子どもには何でも食べてもらいたい!
世界中のお父さん、お母さんの願いです。
でも、子どもってやっぱり苦手な食べ物が多いんですよね。
食べて欲しい野菜はなかなか食べてくれないという偏食には困ったものです。
そんな子供の偏食をどうにかして治したい!ということで今回はおすすめの献立を具体的にご紹介します!
現役ママ直伝の偏食解消レシピです。
是非、今夜のおかずにどうぞ(^^)
そもそも子供が野菜を食べないのは何で?
子供の頃に食べれなかった、苦手だった食べ物が大人になると食べられるようになった・・・という経験はありませんか?
「私も味が分かるようになったんだなあ。」
「大人になったんだなあ。」
なんて思ったかと思います。
確かにそうなんですが、これは少し間違いなんです。
というのも、子供の頃の舌はとても敏感で大人の3倍味覚センサーが働いているということなんです。
味覚には基本的に
- 甘味
- 塩味
- うま味
- 苦味
- 酸味
5つの味があります。
この中で上の3つは子どもが好む味です。
この3つは生命活動をしていく上で本能的に好む味なのです。
それに対して苦味・酸味というのは「毒・腐敗したもの」を見分けるためのシグナルとなっています。
このため、味覚センサーが3倍以上の子供たちでは苦味や酸味は好ましくない食べ物、と認識されるのです。
子供の苦手な野菜を考えてみても
- トマト
- ピーマン
- しいたけ
と苦味や酸味の強いものですね。
苦味・酸味が大人になると好きになるってヤバイ?
ちょっと脱線しますが、毒や腐敗したものを分けるための味覚なのにそういった苦味や酸味の強いものを好むって大人になったらヤバイんじゃないの?
と思うかもしれません。
しかし、この苦味や酸味は経験によって好んでいく味ということになります。
食事の中にこういったものを含んでいく上で
「何だかおいしい」
「調理方法を変えればおいしい」
と気付いていくのです。
ここに子供の偏食を治すためのポイントが隠れているんですね。
つまり、子どもが苦手な食材だから、といって食卓から遠ざけていてはいつまでたっても好きにはなってくれません。
だからと言って食材そのものだけの料理を出しても逆効果です。
例えばピーマンが嫌いな子供の前に焼き野菜として焼いただけのピーマンを出すとか。
どうにか工夫して完食してくれなくてもいいから口にする機会を増やしていこう!ということを目標にしていきましょう。
そうしていくうちにいつの日か「この方法なら食べれる!」というものが見つかってきますよ。
現役ママ厳選!子供の偏食に困った時のレシピ
まず、子供の偏食を克服したいと思うのなら、子供の前でお父さんやお母さんもおいしそうに食べるということが必要になります。
自分が一番好きな人たちが目の前で「おいしくなさそうに食べているもの」を自分が食べたいと思うでしょうか?
絶対にありませんよね(笑)
また、克服させたいがあまり
「食べないと〇〇ないからね!」
などとペナルティを与える方法も良くないですね。
嫌いな食べ物と嫌な思い出がリンクして余計に食べたくないとなってしまうかもしれません。
気をつけておきましょう。
おすすめレシピ①ピーマン嫌いな子にはこのレシピ
まずは子どもが嫌いな野菜の代表格になっているピーマンです。
ピーマンは苦味が強く、混ぜてもなかなか隠れ切れてくれません。
そこで、まずは見た目から隠しちゃおうというレシピです。
- 餃子の皮4枚
- ピーマン1個
- ベーコン1枚
- マヨネーズ小さじ半分
作り方は餃子とほとんど変わりません。
しかし中にはピーマンと子どもが比較的好きなベーコンが一緒に入っています。
マヨネーズも入っているので少しだけ苦味がマイルドになってくれることでしょう。
更に餃子の皮がパリパリになるまで焼きますので、食感もポテトチップスのようになり食べやすくなるのではないでしょうか?
おすすめレシピ②きのこは混ぜちゃうレシピ
きのこも子どもが嫌いな食材の1つです。
そこで、厚揚げと一緒に混ぜて食べちゃうんですね。
- しいたけ4枚
- 厚揚げ90g
- たけのこ(水煮)40g
- 鶏ガラスープ小さじ半分
- 酒大さじ半分
- 醤油大さじ半分
- オイスターソース小さじ1
- 塩コショウ少々
- 水溶き片栗粉1(粉):2(水)で
- ごま油大さじ半分
ポイントは厚揚げときのこを同じ大きさに切って炒めるということです。
同じ大きさでしかもこのレシピではご飯にかけて食べるんで知らないうちに食べちゃってるということになります。
おすすめレシピ③ミンチ肉は万能
ミンチ肉で肉みそを作ればそこに苦手な野菜を混ぜ込み炒めることで万能おかずになります。
- ミンチ肉150g
- 長ネギ1/2本
- 酒大さじ2
- 味噌大さじ2
- みりん大さじ2
- 砂糖小さじ2
- 苦手な野菜
作り方は、こちら↓
https://www.kurashiru.com/
肉みそだけのレシピですが、ここに克服して欲しい野菜を入れます。
ここでも野菜はミンチと同じぐらいのあらみじん切りにしておくと良いですね。
野菜でおすすめなのは
- なす
- ピーマン
- 人参
- 玉ねぎ
- キノコ
辺りですね。
あまり水分の出ないものがおすすめです。
ちなみに、ご飯にかけてももちろんおいしいですがレタスに包んで食べたり、冷たいうどんにのせたりしても食べやすいですよ。
苦手なものを克服するのは量より回数
1回の食事でこのくらい食べて欲しいなあ、という目標ってありますよね。
確かに栄養バランスを考えると食べた量って気になります。
しかし苦手なものをその日に随分と頑張って食べているのですから、まずは口にしたことを褒めてあげましょう。
嫌いなものを食べる⇒もっと食べろと叱られる⇒更においしくないと思ってしまう・・・
という嫌なスパイラルに入らないよう、少しずつ毎日の積み重ねで頑張ってくださいね(^^)
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以上「現役ママ厳選!子供の偏食の治し方!おすすめの献立も具体的に』」をお送りしました。