2014年8月に「代々木公園でダンスをしていた大学生がデング熱にかかった」というニュースがありました。
この夏は、エボラ出血熱やら怖い病気が流行りますね・・・。
個人的にも気になることは、子供をデング熱の感染から守りたいということ。
そこでこの記事では、
を、子供を守るという視点とともにお送りしたいと思います。
デング熱とはどんな病気?感染経路(ルート)は?
そもそもデング熱とは、デングウイルスに感染しておこる急性の感染症のことを言います。
まず覚えておいてほしいのは感染経路について。
デング熱はヒトからヒトへ感染するものではありません!
デング熱はデングウイルスを持った蚊にさされることで感染すると考えられます。
今回もデングウイルスを保有した誰かが代々木公園で、複数の蚊に刺され、その蚊がほかの人物を刺したのが原因と考えられています。
つまり、感染ルートは「蚊→人(→蚊→人)」ということなんですね。
デング熱の症状
デング熱の主症状は、
- 発熱(ときに40度以上)
- 頭痛
- 筋肉痛
- 皮膚の発疹
- 嘔吐
- 下痢
などです。
特に、初期症状としては、発熱、頭痛、そして目の痛みなどがある場合もあります。
主に、インフルエンザと似ている症状ですよね。
これだけだとデング熱の症状だとわかりにくい・・・。
実際、今回、テレビ番組のロケで代々木公園に行き、感染していた紗綾も風邪の症状だと思っていたようです。
「お盆の時に風邪を引いて、熱が出て…昨日からまた熱が。前回の熱が比にならないくらいきつーい。すぐに喉が渇くし、水分が手放せません」
と8月27日のブログにも書いていましたしね。
デング熱特有の症状はあるのか?
ハッキリと「この症状はデング熱!」というものはないようです。
ただ、発熱にあわせて
- 紅斑の発疹があらわれる
- 3、4日後から胸やお腹などに赤色系(桃色)の発疹が現れる
- 手足や顔に広がっていく
という症状が現れる場合もあります。
この発疹が一つの目印になるかもしれません。
ただ、重症化すると、出血症状などにつながることもあります。
基本的には、重度の場合でも点滴や輸血で対処可能です。
それこそエボラ出血熱のように死に至る病ではありませんが、特に、体力のない子供は要注意ですね。
つらい思いはさせたくありませんから。
デング熱の予防方法
上にも書いたように、蚊が感染経路なわけです。
つまり、蚊にさされないように対策するというのが予防方法です。
つまり、
- 水たまりや草むらなどの蚊が集まりやすい場所を避ける(特に、多くの人が集まりやすい場所)
- 外出するときは、虫よけスプレーなどを使用する
- 室内にも蚊取り線香などを置いておく
という基本的な対策を徹底する。
これが一番の対策です。
そのうえで背中の痛みなど疑わしい症状が現れれば、早めに病院で受診する。
これが結果的に
- 自分の症状を悪化させない
- 周囲に感染を広げない
ことになります。
子供のわずかな変化に注目しておくことはしたいですね。
以上、デング熱から子供を守れ!初期症状と対策を手短に説明します!をお送りしました。