年末がやってきます。
本当に時間が過ぎるのが早くなっていくなあと感じざるを得ないですね。
そして年末がくるということは、お正月もやってくるのです。
お正月と言えば、お年玉!
お年玉はどういう風にポチ袋に入れるのが正解かご存知ですか?
そこで今回は、
「お年玉のポチ袋の入れ方や名前の書き方、封をするのか、お札はどう入れる?」
など、気になるマナーについてご紹介したいと思います。
ポチ袋のお金はどうやって入れる?
年末になると、お年玉用に・・・と新札に替えますよね。
銀行の窓口は新札の両替で込み合っていることもあります。
また年末が近づいてくると、新札への両替は行ってません。なんて言われちゃうことも。
できるだけ早く用意しておくと安心ですね。
どうしても新札が用意できないという時は、ピン札にかえる裏技がありますのでご紹介しておきます。
ポチ袋に入れるお札を新札に替える方法
どうしても新札じゃないとダメ!ということはありませんが、お年玉として渡すお金は新札に・・というのがマナーです。
ですが、新年までに新札を用意できなかった!なんていうこともあります。
そんな時に使えるのがこの方法です。
<用意する物>
- アイロン
- 洗濯のり
- 霧吹き
この方法を使えば、お札はピン!と新札のようになるのです。
ほんのヒト手間ですので、やる価値はありますね。
ポチ袋に入れるお金の折り方は?
ポチ袋ってご存知の通り、少し小さめの封筒ですよね。
お金はそのままでは入りません。
自分が子どもの頃に貰ったお年玉を思い出してみると3つ折りにされてたなあ・・・なんて。
3つ折りにするのは分かったけど、一体どっち側から折るのが正解?
でき上がったお金は裏表、どっちが上だったっけ?
と、記憶はあいまいです。
ここではっきりさせましょう!
ポチ袋に入れるお金は、表を上にした状態で左、右、と折ります。
一度折ると、お札の顔が印刷されている部分が見える感じですね。
そして一枚ならこれで終わりですが、何枚か入れる場合は重ねております。
一枚ずつ折って入れるのはマナー違反ですので、気をつけましょう。
1000円より5000円。
5000円より10000円の方がお札の大きさが大きいので、小額のお札を内側にしておくと収まりが良いです。
また、小さな子どもにお年玉をあげる時は硬貨を入れることもありますよね。
この時は硬貨は花が刻印されている方を手前にして入れます。
中で動いてしまうのでそこまで気にしなくても良いのかもしれませんが、知ってはおきたいマナーですね。
お年玉に入れる金額でダメな金額はある?
結婚式やお葬式でお金を包む場合は「4」や「偶数」はご法度。
これってお年玉にも言えることなのでしょうか?
厳密にはそういったマナーはありません。
しかし、贈る相手・・・特に保護者がマナーに厳しい人だと「4000円なんて不吉な!」と思うかもしれません。
相手との関係性を考えて金額を決めると良いですね。
お年玉のポチ袋の名前はどうやって書く?
ポチ袋によっては名前を書くスペースが設けられている場合もあります。
それだと、そこに名前を書くと良いですね。
では、そういったスペースがない場合。
この場合についてご紹介していきましょう。
ポチ袋の名前の書く場所はここ!
ポチ袋は贈る相手が親戚の子どもだったり、自分の子どもだったりしますよね。
なので、名前は贈る相手を表に書きます。
場所はポチ袋の表の左上です。
「○○くん(ちゃん)へ」で大丈夫です。
かしこまって「様」とかはいらないでしょう。
そして裏面です。
ここには自分の名前を書きます。
裏の左下に名前を書きましょう。
「○○おじちゃん(おばちゃん)より」などですね。
もし、イラスト付きのお年玉で名前を書く場所が左上、左下には空いてないという時にはあいている場所で大丈夫です。
ポチ袋の封はする?しない?
お金を入れたら、最後に封です。
イラスト付きのポチ袋ならシールがついている場合もありますよね。
ですが、ポチ袋は封をしないのが一般的なんです。
というのも、ポチ袋の名前の由来を知っていますか?
このポチ袋というのは「これっぽっちですが・・・」というところからきているのです。
ご祝儀袋より小さく、そんなに大した金額ではないんですけど・・・ということで渡すからなんですね。
車代などを渡す時に使われていたので、相手が使いたい時にすぐお金を取り出せるようにしておかなくてはいけません。
そしてポチ袋は目上の人には渡すものではないんですね。
そんなポチ袋にお年玉を入れて渡すのです。
だけど、今回はお年玉。
あげた直後にお金を使うということはあまりないですよね。
外出してお年玉をあげるということもないでしょうし。
ポチ袋にシールがついているのなら貼っても大丈夫です。
むしろ、かわいいシールが付いている方が子どもは喜ぶかもしれませんよ(^^)
お年玉の金額はどうすれば?
毎年、お年玉の金額で悩んでいるという人もいますよね。
親戚の子どもに一体何歳まであげれば良いのか。
そして何歳ならいくら包めば良いのか。
色々と悩ましいものです。
しかし、相手は親戚の子どもです。
必ず、あなたかパートナーの血縁関係にある人が保護者であったりしますよね。
となると、ここは金額を事前に相談しあっていれば良いのです。
何歳になったら、小学校に入ったら、中学校に入ったら・・・ということを決めておいてはいかがでしょうか?
楽しいお正月にするために是非、適切な根回しを行ってみてはいかがでしょうか?
以上「ポチ袋のお金の入れ方や名前の書き方のルール・マナー!封をするのが正解?正しいお札の折り方に」をお送りしました。