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バーンアウトシンドロームの楽曲はライブと歌詞も凄い!3ピースの限界に挑むバンドの魅力を徹底解説

更新日:

アニメ「ハイキュー!!」のオープニングに二期連続で選ばれたことで話題になったBURNOUT SYNDROMESですが、まだまだ知名度は低いかと思います。

BURNOUT SYNDROMESの読み方や意味とメンバーのプロフィール紹介に続きまして・・・
今回は、彼らの簡単な紹介と共にその楽曲やバンドの魅力についてお伝えしていきます!!

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大阪発!スリーピースロックバンド

BURNOUT SYNDROMESはハイキュー!!の主題歌で2016年春にメジャーデビューしました。

そんな彼らは大阪で2005年、中学生の頃にバンドを結成しました。

そのため、メジャーデビュー時には20代にしてバンド歴10年を超えているという違和感を覚えるような経歴です(笑)
平均年齢24歳にもかかわらずバンドとしての土台は既に盤石なものとなっています。

熊谷 和海(くまがい かずうみ)Gt/Vo (写真中央)
石川 大裕(いしかわ たいゆう)Ba/Cho/MC+リーダー (写真左手)
廣瀬 拓哉 (ひろせ たくや)Dr/Cho (写真右手)

の同級生三人組です。

ボーカルの熊谷さんが作詞・作曲を行っています。
普段から断片的に浮かんでいるフレーズを大阪城公園で散歩しながら組み上げていくのだとか。

また各パートの部分は各々で作るので、全員で試行錯誤しながら仕上げていくスタイルのようです。

2016年11月にはメジャーデビュー後初のアルバム『檸檬』をリリースします。

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青春文學ロック

バーンアウトの特徴の一つとして“文学的な歌詞”が挙げられます。

ボーカルの熊谷さんが無類の本好きなこともあり、“斜陽”、“銀河鉄道の夜”などといった文学の題名を冠する曲もあるほどです。
また、雑誌などでは最近“青春文學ロック”などと形容されるようになってきました。

それは彼らが青春を彩るような爽やかな曲を作り奏でるからであり、日本語の響き・美しさを活かそうと苦心しているからこそのキャッチコピーなのだと思います。

しかしそんな爽やかさと同時に中高生が抱きがちな悩み、苦しみ、葛藤といった感情も曲にしています。

とは言っても曲調・歌詞ともに決して陰鬱なものではありません。
むしろ励まし勇気づけ支えてくれるような、時には発破をかけてくれるようなバンドです。

また、歌詞には漢字も含め並々ならぬこだわりがあるようで曲の製作期間は1年以上かかったものも中にはあるそうです。
言葉としての響きや美しさ、韻、そして漢字の意味までこだわりぬきます。

歌詞カードの気合の入れようからは執念すら感じます。

過去から活かされるもの

熊谷さんは病気がちで体も弱く自殺を考えたこともあったそうです。

本人は

「一度死に損ねた、だからこそ生きて生きて生きたい」

といったようなことをライブでおっしゃっていました。

そういった経験や想いがあるからこそ見えるもの、感じるものがありそれが曲にも表れているのではないかと個人的には思っています。
誰しもがそういった鬱屈した想いを抱える時期があるからこそ共感ができ、またその時期を青春と呼ぶのではないでしょうか。

そういった青春の負の面が表れているのが、“斜陽”という曲であると思います。
こちらは廃盤とはなってしまっているのですがライブでも人気の曲です。

歌詞にも表れていますが

「生まれてきたことを後悔したこともある」

とまで熊谷さんがライブで言っていたことがずっと印象に残っています。

斜陽には

“生まれてきたことをずっと後悔している”

“死ぬなら今だろう”

という過去の熊谷さん自身を表すような歌詞が出てきます。

ですが、決して後ろ向きな暗い曲ではありません。
そんな想いを抱えながらも生きていくという意思を感じさせる曲です。

文学作品もそういった背景から生まれたものも多くありますし、熊谷さん自身文学作品に多大な影響を受けていることは間違いないと思います。

そういった爽やかでありながら鬱屈な青春というものを感じさせる曲・詩を、文学的な歌詞を作りあげるからこそ彼らは“青春文學ロック”と呼ばれるのだと思います。

これまた今は廃盤となってしまっていますが、彼らの代表曲のような曲があります。

“i am Beethoven”という曲なのですがこの曲にそういった彼らの持つ青臭い青春感や、文学的であるといった良さや可能性が全て詰まっていると思っています。
私は何気なく他のバンド目当てで行ったライブハウスで聴いたこの曲に一瞬で心掴まれました。

