ひな祭りのお祝いは面と向かって言えればそれが一番です。
しかし、遠方に住んでいたり新型コロナウイルスの感染防止などでなかなか会いにいけないことも。
そんな時、どうにかしてお祝いを伝えたい!という場合はどうすれば良いのでしょうか?
最近では色々な連絡ツールがありますのでそれは難しいことではありません。
少し考えただけでも
- メッセージカード
- 電報
- メールやライン
- 電話
など、たくさんありますね。
今回は、メッセージカードや電報、メールに書く文例を10個ご紹介します。
ひな祭りのメッセージのポイント
どんなメッセージでも気をつけなくてはいけないポイントがあると思います。
そこでまずは、気をつけたいポイントをご紹介します。
ポイント①「知らず知らずのうちにNGワード」
ひな祭りは女の子の健やかな成長を祝う日ですから、やはり「忌み言葉」は避けるようにします。
- 苦しい
- 辛い
- 枯れる
などのマイナスイメージの言葉は避けましょう。
しかしここで1つ注意しなくてはいけないのは、そういうつもりで使ったんじゃないんだけどついつい使ってしまう言葉です。
例えば
『初めての育児で苦しいこともあるでしょうが・・・』
『病気に気をつけて』
などです。
文脈からすればマイナスなイメージではありませんが、言葉だけでみると使わない方がよい言葉です。
できるだけ気をつけるようにしたいですね。
ポイント②「言葉は華やかで明るい言葉中心で」
ひな祭りは女の子のお祭りですので
- 春
- 愛らしい
- 優しい
などの柔和な明るい言葉は取り入れたいですね。
その時の花(桃の花)などをメッセージの中に使うのも良いですね(^^)
ポイント③「初節句のお祝いの言葉」
もし初節句のお祝いにメッセージカードを添えるのであれば「おめでとう」という気持ちを添えたいですね。
初めての出産で手探りのまま育児を続けているでしょうから、初節句を迎えることができたお祝いの言葉を伝えましょう。
ここでは先ほどご紹介したように
『辛いことも多いでしょうけど』
などといったねぎらいの言葉は必要ありません。
ねぎらいの言葉を入れてしまうとどうしても「忌み言葉」を使ってしまうので気をつけたいですね。
ポイント④「子どもの健やかな成長を祈る言葉も添えて」
しめの言葉としては子どもの健やかな成長を祈ってますよ・・・という言葉を添えると良いですね。
ひな祭りを迎えたあなたたちの子どもはこれから先もきっと明るい未来が待っていますよ。
そしてそれを祈っていますよ。
という内容を伝えていきましょう。
ポイント⑤「基本的に短い文章で」
電報やメッセージカードは短い文章でまとめる必要があります。
それじゃあ、入りきらない!と思うのであれば手紙などで伝えるのが良いですね。
必要なことを簡潔にまとめて伝える、これを念頭に置いてメッセージを選んでいきたいですね。
ひな祭りのメッセージの例文10選!
では、ひな祭りに添えるメッセージの例文をご紹介していきたいと思います。
しかし、贈る相手によってその内容はきっと変わってくると思います。
今回は
- 孫
- 友達の子ども
- 会社の同僚や部下の子ども
のパターンに分けてご紹介します。
名前の敬称は「ちゃん」でも「さん」でも相手に合わせてつけてくださいね。
孫のひな祭りに贈るメッセージの文例
まずは孫です。
自分の子どもの子どもですから、目に入れても痛くないとはまさにこのことです。
ではではそんな可愛い孫に贈るメッセージを。
この前はかわいい写真を送ってくれてどうもありがとう。
〇〇(孫の名前)もすごく大きくなって嬉しく思いました。
これからも元気にすくすく育ちますように!
また顔を見に行かせてね。』
〇〇(孫の名前)はどんどん大きくなって素敵な女の子になってるね。
元気いっぱいで、明るくのびのび大きくなりますように。
また遊びに来てね。』
我が家のおひなさまもあっという間に素敵に大きくなりましたね。
また〇〇(孫の名前)に会えるのを楽しみにしています。』
などですね。
孫の家族との関係性などを考えながらメッセージを選んでみてくださいね。
友達の子どものひな祭りに贈るメッセージの例文
続いては友達の子どもです。
友達同士でひな祭りや初節句のお祝いを贈る人はそこまで多くないかもしれません。
ですが、決して悪いことではありません。
しかし気をつけなくてはいけないのは、自分と相手の距離感です。
とても仲の良い親友であれば気を遣う必要もありませんが、連絡もそこまで取り合わないような友達に贈るのは控えた方が良いですね。
お祝いごとなので「してはダメ!」ということではありませんが、「しなくても良いんじゃない?」といった感じです。
なぜなら、贈られたものというのには「お返し」が発生するからです。
普段からそこまで親交のない相手からのお祝いは戸惑ってしまうものですね(^^;
ではひな祭りのメッセージはどうするのかというと
こんなにもおめでたい日だから、きっとお家でお祝いをしてるよね。
これからも〇〇(子どもの名前)がすくすく育ちますように。
また顔を見に行かせてね。』
〇〇(子どもの名前)はますます大きくなって素敵なおひなさまになってますね。
また会える日を楽しみにしてます。』
お雛さまと並んだ〇〇(子どもの名前)、とってもかわいらしいでしょうね。
日に日に表情が豊かになってこれからの成長が本当に楽しみだよね。
私もますます元気で素敵な女の子に育つよう祈っているよ。』
といった感じです。
仲良しの友達の子どもって本当にあっという間に大きくなるので成長が楽しみですね(^^)
会社の同僚や部下の子どものひな祭りに贈るメッセージの文例
最後は会社などでの付き合いで初節句のお祝いを贈る場合です。
取引先の相手などにも贈る場合もあるかもしれません。
またプレゼントは贈らなくても電報だけ贈る、という人もいるかもしれませんね。
香り高く可憐な桃の花のように、〇〇(子どもの名前)が健やかに成長されますよう心からお祈りいたします。
お嬢様とご家族みなさまのご多幸を願っております。』
桃の花のようにチャーミングなお嬢様にご成長なさいますようお祈りしております。』
ひな人形のように愛らしく、健やかにそしてのびのびとご成長されて下さい。』
心よりお祝い申し上げます。
春の木漏れ日に包まれた可愛いお嬢様の未来に幸多かれとお祈りいたします。』
といった感じですね。
少し固い雰囲気ですが、ビジネス関係の相手であれば変に砕けた表現よりもこちらの方が良いですね。
ひな祭りのメッセージは基本的に親あて
いかがですか?
ひな祭りや初節句というのは子どもの成長を祝う行事です。
しかし、メッセージカードとなると子ども向けというよりは、子どもの両親にあてて書くものといった認識が良いでしょう。
初節句であれば子どもは読めませんし、就学前の子どもに「桃の節句」なんていっても「何それ?」となってしまう場合もあります。
なので、子どもの素晴らしい成長を一緒に喜んだり、これまでの育児をねぎらう気持ちを込めてメッセージを贈りたいですね。
以上「ひな祭りのメッセージの例文10選!メッセージカードや電報やメールに書く文例」をお送りしました。