心躍るクリスマスがやってきました!
保育園や幼稚園でもクリスマスに向けて用意をしているのではないでしょうか?
さて、クリスマスと言えばお楽しみ会。
クリスマス会では、一体どんなことをして楽しもうか?と頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、保育園や幼稚園で楽しめる幼児向けのクリスマス遊びについてご紹介します。
クリスマス遊びって何をすれば良いの?
クリスマス会、という大きなテーマがなくてもクリスマスに向けて子どもの気持ちを高めていくのを保育目標にしている人も多いですよね。
なんせクリスマス会は1年に1度。
多くの子どもがサンタさんからのプレゼントを心待ちにしたり、ケーキを楽しみにしているからです。
子どもの頃のクリスマスってすごくキラキラ輝いていたなあなんて振り返ってみたりして。
でもこのキラキラ輝くというのは、おそらく私を取り囲む全ての大人たちがクリスマスに向けて頑張ってくれていたからに違いありません。
ありがたい話ですよね。
その体験を今度はあなたが子どもに用意する番です。
クリスマスという一年に一度の一番嬉しい日にするためにも、保育の中でクリスマスを取り入れていきましょう。
クリスマス・・・にこだわってみる?
クリスマスの遊びということなので、やはりクリスマスに関連する遊びを思い浮かべますよね。
しかしクリスマスの遊び・・・はて?となってしまうこともあります。
確かに「クリスマスの遊び!」と聞いて思い浮かぶ代表的な遊びやゲームってないですよね。
あるとするなら、毎年自分の家族でやっていたトランプだとかゲームだとかいうアットホームなものばかり。
クリスマスは家族で過ごすことが多いでしょうから、これは仕方ありません。
そこで保育園や幼稚園で企画するとなるとこういったゲームというわけにもいきませんよね。
だからこそ、幼稚園や保育園ではクリスマスのモチーフを用いたゲームや遊びを企画すれば良いのです。
例えば普段からクラスで楽しんでいるゲームにサンタさんのモチーフを取り入れたりするだけでぐっと季節感が高まります。
クリスマス遊び、よし!!と一から始めるのではく、クラス運営をしている中でクラスの子どもたちが一番親しみのやすい遊びに少しクリスマステイストを振りかける。
これでOKなのです。
しかし遊びやゲームは流行りすたりがあるものです。
この前までこのゲームや遊びはクラスのほとんどが楽しんでいたけど、最近はそういったものがないなあ。
と感じている保育士さんも少なくありません。
そんな時はこんなゲームや遊びはいかがでしょうか?
幼児向けのクリスマス遊びこんなのいかが?
今回は幼児(3歳以上)を対象とした遊びをご紹介していきたいと思います。
屋外で遊べるものと屋内で遊べるもの。
それぞれ3つずつご紹介しますね。
屋外遊び①「オーナメント探し」
園庭を使って宝探しをします。
<用意する物>
- オーナメント
- 新聞紙
<遊び方>
-
1.まずオーナメントを見せる
-
2.探す範囲を決める
-
3.宝探し開始!