できることをなんでもやる、スリーピースはハンデじゃない

バーンアウトは「スリーピースの限界に挑むことがモットー」だと話されていました。

また、結成当初は音楽を始めたての人なら誰しもがそうであるようにコピーバンドとして練習していたそうなのですが、どうやら三人では楽器が足りなかったようです。
(恐らく石川さんが好きなバンプなどではないでしょうか)

音楽の基礎を知らないからこそ

三人ではなかなか自分たちの好きなバンドをコピーできなかった彼ら。

しかし、そこから「もう一人勧誘しよや!」とはならず「なら自分らで作るか!」となったそうです。
なので一番古い曲は中学生の頃に作ったという“ラブレター”という曲です。

ここでいきなり自分たちで作ってみようとなり、実行してしまうのですから驚きです。

だから、と言っては語弊があるかも知れませんが彼らには音楽に対する固定概念がありません。
初めから自分たちで作り上げてきたのですから。

ある音楽番組で言っていて衝撃的だったのが熊谷さんの

「未だにコードとかようわからん、なんやったらコード作ってるし」

というような発言でした(笑)

どこまで本心なのかはわかりませんがさらっとそういう言葉が出てくるほど彼らに音楽的な基礎知識というものはありません。

そのため曲中での転調に続く転調は当たり前で、むしろ一定のリズムが続く“神戸在住”という曲が披露された時は逆に新鮮で一種の戸惑いを覚えた程でした。

最近変拍子バンドは数多くいますがバーンアウトほど一曲内で多彩に変化するバンドは珍しいかと思います。
先の読めない展開を繰り広げるのが彼らの楽曲の特徴の一つで、どんでん返しにつぐどんでん返しの映画のようです。

固定概念に縛られず自分たちの思ったようにやるのが彼らのやり方で、もっと言うならどうすれば聴いてくれる人たちが楽しめるのか…そのことしか考えていないような印象を受けます。

メンバー全員で歌う

そんな固定概念に縛られない彼らの最たるものは全員が歌うことであるかと思います。
全員の掛け合いに衝撃をうけたのが“リフレインはもう鳴らない”という曲でした。

冒頭から三人が畳みかけるように歌う姿、最後に三人で声を重ねる姿を生で見た時は身震いすらしました。

全員がボーカル・コーラスとして歌うというのはなかなか異質なバンドかと思います。

コーラスが二人いることでスリーピースでは出せないような広がりがあります。
最近はコーラス陣にも磨きがかかる一方で特に石川さんの音域が増えたので更に広がりが出ているように感じます。

今や全員が歌うのが至極当然なこととなっている彼らですが、廣瀬さんがラップをやったりと進化を止めません。
と言うよりも可能性を探すのを止めないと言った方が的確かも知れません。

本当にスリーピースの限界に挑戦しているのだなと感じさせられます。

増え続けるエフェクター

その飽くなき探求心の一端がエフェクターにも表れています。

エフェクターと言えば楽器の音色を様々に変えることのできる言わばアタッチメントパーツです。
バンド、特にギターなんかが足元でなにかカチカチ踏んでいますよね、あれがそうです。

色んな音色を出すためにバーンアウトは他のバンドでは見たことがないほどエフェクターをたくさん持ち込みます。

しかもそれは増える一方でワンマンなど多くの曲をやる時には熊谷さんの足元には42インチのテレビより大きいのでは?という程のバカでかいエフェクターボードが登場します(笑)

最近では石川さんもエフェクターが増えてきているのでバーンアウトのライブはステージ上がエフェクターまみれになります(笑)
“100万回のアイ・ラヴ・ユー”という曲を初めて聴いた際に「ギター二本も新鮮やなー…、?ギター二本!!?」と素でなりましたwww

