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東京オリンピックのエンブレム盗作問題の経緯まとめ!変更・撤回の可能性については

2020年に開催される東京オリンピック

まだ、5年も先なのに、なにかと話題を振りまいてくれている東京オリンピックですが、最近では、やっぱりエンブレム盗作問題が盛り上がってますよねww

そこで、この記事では、東京オリンピックのエンブレム盗作問題の経緯まとめ、変更・撤回の可能性について書いていきたいと思います。

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東京オリンピックのエンブレム問題の経緯

まずは東京オリンピックのエンブレムが決定!

東京オリンピックのエンブレムが東京都庁で発表されたのが2015年7月24日
開会式のちょうど5年前にあたります。

それが、こちら。

佐野研二郎デザインのこのロゴなんですが、発表直後から、「ダサい」という意見も結構、見られました。
「覚えやすい」「シンプル」なんて意見も、もちろん、ありましたけどね。

ちなみに、過去のエンブレムは、こんな感じになっています。

盗作疑惑が勃発!元ネタがリエージュ劇場のロゴ?

その後、ダサい、ダサくないなんて、どうでもよくなるような問題が発生します。

7月29日あたりから、ネット上で、このエンブレムがベルギーにあるリエージュ劇場のロゴに似ているという話が挙がってきたんです。

そのロゴがこちら。

まぁ、似てますよね、これは。
パクったと言われても、納得できるレベルです。

ただ、7月31日に、デザイナーの佐野研二郎は

「報道されている海外作品については、まったく知らないものです。
制作時に参考にしたことはありません」

とコメントを発表しました。

でも、本人がパクっていないと言ってるんだから、これはシロだ、とは、もちろん、なりません。
相手側があることですからね。

リエージュ劇場のロゴデザイナーが使用差し止めを要求

その相手側のリエージュ劇場
劇場のロゴをデザインしたオリビエ・ドビ側がエンブレムの使用差し止めを求めてきたんです。
8月3日に、差し止めを求める文書が、日本オリンピック委員会に送られたことが分かりました。

ピンチです。
パクってんじゃねぇよ、パクったロゴは使わせねぇよ、って言われたのと同じですからねえ・・・

佐野研二郎の反論はいかに?

続いて、佐野研二郎のターン。
8月5日に記者会見を開き、

「日本人としての誇りを持って作った。盗用との指摘はまったくの事実無根」
「1964年の東京五輪のエンブレム以外は、何の影響も受けていない」
「リエージュに行ったことはなく、ロゴのデザインを知り得ない」
「世界に類のないエンブレムだと確信している」
「真にオリジナルのものができたからこそ自信を持って世の中に送り出した」

とのこと。

なるほど、たまたま似てしまったんですね!
シンクロニシティという言葉もありますし、そう言うこともありますよね・・・

ただ、似てるロゴがある時点で、「世界に類のないエンブレム」には、ならない気がww

さらに、行ったことがないから知らないというのは、ネット時代の言い訳としては、かなり苦しい・・・
この東京オリンピックのロゴだって、東京に来たことのない多くの人に知られているわけですから!(-_-;)

ちなみに、リエージュ劇場のロゴは「Pinterest」というサイトに掲載されていて、そこで見たんじゃないかとドビ側が指摘していましたが、そこは「見ていません」と答えています。

この点、あとで再度取り上げることになりますから、覚えておいてくださいね。

また、この会見では、アルファベット全部作ってるから違うんだよとも説明しました。
こんな感じです。

ただ、疑惑が発覚して、一週間後の会見だったので、その間にこれを作ったんじゃないかと言う噂まで出てしまい、逆効果になっている感が否めませんでした。

さて、これらの発言で決着がつくのか?

オリビエ・ドビがふたたび反論

続いて、ベルギーはドビのターン。

「1964年の東京五輪のエンブレム以外は、何の影響も受けていない」

という主張には

「デザインの制作過程や着想について全く説明できていない」

と非難しています。

まぁ、確かに説明不足ですよね。

さらに、

「リエージュに行ったことはなく、ロゴのデザインを知り得ない」

については

「ロゴはネット上に広く掲載されている」

と言われてしまいました。

まあ、この点は先ほど指摘したとおりですねえ。やっぱり。

ここでトートバックのデザインにも盗作疑惑!

この流れの中で、佐野研二郎側にとって、さらに面倒な事件が起きてしまいます。
佐野デザインをウリにした、サントリーの景品のトートバッグに盗作疑惑が挙がったのです。
こんな感じです。

佐野研二郎デザイン

元ネタとされているもの

佐野研二郎デザイン

元ネタとされているもの

正直な所、これはちょっとキツイですね。

また、これを受けて、8月13日にサントリーは一部のバッグの発送を中止しています。
まさに正しい対応ですね、このスピーディな対応。

やっぱり企業の判断のほうが、某団体よりは早いですね・・・(-_-;)

さらに、8月14日、

「スタッフが第三者のデザインを写して使った」

ことを明らかにして、謝罪しました。

どうも逃げ口上臭いですが・・・。
東京オリンピックとは動くお金が違いますからね~こっちは、さっさと切ったとか?・・・と小声で言っておきましょうか・・・(-_-;)

