モーニング娘。のリーダーである看板である道重さゆみ(みちしげさゆみ)。
ハッキリ言って、道重さゆみが卒業するとモー娘。の一般的に知名度のあるメンバーはいなくなってしまいます。
しかし、何故この時期に卒業?その理由とは?
そして、卒業後は無期限の休業を発表しており、そのまま引退なんて・・・と不安を持つファンの声もあります。
無期限というのが、引っかかりますよね。
また、道重さゆみの場合は、そのような声が女性ファンからも上がっているのがアイドルとしては特徴的です。
そこで、この記事では、
をお送りします。
道重さゆみの卒業→休業の真の理由
今更、道重さゆみについて説明する必要はありませんよね。
モーニング娘。もといモーニング娘。14のリーダーの道重さゆみ。
モー娘の中で歴代最長の4000日以上の在籍歴を持つ道重さゆみ。
バラエティで、自分のことを「可愛い」と言い毒舌キャラで愛される道重さゆみです。
そして、2014年11月26日をもってモーニング娘。を卒業する道重さゆみです・・・。
まずは「おつかれさまでした」という言葉しかないですね。
ただ、なぜこのタイミングで卒業なのか?という声もあります。
それもそのはず。
道重さゆみにとっても、モー娘。にとっても悲願の一つだった紅白出場を目の前にして卒業のタイミング。
例えば、シングルCDは6作連続1位、そしてテレビ番組への出演も明らかに以前よりは増えている現状。
実際には2014年の紅白にモーニング娘。の出演は内定していませんが、さゆの卒業発表の頃は、十分に紅白出場の可能性もあったはず。
道重さゆみは何故、このタイミングで卒業を決めたのか?
道重さゆみ卒業の理由①かわいさのピーク
では、道重さゆみ自身は卒業の理由をどう語っているのか?
一番輝いている時に卒業したい
という風に語っています。
また、テレビ番組「アナザースカイ」出演時には、
可愛さのピークのうちに卒業したいなと思って
とも答えています。
これは、お決まりの「自分が一番可愛い」アピールと受け取られる流れで、MCの今田耕司らも笑っていました。
ただ、実際には・・・これはけっこう本気の発言だと思われます。
というのも、卒業が近づいてからのさゆのインタビューを見ると、こんな発言が多いんです。
「卒業後は何が一番したい」という質問に対しての答えです。
うつぶせ寝です(笑い)。
この寝方が一番好きなんですけど、そうすると顔がむくんだり、目がパンパンに腫れがちなんです。
自分で「25歳がさゆみのかわいさのピーク」と周囲に宣言してたので、言ったからにはプロ根性でやり遂げないといけないから(うつぶせに寝なかった)。
だから、夜中にご飯を食べるとか、目覚まし時計を掛けないで寝るとか、できなかったことをやりたいです。
つまり、道重さゆみの可愛さや美しさは、こういう努力のたまものだったということなんですね。
だからこそ、ハロプロのプロデューサーのつんく♂も、卒業を間近に迎える道重さゆみのことをこう発言しているんでしょう。
過去、ここまで自分を完璧にコントロールし、仕上げて来たメンバーは居ないと思います。プロを感じます
過去に久住小春の教育係を任命された際に、極度のストレスのため、自ら眉毛を脱いてしまうという一種の自傷行為にまで至ってしまった道重さゆみ。
(これがきっかけで、モーニング娘。の教育係という制度自体が廃止に)
そんなさゆですから、リーダーを務めていくにあたって、強いプレッシャーやストレスを感じていたというのは想像に難くありません。
実際、帯状疱疹になったことブログで報告していたことはストレスを感じさせます。
また、ライブ中に足の爪がはがれたことに帰宅してから痛すぎて気づくなんてエピソードは常に緊張感の中にいることを感じさせます。
「かわいさのピーク」という発言もあながち、ウソではない。
ずっと努力し続けてきた道重さゆみの本心がそこにはあるのではないか?とも思えてきます。
道重さゆみ卒業の理由②モーニング娘。の進化のために
さらに、つんく♂は道重さゆみの卒業についてこんな風にもコメントしています。
しかし、彼女曰く「『よし!私、今日もかわいいぞ!』というコメントがギャグ化する前に、リアルにかわいいうちに卒業したいんです。」と。
そして「グループが盛り上がってきている『今』卒業したいんです。」という彼女なりの美学もありました。
前半は先程と同じです。
ただ、後半にグループへの思いが語られています。
グループが上り調子にある今だからこそ、自分が卒業するタイミングなのだ・・・と。
道重さゆみのモーニング娘。におけるリーダーとしての姿は、あまりに圧倒的です。
中澤裕子に続く、「モーニング娘。の第二の母」なんて言われ方もします。
というか何より、本当にリーダー然としたリーダーなんですね。
特に、それは自分がグループを引っ張っていくというだけでなく、モー娘。というグループに自分という存在を全身全霊で捧げるというリーダー像。
それが一番分かりやすいのは、このエピソードでしょう。
実際には当時はまだリーダーではありませんが、モーニング娘。の中でバラエティに出演するのは道重さゆみほぼ一人という状況。
ある意味、看板を背負っている状態でもあったわけです。
そのエピソードというのは、2011年「いきなり黄金伝説」の「1ケ月1万円生活」のコーナーでのこと。
そもそもこの撮影が、秋ツアー真っ最中。しかも、高橋愛の卒業もある時期。
その中でのこのコーナーへのチャレンジ。
ツアーの打ち上げにも参加せず、このコーナーをやりきった道重さゆみ。
そして、このコーナーの中で布団の中でさゆが涙するシーンがあるんです。
そのとき、語っていたのはこういう言葉。
私が頑張れたのはモーニング娘。の存在をアピールしたかったのが一番。
ファンの方だけじゃなく、世間の方にも知ってほしかった
※動画もここで見れます。
他にも、雑誌のインタビューでもこんな風に語っています。
道重さゆみのことを悪く言われるのは全然構わないけど、モーニング娘。のことをバカにされると本当に悔しい!
