今や国民病となっている花粉症。
大人はもとより、子どもの花粉症も年々増えて続けています。
10歳から19歳までで見ると、その数はなんと約31%、大人の花粉症と変わりありません。
子どもの花粉症の主な症状と言えば、鼻づまりと目のかゆみです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
突然に発症してしまう花粉症。
特に目に現れる症状は心配ですよね。
こちらでは、
「」
をご紹介します。
子どもの花粉症！目のかゆみの原因となっているものとは？
目がかゆくなるしくみとは？
目のかゆみの原因は、「アレルギー性結膜炎」と呼ばれるものです。
そして、その中でも花粉飛散の一時期に現れるものを「季節性アレルギー結膜炎」といいます。
アレルギー性結膜炎とは、
のことです。
見過ごしてしまいがちな子どもの目のかゆみ
子どもがよくする仕草に「目をこする」ということがあります。
これは眠いときなどに頻繁に見られます。
子どもは目のかゆみに限らず、
をうまく伝えることができません。
花粉症による目のかゆみで
- 目が充血している
- まぶたが赤く腫れている
など、かなり症状が進んだ状態になってから、親が気づくといったことが多いようです。
目をこすり続けると、角膜（黒目を覆う透明な膜）が傷ついてしまう恐れもありますので注意が必要です。
子どもの花粉症におすすめの目薬は？
子どもの花粉症におすすめの目薬は、どのようなものがあるのでしょうか。
子どもの花粉症対策。目薬を選ぶ時に大切なこととは？
市販されている目薬は、症状別・大人子供別などのさまざまなタイプのものがあります。
子ども用と書かれている目薬以外の
という疑問がありませんか？
基本的に、大人用の目薬は、1歳以上の子どもに対しては使用可能なんだとか。
（詳しくはこちら）
しかし、大人用は
が多くなっています。
子どもに使用する場合は、子供用の刺激が少なくしみないものを選ぶとよいでしょう。
子どもにおすすめの目薬
子ども向けに販売されている目薬をいくつか紹介します。
ロート製薬 アルガードこどもクリア
「かゆみを抑える・炎症を鎮める・修復サポート」の3つの作用が効きます！
ロート製薬 こどもソフト
しみないさし心地にするために、涙と同じpH値（酸・アルカリの度合い）にしています。
4ヶ月の乳児から使用できます。
ライオン スマイルフレッシュキッズ
防腐剤が入っていない優しい目薬です。4歳以上の子どもから使用できます。
大正製薬 こどもアイリス
花粉対策だけでなく、プールや戸外での遊びなど、子どもの行動環境に寄り添った目薬です。
使用する前に知りたい！子どもの目薬の副作用とは？
目薬の毎回の使用量は、わずか1滴から2滴くらいです。
容器自体は小さい物ですが、頻繁に使っていてもなかなか減らないですよね。
一般的な目薬には、薬が腐らないように
- パラベン
- ソルビン酸カリウム
などの防腐剤というものが入っています。
しかし、この防腐剤による
- アレルギー
- 角膜・結膜の炎症
などの副作用も報告されています。
子ども用の目薬には、防腐剤が使われていない商品が多くありますが、使用するときには改めて確認をすることが大切です。
年々増え続けている、子どもの花粉症。
アレルギーの原因は、
- 生活環境
- 食生活
にも関係があると言われています。
花粉症の治療には、症状を和らげる薬の使用が最も有効です。
しかし、子ども小さい時期から
- 正しい生活習慣
- 栄養バランスの整った食事を摂ること
も大切なのかもしれませんね。
花粉症の症状を少しでも軽減させるために、花粉めがねの使用も有効とのこと！
こちらでオススメ眼鏡を紹介しています。
以上、「子どもの花粉症！目のかゆみにいい目薬は？副作用にも注目」をお送りしました。