ベースのエフェクターでギターのような音を出せるものがあるようです。

更に更にと日々試行錯誤をしているようで新曲“ヒカリアレ”で熊谷さんのエフェクターはまた増えたようです。
ライブに行くたびに足元が狭くなっていく彼らを見るのは面白いものがあります(笑)

そのこだわりようは機材にまで及ぶようで、毎回どんなライブの時でもドラムセット一式からアンプに至るまで全て自分たちで持ち込みます。
普通大抵アンプはライブハウスのものを使うのが一般的なバンドです。

対バンの時などバーンアウトほど転換に時間のかかるバンドは見たことがありません(笑)

どこであろうと最高のクオリティ

彼らのこだわりはただ機材に頼るだけではありません。

ライブハウスに行ったことのある方なら誰しもが経験したことであろうキーンと耳をつんざくようなハウリングが彼らは全く起きません。
音の調整と言いますか音作りが上手いのだと思います。

どうしてもライブハウスは場所ごとに、施設自体の大きさや音響設備の差などが顕著です。
そのためいつも同じ設定にしていては雑音が混じったり、ハウリングしてしまったりします。

これはある種仕方のない話なのですが、彼らはどこであっても最高の音色を披露してくれます。

ある音楽番組で、様々なバンドのライブ映像が流れたことがありました。
同じライブハウスでありながらもバンドごとに音割れしていたり雑音混じりであったりと環境的に仕方ないのですがそのような状態でした。

ただ唯一バーンアウトだけは生演奏かのようなクリアな音質でもはや職人芸でした(笑)

同じ歌はなくまさにライブ

彼らはライブのたびに違う歌を歌います。
なにを言っているのかわからないかと思いますが本当のことですww
毎回毎回微妙にまたは大胆にアレンジが変わっているからです。

それは曲だけでなく歌詞にも及びます。
「あれ?こんな曲やったっけ…」と何度思わされたことでしょう(笑)

私は個人的にはアレンジにいいイメージがありませんでした。

だって既に完成されているものに更に手を加えるなんて蛇足じゃ…と思っていましたから。
ですが彼らの場合、今日はどう来るのかな?とライブに行く楽しみの一つになっています。

彼らが初めて出した全国流通音源である『世界一美しい世界一美しい世界』ほぼ全てが既存の曲(メジャー後に廃盤になっている曲たち)のアレンジ版音源でした。

普通なら知ってる曲ばっかりかよ!となるところをバーンアウトのファンはむしろどんなアレンジがされているのか楽しみにしていました(笑)
https://twitter.com/yuitasu0506/status/716808331185131520

“PIANO TUNE”という曲があるのですがこの曲は廃盤となっている『プリズム』というアルバムに初めて収録されました。
そして、“ヒカリアレ”のカップリングとしても大幅にアレンジされて収録されました。
それこそ最初の歌詞から全く違うほどのアレンジで、もはや別の曲と言ってもいいかも知れません。

ライブのたびに進化し、深化していっていくのが彼らの魅力の一つです。

ライブこそがBURNOUT SYNDROMES

これまででバーンアウトの魅力が少しでもお伝えできましたでしょうか?
くどいようですが彼らの本領はライブです。
BURNOUT SYNDROMESのライブはまさしくLIVEで毎回生きた音楽を楽しませてくれます。

音割れなどがないので本当に気持ちよく音楽を楽しむことができます。
そしてなにより行くたびに違うアレンジの曲を楽しめるというのが重要です。
CD音源と同じよりはその場でしか聴けないものの方が嬉しいですからね。

また、彼らは全員大阪人なのでどうしてもMCが漫才気味です(笑)
私は半分漫談を聞きにライブに行っている節があるほどです。

“青春文學ロック”というキャッチコピーを掲げ、スリーピースの限界に挑戦するその名に恥じぬ熱いバンドがBURNOUT SYNDROMESです。
この記事で少しでも気になった方はライブに足を運んでみてはいかがでしょうか。

こちらの記事もあわせてどうぞ!

 

以上「バーンアウトシンドロームの楽曲はライブと歌詞も凄い!3ピースの限界に挑むバンドの魅力を徹底解説」をお送りしました。

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