自分の中ではモーニング娘。はアイドルグループの頂点なんです。本当にすごいグループだって私は知っているから、後輩のみんなにもモーニング娘。の一員でいることに誇りを持ってほしいし、そのためにもここで満足するのではなく、もっともっと上を目指さなくてはいけないと思ってます。
14歳から在籍しているモー娘への愛が深いことを感じさせます。
そして、この「モーニング娘。のために」という姿勢は実に徹底しています。
例えばこちら。
シングル曲が連続1位を達成し、まさに世間からの認知度が高まってきている中、Youtubeで流された公式動画です。
今のモーニング娘。を知ってもらいたい。
道重さゆみとしての活動のすべては、そのためにある
さゆの姿勢が短い時間ながら伝わるこの言葉と映像。
そもそも、この手の映像がこのクオリティで制作されることが、それまでのモーニング娘。にはなかったもの。
おそらく、先程から述べている道重さゆみのリーダー像がスタッフをも一丸となり、動かしたのではないか?と思われます。
つまり、テレビのバラエティだけを見ていると、一見ナルシストでエゴイスティックだと思われてしまうかもしれない。
ただ、実際には誰よりモーニング娘。というグループ思いなのが道重さゆみなんですね。
だからこそ・・・自分が身を引くという決断をしたんでしょう。
いわば、0→1のようなステージの引き上げはもう自分がした。
ここからの展開に、自分がまだ居続けてしまうと、メンバーたちも自分に依存してしまう。
世間の注目も他のメンバーに向きにくい。
ならば・・・。
全国の注目が一斉に注がれる紅白という舞台に、むしろ自分がいないモーニング娘。を登場させたい。
道重さゆみが卒業してもモーニング娘。もこんなに魅力的なグループなんだ!ということを知らしめたい。
さゆはそんな風に考えたんじゃないでしょうか?
実際には、紅白出場は実現しなかったわけですが、これまで道重さゆみが担っていたテレビ出演、ラジオ番組などを、それぞれのメンバーが分担していきます。
そこでそれぞれのメンバーが持ち味を発揮し、モーニング娘。というグループの魅力が知れ渡っていくこと。
それをさゆは望んでいるんではないでしょうか。
もし、紅白に道重さゆみが在籍するモーニング娘。が出場し、そして卒業したとする。
それもまた完全な「伝説」となったかもしれません。
でも、こうして完全な幕引きを見せずして去る姿。
去り際も「モーニング娘。のため」を貫く姿。
そして、本人が言う「ピーク」だからこそ強烈に印象の残る卒業。
それ故に、道重さゆみの卒業は完璧な「伝説」になるんじゃないでしょうか。
しかし、道重さゆみというと明石家さんまら大物芸能人に愛されていたり、現場のスタッフにも愛されているんですね。
「まるわかりBOOK」取材終了記念最新メンバー所感。ラストはさゆみん。小一時間語ったのですがパフォーマーとしてもリーダーとしても人としても震えるほど魅力的。好き嫌いの分かれる人かと思ってたけど、今や知れば知るほど好きになる存在。日本アイドル界の至宝。 #morningmusume
— よーいしかわ′14 (@YO_sann) 2012, 6月 2
このキャラクターに芸能界からのラブコールが途絶えることはあるとは思えません。
あくまで最後は本人が決めることですが、引退の可能性は低いと考えていいのではないでしょうか?
しばらく「さゆロス」だか「しげロス」だか起こす人々が増えるかと思います。
でもまあ、休業中は亀井絵里と遊びまくるもよしw
姉重とダラダラ生活するもよしw
多くの人達がしっかり休んでからの復帰をいつでもファンは暖かく迎えるに違いありません。
卒業おめでとうございます。
おつかれさまでした。
以上、道重さゆみが引退?卒業→休業の真の理由は2つあった!?でした。