いつも自分たちが遊んでいる遊具のどこかに隠しても良いですし、砂場に掘って隠しておくなんていうのも面白いですね。
この遊びは本当に様々な遊び方が展開できるものです。
3歳であれば個人戦にして隠すオーナメントは人数の10%程度にしておく、とか。
5歳になればチーム戦にして何個探し出せるか競争をする、とか。
キラキラしているオーナメントを見つけた瞬間は思わず笑顔になってしまうものです。
何故新聞紙を用意するのかというと隠す場所によっては新聞紙で包んでもいいかな、と思ったからです。
例えば、遊戯の柱の陰です。
土がついたり、汚れが付きやすい場所なら新聞紙を敷いておくと園長先生に叱られることも少なくなりますよ(^^)
屋外遊び②「オーナメントを辿れ!」
最初のオーナメント探しから派生するゲームです。
<用意する物>
- オーナメント
- 新聞紙
- メモ帳
- バインダー
- 鉛筆
- 宝箱
<遊び方>
-
1.保育者は前日までにオーナメントや宝箱を隠しておく
-
2.子どもたちにオーナメントを探すように伝える
-
3.オーナメントにはメモがついていて、全部のオーナメントを探し出すと最後の宝箱のありかがわかるようになっている。
この遊び方は2通り考えられると思います。
1つ目はオーナメントに次のオーナメントの場所のヒントを書いて行く方法です。
順番にオーナメントを探していくと最終的に宝箱(ゴール)の位置が分かるというものです。
これは個人戦でもできますね。
2つ目はオーナメントに一文字ずつ書いているメモをくっつけておくという方法です。
全部のオーナメントを見つけると最後の宝箱(ゴール)の場所が分かります。
例えば最初に子どもたちに「〇〇〇のなか」と書いている紙を渡します。
この「○」の中にはオーナメントにくっつけている文字を入れていきます。
オーナメントを3つ見つけると「すなばのなか」となり、砂場を少し掘ると宝箱を見つけることができる!となっています。
結構単純ですが、チーム戦にするとそのチームの特色が出たり、時間がかかったり・・・。
色々なハプニングが起こるかもしれないやりがいのある遊びです。
屋外遊び③「トナカイリレー」
今度はトナカイになります。
<用意する物>
- ダンボールなどで作ったトナカイのそり(こどもが引っ張れるように紐などをつけておく)
- 子どもがかぶることができるトナカイの帽子(人数分)
- そりの中に入れるプレゼント
<遊び方>
- 人数によって何個かのチームに分ける
- リレー方式で遊ぶ
- バトンの替わりにそりを受け渡す
皆でトナカイになってソリをバトンにリレーを行います。
ソリの中には、そこまで重たくないものを載せましょう。
この遊び、室内ですることもできます。
遊戯室などでする場合ですね。
この時は皆、ハイハイでリレーをするというのも面白いですよ。
室内遊び①「プレゼントボックス積み上げ」
<用意する物>
- トイレットペーパー芯
- 紙皿
- 紙コップ
- 画用紙
- リボンなど
<遊び方>
-
1.子どもを人数によってチーム分けする。
-
2.制限時間内に何個プレゼントボックスを積み上げられるか競争する。
まずはトイレットペーパーの芯や紙皿、紙コップなどでプレゼントボックスを作っておく。
色んな形や大きさがあった方が楽しいですね。
どうしてもぐらぐらしてしまったりするので、頭をしっかり使わないとできないゲームになっていますよ。
室内遊び②「サンタ福笑い」
<用意する物>
・画用紙
・ペン
・目隠し
<遊び方>
1.目隠しをして福笑いをする
2.チームにして見えている子がヒントを出してあげる方法もあり。
福笑いと言えば正月の遊びですが、サンタさんの顔で行えばクリスマスの遊びになります。
サンタさんは
- 目
- 鼻
- 帽子
- ひげ
と特徴的なパーツも多いので、盛り上がりそうですね。
室内遊び③「クリスマス○×クイズ」
<用意する物>
- ゴム紐など
- ○マルと×バツのパネル
<遊び方>
-
1.クイズを出して○×クイズをする
-
2.制限時間がきたらゴム紐などで仕切る
クリスマスに関するクイズを出していきます。
例えば「クリスマス・イブとはサンタさんからプレゼント貰える日、という意味である、マルかバツか?!」などです。
選びながら締め切られる瞬間のドキドキ感じることができれば大成功!
効果音などを的確に使って行きたいですね。
クリスマスは楽しむためのイベントだから
こんなこと企画したらもしかして怒られちゃうかな?なんて思ったことはありませんか?
私も保育士時代、あまりにも面白さを追求しすぎて怒られたことはたくさんあります。
ですが、へこむことなかれ!です。
クリスマスは子どもが楽しむためのイベントなのです。
一年に一度、自分が本当に欲しいプレゼントが貰える、これ以上ワクワクする瞬間はありますか?
そんなプレゼントを持ってきてくれるサンタさん。
サンタさんへの気持ちを高めるためにも、保育者はクリスマスの雰囲気を高めていけるようにしたいですね。
以上「保育園や幼稚園にも最適!幼児向けクリスマス遊びを保育士が厳選6!」をお送りしました。