生活・育児の豆知識

子供の胃腸風邪の時におすすめの食事を症状別に!大人への対処法との違いも

夏休みが始まった!と思ったとたんに、体調を崩してしまうお子さんはいるものです。
中でも、困るのは胃腸風邪ではないでしょうか?

なんだか元気もないし、食べるものも何をあげればいいのか、悩みますよね。

折角の楽しい夏休みを胃腸風邪だけが思い出とならないために、胃腸風邪を早く治せるおすすめの食事をご紹介します。

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胃腸風邪は大人と子供では対処法が違う?

ロタウィルスやノロウィルスに感染してしまうと、大抵の人が吐き気や下痢に悩ませれる事になります。
胃腸風邪の症状や期間につきましては、こちらの記事でどうぞ。

下痢やおう吐などで、胃腸は大打撃を受けとても荒れています。

食事を控えることで白血球が栄養不足になり、胃腸の中のウィルスを食べてくれるんだとか。
この事から、胃腸風邪を早く治せるようになるのです。

更に、吐き気がある時は食事を摂らないようにしましょう。
これは何故かと言うと、食べてもすぐにまた吐いてしまうからです。

吐き気がおさまるまでは食べないようにしておきましょう。
しかし、いつまでも吐き気が続く時は病院で点滴をして貰いましょう。

また水分補給は、下痢や嘔吐が続くととても重要になります。
夏で汗をかき、水分は不足しがちです。

それに合わせて嘔吐や下痢で水分が失われやすいので、一時間に一度、こまめな水分補給をするようにしましょう。

ここまでは大人も子どもも同じなんですが、それ以外の食事の対処法については大人と子供(特に乳児~幼児)は違いがあるのです。

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胃腸風邪の時、子どもはこまめな食事の方が効果的!

子どもは大人に比べると免疫力が弱く、食事の量を減らすと返って胃腸風邪の治りが悪くなってしまいます
だからといってたくさん食べるのは良くありません。

消化不良を起こして、下痢や嘔吐を誘発させてしまうでしょう。

そこで、食事量は本当に少なくし、与える回数を増やすという食事療法がおすすめです。
特に乳児は下痢が続き始めるとなかなか回復しません。

一回のミルク量を減らし、回数を増やすことで効果を発揮するのです。
この時のミルクの量も悩ましいところですが、大体半分ぐらいにして、回数を増やしましょう。

子ども胃腸風邪の時におすすめの食事

吐き気が治まっても下痢が続くことがあります。
この時の食事では摂り入れた方がいい食事がありますので、症状別にご紹介します。

水下痢の時

水下痢の時はまだまだ胃腸風邪が治っていません。
固形物は避けるようにしましょう。

おすすめなのは

  • 野菜スープ
  • 野菜ジュース
  • フルーツジュース
  • ポカリスエット
  • 白湯
  • ハチミツ
  • 経口補水液
  • すりおろしリンゴ
  • ゼリー飲料
  • おかゆ

など。

水下痢の時は特に、ミネラル類が一緒に排出されてしまいますので、水分補給と同時にミネラル分の補給もしましょう。

なので、経口補水液は同時に摂取できるので、とてもおすすめです。
また、ハチミツもおすすめの食材ですが、1歳未満の乳児に与えるのは危険ですので、やめましょう。

ドロドロ便の時

少し回復してきてはいますが、まだまだ注意が必要です。
他の人と同じ食事は当然できません。

おすすめメニューは

  • クタクタのうどん
  • にゅうめん
  • おかゆ
  • 卵蒸しパン
  • 豆腐
  • 梅干し
  • 茶碗蒸し
  • ゼリー
  • プリン
  • ぶどう
  • りんご
  • マンゴー

など。

できれば冷たい食べ物より、温かい食べ物のほうが胃腸に優しいでしょう。

また卵を含む食べ物は栄養が豊富で、たんぱく質が体温を上げてくれます。
新陳代謝も活発になり、回復も早くなるでしょう。

更に、ぜひとも食べて欲しいのは梅干しです。
梅干しにはピルビン酸というものが含まれていて、整腸作用があります。

おかゆにうめぼしを乗せて食べるというのは、とても理にかなっているんですね。

軟便の時

下痢の症状も回復して来て、排便の回数も減ってくると食事にも鶏肉やササミなどを取り入れましょう。

例えば

  • 鶏肉
  • ササミ
  • 白身魚
  • 小松菜
  • ほうれん草
  • カブ
  • ダイコン
  • じゃがいも
  • プリン

などです。

鶏肉にはビタミンAが豊富で、喉や鼻の粘膜を強くしてくれます。

じゃがいもはビタミンCが豊富で、摂取すると免疫力が上がります。
免疫力をあげることで、治りも早くなり、予防にもなりますよ。

子どもが胃腸風邪の時に食べさせたくないもの

食欲もなく、グッタリしていると、本当にかわいそうですよね。
早く治してあげたいと思うものです。

しかし、少し回復してくると、子どもは「あれが食べたい!」と強く訴えることもあるでしょう。

ここで、

  • 肉類(鶏肉を除く)
  • 魚類(さんまなどの脂分の多いもの)
  • 海藻類(食物繊維が多いため)
  • きのこ類
  • 柑橘類
  • ドーナツや菓子パン
  • 冷たい飲み物

といったものは避けましょう。

全て消化に負担がかかるので、早く治したいのならあげてはいけません。

かわいそうですが、ここはぐっと我慢して元気になってから一緒に食べられるようにして下さいね。

(P.N.オレンジ)

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以上「子供の胃腸風邪の時におすすめの食事」をお送りしました。

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