プロサッカー選手の本田圭佑選手といえば、2010年南アフリカFIFAワールドカップで日本代表として活躍し、グループリーグにて2得点を挙げてベスト16入りに貢献。
また、2018年のロシアFIFAワールドカップでは南アフリカ・ブラジルに続き3大会連続で本選出場メンバーに選出されました。
- グループリーグ初戦のコロンビア戦でアジア人初となる「3大会連続アシスト」
- 続く第2戦のセネガル戦で得点を挙げ日本代表初の「3大会連続得点」
を挙げた活躍は未だに記憶に新しいです。
しかし、その本田圭佑選手もここ数年は所属クラブを転々とし、現在は所属が無い状況です。
今回は、その本田圭佑選手のプロフィールと実績を振り返りつつ、過去に所属してきたクラブや移籍金の話題を。
さらに、気になる2019年シーズンの移籍先はどうなるのか予想しつつ紹介していきます。
本田圭佑選手の経歴!後の大物選手と共にプレーしていた…!
本田圭佑選手のプロフィール
まずは、本田圭佑選手の基本的なプロフィールを振り返ります。
- 1986年6月13日生まれ(現在33歳)
- 大阪府摂津市出身
- ガンバ大阪ジュニアユース(摂津市立第四中学校)→石川県・私立星稜高等学校卒業
- 現在未所属
- 身長:182㎝/74㎏
- ポジション:MFもしくはFW
- 代表歴:U-17日本(2002)、U-20日本(2005)、U-23日本(2008)、日本A代表(2008-2018)
本田圭佑選手は現在33歳となり、サッカー選手としてのキャリアは中堅を過ぎてベテランの域に達しています。
学生時代を振り返ると、中学時代は地元大阪の公立中学校に在学し、
- 家長昭博選手(現・川崎フロンターレ)
- 東口順昭選手(現・ガンバ大阪)
と共にJリーグ・ガンバ大阪の下部組織でプレーしていました。
しかし、高校進学時にユースチームに昇格出来ず、故郷・大阪を離れて石川県の星稜高校へ進学。
星稜高校では豊田陽平選手(現・サガン鳥栖)とプレーする機会に恵まれ、
- 1年次に高円宮杯全日本ユース選手権で準優勝し
- 3年次には主将として第83回全国高等学校サッカー選手権大会に出場 ←石川県勢として初の大会ベスト4
を経験しました。
プロ入り後の所属クラブまとめ!移籍金に幾らかかっているのか?
本田圭佑選手の所属クラブ遍歴
- 名古屋グランパスエイト(2005年-2007年)
- VVVフェンロ(オランダ・2007-2009)
- CSKAモスクワ(ロシア・2010-2013)
- ACミラン(イタリア・2014-2017)
- CFパチューカ(メキシコ・2017-2018)
- メルボルン・ビクトリー(オーストラリア・2018-2019)
高校卒業時に複数のJリーグクラブからのオファーがありましたが、高校在学中に特別指定選手(学校の部活動に在籍しながらJリーグの試合に出られるシステム)として加わっていた「名古屋グランパスエイト」に加入します。
名古屋グランパスエイトには3年間在籍しましたが、年俸は推定450万円から始まり、3年目には推定1800万円まで上昇します。
2007年シーズンより、名古屋よりオランダの「VVVフェンロ」へ移籍します。
掛かった移籍金は何と「0円」。
名古屋の契約が満了した所にフェンロが獲得を申し出た為、移籍金が掛からなかったのがその理由です。
ただ、VVVフェンロは本田圭佑選手の在籍1年目にリーグ1部から2部に降格・・・。
ですが、本田圭佑選手はクラブ残留を選択し、2年目は背番号10番を背負いエースとして2部リーグで16得点を挙げ1部復帰に大きく貢献します。
尚、当時の年俸は2年間共に推定6500万円でした。
この活躍が認められ、2010年1月にVVVフェンロからロシアの「CSKAモスクワ」へ完全移籍を果たします。
この時掛かった移籍金は900万ユーロ、約12億円です。
実は、この時の移籍でのみしか本田圭佑選手の移籍金費用は掛かっていないんですよね。
その後、CSKAモスクワには4年間在籍。
欧州チャンピオンリーグ(通称CL)を経験するなど充実した選手生活を送りました。
そして、気になる年俸は4年契約で1年間で3億円でした。
VVVフェンロ時代の年俸より5倍近く跳ね上がったのです。
続いて、2013年12月にCSKAモスクワからイタリアの名門クラブ「ACミラン」へ移籍します。
この時は、3年半もの契約で年俸は7億7000万円まで膨れ上がりました。
ちなみに、この移籍でも、契約満了によりACミランがCSKAモスクワに1円も払わない「0円」移籍金にて移籍を果たしていました。
ただ、この時期は毎シーズンの監督交代によって中々試合への出場機会を得られず、2017年5月にてACミランを退団する事となります。
そして、2017年7月より、移籍金0円でメキシコのCFパチューカへ移り1年間在籍。
当時の年俸は4億5000万円。
リーグ戦では順調に出場機会を得て10得点と7アシストを記録しましたが、この1年限りでCFパチューカも退団してしまいます。
2018年8月にオーストラリアのメルボルンビクトリーFCに加入します。
ただし、レギュラーとしての働きが出来ず、7得点に留まります。
当時の年俸は3億2000万円。
CSKAモスクワ時代よりも貰っていましたが、クラブ史上最高額の年俸での契約でした。
まとめていくと、移籍金に関しては以下の通りとなります。
- 名古屋→VVVフェンロへの移籍=0円
- VVVフェンロ→CSKAモスクワへの移籍=12億円
- CSKAモスクワ→ACミランへの移籍=0円
- ACミラン→CFパチューカへの移籍=0円
- CFパチューカ→メルボルンビクトリーFCへの移籍=0円
何と、移籍金で掛かった総額は12億円。
いずれも、契約期間が満了となったタイミングで移籍していた為です。
とは言えど、今や3桁億円の費用が掛かる事も珍しくないサッカー選手の移籍。
本田圭佑選手は「世渡り」が上手いという解釈も出来なくないと考えられます。
2019年シーズンの移籍先は?
そして、本田圭佑選手、現在はなんと・・・アメリカの著名俳優であるウィル・スミスさんと共同投資ファンドを設立し、運営をおこなっています。
また、オーストリアのSVホルンと、カンボジアのアンコールFC、更にウガンダのブライトスターズを買収してサッカークラブの運営にも乗り出しています。
しかし、本田圭佑さんはまだ「選手」です。
現状としては、自身のサッカー選手としてのキャリアは2019年でメルボルン・ビクトリーを退団し「未所属」。
ですが、10月に入り、オランダのクラブである「SBVフィテッセ」より練習参加のオファーがあり、参加するとのこと。
現状、SBVフィテッセのオファーしかありませんが、果たして加入が決まるのかどうか、注目していきましょう。