADHD(多動性障害)を患っており、情緒不安定で、一度スイッチが入ると攻撃的な性格になってしまいます。
ダイアンは、掃除婦をしながら、そんな息子と生活し、振り回されていました。
しかし、隣家の住人、カイラとの交流で日常が変化していきます。
カイラは、精神的ストレスで、吃音に苦しんでいる、休職中の女性教師で、やや引きこもり気味だったのですが、スティーヴの家庭教師を行うことで、快方に向かっていきます。
しかし、三人での穏やかな時間はそう長く続くものではありませんでした・・
映画「Mommy(マミー)」のラストをネタバレ
「Mommy(マミー)」のラストはどうなっているのでしょうか?
「涙のクライマックスが2回来る」と言われているだけあって、気になる人も多いんじゃないでしょうか。
最終的にダイアンは先述の法律を使い、スティーヴを施設に入れることを決心します。
施設といっても名ばかりで、入る者にとっては牢獄とも言える施設へ入所させることを決意したダイアン。
その決意は、絶望や嫌悪からではなく、仄かに夢見た、未来への希望によるものでした。
そして、ラストシーン。
そんな状況でも、スティーヴはスティーヴらしさを見せてくれました。
あと・・・OASISの曲「Wonderwall」がどうにもこうにも素敵です♪
まとめ
ここまで、書いてきましたが、ストーリーがどうだとか、結末がどうだとかは、グザヴィエ・ドラン監督の前では些細なことです。
何よりもまず、彼の作品に触れ、心を震わせてください。
その体験こそが「映画を鑑賞する」ということですから。
以上「映画マミーMommyのあらすじとネタバレ!ラストは・・・(タイトル未定)」をお送りしました。
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