お笑い芸人キングコングの西野亮廣さんが描いた「えんとつ町のプペル」が映画になるんだそうです!
とっても優しい顔と綺麗な色彩で、見ていると癒される、と言う人も多いですよね。
そんな癒されるプペルが映画になるんです!
一体どんな癒され映画になるのか。
今回は
- 公開日
- ストーリー
- あらすじ(ちょっとだけネタバレ)
について詳しくご紹介したいと思います。
映画「えんとつ町のプペル」ってどんな話?
原作は西野亮廣さんで、絵本です。
https://books.rakuten.co.jp/rb/14455023/
絵本にしてもちょっと高いですよね。
でも、この絵本が相当売れたようで、一時大きな話題にもなりました。
2011年に初版本がすられていて、全10章構成になっています。
だけど、最初は3~5章だけを絵本にして出版したんですね。
なので、どんなストーリなのかというと、とりあえず絵本になっているところをご紹介したいと思います。
なおここからはネタバレを含みますので、嫌だ!という人はズズイ、と飛ばして下さいね。
『えんとつ町のプペル』のストーリー紹介!ネタバレ注意!!!
主人公は親を亡くした少年ルビッチとハロウィンの夜に現れたゴミ人間プペルです。
2人が住む世界はえんとつ町という高い壁に囲まれた世界。
空は街にあるたくさんの煙突から出てくる深い煙に覆われています。
なのでえんとつ町の人々は外の世界を知らず、空にはけ塗りがあるものだ、という概念しか持ってなかったんです。
第1章の舞台はハロウィンのころ。
えんとつ町でもハロウィンのお祭りで盛り上がっていました。
その時、夜空を駆け抜ける『配達員』が煙を吸い込み、せき込んでしまいます。
この弾みで配達員は配達中の『心臓』をえんとつ町へ落としてしまうのです。
落としてしまった心臓はゴミ山でどくどくと動きます。
そんな心臓にその辺のゴミが集まり、ついには「ゴミ人間」が誕生します。
そして、ゴミ人間はえんとつ町から聞こえるハロウィンのお祭りの音に引かれるように動き始めるのです。
街に着くと、そこにはハロウィンの仮装をした人たちで溢れていました。
ゴミ人間も仲間に加わりおやつを分けてもらったり驚かせたりを楽しみます。
しかし、楽しい時間の終わりを告げる時計台の鐘の音が聞こえてきます。
町の人たちは次々と仮装を解き、自分の家に帰り始めるのです。
しかしゴミ人間はゴミ人間のまま。
そんなゴミ人間をおかしいと思った少年たちが「早く衣装を脱ぎなよ。」と声をかけます。
しかしゴミ人間は仮葬なんかしていません。
ゴミ人間の正体が本物のバケモノだと分かった途端、少年たちは「あっちへいけ!」と態度を急変させるのです。
この声が町中に響き、ゴミ人間は誰からも相手にして貰えなくなるのです。
しかしそんなゴミ人間に声をかけてきた少年がいます。
少年の名前は「ルビッチ」。
煙突掃除をしている少年でした。
ルビッチはゴミ人間に「ハロウィン・プペル」という名前を付けます。
ルビッチが他の子どもたちのように自分を疎ましく思わないのを不思議に思ったプペルは少年に尋ねます。
するとルビッチは
「懐かしい匂いがするから」
というのです。
2人はこの時からいつも一緒に過ごします。
ルビッチのお父さんが海に出て死んでしまったこと。
そんなお父さんの写真が入っている銀のペンダントを落としてしまい、見つけられないこと。
ルビッチのお父さんが空に浮かぶ『星』を見たといて町の人たちから嘘つき扱いされていること。
それでもルビッチは星を見ることを信じていたのです。
それから数日後、ゴミ人間と待ち合わせをしていたルビッチはゴミ人間の体が酷く臭うことに気付きます。
何度洗ってもその臭いは取れませんでした。
一緒にいるルビッチにも人々の冷たい態度は伝染します。
ルビッチはついにプペルにもう会えないと伝えるのでした。
そしてプペルはルビッチと会うこともなくなり、ますます汚く、臭くなっていきます。
ある日、肩腕まで取れたルビッチはプペルに会いに行きます。
変わり果てた姿を見てルビッチは驚きますが、ある場所に連れて行きます。
そこにはルビッチのお父さんが乗っていた壊れた船があるのです。
その船に大量の風船を付け、2人は空に上って行きます。
ついに煙を超えたとき、そこには満点の星が!
自分のお父さんがうそつきじゃなかったことを知るルビッチにプペルはもう会えないと告げます。
というのも、プペルの頭の部分の傘にはルビッチがなくしたと言っていたお父さんの写真の入った銀のペンダントがあるのです。
これを引きちぎれば返すことができる。
でも、頭の部分だから自分はもう動けなくなる、とプペルは告げます。
それを聞いたルビッチは「毎日君に会えば、お父さんの顔を見ることができるよ。」と告げるのでした。
そんなルビッチを見てプペルは嬉しくて人差し指で鼻の下を擦ります。
その癖はルビッチのお父さんが良くやっていた照れ隠しの時の癖でした。
ルビッチはそこでようやくプペルがお父さんだと気付きます。
そしてそのまま2人を乗せた船はどこまでも綺麗な星空を浮遊していくのでした。
と、ここまでのストーリーが絵本になっています。
何ともじんわり温かくなる物語ですね。
映画「えんとつ町のプペル」の公開日はいつ?!
ということで、この「えんとつ町のプペル」のアニメ映画は一体いつ公開なのか!
本当に待ち遠しいです。
西野亮廣のヒット絵本『えんとつ町のプペル』20年クリスマスにアニメ映画化決定!
STUDIO4℃制作&絵本にない新たなストーリーも追加 - https://t.co/9n6KzfTqym pic.twitter.com/IMV59fyZ63
— Fashion Press (@fashionpressnet) December 24, 2019
公開は2020年のクリスマスシーズンということで、12月あたりになりそうです。
詳しい公開日はまだ分かりませんでした。
情報が出次第お伝えしていきたいと思います。
映画「えんとつ町にプペル」を手掛けるのは
アニメ映画「えんとつ町のプペル」を手掛けるのはSTUDIO4℃です。
ここは、他にも
- 海獣の子供
- ベルセルク
などを手掛けています。
ちょっと大人向けのアニメ制作が多いイメージですね(^^)
映画「えんとつ町のプペル」はどこが映画になる?
絵本のストーリーはああなっていますが、どこからどこまでを映画にするのでしょうか?
『絵本にも描かれていないストーリーもあります』
といった情報もありました。
ということはですよ、10章まである物語の中で3~5章以外の話ももしかしたら描かれるのかも?!しれませんね。
西野亮廣がこめたメッセージ
西野亮廣さんはこの「えんとつ町のプペル」は
『えんとつ町は夢を語れば笑われて、行動すれば叩かれる、現代社会の風刺』
と言っています。
それと同時に「嘘」というものも、テーマに深く関わってきています。
アニメ映画ということで、子ども向けかな?と思ってしまいがちですが、どうやら大人に強いメッセージを発信している物語なのかもしれませんね。
以上「映画「えんとつ町のプペル」の公開日はいつから?ストーリーのあらすじとネタバレ!?』」をお送りしました。