今年は喪中だからと、喪中はがきを作ったはいいけれど、新年の挨拶もやっぱりしておきたい、と思うのは自然なことです。
また、喪中はがきを出してはいたけれど、年賀状を貰ってしまった・・・ということもあります。
お世話になったあの人への挨拶や、年賀状の返信に・・・と言う時にとても役立つツールがあります。
それは寒中見舞いです。
そこで今回は
寒中見舞いはいつまでに出すのが本当?
寒中見舞い、と一言に言っても色んな場合があります。
例えば喪中で年賀状が出せない場合。
更には年賀状の返礼が遅れてしまった場合です。
また、年賀状を送るにも、相手側が喪中で年賀状を送れない場合もあります。
こんな時に寒中見舞いを送るといいのですが、実は寒中見舞いは送る時期がとても大切になってくるのです。
その時期と言うのは、厳密には決まっていません。
しかし大体3つの考え方がありますので、それを詳しくご紹介しましょう。
寒中見舞いを送るのは新年1月5日以降
まずは一番早い1月5日という考え方です。
24節季に「小寒」という日があります。
これが1月5日に当たります。
このため、寒中見舞いを出すのはこの辺りから・・・と考える人が多いようです。
しかし近年では1月5日と言えばまだまだお正月休みである所が多く、年賀状のやり取りも行われています。
なので、少し早すぎるかなあ・・・と言った感じもしますね。
寒中見舞いを送るのは新年1月8日から
この1月8日というのは何か御存知ですか?
前日の1月7日を松の内と言います。
この日までは基本的に正月飾りをつけていたりします。
7日がゆを食べて胃腸を休めるのもこの松の内の日です。
つまりここまでを正月、という期間でとらえている人が多く、松の内を過ぎてしまってから寒中見舞いを送る方がいいと思っている人が多いんですね。
寒中見舞いを送るのは新年1月15日から
特に関西では松の内が15日のところもあります。
そのため、年賀状とは別に寒中見舞いを送るのなら15日以降と言う人もいます。
少し間があいてしまっているので、喪中の人にとってはその辺りが気になる人もいるかもしれません。
この3つのパターンがあるのですが、日本中で一番多く用いられているのは、1月8日を過ぎたころからだと言えます。
じゃあ寒中見舞いはいつまでに送るモノ?
始まりは大体わかったけれど、今度はいつぐらいまでに出せば失礼がないのでしょうか?
これはズバリ、2月3日までです。
何故、2月3日なのか?
これは皆さん御存知の節分があるからです。
節分を過ぎると、暦も変わります。
これより後になると「寒中見舞い」という言葉は使われなくなります。
代わりに使うのは「余寒見舞い」となります。
なので、2月4日までに相手に届かない場合は余寒見舞いを出せば、ギリギリセーフと言ったところですね。
しかし、喪中の返礼用で寒中見舞いを出すのなら、ここまで遅くなって出す人もいないでしょう。
大体1月10日前後に相手に届くように送ることをお勧めします。
寒中見舞いには他にどんな気を付けるところがあるの?
寒中見舞いというのは基本的に、喪中である相手に送ったり、自分が喪中であるために送るものです。
そのため、使うハガキも気をつけなくてはいけません。
こんな人はいないと思いますが、寒中はがきに年賀ハガキを使うのは最もマナー違反です。
喪に服しているわけですから、派手やかな装飾のついたハガキでは笑われてしまいます。
普通の官製はがきを用意して、寒中見舞いを送るようにしましょう。
そうすることであなたの社会人としての信用も一気に上がることでしょう。
ちなみに、喪中ハガキの文例や書き方についてはこちらの記事でご紹介しております。
合わせて是非ご覧ください。
(P.N.オレンジ)
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以上「喪中の寒中見舞いの期間はいつからいつまで?」をお送りしました。
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