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花粉症の皮膚炎の症状!まぶたのかゆみなどの予防法についても!

2月に入り、花粉症の人にとっては、そろそろスギ花粉が気になってくる季節。
花粉症といえば、鼻水が出たり目が痒くなったり・・・などの症状が一般的ですね。

しかし!
花粉が悪さをするのは、目や鼻だけではありません。
花粉症皮膚炎というものもあるんです。

その症状は肌が荒れたり、湿疹のようなものができたり、まぶたやあごなどにかゆみが生じたりと様々。

そこで、今回は

  • 花粉症の皮膚炎の原因と症状
  • 花粉症の皮膚炎の予防法 まぶたのかゆみはどうしたらいい?乾燥していたらダメなの?

をお送りします。

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花粉症の皮膚炎の原因と症状

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花粉症の皮膚炎の原因(メカニズム)

花粉症皮膚炎が最近、一般の人にも知られてきています。
しかし、どういうメカニズムで起きるかを知らない人が多いんじゃないでしょうか。
そこで、まず、なぜ花粉症皮膚炎が起きるのでしょうかというのを見ていきましょう。

基本的には普通の花粉症とメカニズムは同じです。

      1.花粉が肌に付着し、体内に侵入する。
      2.その花粉に対して、防御反応である免疫反応が出て、かゆみが出たり、赤くなったりする。

花粉症皮膚炎は、乾燥している時期に発症しやすくなります。
皮膚が乾燥すると、角質が剥がれやすくなります。
角質がはがれた状態だと、花粉が侵入しやすくなるのです。

さらに、花粉症の人は、目の周りをこすったり、鼻をかんだりすることが多いでしょう。
それも皮膚バリア機能が低下する原因となり、皮膚炎になりやすくなります。

また、アトピー性皮膚炎が花粉によって悪化するというケースもあるようなので、注意が必要です。

花粉症の皮膚炎の症状

花粉症皮膚炎には、以下のような症状があります。

  • 湿疹のように赤くなる
  • 頬骨、まぶたや、アゴから首にかけての痒み
  • まぶたがカサカサする

メカニズムで書いたように、花粉症の皮膚炎は

「花粉が付着することによっておきる免疫反応による結果」

です。

そのため、花粉が付着しやすい、常に露出している部分に症状は表れやすいようです。

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花粉症の皮膚炎の予防法 まぶたのかゆみはどうしたらいい?乾燥していたらダメなの?

先ほども書いたとおり、花粉症の皮膚炎の花粉が付着することが原因でした。
だからこそ、皮膚の露出している部分への配慮が必要!ということでしたよね。
この原則にもとづいて、以下のような予防法をご紹介しておきたいと思います。

花粉に触れない

花粉が付着することで症状が出るわけですから、まずは、花粉に触れないことが最良の予防法になります。
外出時には露出を抑え、花粉用の立体マスクやゴーグル式のメガネなどを着用するのも良いでしょう。
また、花粉が付きやすい、ウール素材などは控えた方が良いでしょう。

花粉を落とす

どれだけ用心しても、「花粉を肌に全く触れさせない」ということは難しいですよね。
そこで、付着した花粉を落とすことが重要になります。
帰宅したらすぐ洗顔をしたり、シャワーを浴びたりして、皮膚についた花粉を小まめに落とすようにしましょう。

肌を乾燥させない

肌が乾燥していると、皮膚の角質が剥がれ、肌のバリア機能が低下し花粉症皮膚炎になりやすくなります。
保湿力の高い基礎化粧品やクリームを使用して、しっかり保湿し、肌を花粉から守りましょう。

薬を飲む

花粉症予防に効果のある抗アレルギー薬が皮膚炎の予防にも効果があります
花粉飛散予想日の2週間から3週間前から服用すると効果的なようです。

また、予防法ではありませんが、どれだけ、かゆくても、まぶたをかいてはいけません。
かくことで、皮膚のバリア機能が壊れて、花粉症皮膚炎が、さらに悪化してしまうからです。

上記のようなことに気をつけて、しっかりとした花粉症皮膚炎対策を立てましょう。

花粉症予防薬の効果的な飲み方は、こちらでチェック!

 

以上、「花粉症の皮膚炎の症状!まぶたのかゆみなどの予防法についても!」をお送りしました。



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