花粉症のシーズンがやってきました。
典型的な症状にプラスして、頭痛に悩まされている方も多いでしょう。
花粉症による頭痛は、前頭部に痛みを伴うこともあり、とても不快な症状です。
また、頭痛に効くとされているロキソニン。
花粉症による頭痛には、どのくらい効果があるのでしょうか。
そこで、今回は
をお送りします。
花粉症の頭痛の原因
そもそも花粉症の頭痛の原因とは、何なのでしょうか?
花粉症による頭痛の症状は、
- 風邪のような頭の鈍痛
- 偏頭痛のようなズキズキした痛み
などがあります。
どちらも非常に不快な症状ですね(´д`、)
このような頭痛は、「鼻」が大きく関係しているんだとか。
どのように関係しているのかというと・・・
- ①花粉症により、鼻水が大量に出て鼻づまりを起こす。
- ②鼻づまりの症状が長く続くと、鼻の粘膜が炎症をおこし腫れ上がる。
- ③鼻の粘膜がはれ上がると酸素を取り込む量が少なくなり、酸欠状態を引き起こす。
- ④酸欠状態になることで、頭が重苦しいような痛みをを引き起こす原因となる。
さらにひどくなると
さらにひどくなると膿がたまる。
そのような症状を副鼻腔炎と言います。
副鼻腔炎の症状は、
- 頭痛
- 微熱
などがあります。
つまり、膿がたまった付近に痛みを伴うということなんですね。
前頭部の痛みの原因
花粉の量が多い時期は、花粉症特有の症状とあわせて頭痛が出て本当に辛いですね。
頭痛も様々ですが、眉毛近くの前頭部が痛い場合もあります。
ヒトの頭部には、
- 上顎洞
- 篩骨洞(しこつどう)
- 前頭洞(ぜんとうどう)
- 蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)
という4つの洞があります。
先程、副鼻腔と書きましたが、詳しくはこの4つの洞を合わせて副鼻腔と呼ぶんですね。
そして、前頭部に強い痛みがある場合、額近くの「前頭洞」に炎症をおこしている可能性があります。
前頭部の頭痛がひどいときは、前頭洞付近に膿がたまっている状態。
もしくは、呼吸が苦しく夜安眠できないため、睡眠不足により頭痛を起こしている可能性もあるんだとか。
また、くしゃみやかゆみに症状が続き、首や肩の筋肉がこわばっている可能性もあります。
いずれにしても早めに耳鼻科にかかり、花粉症の治療とともに、直接の原因と考えられる鼻炎の治療を行うのがいいでしょう。
花粉症の頭痛は何科?
一般的な頭痛の場合、内科や脳神経外科などを受診する人が多いようです。
花粉症による頭痛がひどい場合は、何科を受診するのが良いのでしょう?
内科でも間違いないようですが、耳鼻科への受診がオススメなんだとか。
耳鼻科で頭痛の痛みの根本を治療し、それでも頭痛が続く場合は、花粉症が原因でないことも考えられます。
早めに、病院ににかかり主治医に相談しましょう。
ロキソニンは花粉症の頭痛に効果はあるのか?
薬局で購入できるようになったことで、身近になったロキソニン。
鎮痛効果が高く、手軽に使えるようになったことはありがたいですね。
ロキソニンは、花粉症による頭痛にも効果があるんでしょうか?
ロキソニンとは
ロキソニンは、「ロキソプロフェン」という成分を含む解熱・鎮痛剤。
炎症や発熱を引き起こす物質の生成を抑制することで
- 炎症をしずめて腫れや痛みなどをおさえる効果
- 熱を下げる作用
があります。
ロキソニンは、
- 安全性が高い
- 効き目が速い
- 効果が強力
という特徴があり、様々な症状に処方されます。
しかし、人によっては
- 胃腸障害
- 眠気
- 頭痛
などの副作用がでることも。
特に、胃痛の副作用が激しく事が多いようで酷い人だとベッドから出られなかった・・・という場合もあるんだとか。
そのため、病院で処方される場合は胃薬も同時に処方されることも多いようです。
ロキソニンを飲んだことがない人は、特に注意が必要ですね。
花粉症の頭痛に効果がある?
花粉症による頭痛の場合、原因は副鼻腔にあることが多く鎮痛剤を飲むことは直接効果があるとはいえません。
しかし、頭痛が強く辛いときは、我慢しないで上手に鎮痛薬を使いましょう。
ただし、あまり頻繁に使用すると、体が頭痛薬に慣れてしまい、
の繰り返しになってしまうんだとか。
乱用せずに、必ず用法を守りましょう。
気をつけたいのは、、耳鼻科から薬が出ている場合。
自己判断で市販薬と併用するのは、お薦めできません。
必ず、耳鼻科の主治医と相談して、症状に合った薬を処方してもらいましょう。
薬が手元にない場合や、薬を極力控えたい場合には
- 足つぼや肩から首のつぼ
- アロマテラピー
- 蒸しタオルを鼻にあてて鼻づまりを解消する
なども頭痛軽減にオススメなんだとか(^^)
こちらも上手に活用して、辛い頭痛を少しでも楽にしましょう!
以上、「花粉症の頭痛は何科?前頭部の痛みの原因やロキソニンの効果についても」をお送りしました。