さて、ここで芋づる式とも言える形で新たな案件が発覚します

上記の、2作品の元ネタが「Pinterest」に掲載されていたんです。

あれあれ、見ていないんじゃなかったのかな?と思いきや、新たな展開が。

8月18日の佐野研二郎の事務所「MR_DESIGN」の広報担当者が「Pinterest」に佐野研二郎がアカウント登録をしていたことを認めたんです。
(詳細はこちら

会見の時に「見ていない」と言ったのは、単純に、東京オリンピックのエンブレムを作る時には見ていないから、とのことです。
なんというか、とにかく一言で言うなら「苦しい」ですよね・・・(-_-;)

東京オリンピックのエンブレム問題はとうとう訴訟に発展

さぁ、東京オリンピックのエンブレムに戻りましょう。
サントリーの事件を受けて、8月14日に大会組織委員会は「エンブレムの使用は問題ない」と改めて表明しました。

サントリーの件は無関係で、コメントする立場にない。
私たちは公募でデザインを選び、正規のプロセスを踏んだ。
エンブレムは今まで通り使う

とのことでした。

一方のリエージュ劇場側なんですが、同じく14日に著作権を侵害されたとして、IOCに対して使用の差し止めなどを求める訴訟をリエージュの民事裁判所に起こしました。
使用差し止めを受け入れられなかったから提訴に踏み切ったようですね。
泥沼です・・・(-_-;)

ここまで来たら、ロゴを変えればいいのにと思うんですけど、難しいんでしょうか。

ちなみに、提訴に関して、劇場側は、使用するときに各社が約690万円を支払うということを求めているそうですから、お金さえ払えば使用できるということです。
JOCの態度から見ても、エンブレムの変更は、今のところ考えていないようですね。

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東京オリンピックのエンブレムの選考方法をここで考えてみる

さて、こんな問題のあるエンブレムにどうやって決まったんでしょうか。

「公募でデザインを選び、正規のプロセスを踏んだ」

と言っていたのが、ちょっと、気になったので、公募のシステムを調べてみました。

選考審査員を見てみる・・・

まずは、このエンブレムを選んだ選考審査員
以下のようなメンバーだそうです。

  • 永井一正
  • 永井一史
  • 浅葉克己
  • 細谷巖
  • 高崎卓馬
  • 平野敬子
  • 片山正通
  • 真鍋大度
  • 長嶋りかこ

この中で、気になる人が何人かいます。

「2014毎日デザイン賞」というのがあって、それを長嶋りかこが受賞しています。
その時の審査員の中に、佐野研二郎、浅葉克己がいました。

そもそも、佐野研二郎と長嶋りかこは博報堂で元上司部下の関係なんですよね・・・。
ちなみに、浅葉克己は民主党のロゴマークを作った人としても有名ですね。

また、高崎卓馬はサントリーのCMプランナーでトートバッグの企画者でもあります。
東京オリンピックのロゴをデザインした佐野研二郎のトートバッグとなれば、当然盛り上がりますよね・・・(-_-;)

永井一正は「ポスター・ライフ」というのを2014年の富山で開催しています。
その頃、富山県理事・商工労働部次長として、開催に尽力したのが、佐野究一郎、佐野研二郎のお兄さんです。

また、永井一史は永井一正の息子で多摩美の教授
佐野とは職場の仲間と言っても良いでしょう。

応募資格を見てみる・・・

続いて、応募資格。
一番目についたのが

「東京ADC賞、TDC賞、JAGDA新人賞、亀倉雄策賞、ニューヨークADC賞、D&AD賞 ONE SHOW DESIGNの内、二つ以上の賞に受賞経験がないと応募出来ません。」

という項目。
これらの賞はいわゆるH報堂系といえます。

でも・・・
なぜ、世界的に見て、知名度の高くない、これらの賞を2つ以上獲っていなきゃいけないんでしょうか?

ちなみに・・・
佐野研二郎は博報堂の元社員さんなんですよねー・・・。

ということで、確かに公募でデザインを選んでますが・・・
「公募って何かね?」
と言われてもやむを得ない状況にも思えます。

まあ、ハッキリとしたことは何とも言えません。
上に書いているのは、あくまで状況的なもの。

でも、大事なのはその状況の中でも盗作だったり盗作疑惑が生まれる種が本当になかったか?ということ。
あるいは、仮に盗作があったときに、そこが見ぬかれ、ストップがかかる体制があったのか?ということですね。

東京オリンピックという国を代表するイベント。
結論はまだ出ていませんが、「公」的な要素が強い機会だけに、このように疑惑や訴訟になること自体が残念なことではあります。

こうなれば、一刻も早くこの問題に決着をつけて、東京オリンピックに向けて前向きに物事が進んでいくことを願うばかりです。

以上「東京オリンピックのエンブレム盗作問題の経緯まとめ!変更・撤回の可能性については」をお送りしました。

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